―――申し訳ありません。実は期限付きのお飾り婚約者なんです。―――
とある事情で王妃より依頼され多額の借金の返済や幼い弟の爵位を守るために、王太子ギャレットの婚約者を一時的に演じることになった貧乏侯爵家の令嬢ローレン。
最初はどうせ金目当
てだろうと険悪な対応をしていたギャレットだったが、偶然泣いているところを目撃しローレンを気になり惹かれるように。
だが、ギャレットの本来の婚約者となるはずの令嬢や、成功報酬代わりにローレンの婚約者となる大富豪など、それぞれの思惑は様々入り乱れて!?
訳あって期限付きの婚約者を演じているはずの塩対応令嬢が、彼女を溺愛したくて堪らない脳筋王子様を悪気なく胸キュン対応でオーバーキルしていく恋物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-20 12:49:48
71738文字
会話率:32%
伯爵令嬢メモリアには、たまに記憶をなくしてしまう症状がある。
そんな彼女に、王子オヴリオが提案した。
「君は王太子に恋する悪役令嬢、俺は聖女に恋する呪われた当て馬第二王子。君と俺は仲が悪かったけど、このままだと俺たちはざまぁされてしまう。
協力しないか?」
二人は助け合うことにしたのだが、王子の様子はおかしいし、メモリアも次にいつ記憶がなくなるかわからない。
アルファポリスにも投稿しています https://www.alphapolis.co.jp/novel/313185858/248718952折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-02 23:36:58
103496文字
会話率:43%
※ご訪問下さり誠にありがとうございます。全十二話。ざまぁは最後の方です。ゆるゆる設定ですので、矛盾やおかしなところがありましたらご容赦願います。お暇つぶしにのぞいていただければ幸いです。
「ああ、きみとは婚約破棄だ。オーケイ?」
第一皇
子に婚約を破棄されたことから、公爵令嬢のカオリ・バルテンの数奇で幸福な運命が幕を開けた。
第一皇子からあたらしい婚約者を紹介された。それは、「呪いの獣」と噂される第十皇子である。
継母と異母姉から逃れるようにし、「呪いの獣」のもとへと向かうカオリ。
が、皇宮の森の奥で待っていたのは、「呪いの獣」という怖ろしいイメージの人物ではなく、美形でやさしいハンス・アインハルトであった。
彼は、カオリに言う。「待っていたんだ」、と。
彼は、「クルーガーの三つ星」としての宿命を背負っており、カオリもまた宿命を背負っていると告げる。
溺愛されながら、自分を変えるために奮闘するカオリ。
そして、ハンスが立嗣子することになり、その式典で元婚約者や継母、異母姉と再会することに……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-18 00:00:00
15506文字
会話率:30%
王太子様、淑女のワタクシはお気に召さなくって?
婚約破棄がきっかけで、淑女の演技をするようになったマリアベル。そんな彼女に、王太子が婚約の打診をしてきた。
それは政治的意図を持ったもので、そこに愛はないはずだった。
けれど、マリアベル
が悪役令嬢だった時代を知る王太子はその演技を見抜いた挙げ句、どこか面白がるようにちょっかいをかけてきて……。
これは、猫を被っていた悪役令嬢が自分の良さに気が付いて愛を手に入れるまでの話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-14 12:33:20
16927文字
会話率:42%
愛する人は身分が低いだから婚約できない
だからお前と婚約したのだ。お飾り婚約者でいろと殿下に言われた私は離宮に追い払われ無視されました。侍女である愛する人とやらと目の前でわざとイチャイチャする始末。
さすがに私は許しがたく殿下たちに復讐をす
ることにしたのです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-26 21:11:27
1369文字
会話率:31%
可もなく不可もなくなカロリアン子爵家の三女、ルーシェ。
彼女の婚約者は、見目麗しく社交界の華であるロナルド=シュタイナーだ。
彼についている二つ名は「社交界の氷柱王子」。
そう―――「『氷柱』王子」。
ルーシェはそんな彼の婚約者
。
お飾りの、婚約者。
これは二人の思いがけない恋の物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-28 17:34:18
6802文字
会話率:38%