銀髪の無垢なる少女、アレ・クロア。足が不自由な彼女はずっと、は生まれた時からベッドの上で祖母に育てられていた。外の世界を知ることなく、ただ窓から覗く荒廃とした中世の世を憂いていた。
そんなある日、突然野盗が村を襲った。その魔の手はアレに
まで及び、その凶刃はアレの心臓を貫いた。その時奇跡は起こり、彼女は生まれ変わる。そしてその後出逢った傭兵ベトと、アレは世界を奇跡で塗り変えていく。
彼女が起こすその奇跡は、はたして神の御業か悪魔の所業か? それとも伝説の、ひとにあらざる者が持つという異法の業――
ジャンヌ・ダルクが魔法使いだったら? という着想から始まった構想10年のお伽噺系ファンタジー超大作です!
※この作品は「エブリスタ」でも投稿しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-30 19:10:00
511219文字
会話率:27%
そう、これは地球に人類が住めなくなった未来のお話。月に事務所を構える『異次元探偵社』は、細々と依頼業務をこなす極普通の探偵事務所でした。ただ、この事務所を開くために新畑懐が集めた面々は、ちょっと変わった人達だったのです。
会社を立ち上げ
て二年も経過しようという頃には、『人類委員会』と称する者からメールで依頼される仕事が大半を占めるようになりました。それは、文字通り異次元で展開されるお伽噺を本来のハッピーエンドに戻すことだったのです。
ひょんなことから竹取物語のかぐや姫をアルバイトに加えた異次元探偵社は、様々なお伽噺のハッピーエンドに挑んでいきます。
笑いとユーモアに富んだ六人の探偵が巻き起こす、奇想天外な未来の物語をどうぞお楽しみください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-30 12:00:00
542172文字
会話率:73%
平穏な生活を楽しむ男はある日、乙女ゲームの世界に無理やり転生させられた。生まれ変わった先は、主人公のヒロインと最初に出会う王子様(の予定)。
だが残念ながら男は件の乙女ゲームを知らなかった。そんな彼の助けにと与えられたのは設定や概要を記した
本。課せられたのはゲームがきちんとエンドマークを刻むこと。
ヒロインが聖なる力を持って世界を救う未来を目指して、ゲーム開始のはるか以前の時間軸から、手探りの努力を始める。
乙女ゲーム、王子様、と設定は華やかですが全体的に地味で進行はスローモーです。
タイトルのプリンス・チャーミングは欧州のお伽噺のいわゆる王子様キャラクターを意味しており、某米国大企業における固有キャラクターとは一切関係ありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-30 08:30:00
710998文字
会話率:41%
昔々あるところに、そんな言葉から始まるお伽噺
でもこれは、みんなの知らない物語
この世界とよく似た、でもちょっと違うそんな世界のお話
ところでこれって二次創作なんでしょうか?
最終更新:2025-07-30 08:10:00
7448文字
会話率:30%
古典文学を愛する大学生・望月澪は、憧れだった出版社に内定するも、ある事件をきっかけにその道を絶たれてしまう。
現実に疲れ、逃げるように祖父母の家を訪れた澪は、ひとり神社へと足を運ぶ。
手にしていたのは、亡き祖母が遺した、御伽草子を一冊にま
とめた手作りの和綴じ本だった。
その本を開いたとき、不思議な声に「逃げたいか」と問われ、頷いた瞬間――眩い光に包まれ、澪は見知らぬ世界にいた。
月のように静かなその場所で、彼女は『酒呑童子』の鬼を討伐したとされる登場人物たちと出会う。
やがて澪は知る。不思議な声の正体と、「お伽噺を正しく書き直してほしい」という願いの意味を。
なぜ自分が呼ばれたのか。
正しい“御伽草子”とは何なのか。
過去と現在、現実と物語が交錯する中で、澪は“物語を紡ぐ者”となっていく――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-29 21:00:00
172261文字
会話率:45%
むかし、むかし、あるところには魔王が住んでいました。
魔王は悪い魔物たちを従えて、人間の住む村に悪さをするようになります。
村人は困り果て、なんとか魔王を退治できないかと考えますが
悪い魔物たちはとても強く、人々は家で震えている事し
か出来ません。
みんなが毎日怯えながら暮らしてた時、ある村に男の子が生まれました。
男の子はすくすくと育ち、魔王退治の旅にでかけます。
山を超え、川を渡り、旅を続けるうちに七人の仲間ができました。
そして男の子は七人の仲間と一緒に魔王を退治します。
喜んだ多くの村の人たちは、男の子に言います。
「国を作って王様になって欲しい」
男の子は快く引き受け、七人の仲間たちと協力して幸せな国を造りました。
めでたしめでたし。
このお話は、魔王が討伐され、勇者という存在がお伽噺として子供たちに語られるようになるほど時が過ぎた、ある国の物語です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-27 13:57:49
127328文字
会話率:15%
戦争孤児として育った少年レイ・フォワード達は、大人の争いにゆっくりと巻き込まれて行く。
時には小さな宿場町のいざこざに、時には港町の覇権争いに、そして次第に大きな戦争へと彼等の戦火は伸びていく事になる。
異なる価値観、異なる思想、異な
る種族。あらゆる思いが交差していくこの世界。
蒸気機関が発達した西大陸、帝国が支配する中央大陸、法術発祥の地東大陸。あらゆる力に惑わされる少年達。
彼等は、世界の歯車に組み込まれながらその世界の仕組みと謎に触れていく事になる。
そんな時代に生きた少年達が居る。
彼らの物語の書き出しはそう――「むかしむかし、ある所に」
お伽噺の様式美から始まる、あの日読んだ物語。
・ファンタジー×スチームパンク×ジュブナイルでお届けする、少年達の友情と希望の物語。
◆こんな方にお勧め!
・オリジナル世界観が好きな方
・成長物語が好きな方
・じっくり読みたい方
・ネクストファンタジー以外をお探しの方
・チートやハーレム物に飽きてしまった方
※当作品には『暴力描写、残酷描写、猟奇的な内容の描写、ゴア表現』があります。観覧の際にはご注意ください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-08 18:35:17
445199文字
会話率:54%
安楽椅子ニート 天国の階段
世界随一の事業家、バハヴェ氏の基調講演で、彼は全人類を殺すと宣言した。
※全編会話劇 ※非常に読みにくい ※読み手を選ぶ ※とりあえあずアップ。後々誤字脱字、内容の修正を行う。
最終更新:2025-07-01 21:41:53
46449文字
会話率:88%
――それはいつかどこかの、神秘幻想が息吹く時代。
かつてはお伽噺の産物であった魔術は、体系化された技術として確立され、人類文明に目覚ましい発展をもたらしていた。
そして、魔術を自在に操る者達は『魔導士(マギウス)』と呼ばれ、民衆から憧憬と畏
怖を集めていた。
世界最大の交易都市、マルクト。
遍く欲望渦巻くその街で暮らす青年ヘイズは、今日も今日とて魔導士稼業。
時に人に仇なす怪物を狩り、時に迷子の飼い猫を探し、時に同業者と殺し合う。
しかしそんな気ままな日常は、ある事件を切っ掛けに一変することになる。
同時にそれは、彼の数奇な運命の幕開けでもあった。
これは正義を以て世界を救う英雄譚ではない。
届かぬ星に手を伸ばし、神の領域さえ暴き立てる愚者達の物語だ。
※2022/7/2 第二章、開幕いたしました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-30 22:47:37
453835文字
会話率:31%
リビティウム皇国のオーランシュ辺境伯にはシルティアーナ姫という、それはそれは……醜く性格の悪いお姫様がいました。
『リビティウム皇国のブタクサ姫』と嘲笑される彼女は、ある日、正妻のお妃様に疎まれ魔物が棲む闇の森で殺されてしまいます。
通りが
かった魔女に助けられた彼女ですが、蘇生の際に前世の地球で男子高校生だった記憶を取り戻し、そのまま魔女の弟子として森で暮らすことになりました。
「なんか貴族とかドロドロしていて面倒臭そうだし、このまま庶民として暮らすわ」とあっさりドロップアウトを決意。ついでに一念発起して魔女修行の合間にダイエットも敢行。そのままひっそり暮らすはずが、いろいろやり過ぎた結果「あれ? 密かに雑草として暮らす人生計画はどこ?」という自業自得な状況へと陥るのでした。
基本ほのぼのファンタジーです。登場人物はおとぎ話でお馴染みの王子だの魔女だの悪いお妃様だのですが、主人公がたくまし過ぎて一筋縄で行きません。
※舞台は前作(吸血姫)と同じ大陸で、時代が100年以上下がっています。【書籍化】新紀元社様から1~12巻発売中。【コミック】潮里潤先生の漫画版が、2020年7月15日発売です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-25 10:30:00
1818512文字
会話率:43%
日ノ本に伝わるお伽噺は、鬼を退治したところで、めでたく終わる。その鬼が、かつてこの地に蔓延っていたモノノケにひとり立ち向かった、天の遣いの成れの果てだとも知らないで。
沸き上がる殺意が末代まで続く。凝縮されたモノノケ〈鬼〉は、人を狂気に
陥れた。祓うことなど罰当たりに等しく、誰かが継いでいくことを余儀なくされる。
それは戦国の世になっても変わらなかった。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-24 12:00:00
43872文字
会話率:37%
ここはどこ? オレは誰?
気がつくと、なぜか意識だけが見知らぬ金髪少女の中に宿っていた。しかもここはファンタジーな異世界らしい。
そんな世界を生きる宿主たる少女の夢は「明星の女神」に挑み、そしてその力を認めさせる事。
この世界には
女神に認められれば願いをひとつ叶えてもらえるお伽噺があるのだとか。
そうして少女と一心同体となった〝オウカ〟は、夢を信じて虐殺を繰り広げるバケモノのような彼女を文字通り〝影〟から支える事となる――
――――
※注。作者の性癖を詰め込みまくってる上に、途中からヒロインが攻めになります。主人公は受け。「TS百合」が苦手な人注意。
また、ヒロインちゃんの倫理観がそこそこ狂ってます。これもまた苦手な人注意。
旧タイトル:奴隷少女の〝影〟に転生したので宿主《マスター》と最強になる事にしました ~女神を友達(下僕)にしたい主様は、今日もTS幼女を可愛がる~折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-20 18:59:43
881584文字
会話率:38%
「ここを出たけりゃ、捨てたものを探して拾わなければいけない。
自分で捨てたんだから、自分で探せ。それだけのことだ」
知らない世界に迷い込んだ彼女は、両陛下から’’アリス’’の名をもらった。
不思議の国――とあるお伽噺が基盤となって作ら
れた世界で、アリスは役柄を持つ人々と出会う。
帽子屋、眠りネズミ、三月ウサギ、公爵夫人、チェシャ猫――
物語が繰り返される止まった世界。全てを忘れていたアリスは、記憶を取り戻さないと、この国の外には出られない。
肝心なことを話そうとしない彼らと過ごしながら、アリスは少しずつ不思議の国と自分のことを知っていく。
不思議の国はアリスのだめだけの用意された、残酷な世界だった。
登場人物たちそれぞれの過去と真実、叶わない想い、譲れない目的が交差し、大きな流れによって、止まっていた時は動き出す。
すでに結果は決まっているチェスの盤上で、アリスは救いのない物語から抜け出すことは出来るのか?
※本作品に登場する人物や団体はフィクションであり、特定の実際の人物を基にしたものではありません。ただし、ルイス・キャロルの過去や実際の事実を参考にしている部分があります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-08 20:37:44
182235文字
会話率:36%
(旧版からのあらすじ。及び補足)
今後、なろうで書く予定として在る作品(現在進行系)があるのですが、いきなり書くのも拙速と思い、まずは作品世界の説明が必要と考えて(手直し込みで)一筆記してみました。
ただ、内容はともかく、短編作品と
して掲載を予定していたら、文字数が多く成りすぎて、連載作品の形式を採用する事となりました。
しかし、実際は前後編(前編が非常に長いため、幾つかに分割)なので、読む場合は前編側(普通に掲載順)からお読みください。
なお、荒削りゆえ、読み難い(雑文寄り)かも知れません。
御理解頂けますと幸いです。
※注意※
世界観としては、20世紀初頭の現実の日本に当たる"ヤマト国"を舞台とし、"碧の月"と呼ばれる異世界との接触から始まる架空の歴史(史実の人物の生死の変化あり)を記しています。
書くにあたり、幾つか"都市伝説"やら(この作品のオリジナルを記していた当時の)"ネット上のネタ"やら神話やらを浅めに拾って流用・改変しています。
この作品は、本編作品を書くにあたって用意した"小説風味の設定集"(または"バックグラウンドストーリー")です。
所謂フィクション(←これ重要)であり、実在する組織、個人、国家などは一切関係無い事を明記明言致します。
(作品内に登場する"歴史上の著名人"の子孫の方々、すみません。あと、一部ですが意図的に存在を暈(ぼか)している人物もいます。)
なお、この作品の投稿と前後して、元々のオリジナル作品(改訂前短編作品側)は非公開にする事になるかと思われます。ご了承下さい。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-25 22:00:00
26710文字
会話率:25%
妖精は空想上の生き物で、魔法は遥か昔に失われ、伝説とお伽噺の中にしか存在しないと誰もが思っている時代。
両親が亡くなり、妹と共に親戚の元へ身を寄せることになったエステルは、遺品整理の最中に黒く美しい宝石の嵌まったネックレスを見つける。
曰くつきらしいそのネックレスを好奇心から身につけた妹は、屋敷の裏の森で忽然と姿を消した。
森の中で落ちていたネックレスを拾ったエステルは、宝石から伸びた腕にネックレスの中へ引きずり込まれてしまう。目が覚めると、彼女は見知らぬ城の中で倒れていた。
出口と窓のない奇妙な城は、迷宮のような広間や、様々な異空間へ繫がる扉が並び、エステルを惑わせようとする。
出口と妹を探して城の中を駆け回る中で、エステルは銀色の目をした不思議な魅力の青年、ウィリアムに出会う。
彼と協力して城から脱出することを誓ったエステルだったが、妹を探しながら城の中を探索する内に、彼女は魔法城に隠された世界の真実へ触れることとなるのだった。
果たして、エステルは妹を見つけ出し、ウィリアムと共に魔法城から脱出することができるのか――?
「輝き続ける俺の星、どうかその目映いきらめきを忘れないでくれ」
――これは、夢を忘れた少女と、幻想を諦めなかった男の、希望を取り戻すための物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-18 10:00:15
100825文字
会話率:36%
2085年、突如として現れた異型の怪物『キマイラ』によって、人類は存亡の危機に直面した。
絶望の中、救いの手を差し伸べたのは、テンプル聖教会という宗教組織だった。
彼らはお伽噺に登場する騎士のように、キマイラを打ち倒し、人々に希望をもた
らした。教会は人類守護機構『聖郭騎士団』を設立し、信者たちは教会の庇護の下、平和な日々を享受することとなった。
2098年、聖郭騎士団はユーラシア大陸全土を守る巨大組織へと成長し、旧日本の極東エリアに設置された教会でシスターとして仕えるアーシャリアは、平穏な日々を送っていた。
彼女は幼少期から教会で育てられ、信仰心が強く、他者を助けることに喜びを感じていた。しかし、彼女は時折見る悪夢に悩まされていた。その夢の中で、彼女は自らの内に眠る怪物とその葛藤を感じ取っていた。
ある日、些細な出来事がきっかけで、アーシャリアの平穏は崩れ去る。
アーシャリアの体を借りた彼女は心の内に語りかける。
「私はエクリティア。かつて神を信奉し、裏切られ、そして神に弓引いた怪物だ。」
エクリティアの記憶の断片から教会の裏を知ることになったアーシャリアは、教会との決別を決定させる。
アーシャリアは、残酷な真実と自信が人ではなくなることへの葛藤を抱えながら、それでも真実を求めて進む。
彼女の選択が、平和な世界を脅かす新たな危機を招くのか、それとも人類の希望となるのか。
※ この作品はカクヨム様でも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-01 23:36:16
60734文字
会話率:15%
幸せと喜びで満ちたお伽噺が見る、少しだけ残酷で悲しくて美しい夢のような短いお話です。
最終更新:2025-04-13 23:19:26
45649文字
会話率:30%
父親と少女はいつまでも二人で幸せに暮らしました。
最終更新:2025-04-08 22:00:00
12585文字
会話率:2%
とある砂漠の国のスルタン王は、ある夜伽の姫を寵愛していた。夜毎歌う姫の歌声は美しく、スルタン王を虜にする。しかし、スルタン王の側室たちに嫉妬され、劇薬を飲まされ声を失う姫。スルタン王と姫は声を取り戻すため旅に出るが……。遠い遠い砂漠の国の物
語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-06 11:53:49
1095文字
会話率:0%
愛が重たい男が身分の低い娘に入れ込んでるおバカな(一応)友人へ忠告する話。
最終更新:2025-03-20 06:00:00
7028文字
会話率:25%