この広い地上の世界の裏側。
日の光の差さない暗い世界に、太古から眠るそれがいた。
それは、闇と夜と夢とを司り、月と星とを呑み込んで、地上に腕を伸ばすべく、
今も地の底から光の降る世界を覗いている。
ある小さな村にオシトコという少
女がいた。
まじない師として村に暮らし、平凡な生を終えるはずだった彼女は、しかし地の底から這い出たそれに出会った。
そして彼女は自分の使命を知ることになる。戦う力を身につけるため、オシトコは魔術師の集う北の街へと旅立つのだった。
習作。
魔法使いの女の子が地元に湧いたヤベー化け物を何とかするため、一流の魔術師になろうと奮闘するお話です。私tueee……ほどではないにしても、才能ある女の子が成長していく物語を書ければなあと思います(予定)。
度量衡などはわかりやすさを重視して地球のものを使っています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-25 19:43:13
122311文字
会話率:38%
呪術師・ジョットは地下の拷問部屋に閉じ込められていた。目隠しを外すと、目の前には白髪白皮のアルビノの少女が。ジョットにはランベルティ侯爵殺害の疑いが掛けられていた。
「私は、邸宅の一室から視ていたの。お父様が死ぬ一部始終を」
侯爵死亡の謎。
『千里眼』と『心像』の心理戦。そして白皮の少女が語る、まもなく訪れるという大聖戦と世界の崩壊とは。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-05-25 13:43:23
29806文字
会話率:24%
「この街は、やはり死んでいます」
それは命に価値がない時代。
行商人の少女・ケムリは旅の途中、遠くに見える霧の塔に強く惹かれ、荒廃した街へと足を踏み入れる。
十五年前の大聖戦、謎多き塔の呪術師、そして街が死んでしまった理由とは。
最終更新:2019-04-27 18:46:21
30534文字
会話率:25%
自分の身分や容姿に目もくれなかった女性に、近寄れなくなってしまった。
原因はある呪術師らしい。
相手の都合や気持ちを考えない、身分が高く容姿端麗な男が呪術師の家に怒鳴りこむ話…といっても、喋るのは呪術師だけです。
最終更新:2019-05-19 21:15:46
2351文字
会話率:0%
東京都M市と隣の市の境付近にある粟島神社。
ここの神様と、アマチュア魔術師のオジサン・米崎静夢。
そしてアマチュア呪術師を自称する麦生野美麗。
三人は比較的緩めな、それでいて少し不思議な日常を送っていて――
最終更新:2019-05-09 17:48:28
29706文字
会話率:20%
ダンジョンによって成り立っているメイズバーグの怪しいお店『ピード呪術店』と冒険者の一幕。
最終更新:2019-03-18 00:00:00
3851文字
会話率:46%
ある男の前に、一人の女性が現れる。彼女の手には、不思議な万年筆が握られていた。
ブログに載せていた作品ですが、こちらにも掲載することにしました。
最終更新:2019-03-05 14:14:35
1970文字
会話率:42%
呪術師を生業とする男の物語
最終更新:2019-03-02 09:26:32
4314文字
会話率:53%
僕の名前はマレディ・ツィオーネ。世界最高の呪術師。
呪いとくれば、かけるのも払うのも手慣れたものさ。
……だけど悲しいかな。
――誰かの好意を払う術だけは、いまだ持ち合わせていない。
最終更新:2019-02-17 07:25:29
17465文字
会話率:31%
主人公である辺境の領地を治める善良な若い領主は帝都から使者としてやって来た外道で腐敗していた貴族に賄賂を贈らなかったことで、腹を立てたその貴族に無実の罪を着せられて、何もかも全てを失う。
そんな全てを失い絶望に明け暮れる彼に手を差し伸べ
たのは、遠い東の国からやってきた憎しみを糧に戦う女呪術師であり、彼女は、主人公と同じような境遇の復讐者達を他にも集め、呪力を得るための修行をつけていた。
その修行の中で、主人公は多くの同じ復讐者である仲間達と殺し合いをし、彼らの命を糧についに最強最悪の呪術師として覚醒する。
その後、過酷な修行で得たその呪いの力を用いて、帝国の裏社会を昇り詰めた主人公は、憎むべき貴族を瞬殺できる戦闘力と、部下に命じるだけで潰せるほどの絶大な権力を手に入れる。
そして、過剰なまでの復讐劇の幕が切って落とされる。
~以前執筆した収納魔法都市と同じく最初は延々と鬱展開です。ご注意下さい。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-02-16 08:00:00
174418文字
会話率:30%
「異世界? そんなもん、あるわけねえだろ」
会社勤めの底辺趣味作家・来栖は実家へ帰省する途中、見知らぬ森へ迷い込む。
日常から外れたその景色に困惑する彼のスマートフォンに、謎の人物から着信が入る。
電話の男は告げる。
“そこは異世界な
どではない。お前の脳内の空想の世界だ”と。
やがて自らが考えた空想世界が来栖に牙を剥く。
その度に彼は嘆くのだ。
「誰だ! こんなクソ設定を考えたのは!」
現実への帰還を目指し奔走する来栖。
空想の旅の果てに彼が見るものとは……。
--来栖の書いた作品メモ--
『ナイツオブサイドニア』
中世ヨーロッパ風のファンタジーな世界観。
騎士や魔術師が活躍する。
舞台はマリネリス大陸。
『この森が生まれた朝に』
東南アジアのジャングル的、牧歌的世界観。
独自の術を操る呪術師が登場する。
舞台はプレアデス諸島。
『機械仕掛けの女神』
核戦争によって滅んだ後の退廃的世界観。
銃やアンドロイドなどの機械兵器が登場する。
舞台はルサールカ人工島。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-02-15 00:09:45
1241523文字
会話率:38%
【とある霊能力者の仕事】の第2弾です。
霊能力者のノウコと前回の仕事で出会った、『彼女』。
先祖に呪術師を持ち、現代でもその【呪いと祝福】を受け継ぐ者・サアヤ。
秋が深くなって来た頃、サアヤはノウコの家に訪れます。
それは夏休みに行ったバ
イト先の出来事について。
サアヤが泊まった旅館には、幽霊がいると言うウワサがあったのだが…。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-02-12 20:03:12
9027文字
会話率:46%
この世に生まれたモノは必ず破滅に一直線へと向かう。その理から逸脱した存在が生まれてしまうのもまたこの世の定め。
因果の中心にいる主人公はハコから飛び出し、様々な体験を経て何を得て、失うのか。
呪術師の長き戦いが始まる。
最終更新:2019-02-06 17:08:02
21479文字
会話率:42%
王子に仕えるブランという1人の奴隷がいた。
心優しい王子の下で平穏な生活を送るブランだったが、
王子の死後、国王より下された命は、「王子と一緒に埋葬されよ」というものであった。
そして彼が手にした''呪術師の砂''。それが彼の運命を変
えていくことになる。
彼は過酷な現実と対面し、死を受け入れるのか。それとも生き延びる道を選ぶのか……
古代ローマをベースとしたハイファンタジーです
シリアスでダークな世界が好きな方へ(毎週水・土更新です!)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-01-20 00:10:54
12776文字
会話率:33%
記憶が欠けた少女ログと行商人アレイの決して平穏とは言えない日々が幕を開ける。王都で出会った二人は、深い森へ、雪国へ、思い出の場所へ。
旅をするうち、ログの記憶は疼き始める。己の成り立ち、あまり良いとは言えない過去の境遇――。
ログの存
在を利用しようとする呪術師、夜盗や魔獣の危機を掻い潜り、二人は無事に記憶を取り戻す旅から帰ることが出来るのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-01-02 20:05:33
806文字
会話率:35%
世界に災厄を招く種──厄種。彼らは、この世に生まれ落ちた瞬間から呪われていた。権利は与えられず、存在は認められず、彼らはすべからく、世界から弾き出されるだけの膿であった。たった一人、レンダール帝国の若き呪術師を除いて。帝国の保護の下、飼い慣
らされた自由を享受していた呪術師。しかし、その自由はとある少女との出会いを契機に消滅する。代わりに与えられたのは、万死の罪。謂れなき咎を背負わされた青年と、千年の牢獄から解き放たれた獣の少女。二人の命を賭けた逃亡が今、始まろうとしていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-01-02 06:24:26
207870文字
会話率:34%
彼女が出来た!?舞い上がった俺はトラックに轢かれ…る瞬間彼女からタックルぶちかまされ、彼女共々異世界転送!?勇者と聖女として旅に出るが早々彼女は瀕死に…好意を抱く異性みんな瀕死…は?勇者なのに死霊呪術師?まぁいいや彼女たち生き返らせて…ハー
レムになった!?ありきたりから始まるお決まり転生生活!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-10-22 08:15:34
2357文字
会話率:0%
妹は死んだ。
ただそこら辺に転がっている石ころと同じようにぬくもりのない姿になって死んだ。どうして死んだのか、よくわかっている。目の前で天をかけてきたドラゴンに胸を貫かれたからだ。だが、死んでほしいなどとはやはりひとかけらも思ってなどいない
。しかし現実として目の前にある冷たさは象徴するのだ。
妹は死んだ。
これは確かなことだ。銀行に行けばそこにいるだけで信頼され金を貸し付けることが可能な男が言うのだから間違いない。きっと彼を葬儀屋に連れて行くだけで誰かの死にかかるお金を後払いでいいと言われるような男だ。実際そのとおり死んだ。
妹は死んだ。
誰に取り繕ってもこの亡骸を見たら必ず信じるだろう。胸にぽっかりと大きくあいた穴が言葉の必要性を否定している。プールに沈めたならきっと紅い海の完成だ。乾かして空に投げたなら世界の空気をサビはてた赤い大地のかんせいだ。
これは紛れもない確かなことだから何度でも書き残そう。
“妹は死んだ。”
「……おに―、……ちゃん…。」
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今目の前にいるのは妹の皮をかぶったドラゴンだ。
たまたま書き始めた作品です。
終わり方は決まっています。
月一ぐらいで更新できていけたらと思っています。
感想や批評、悪態など何でもウェルカムです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-10-02 23:55:23
3717文字
会話率:30%
自サイトおよびpixivにも同内容で掲載しております。
バイオIT技術魔法が混在する現代社会(若干オーバーテクノロジー)めいた異世界で、不老長寿と美貌に執着する呪術師の老婆と、その老婆を尊崇偏愛する医師に呪術の生贄として育てられた少女が、紛
争解決にきた国軍指揮官に助けられ、反発しながらも恋をし、自分を取り戻していく物語です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-09-28 20:35:41
143342文字
会話率:46%
主人公の姫子は幼い頃に両親の死で精神を病んで十年、天雨陽村へと療養にきた。そこには祟り神から呪詛を受ける人神がいる。彼と面識のある姫子は人神の嫁候補に目をつけられてしまった。
■キャラ:兄〔大決イトキ〕、料理人〔浮餅蝶蔵〕、地主の息子〔雨瓦
天月央〕、祟りの人神〔久遠〕
【神社(ジンジャー)荒神(あらがみ)が居候】
神主の娘に生まれた光希は、生まれつき一般人には見えないものが見える。普通の生活を送りたい彼女は、普通の生活をしていたが、祠を壊してしまい、封印されていた神様を家に連れて帰ることに。
【石咒女守ノ荒神(うずめもりのこうじん)】主人公ウズメは家の掟で毎日神社を参拝する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-07-02 00:16:28
4412文字
会話率:44%
【狐耳の女の子が四苦八苦する話、もしくは文明リセットを生き延びた現代兵器が無双する話】
すべての大地は海へと沈み、僅かな痕跡を残して文明は滅び去った。何もかもが振り出しに戻った世界に残されたのは人が住めるほど巨大な樹だった。新たな文明が繁栄
を進める中、呪術師である家出人スズは自分の住む大樹が腐り始めている事を知る。腐食の進行を止めるため既に枯れ果てた隣の大樹へ調査に赴く事になり、樹上を見回るうちにある場所を発見し、そこでは自らが機械だと言う少女が待っていた。腐食を食い止める事はできたものの、その元凶は自分の親であった。その暴走を止めるためスズは故郷へ戻る事を決意する。
-日本神話ベースのファンタジーですが時折戦艦がラム戦やったりします(17-8/3時折どころじゃ済まなくなってきました)。メインキャラクターは剣と魔法で戦いますがその他大勢の主武装は鉛と火薬です。
18-1/18、14章で若干の辻褄合わせ改変を行いました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-06-28 21:17:56
834463文字
会話率:60%