砂漠の大陸サハラーウ。
ここは七つの小国以外は、すべて無法地帯となっている場所。
そんな大陸で生まれた女ワヒーダは、盗賊をやっていた両親を殺され、その後、両親を殺した傭兵に育てられた。
その後は親代わりとなった傭兵も戦場で殺され、幼か
った彼女は左手と右目を失いながらも生き残った。
捕まったワヒーダは娼館に売られたが、隻腕、隻眼になった影響もあってか、彼女はその容姿を気味悪がられて客はつくことなく追い出された。
それからは育ててくれた傭兵から仕込まれた剣術や体術もあって、彼女は傭兵となる。
数年後ワヒーダは、左腕に鋼鉄の義手を付け、傭兵として名を挙げていくにつれ、鉄腕のワヒーダという異名で呼ばれるようになっていた。
だが彼女はいつ死ぬかわからない人生に嫌気が差していた。
それでも結局は生きるために自分の戦闘の技術を売っていたところ、とある村の牢番の仕事を依頼される。
その村の牢には少女が入っていた。
ワヒーダは白い髪に赤い瞳を持つ少女が牢に入れられている理由を聞き、彼女の秘密を知った。
少女には魔法が使えた。
精霊の声を聞き、少女はその力を使用できるんだと言い、実際に見せてもらった。
しかし、そんな力があっても少女は牢から出るつもりはなく、自分の境遇を受け入れていた。
外へ出ても何も変わらないと。
もっと酷いことが起きるに決まっていると。
話しているうちに、ワヒーダは彼女に自分を重ねるようになっていた。
そして、ついに少女を説得したワヒーダは、少女を連れて村を出た。
村を無事に出た後、ワヒーダは少女に名を与えた。
付けた名はアシュレ――。
それはワヒーダの好きなお菓子と、彼女のうろ覚えだが“方舟”という意味があるらしい。
村を出た後、ワヒーダが信用できる人物がいるという、ベナトナシュ国へ向かうことになった。
だが現在のベナトナシュ国が、砂の大陸サハラーウ全土を騒がせている組織――武装商団アルコムとのいざこざで危険な状態であることを、このときの彼女はまだ知らなかった。
“悪い”を潰して“善い”人生を手に入れたい――そう誓った二人の旅が、ここから始まる!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-15 21:39:15
109578文字
会話率:25%
化け物が現れて、荒廃した世界。『家』とその住民である彼ら自身が呼ぶ場所があり、そこで、いつ死ぬかわからない日々を過ごしている。それも、ある武器によって状況が一変するのだが...............。
最終更新:2024-02-24 11:59:37
2693文字
会話率:13%
ある日、両親を呪い殺した魔道具に触れてしまった少年――ノロアはその瞬間から、寿命を迎えるより先に死ぬことが確定してしまった。
だが、ノロアが落ち込むことはない。
「――いつ死ぬかわからないなら、いつ死んでもいいように好き勝手生きてやる……
!」
これは、呪いのペンを手に入れた少年が己の人生を後悔しないように生き抜く冒険譚。
1話1000文字程度なので、サクッと読めます!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-12 20:31:10
78199文字
会話率:40%
堺 翔和、大学生。いつ死ぬかわからないなら、働いてつまらない人生を送るよりも、大金を手に入れて好きなことをして生きたい。
そんな思っていたある日、友人の泡沫 夏からとあるゲームの参加を提案される。
そのゲームに勝てば、3000万円が手に入る
というのだ。
しかし、ゲームには条件がいくつかルールがある。
そのうちの1つに、勝敗の決め方は、『宝物を壊すか、自分が死ぬか』というものがある。
宝物を壊すと降参をするか、どうしても壊したくないのであれば、自分が死ななければならない。
参加を決めた翔和の目の前に広がっていたのは…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-31 20:54:51
35445文字
会話率:24%
人間いつ死ぬかわからない。
だから今のうちにお世話になったマンチカン達の為に作ったマンチカンダジャレをここに書き示す。
最終更新:2022-05-19 22:06:10
298文字
会話率:0%
三浦哲郎の「月食」を勉強する際、時代背景をよく知っていた方が理解が深まると、
「作者の思い出の中の月食があったのは、どういう時代だったか、文章で説明してみなさい」
という問題を出してみました。
それに対する解答の例です。
最終更新:2019-02-07 21:23:06
338文字
会話率:0%
何のために、どういう理由で、俺がこの世界に転生したかわからない。
でも、奴隷として生きていくのは面白くないし、何より明日を生きる気力もわかない。
そんな日常を過ごす中、目前に死に掛けたユスベル竜騎士育成学校の飛行服を着た貴族を見つけた。
天
啓とも思われるその事態に喜び、自業自得で死に掛けているその貴族を助けることもなく見捨てると、俺は入れ替わりを果たした。
貴族の名前は、ロベール。
今日から、俺はロベール・シュタイフ・ドゥ・ストライカーとして生きていくこととする。
さて、いつ死ぬかわからないが、楽しく過ごすとしよう。
1章は、竜騎士学校へ潜入をする話です。
2章は、管理することとなった土地へ行き、現代知識を使って産業を作ります。
3章は、西方に出た火種を取り除くために奔走します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-11-23 23:21:46
677662文字
会話率:41%
いっそダイスに展開を決めてもらえばいいじゃないということで書き始めてみた。
いくつか選択肢を用意して、ネット上のダイスを振る。
出た目の展開を選択して書き進めていく。
主人公死亡も含めた選択肢を用意していつ死ぬかわからない小説を実験的に作る
。
作り方…
1、選択肢を書く(無茶振りを含む)
2、ネット上のダイスをクリック(基本二回は押さない)
3、選択肢通りの展開で進行させる(死亡して物語終了でも可)
第三次世界大戦後。世界は核の火によって焼き払われた。だが人類は各地でかろうじて生き延びていた。放射性降下物を吸い変異した化け物ども。人を殺すことを生業とする傭兵ども。詐欺師、物取り。ありとあらゆる法律の消えた世界では力こそすべてだった。
主人公はとある部屋で目を覚ます。目を覚ました後のことは神様にだってわかりはしないのだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-12-14 01:13:13
1417文字
会話率:0%
「じゃあいいじゃないか。いつ死ぬかわからないクラスメイトの願い事を聞くくらい」
だとしても詩織といれる時間は目一杯楽しもう。悔いなんて微塵も残してたまるか
いつかは死んでしまう子とクラスメイトの話
最終更新:2013-09-02 16:47:38
1353文字
会話率:77%