ここに記すのは、「俺/わたし」(面倒なので、以下一人称は全て「俺」で統一する)が、今まで長いこと歩んできた、本当に”つまらない”人生の備忘録だ。
所謂、”異世界転生モノ”のテンプレの数々を綺麗に踏んでしまった俺。
自称”運命の神様”と
かいう、何処をどう見ても胡散臭ヤベー奴から【ギフト】を貰い、異世界転生をする……なんてことに。
聞けばこの神様、人々の人生をただ傍目から眺めているだけで、
『何故かどうしようもなく楽しい!』
のだそうで。
なんつーか、本当に悪趣味だよなぁ。としか……
『ただね、それもちょっとだけ飽きてきちゃったのさ。そこで君に相談なんだけど、本来なら今まで生きてきた経験・記憶等、必ずリセットされちゃうそれらを全部持たせたまま、新たに人生を送らせ続けていったら、人は最後どうなってしまうのか? って。それがずっと気になってしょうがなくって、一度検証してみたくなったのさ。悪いけど、協力してくれないかな?』
……などと、巫山戯た事をほざきやがる。
その見返りとして、新たな人生を歩む毎に何か一つ特別な【ギフト】を授けてくれるのだとか。ギフトとやらは、生まれる前にランダムで決めるらしい。
そして記憶だけでなく、今まで得てきた経験と知識を余すこと無く次代へ持ち越せる様にしてくれるのだとも。
まぁ、チートありの”強くてニューゲーム”がずっと続いていくのならまだ……ということで、俺は気軽に了承してみせたのさ。
……それが、永劫とも思える永きに渡って続いていく後悔の日々への誘いだったとも知らずに。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-21 06:30:00
277150文字
会話率:21%
俺、女川透はもはや異常といえるほどに女運が悪かった。はじめて告白された女子は実は嘘告だったり、付き合っていると思っていた女子は実は俺を騙すためだけにお金で雇われていたり、とにかく俺が関わる女という女が俺を騙し続けた。さんざん、騙し続けたら
れた俺は、すっかり恋愛感情というものが分からなくなっていた。今日もまた、俺を騙そうと女が近づいてくる。
これは女性に裏切られ続け、すっかり壊れてしまった少年と少年に助けられた少女が少年の心を徐々に取り戻す物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-20 19:44:26
75336文字
会話率:38%
飲みすぎで泥酔し異世界転移で貰えるチートの変わりにゲームのキャラクターになってしまった男。
説明も聞かず異世界にダイブしたため戦術戦略ゲームまで対象になってしまいすべての技能とアイテムが凍結されてしまった。
自身は考察を重ねに重ねうまいこと
異世界に溶け込んでいるつもりだがすべて的外れ。まわりからはいい加減にしてくれないかなと思われている残念エルフ娘として元気に生きる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-20 00:00:00
1966749文字
会話率:30%
造物主によってつくられた、天界・人間界・魔界。
天界には、聖気を糧に生きる天使が棲み、魔界には瘴気を糧に生きる魔族が棲む。天使も魔族も、その性質のせいで互いの世界に踏み込むことが出来ない。
相容れぬ存在である二者は、人間界を挟んで双方
にらみ合い、気の遠くなるような年月が過ぎ――現世。
しびれを切らした天使が中立だったはずの人間に力を分け与え、己らの代理として魔界へ攻め入るように命じた。
その中でも、第一位階の正天使の加護を賜った人間を、特に『勇者』と呼んで、人間は何度も天使の加護を賜った者たちと一緒に魔界へと向かわせた。
勇者パーティーの最終目的は、魔族の頂点に君臨する、『魔王』の討伐。
しかし、何度挑んでも魔族たちの抵抗は凄まじく、魔王討伐が成功した試しはなかった。
歴史的偉業を成し遂げるため、より強力な勇者パーティーを作ろうと創立されたのが、聖騎士要請学園。
天使の加護を賜った子供らを貴賤なく集め、英才教育を施すその学園に、三人の子供が通っていた。
歴代でも目を見張るほどの素質を持った次代の勇者候補、少年シグルト。
人懐っこく愛嬌のある、慈愛の天使の加護を賜る少女マナリーア。
誰もが認める優秀さと天使のような心根を持つが、病弱故に勇者候補になることが出来ない、美少女アリアネル。
同じ学び舎で同じ目標を掲げて切磋琢磨する親友三人だが、それぞれ、互いに打ち明けられぬ事情があった。
「あ~ぁ……魔王様《パパ》、早く帰ってきてくれないかなぁ」
最も大きな秘密を抱えているのは、病弱少女・アリアネル。
ひょんなことから赤子の時に魔王に拾われた彼女は、魔界で魔族によって育てられ、人間たちの魔王討伐の歴史に終止符を打つため、勇者育成の学園に素性を隠して通っていた。
これは、種族を超えた親子の”愛”の物語――
※カクヨム様にも掲載しています。
※このお話はフィクションです。実在する人物や宗教、団体とは関係ありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-18 17:28:56
1069509文字
会話率:43%
今まで自分の好きな性癖にイマイチぴんときてなかったんですが、気づいたので誰か共感してくれないかなって思ったら書いてました。
最終更新:2025-01-13 15:29:11
2806文字
会話率:3%
同接せいぜい30人の弱小配信者――――それが俺だ。
そんな俺を推してくれていたファンが、信じられないことにクラスメイトの大物配信者のギャルだった!
問題はひとつ。
それは、俺が学校では堅物委員長を演じていて、ゲーム趣味を完全に秘密にしてい
ること。
なんなら教室の壁や床と同化したいと思っているくらいで、だれからの注目も望んではいなかった。
そうだというのに、俺はそのギャルから、とある頼まれごとをしてしまう。
「お願い――あたしといっしょに『電甲杯』に出てくれないかな?」
全国の若手ゲーマーが集う夏の国内最大のゲーム大会に、誘われてしまう。
その日から、俺の人生には波乱がもたらされることになった。
――これは、だれよりも偽物のゲーマーが、いつか本物に至るまでの物語。
※カクヨムにも掲載しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-29 22:41:39
89329文字
会話率:33%
「ねえ、フローレンス。僕との婚約を解消してくれないかな?」
フローレンス・ウィズモリスン公爵令嬢は貧乏男爵家の後継ぎベンとの婚約を望み、それは実現した。家格が下のベンにとっては断りようのない話だったが、優秀で美しく家格の高いフローレンスは王
子達からも婚約の打診が来ている令嬢なのだ。ベンは身を引くべきなのではと考えた。が、フローレンスにはウィズモリスン公爵家の方針に伴う独自の見解があったのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-25 07:45:11
3414文字
会話率:25%
【第26回 角川スニーカー大賞にて《優秀賞》をいただきました!】
「ねえ、小沼くんの曲、一曲だけ、くれないかな?」
歌声の出ない元天才美少女の、最後の願い――
小沼拓人は、中学生の頃に偶然ライブを見た同い年の天才美少女シンガーソングライ
ター"amane"に強く憧れ、自分も作曲を始める。
だがその半年後、amaneはデビューシングルたった2曲だけを残して活動休止をしてしまう。
意気消沈しながらも、周りには秘密で一人バンド(宅録)をしながら高校生になった時、そこには同級生としてamane(市川天音)が入学していた。
高校二年生のある日、ひょんなことから拓人はamaneのゴーストライターになることになり……?
ぼっち男子×"元"天才女子のバンドもの青春学園ラブコメ!
『1曲目(第54部分目まで)』までで一度完結していますので、ぜひそこまででも読んでみてください!
2019年10月11日、『2曲目』完結しました!
2020年7月25日、『3曲目』完結しました!
※エブリスタ、カクヨムにも掲載中です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-06 23:00:00
976331文字
会話率:51%
「お弁当、誰か作ってくれないかなぁ」
そう呟いた俺は、いつもの如く仕事の疲れでソファで眠ってしまった。翌朝目を覚ますと、テーブルの上に見覚えのない包みが。その中には弁当箱が入っていて、それを会社に持っていって昼に食べてしまう。そのとんでもな
い旨さに、俺は毎朝現れる弁当を食べ続けた。しかし数週間後、弁当が突然現れなくなって――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-03 17:21:22
995文字
会話率:9%
恋人のいない陰キャ寄りの寿崎和弦[すざき/かいと]には、唯一幼馴染がいる。
けれども、高校生になってからクラスも違い、高校二年生に進級した今でも別々のクラス。和弦は幼馴染の事を遠くから見る程度で直接関わる事もなかった。進級し、三か月が経
過したある日の事。和弦は幼馴染とバッタリと出会った。
幼馴染――優木紬[ゆうき/つむぎ]は学校内でも人気があり、高校生になってから、和弦とは住む環境が変わっていたのだ。
そんな幼馴染から、“付き合ってくれないかな”と声をかけられ。その時から、和弦の日常は変わり始めたのだった――
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-21 21:50:25
87369文字
会話率:42%
「私の、生きる意味になってくれないかな?」
人生は高校が勝負。そう思って高校に入学したはいいが、なかなか思い描いていたスクールライフとは違った生活に焦りを感じていた三雲 連。
連はある満月の夜に突然現れた少女、奈琉星 柚乃との出会いによっ
て、その運命は大きく変わり始める。
出会いがあれば、別れがやって来る。とある少年と、とある不思議な少女が送る少し切ない純愛物語。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-10-20 01:25:21
5125文字
会話率:28%
これは、作者が書きたかったけど、時間や実力、想像力不足などの色々な理由で書けない話を、まとめたようなものです。
後、誰か続き書いてくれないかな~と思って出している節もあるので、勝手にアイデアを持って行ってくれて構いません。(他力本願)
他にも色々書く気ではありますが、全て出し終わったら触れなくなると思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-28 09:13:08
131026文字
会話率:66%
働きたくない。
それは誰しもが、一度は抱いたことのある想いだと思う。
俺こと葛原和馬はそのことを考えたのは小学生の頃のことだ。
絶対働きたくないとは思ったものの、ではどうすれば働かないで済むのだろう。
そのことに悩んでいた時、俺の前に二人
の女の子が現れる。
二人はとんでもない美少女で、同時に俺の幼馴染でもあったが、相談したところでどうにも…いや、待てよ?
「なぁ、二人に相談があるんだけど…俺、働きたくないんだ。俺のことを養ってくれないかな?」
本来なら絶対頷かれるはずのない生涯寄生発言。
それを受けた二人は十年後の現在、アイドルになっていた。
俺のことを生涯、養ってくれるためになぁっ!
そんな勝ち組確定ウッヒョーイな青春を送っていた俺のもとに、次々と新しい女の子が現れて…?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-12 18:30:00
280840文字
会話率:44%
SNSにやばい盗撮写真を投稿されて、どんどん拡散されていく。あこがれの男子大学生に「スカートの腰のところ、もう二巻きしてくれないかな」と言われて…
最終更新:2024-09-12 06:03:13
25475文字
会話率:54%
「仕事中に、しかも、私の傍でバーベキューしないでくれないかな?」
『カクヨム』にて開催中の「『その溺愛、過剰です!?』コンテスト」(2024.7.1~9.2)参加作品です。
2024.9.1.見直しも兼ねて、順次公開していきます。
最終更新:2024-09-03 14:24:20
35438文字
会話率:37%
某所。任務中に捕らえられてしまったエリートスパイ、エージェントシックスは眠ることも許されず、拷問を受け続けていた。
「ぐっ!」
「もういい、やめろ」
「フーッ! フッー! フッー!」
「さすがはエリートスパイ。もっとも、噂でしか聞い
たことがなく、姿はおろかコードネームしか知らないがね。でも、君なんだろ? エージェントシックス」
「……さあね。何を言っているのかわからないけど、まず、そちらが名乗るべきじゃないかな? それとも僕もあんたの隣の男のように、女王様とお呼びすればいいかな?」
「女王様?」
「あんたがその趣味の悪いマスクを着けた男の女王様なんだろう? まったく、鼻息が荒くて敵わないよ。マスクの下に口枷を着けさせているのかい?」
「はははっ! ユーモアまである男とは思わなかったよ。君の組織はそんな訓練もあるんだね。さあ、その調子でそろそろ話してはくれないかな。君たちの計画、拠点、仲間の数と特徴、そして配置を教えてくれ」
「いいとも。でも、まずは紅茶を一杯もらえるかな。バターたっぷりにね。あとはふかふかのベッドと、ぐっ!」
「おー、ははは、慣れないことをするものじゃないな。手が痛いよ。拷問は引き続き、彼に任せるとしよう。楽しんでくれたまえ」
「フッー! フッー!」
「ぐ、ううぅぅぅ、ああああ……」
「しかし、そろそろ次の段階に移行しようか。治る怪我はここまでだ。まずは片目から……と、気絶したかな? おい、水を持ってきてくれ」
「…………仲間」
「ん?」
「……数は四人だ」
「ほう、ようやくか。しかし、言っておくが下手な嘘は身のためにならないぞ」
「……」
「どうした、続けたまえ……ん?」
「……」
「……まさか、眠っているのか?」折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-08-15 11:00:00
2004文字
会話率:99%
「僕は美しい物が好きなんだ。どうせなら、美しい娘を産んでみないか?」
何を言っているのだろう、この人は。
美しいも何も、何人産んだとて、今まで生まれた子と大差なんて出ないだろうに。
そこに耳を疑う言葉が、私アニエスの上に降り注がれた。
「僕の精子と傾国と言われる女性の卵子を、人工受精させて君の子宮に戻すんだ。君が産めば君の子だし、僕の精子であれば我がイクセント家の子に違いはない。………産んでくれないかなぁ?」
悪びれもせずに笑顔で囁く、金髪碧眼の麗しい顔かんばせの夫ロビンソン。
私達には息子も二人いるし、娘も一人いる。
もう子供は必要ではない今、人工受精など無用の長物なのに。
彼はただ言外に、私以外の女の子が欲しいと言っているのだ。それも美しい子が欲しいと。
その夜、私は泣いた。
声を殺して泣いていた。
夫は私のことを好きだと思っていたのに…………
私はすごい美女とまではいかないが、富裕階級の娘としてはそこそこ綺麗だと自負している。
勿論青色髪で薄桃色である私が、夫の美貌に太刀打ちなどは烏滸おこがましく、結婚も家格のバランスでなったものだ。それでもこの家の嫁として、妻として、母として尽くして来たつもりだ。
それなのに…………
この日から私は、夫のことを嫌いになり始めた。
それでも夫に逆らうことは出来ず、彼の指示する産科の門を叩くのだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-29 17:47:28
8839文字
会話率:19%
昔の自分に捧ぐ、ありがとうのメッセージ。
この感情早く知れてよかった、教えてくれてありがとう。
そして、君に出会えてよかった。
この気持ちを僕の日記の一ページに刻ませてくれないかな?
恋をした、親友に出会えたこの思いをこの海に捧げて。
最終更新:2024-07-26 21:27:44
4739文字
会話率:55%
ある一人の冒険者。 キィス・リグルハット。
冒険者である彼の評判は非常に好評である。
「あいつの料理がうまい」
「料理だったらキィスに勝てる奴はいねぇぜ」
「また作ってくれないかなぁー」
「え、冒険者だったの?」
そんな彼に一つの依頼
が訪れる。
【迷宮先行調査依頼】
キィスが迷宮に行く数日前の短編物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-25 23:00:00
16735文字
会話率:48%
辻尾陽都は普通の高校生だが、風俗店が建ち並ぶ繁華街で食事を配達するバイトしている。それはクラスメイトには秘密だ。
ある日繁華街で酔っ払いに襲われているギャルを助ける。それは変装した同じクラスの超優等生、吉野紗良だった。
紗良は事情があり、学
校で優等生の仮面は絶対に外せない。
でも自分は自分で居たい。そんな紗良は陽都に言う。「私を学校でこっそりと穢してくれないかな」
学校でバイト先で、ふたりだけの秘密の関係がはじまる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-23 11:41:02
503238文字
会話率:39%