バス事故に巻き込まれた都筑 浩輔は、真っ白で何もない部屋で目を覚ました。
そこに居たのは、理由も分からず集められた、老若男女の127人。
戸惑う都築たちの前に、謎の少年が現れて言った。
「あなた達は、すでに死んでいます」
半信半疑の人
々に、ここが現世で無い事を『身をもって証明』する少年。
そして、ひとりに1個づつ与えられた珠を、7日目までに100個集めれば、生き返ることが出来ると宣言する。
人々は戸惑いながらも、生き返るために何をすべきかを模索し始めた――。
珠を票と解釈し、優秀な自分に投票するべきだと力説する青年。
恥ずかしげもなく、珠のために自分の体を売る女。
珠の奪い合いよりも、恋をしたいという女子高生。
そして、都筑はバスの中で見かけた少女に、あっさりと自分の珠を譲ってしまう。
訪れた死は、人間の絶望と欲望をあぶり出す。
しかし、愛は消え去ることなく、新たな絆は生まれ、希望は確かに存在した。
これは、死者が織りなす哀しきデスゲーム。
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11月は毎週 金曜日 20時更新
イラスト ひとみゃん(@hitomyan_udon)
更新情報はTwitterにて
https://twitter.com/ShizukawaYuji折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-23 20:00:00
244544文字
会話率:39%
「『ざまぁの素』をわたくしに売ってくださいませ」
目の前の薬師は「はて?」とばかりに首をかしげた。
だけど私には、もうこの
薬師しかすがる相手がいないのだ。
「売ってくださいませ。『ざまぁの素』」
「だから、その『ざまぁの素』とはなん
だ?」
「幸せになるためのお薬ですわっ」
「そんな酔狂なもの、誰かに売ったことはないよ」
薬師はため息をつきながら、被っているフードの縁を引っ張って更に深く被り直した。
私の婚約者は、私の異母妹と仲良くやってる様子。このままでは、婚約破棄も時間の問題。
起死回生の一手として、私は『ざまぁの素』を手に入れたいんです!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-31 21:13:40
8886文字
会話率:51%
ステラは気がつけば呪いの腕輪で命を共有することになった片思い相手のジオと旅をすることになっていた。
自分が気絶している間に何が起きたのかはさっぱり分からないが、解呪のために世界で魔科学が一番発展しているレオンクレア帝国を目指すことに疑問
はあるものの素直に従うことにする。
片思い相手と婚前旅行だと浮かれていた彼女は、だんだん壮大になっていく旅に首をかしげつつも「好きな人と一緒ならなんでもいいか!」と恋愛脳でのりきることにした。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-31 00:01:55
54875文字
会話率:46%
貧乏貴族のヴィオラに突然名門貴族のフィサリス公爵家から縁談が舞い込んだ。平凡令嬢と美形公爵。何もかもが釣り合わないと首をかしげていたのだが、そこには公爵様自身の事情があった。各々の事情があり、思惑の一致した政略結婚。その行方は幸福か不幸か?
***アリアンローズ様から書籍化しました!***
***番外編集『裏側からこの状況を説明します』『フィサリス公爵夫妻の周辺の状況』、始めました!***折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-29 16:39:14
915522文字
会話率:46%
首をかしげて
首をかしげて
最終更新:2024-11-20 00:22:19
203文字
会話率:0%
江戸にソロバンが得意な番頭がいた。そこへ一人の買い物客。
百両の金の茶碗と五十両の銀の茶碗を見比べ、
五十両の銀の茶碗を買っていき…。
やっぱり、気が変わり金の茶碗を買っていった。
ツボには差額が生じるので、とうぜん番頭が呼び止めた。
「差
額の代金をはらってくれ」
「なに? もう払ったじゃないか!?」
「…え?」
そろばんで何度計算しても、合計は百両だ。合っている。
…でも手元には五十両。番頭は終始首をかしげる。
…五十両はどこだ?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-10 18:15:36
1104文字
会話率:56%
椎名謎迷(しいな めいめい)18才は、ドーナツを喉に詰まらせ、意識を失った。
意識を取り戻したとき、謎迷は金髪でめちゃくちゃ髪の長い幼子が「モーガン様!」と叫んでトタトタと自分に向かって駆け寄ってくるのを見て首をかしげた。
「はて、ここはど
こだ?お前は誰だ?」
謎迷の言葉に幼子は顔を青ざめ、目に涙をため、必死になって叫んだ。
「モーガン様!?私です、ラプンツェルです!」
「ラプンツェルだと!?」
嫌な予感がし、謎迷は寝台から飛び降り窓の外を見た。
謎迷の予感は的中した。
ここは高い高い塔の上だった。
そして、謎迷の後ろにはラプンツェルと名乗る金髪の幼子がいて、自分、謎迷のことをモーガン様と呼んでいる、、、
もしかして、もしかしなくても自分はあの有名な童話の世界に転生したのでは!?
しかもよりによって悪役に。
なんてこった!
もし、このままストーリーが進めば、数年後にきっと自分はdie!?
嫌だ!死にたくない!何とかしないと!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-29 15:34:06
46559文字
会話率:23%
私はとある国の貴族である。つい先日、第三子となる息子が生まれた。
産声も上げなくて一時は心配したが、特に身体的には心配する必要がないほど、今は元気にすくすくと成長している。
ただし、一点気になるのが、この息子、どうやら周りの言っていることを
把握しているらしいのだ。
ただ単に会話の内容を把握している程度であれば、ウチの息子、超天才!とか神童だな!とか持て囃せるのかもしれないが、どう考えても言動がおかしいのだ。
ある日の昼下がり、寝ているのかと思って仕事の合間に見に行った時だったが、4歳の息子が1人きりで「ステータス」とか、「ステータスオープン」とか恥ずかしげもなく言っていたり、またある日は「俺、魔法とか使えるんじゃね」とか呟いて、いきなり魔法を家の中で発現させようとしていたり、そんなことがあったからだ。
そんな訳で、おそらくウチの息子はどうやら転生者のようである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-12 00:00:00
1067文字
会話率:47%
「木鉢に金継ぎするんですか?」
「はい、もう使わないので、金継ぎして下さい。
ちゃんとして、記念に飾っておきたいんです」
「山背ですが、修理した鉢をお持ちしました」
「こちらこそ、ありがとう御座います。
確認しましたんで、『たと
え水を入れても、漏れない』、と思います」
初瀬は、不思議そうに小首をかしげると、眼をいたずら小僧っぽく輝かす。
「では、試してみましょう。
ちょっと、お待ちになってください」
「えっ?」
水指の、あるべきところ。
水指のある位置に、鉢がある。
功治が金継ぎした、あの木鉢。
鉢が水指として見立てられて、使用されている。
「はい。
本当に水漏れせえへんか、試させてもらいました」
「いや、使ってくれはって」
「はい?」
「やっぱり、こういうもんは、『使われてナンボ』やと思うんで、
記念に飾るだけのもんにせず、ちゃんと使ってくれはって、
『嬉しいな』、と」
「こうすることによって、物も、寿命が延びるんですね」
初瀬が、感心して、言う。
「いや、物だけやないです」
功治が、初瀬の言を、引き取る。
初瀬の眼に、?が浮かんだので、言葉を続ける。
「人間も、です」
「人も」
「はい。
金継ぎして生きていくというか随時補修して生きていくというか、
『だましだましみたいに生きてっても、ええんちゃうか』、と」
「はい ‥ ?」
「う~ん ‥
‥ 例えば、ここに、六十歳過ぎの、癌の患者さんがいはります」
「はい」
「治療しても、そのままの生活スタイルだったら、
一番可能性の高い生存期間は、五年です」
「はい」
「でも、一方、今までの生活スタイルを見直し、
だましだましでも現状の身体に沿った生活スタイルに改めたら、
生存期間は、二十年になります」
「はい」
「片方は、六十歳後半で死ぬ確率が高いですが、
もう一方は、八十歳過ぎで死ぬ確率が高くなります」
「それって ‥ 」
「一方は、「早死に」って言われかねないでしょうけど、
もう一方は、平均寿命なんで、
換言すれば、『「天寿を全うした」と言ってもいい』、と思います」
「ああ、なるほど」
「だから、「だましだまし」と言うと、ネガティブなイメージがありますが、
金継ぎとか補修する感じで、
人生を『随時、見直すイメージ』でいたらいいんじゃないか、と」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-06 09:57:28
5250文字
会話率:32%
歯がガタガタになった死体が、発見される。
その場には、赤・青・黄で、奇妙な線が描かれた、青白い用紙があった。
捜査陣は、首をかしげる。
ある男が、ある男に、拘束される。
拘束された男には、拷問に遭い、その脳波データを取られる。
拷問した男
は、そのデータを、左手で持ち去る。
ある男が、ある男に、いじめられる。
「口から手突っ込んで、奥歯ガタガタいわしたろか!」と言われて、いじめられる。
『これ以上は無い』というぐらい笑われて、いじめられる。
ある男が、ある男に、いじめられる。
「尻の穴から手突っ込んで、内臓かき廻したろか!」と言われて、いじめられる。
『これ以上は無い』というぐらい笑われて、いじめられる。
ある男が、ある男に、拘束される。
拘束された男には、拷問に遭い、その脳波データを取られる。
拷問した男は、そのデータを、左手で、持ち去る。
ある女が、ある男に、殺される。
腸 ‥ 内臓を、かき廻され、殺される。
殺した男は、はしたなく死んだ彼女を残し、その場を去る。
内臓を、かき廻された彼女の死体が、発見される。
その場にも、赤・青・黄で、奇妙な線が描かれた、青白い用紙があった。
捜査陣は、首をかしげる。
現場の捜査に当たる二人は、一人が右利き、一人が左利きだった。
{ 了 }折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-18 10:04:07
10056文字
会話率:22%
ついに地球人類と宇宙人の交流が始まった。
宇宙人は存在するのか。実はUFOは大国が開発した戦闘機なのでは。すでに地球は彼らに侵略、支配されているのでは。歴代大統領は彼らと密接な関係にあるのか。と、その存在は噂、都市伝説、幻だったのがある
日、急にだ。
当然、誰も彼も驚いたが、さらに驚くべきことにそう、スポーツなどで新記録が出た途端、次々とその記録が更新されていくように続々と地球に宇宙人が現れたのだ。
ガフ星。スターグ星。ノノイロ星。地球言語で発音できないのも多々あったが、彼らが持つ翻訳機のお陰で、出迎えた政府高官らは彼らとの交渉に励むことができた。
しかしなぜこうも急に、と首をかしげたがなんてことはない。地球、その存在が発見されまた価値が認められ、みな競うようにやってきたのだろう。田舎者だと足元を見られないよう、彼らが訪れた各国の政治家たちは慎重かつ丁寧に対応にあたった。
「いやー、どうもどうもいい取引ができました」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-22 11:00:00
1618文字
会話率:69%
とある異世界の剣士イグザムは、「森の主」と呼ばれる魔物に最愛の兄を殺された。
家族の制止も聞かず、仇を取るため魔物退治の傍ら、森の主を探す日々を送っていた。
「大好きだった兄のために……」
イグザムは今日も退治に励む。
いつものように魔物相
手に剣を振っていると、突然見知らぬ五人の男女が降ってきた。彼らはこの世界の者と似たような服装をしていたが、どうやら異世界から来たようだ。前代未聞の出来事に首をかしげるイグザムだが、この時は彼らが後に救世主になることを知る由も無かった。
一次小説デビュー作です。
「ラスボスと空想好きのユア」の主要キャラのユア、ディンフル、フィトラグス、ティミレッジ、オプダットの五人の魅力を先に書きたい為に始めたパイロット版の第1話です(全8話)。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-28 10:55:47
26241文字
会話率:45%
世を儚んで身投げした私は、次に目が醒めると大好きな乙女ゲームのヒロイン、ヴァイマル侯爵家のハイデマリーに転生していた。
ヒロインだけれどメイン攻略キャラクターには目もくれず、悪役令息ルートヴィヒにが執心。
ヒロインの恋路を邪魔する役どころに
も関わらず、思いがけず追い回される悪役令息のルートヴィヒ。
「あぁ、ルートヴィヒ様、どうしてあなたはルートヴィヒ様なのですか?」
「はぁあぁ、たすかる、たすかります、ルートヴィヒ様ァァ。もう一度お髪をかきあげていただけませんか!?グフッ」
悪役令息ルートヴィヒに溺愛されたい(切実)なヒロインと様子のおかしげなヒロインに戸惑いまくるルートヴィヒの恋の行方は…?
------------------------
コメディタッチになっていくかと思われます〜!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-11 10:22:31
1138文字
会話率:28%
世界を騒がせたパンデミックがようやく終息しかけた大学三年の夏。僕、鍛治隆弘はひさびさに九州の実家に帰り、そこで幼少時に慕っていた伯父・知明の死去を知った――
形見の一部について受取人に指定されていると聞かされ、伯父の遺した家を訪れた僕は、
従妹の香苗から伯父が使っていたという1970年代の古いラジオを渡される。それは、伯父が生前没頭していたBCL(Broadcast Listening)の機材だった。
ラジオと共に添えられていた「ベリカード(受信確認証)」を興味津々で整理していた僕だったが、奇妙なことに気づく。
それらのカードの中には数枚、電離層の反射を考慮しても到底短波で受信不可能な地域を発信局とするものがあったのだ。首をかしげる僕の周辺に、やがて不審な人々が出没し始める――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-26 15:46:54
33388文字
会話率:31%
- トリスタン王国 アナクロス領 アナクロス家 屋敷 -
12月の寒空の中、レイは、兄のアホーズと模擬戦を行っていた。
「くっ、、、!」
兄の激しい攻撃に、レイの手から剣が離れる。
「、、、。参りました、アホーズ兄さん。」
レイが両手をあげ、「参った」のポーズをみせる。
「はっ!相変わらず張り合いがねぇな!練習にもならねぇ。そんな実力じゃ、もらえるギフトもたかがしれてるだろうな。」
「、、、。そうかも知れません。」
「アナクロス家は剣でのし上がった家だ。剣が振るえないやつはいらねぇ。授かるギフトによっては、お前、覚悟しといた方がいいぜ。」
そう言って、アホーズは屋敷に帰っていった。
12歳になると、ギフトを授かることができる。
今日はレイの12歳の誕生日だ。
アポーズは12歳の時に【剣豪】というギフトが与えられた。
その日を境に、レイを「模擬戦」と称していじめるようになった。
「僕はどんなギフトをもらえるのかな、、?」
---------------------
「、、、?ギフト【異世界兵器】??」
レイはギフトを授かったが、
しかし、聞いたこともない名前だった。
周りも首をかしげている。
「な、なんと!!剣で名を馳せた我が家において、【剣士】も授からないとは、、、!しかも、揃って使えないギフトじゃないか!」
「貴様ら無能などいらん!!家から出ていけ!!」
そして、レイはそのギフトを授かったことで、
家を兄弟で追放されることになる。
-数年後--
「な、なんだ!その力は!?」
「いや、まあ★★★★★★★のギフトなんで」
これは【異世界兵器】をさずかった少年が世界を無双する物語。
※ざまぁ系はそこまでありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-25 02:00:21
65547文字
会話率:61%
晴れた日のおデートみたいなもの。
最終更新:2023-08-12 10:00:00
212文字
会話率:0%
~ガチクズ悪役令嬢のマリアさんが「聖女マリア」へと登り詰める奇跡の物語~
【1行あらすじ】
これは性格ガチクズの侯爵令嬢マリアが、他人を陥れようとしては失敗して、どころか逆に幸せにしてしまう姿をざまぁと眺めてほのぼの楽しむお話です。
【
あらすじ】
マリアは莫大な資産を持つ名門セレシア侯爵家の一人娘。
しかしその性格ときたら、どこに出しても恥ずかしくないガチクズな悪役令嬢でした。
庶民や貧乏人を見下すのは当たり前。
短気ですぐキレて、ワガママで自己中でガチクズで、他人の足を引っ張って不幸になるのを見るのが大好きです。
今日も今日とて他人の足を引っ張るために、マリアは侯爵家のお金&お父さまの権力を湯水のようにつぎ込みます。
時には自ら徹夜をするなど、他人の足を引っ張るためならマリアが努力を怠ることはありません。
しかしマリアがどれだけクズムーブをかましても、「風が吹けば桶屋が儲かる」のごとく、なぜかマリアの意に反して周りはみんな幸せになっていきます。
理不尽にいびり倒したはずの専属メイドは、隣国の王妃に。
陥れたはずのにっくきライバル令嬢は、巨大帝国の皇太子妃に。
芸術留学の夢を叩き潰したはずのクラスメイトは、大陸中に名を知られる天才デザイナーに。
「どうしてこうなった……?」
マリアは今日も首をかしげました。
これはそんな女神に愛されすぎた悪役令嬢マリア=セレシアが、なぜか聖女に祭り上げられてしまう世にも奇妙な物語……
(*)カクヨム併載です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-24 20:04:17
94348文字
会話率:40%
俺の名前は宇佐美礼司、裏垢発掘が趣味の陰キャである。
裏垢女子の発掘――それは普段遣いのアカウントとは違うアカウントで、胸だの尻だの、そんな場所を恥ずかしげもなく万人に晒して貧しい自己顕示欲を満たしている女子をTwitterから発見するこ
とである。表向きは満たされた生活を送っているように見える女子たちが、あられもない姿を自ら晒して「自分はこんなに凄いんです」とお気持ちを表明する行為――そんな浅ましい欲望をあられもない姿とともに晒している女子を見て満足する、それが裏垢発掘の醍醐味なのだ。
だが――その裏垢女子の一人が、クラスメイトの女の子であったら?
しかもそれが、クラスのスクールカーストの頂点に座る、派手好きで美人でギャルの権化のような人で、元々から自己肯定欲の塊のような人だったら?
ある日、俺はクラスのカーストトップにいる美人ギャル・桃崎百愛の裏垢を発見してしまい、そこに掲載されている内容に激しく動揺する。どうしようかと迷った挙げ句、俺はあろうことか本人にこの裏垢を運営している真意を問いただしてしまう。
だが桃崎さんは悪びれるとか慌てることすらせず、それどころか「そんなに憤るなら一緒に裏垢やろうよ」と誘ってくる。反論も虚しく、俺はあれよあれよと桃崎百愛さんの裏垢運営に加担させられることになってしまう。
だが――その週末、俺は何故か長靴とタモ網姿で、田んぼの中を流れる川の中にいた。
「うおーヤバい! すげぇデッカイザリガニ入った! ウサミン、見て見て!!」
そう、カーストトップの桃崎百愛が運営する裏垢。
その裏垢は、まさかのガサガサ垢なのでした――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-16 13:00:00
10838文字
会話率:46%
友人から聞いた話と言いつつ、目の前の男は懐かしげな表情で俺に語った。
最終更新:2023-07-03 18:00:00
1991文字
会話率:14%
「……おかえり、ア!ナ!タ!」
フラフラと家に戻ってきた俺が聞いたのは、ハチミツみたい甘―い女の子の声だった。
視線を前に投げると、そこにいるのは制服すがたで玄関に正座していた可愛い女子高生だった。彼女がそとに佇んでいた俺のことを疑問を持つ
ように、眉をちょっぴりひそめ首をかしげる。きれいな茶髪もゆらゆらして、かわいくて、まるで小動物みたいだ。
「どうした?はやく中にはいて、外は寒いでしょう?」
やさしい言葉を言いながら、彼女が立ち上がり、微笑んで俺に近づき、手のひらのレジ袋を受け取ろうとした。美少女独特なうすい香りが漂い、暖かい吐息が耳に触れた。
このような寒い冬の日に可愛い女の子が玄関まで迎えてくるのは、おそらくすべての男の夢でしょう、この光景を見ただけで身も心も酔いそうになった。
しかし、俺は彼女の手を避け、一歩後ろに退いた。
「……おまえ……誰?」
……
才色兼備、ずっと学年一位を取った、高校時代の先輩。
顔が天使、性格も天使、いつも元気いっぱいな女子大生。
そしてちょっと意地悪、いきなり俺と同棲した小悪魔JK。
仕事をやめ、プロゲーマーになった俺は、果たしてどんな生活を迎えるのだろうか?
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良ければ外国人が書いた小説を読んでみてください
文法間違ったところや、ニュアンスが変なところがあったら是非教えてください折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-13 15:56:14
53553文字
会話率:37%
静寂の十分間。ホームルーム前の朝読書の時間。
なにげなく隣の席に視線をやると、そこにエロ本を読んでいる女子がいた。
いや、たしかに読書を楽しむ時間ではあるけど、エロ本はダメだろ! そのチョイスはおかしいだ
ろ!
「エロ本はダメでしょ」
っ
て、僕が諭すと、
「え、どうして?」
と、彼女は首をかしげてくる。
いや、どうしてって、そりゃ……ダメでしょ。
ん? でも、なんでダメなんだろ?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-05 19:39:44
1144文字
会話率:58%