すべての記憶をなくした彼女は姉同然の友と旅立つ。
彼女の力は当代随一だがちっとも思いどおりにならない。
「また失敗しちゃった……」
それでも持ち前の直感でつながりと家族を求め、自分の存在意義と果たすべき役割を探す。
「お姉さまを頼りにしてい
ます……」
ここは止めどなく湧く大群が大地を破壊し、人の住む場所が失われていく世界。
何ごともとことんやらないと気がすまない彼女は、少しずれた感覚の持ち主。
「……どうして?」
崩壊に向かう地に生きるかわいらしい存在とともに、時に戦いや過酷な展開、たまにはのんびり、世の理に頭を悩ませ己の過去に思いを馳せる。
「……お母さんと呼んでもいいですか?」
そんな女性たちが紡ぐ、ちょっぴり謎解きを交えた王道ファンタジー。
さあ、彼女たちとともに冒険の旅に出ませんか。
出会いと経験を積み重ねるにつれ、あらゆる行動に報いと代償が伴うことを痛感した彼女たちは、やがて宿命と向き合うこととなる。
ああ、こんなにもつながりを渇望するのはなぜかしら……。
(ほかで公開していたものを改稿、連載します)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-25 16:40:00
1081420文字
会話率:49%
秋舞台の粧いを始めた木葉月の景色に、流れゆく星の風。綴られる今日という物語の中で、心に浮かぶ絆の星を、大切にできたら。
最終更新:2024-10-20 20:49:50
539文字
会話率:0%
父は「星が降る日には帰ってくる」と一言だけ残して姿を消した。星が降る? それはいつ? 子どもながらにささやかな疑問を抱きつつも時は過ぎ、私は高校の受験勉強を迎える。しかし家の中はくちゃくちゃ。私の心のダムは片付けが苦手の家族によって決
壊寸前。反抗期真っ只中。そんなある日、ふてぶてしい猫に導かれるようにして出会った不思議な石を持つ男子は、今年中に巨大な隕石によって地球は滅亡する、と言う。リンクする父と男子が口にする「星」。私は次第に心の奥底に封印していた父の背中を追いかける…夢と現実の狭間で…。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-02 22:26:30
171409文字
会話率:24%
TOPYouTuberを目指すふぉーく。
そんなふぉーくは勉強も運動できずないがYouTube、学級委員をやっているという変人だった!?
ふぉーくにはどんな過去があるのか、どんな人なのかこれを読めばふぉーくについて詳しくなれる!?
底辺Y
ouTuberのノンフィクション小説!
「ふぉーくの日常」開幕!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-15 17:35:49
684文字
会話率:5%
長年の冒険でつちかった、きずなと経験。それがアラフォーの彼女たちの唯一の武器だった。
大剣を軽々と振り回す美しき女剣士ソリス。丸眼鏡の魔法使いフィリア。おっとり系弓使いイヴィット。
世間から"余りもの"と呼ばれた彼女た
ちが、20年以上もの間、ダンジョンで生き残ってきた理由。それは、"安全第一"を貫く慎重さと、誰にも負けない強いきずなだった。
しかし、運命はそのきずなを引き裂いていく――――。
ダンジョンボス"赤鬼"との決戦で、かけがえのない仲間を失ったソリス。
死の淵で彼女が発動させた力は、"女神の祝福"と呼ばれる謎のギフト。
死んでも蘇り、さらに強くなる—――――。
謎の"祝福"が初めて発動した時、ソリスは泣いた。
「もし、私が先に死んでいれば.……」
後悔と罪悪感に苛まれるソリス。しかし、彼女の戦いはまだ終わらない。
失われた仲間を取り戻すため、彼女は再び剣を手に取った――――。
世界の理(ことわり)を覆す、壮大な物語が幕を開ける!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-31 18:14:13
158227文字
会話率:34%
ある日、突如として異世界へ召喚されてしまった男性の三宅宏明。
転生された先、王国の策略で、大罪人の罪を着せられてしまった彼に待ち受ける運命とは!
『試練と出会いが人を紡ぐ物語』
※血とかも、出るかもしれない予定です。
最終更新:2024-07-29 02:13:03
178650文字
会話率:45%
太古の昔より続く魔法文化、それより生じる妖物・魔法生物のうごめく高地オルエンデス。
うだつのあがらない魔導士タトゥーンレングは、とある理由で高貴な身分の女魔導士に呼ばれるが、戦った末虜になってしまう。
レングの弟子”呪われ子”ミリアムは、育
ての親“オルト婆”と仲たがいしたレング先生の帰りを密かに待っていた。だが、ふとしたことで先生が囚われの身になっていることを知ってしまった。
先生を助けるために山の封印を解かなければならない秘密の約盟を結んだミリアムは、山を管理するロスアクアス家の養女になる。古く謎めいた家の中で孤軍奮闘するミリアムのところに、唯一の友トリクシーと女魔導士の部下ブランボが同時にやってきた。
クトゥルフ神話に影響されたのにちょっと童話めいてしまったダークファンタジー。マイペースに連載中。
※この物語は「カクヨム」でも掲載されています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-24 22:18:52
222828文字
会話率:46%
小松茉莉花(こまつまりか)は、プロテスタント系のミッションスクールの女子高、常緑学院に通う高校二年生。崩壊気味の家庭に育ってはいるが、その事自体は素直に受け止めて、幼なじみで、似たような境遇で育った柴野優将(しばのゆうま)と助け合い、自分な
りの日常を生きている。
茉莉花は、同じく幼なじみの中澤慧(なかざわけい)と結婚したいと思っているが、それが純粋な恋愛感情からきている願望かどうか、自分でも自信がないし、理想と現実との間には、結構困難な壁があることも分かっている。
降籏高良(ふるはたたから)は、プロテスタント系のミッションスクールの男子校、紫苑学院に通う高校二年生。成績優秀で面倒見もいいが、感情表現が乏しく、甘え下手。無邪気な幼なじみの日富絆(ひとみきずな)や、おっとりした中澤慧、不思議な存在である柴野優将らと、地味ながらも、そこそこ賑やかな学園生活を送っている。
六月、紫苑学院の学園祭で、茉莉花と高良は出会う。しかしその時、その場に一緒にいた水戸大空(みとたかひろ)の様子がおかしくなる。
そして、高良が、父親から渡された、座敷童伝承の書かれた和綴じの本を切っ掛けに、高良には、どうやら、『座敷童』らしきものが見えるようになってしまう。
その座敷童は、優将と茉莉花にそっくりなのだ。
どうやら、この不思議な現象を解決するには、和綴じの本を読解し、自分達のルーツを紐解いていかねばならいようなのだが、調査するうちに、和綴じの本の発見された地には、座敷童伝承は存在せず、記載されている伝承内容も、他所の座敷童伝承とは一線を画するものだということが分かる。
和綴じの本には、「家に入りたがる子どもの妖怪」とあり、「恋をすると『子ども』ではなくなるので消えてしまう座敷童」の伝承が記載されているらしいのだが―。
果たして高良は、不思議な現象を解決する事が出来るのだろうか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-29 02:05:16
634955文字
会話率:31%
音楽好きの男子高校生、青山 結人《あおやま ゆいと》は、同級生のいじめによりひきこもりネットゲーマーとなっていた。
そんなある日、夜いつものようにネトゲをしていると突然の体調不良に陥り意識不明に。
あまりの痛みに死を覚悟した結人。意識が途
切れる間際、これまでの自身の人生を悔いて絶望する。
「どうせ死ぬなら、死ぬ気で何かをやれば良かった」
やろうと思っても結局行動できずなにもできなかった。配信者、歌い手、親孝行、そして幼馴染、黄瀬 日向《きせ ひなた》との「いつかバンドをやろう」という約束。どれも果たせなかった。
(......生きてたら、死ぬ気で頑張ってみよう)
――後悔したまま終わるのは嫌だ。
......そして目覚めると青山結人は女になっていた。
これは女体化し、最強の歌声を手に入れた青山結人と、四人のネトゲ友達とで結成されたガールズバンド成り上がり物語。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
◆ブックマーク、☆☆☆☆☆での評価が執筆の重要なモチベとなります!よろしければ、ぜひお願いします!
◆カクヨム様でも投稿中(先行配信)です!よろしければそちらも応援お願いします!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-27 12:17:33
153151文字
会話率:55%
推しはテーマパークのアクターであり、舞台俳優のおじさん。
遠征しては観劇し、ナマモノジャンルという危ない橋を渡りながら、後輩×推しの推しカプを創作する日々を送っていた。
しかし、不慮な事故で生涯を終えた橋本 絆奈(はしもと きずな)は気づけ
ば自分が生まれた日まで巻き戻ってしまう。
それならば推しをイチから応援するために第二の人生を捧げよう。まずは若かりし頃の推しのデビュー公演を観なければ。
そう誓ったのだが、推しの最初のファンになったせいで推しとの距離が近くなってしまった。
そんなつもりじゃなかったのに!? 私はただ推しを応援しつつ、後輩×推しの創作活動をしたいだけなのに!
死に戻る前には関わらなかった虐められ男子を気まぐれで助けたり、腐女子友達だった親友と再び友になったり、虐めっ子と喧嘩したり、推しの結婚予定の相手と知り合ってしまったり、推しカプの旦那に睨まれたり、レイヤー歳下女子に好かれたりと、色々なことが起こるお話。
こちらの作品はマルチエンディングとなります。
完結致しました。時間を置いてから番外編なども書く予定です。【20.11.03】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-22 22:09:56
739611文字
会話率:45%
「あんたはなア、貴族の血を継いでるさかいに……」
そう語った婆やは既に亡くなり、男は退屈の日々を過ごしていた。そんな折、彼は夜の街の中に見慣れないバーを見かける。光に導かれるままに中へと入ると、そこには女が佇んでいた。
「あなたには、話して
おかなくちゃ……」
彼はいつしか眠りに落ち、目が覚めるとそこは奈良時代の日本であった。女は、自身の正体が幾千年と生きる狐であることを明かすと、父について徐に語り始める。父とは、日本三代悪人にも数えられる、弓削道鏡であった。なぜ彼は、悪人として語り継がれたのか。天皇とのきずな、鍵を握る和気清麻呂。「宇佐八幡宮神託事件」の真相とはなんだったのか…。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-02 00:53:58
30471文字
会話率:65%
使役獣。宿主となる人間の内なる精神世界に潜む怪物。
人を操り、欲望を満たさせることで放出される人間の満足エネルギーを糧に自分の腹を満たすのだが、ある程度成長した使役獣は虚狭空間と言われる現実と精神の狭間の不安定な創造、現実世界に干渉す
ることができるようになる。
通常、使役獣の前に人間は無力。ただ怪物の望むままエサを捧げるしかない。しかし、何事にも例外は存在する。
獣者――テイマー。
本来使われるしかない使役獣を逆に使役し、自身の思うままその力を扱うことが出来る。稀有な人間たちの総称。
これはテイマー絆優人(きずなゆうと)とその相棒使役獣ウィズの波乱万丈な日常の物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-20 07:31:39
81617文字
会話率:39%
(ネタバレまで含みます)
ごく平穏に生きてきた主人公の相沢昴(あいざわすばる)はある日、容姿端麗・スポーツ万能・成績優秀の3拍子揃った高嶺の花「天笠雲母(あまがさきらら)」に屋上に連れて行かれ、言われる。「私と結婚妊娠出産付き合ってほしい、
断ったらこの学校にいるすべての人間を殺す」と。さらに言う。「相沢君に私の赤ちゃんを生んで欲しい」と。
混乱する主人公に、キララは言う。自分はエレスティアという星から来た生まれながらの戦士であり、昴はその生まれながらの戦士を生むことができる貴重なトランスボディという体質なのだと。そんなキララの言葉に拒否感を覚えた昴は「それって身体目当てじゃん!」とその要求を拒否し、自分たちの身体はいつも自由であるはずだという。
昴の言葉に思うところがあったキララは翌日、昴を誘いデートをする。教室でも誰にも関わろうとしないキララの様々な面や彼女の抱える事情を目の当たりにし、彼女に惹かれていく昴。しかしそのデート終盤、トランスボディとしての昴を狙うヌアバと言う名の宇宙人の襲撃を受ける。ヌアバはキララを追い詰めながら「キララが昴を好きなのは本能であり、そのうえで死んだ親を重ねているだけだ」と言う。そのことにわずかにショックを受ける昴だったが、キララの本音を聞いたことで自分はどんな形でもキララを好きであると伝え、二人のきずなが深まったことで昴はトランスボディとしての覚醒し、その真価を発揮。昴は己の肉を食わせることで満身創痍だったキララに反撃のチャンスを与え、二人は「恋愛も結婚も出産もその子供たちのことも、自分たちのことは自分たちで決める」と宣言してこの戦いに勝利する。
全てが終わり、キララは改めて告白のやり直しをし、昴はこれを受け入れる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-30 04:49:58
28486文字
会話率:46%
友達ができずなかなか自分を上手く出せない少年、小鳥遊璃都は父の仕事の都合で転校が多かった。
あちらこちらと転校を繰り返していくなかで璃都は人間関係、独特の"空気''にわだかまりを覚え始める。
そんな悩みに耐え切れないまま小学校
を卒業し、ついには自分自身を見失っていた。
そんな時、父からまたもや引っ越しが告げられ、岩手県九戸村の祖母の家に住むことに。
そこで出会ったのは岩手の壮大な自然と、ある一人の少女だったーー。
本物とは何か。生きるとは何か。
これは自分を捨てた主人公小鳥遊璃都の成長を紡ぐ、エッセイヒューマンドラマ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-20 12:00:00
85175文字
会話率:41%
世間体ばかりを気にするある有名な財閥の一族内で起こる謎の連続事件
犯人は誰なのか
そしてその犯人が事件を起こした目的は
一族のそれぞれの心情と事情に目が離せない話
最終更新:2022-08-12 22:16:47
45608文字
会話率:91%
いつでも元気いっぱいな小さな女の子、ちたちが出会ったある動物とのきずなのお話です。
ちたちは3才の女の子、今日も元気いっぱいにお家の中を走り回り、母親であるまたこを
困らせています。またこは自分の気晴らしと娘の有り余る体力をなんとかしようと
思い、
ちたちを図書館に連れていきます。図書館に着いてもちたちは、元気よく走り回りまたこを
困らせます。またこは一冊の本を見つけます。それは、ある動物のお話でした。またこが見ていると、ちたちが駆け寄ってきます。果たしてちたちとまたこが見た本の内容とは。そして一冊の本
から変わっていくちたちの物語とは・・・。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-27 12:15:42
273文字
会話率:0%
主人公のコウイチ(小学六年生)はある日、おばあちゃんから、『墓守(はかもり)を任せたい』と頼まれる。
おばあちゃんの墓守発言から二週間後、三十五年ものあいだ、行方不明だった、おじいちゃんが倒れたという連絡が病院から入る。
やがて訪れるおじい
ちゃんの死――。
おじいちゃんの遺骨を託されコウイチは、空白の三十五年間をイトコのヒナと一緒に調査することに。
時おり開催される『家族サミット』。
これは、ひとりの老人の過去を通じて、生や死、多様化する家族のきずなについて、少年が学び、成長していく物語。
【エブリスタ】にも投稿しております。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-01 14:54:34
60724文字
会話率:52%
「うりゃ!おりゃ!......はぁっ、はぁっ............。私を不安にしないで!私だけ見てて!............痛くしてごめんね、でも、繚のせいだから!私のこともっと大好きになれっ!」
こんな感じの、秋津島繚(あきつしまり
ょう)と、その気持ちを自分に縛り付けようと痛みと恐怖を与えるために暴力を振るってしまうヤンデレ彼女、修羅絆夏(しゅらきずな)との生活の一幕。
※暴力表現が苦手な方はご注意ください。
※小説家になろう様、カクヨム様で同時に投稿させていただいております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-23 05:00:00
10380文字
会話率:22%
どこにでもある町の、当たり前の日常。神社の娘、上白きずなはそんな日常で暮らす中学2年生だ。
ある日、この世とあの世のバランスが崩れ、一ツ目の『お札』を張られたビルが妖怪化。
人間から恐怖のエネルギーを得るため暴れ始める。
そんな時
、少女を『戦う巫女』へと変えたのは一個の「おむすび」だった。
その正体は彼女の神社、おむすび神社の神様である!
あの世とこの世のバランスを取り戻すため、巫女一族の少女を相棒に選んだのだ。
変身の一言をつぶやいた時、きずなは白うさぎをモチーフとした巫女装束を身にまとう。
そして、少女たちは「おむすび」の神様を相棒に、陰陽五行の現代の巫女として活動を開始。
おばけが起こす事件に対し、ヒロインたちは立ち向かう。
王道を行く妖怪モノと魔法少女ものの融合、はじまりはじまり!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-12 09:00:00
80194文字
会話率:38%
早坂美奈は、14歳の娘を持つシングルマザーだった。娘の夏紀を育てながら喫茶店を経営したりと、忙しくも幸せな時を過ごしていた。
けれど、ある日夏紀の告白でそんな幸せな時間が崩れていく。そして明かされる母、美奈のつらい過去。
これは
ある出来事で家族のきずなが試される親子の物語。
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皆様こんにちは! この小説は、「鳥の探し物」を読んでくださったかたのリクエストで執筆、投稿させていただきました!
リクエストしていただいた方、貴重なご意見をありがとうございます。投稿するのが少し遅くなってしまいました。申し訳ありません(*- -)(*_ _)
ぜひ読んで、感想をよろしくお願いいたします! 感想の返信は基本的にすべて行う予定です。
リクエストもお待ちしております!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-23 12:00:00
29943文字
会話率:32%