斉の蘭陵王高長恭は、叔父の高湛と共に皇太后に働きかけ、高演の即位に貢献するのだった。皇帝である甥の高殷を廃して皇帝の位についた高演は、皇太后に高殷の安全を約束していた。しかし、猜疑心に駆られた皇帝は、高長恭の努力もむなしく高殷の復位を疑い殺
害してしまう。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-21 12:00:00
23127文字
会話率:37%
魏晋南北朝時代、北斉の皇子高長恭と梁の王琳将軍の令嬢王青蘭は、恋に落ち結ばれる。
残虐な文襄帝が崩御し、新帝高殷が即位した。ところが、漢人派と鮮卑族を中心とする勲貴派が、鋭く対立し斉の政局は混乱を極めた。
漢族の巨星である楊令公を倒す企てに
加わった高長恭は、ついに蘭陵郡王の爵位を得ることができた。皇太后婁氏の秘蔵っ子である高長恭と王妃になった王青蘭は、否応なく漢族と鮮卑族の対立に巻き込まれていくのだった。
長江流域に勢力を張っていた王琳将軍は、陳との決戦に大敗し、斉への亡命を決心する。亡命してきた王琳と青蘭はようやく対面し和解できるのだった。
やがて、高殷が廃され、高演が、新皇帝となる。しかし、高殷の復位を危惧する新帝高演は、密かに高殷の暗殺を狙うのだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-16 12:00:00
43884文字
会話率:36%
斉の皇子高長恭と梁の将軍王琳の娘王青蘭は、鄴都で出会い恋に落ちた。苦難の末婚姻を果たした長恭と青蘭は、高洋崩御後の陰謀渦巻く斉の朝廷で生きていくことになる。
新帝高殷の即位後、斉の朝廷では、高演を擁護する勲貴派と楊令公を擁護する漢人派が、熾
烈な争いを繰り広げていた。
新帝の従兄に当たる高長恭も、皇族の一員として高一族に執政権を取り戻すべく、高演に手をかすことになる。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-28 12:00:00
48881文字
会話率:40%
ライランズ王国の聖女クララは王太子の婚約者であったが、侯爵令嬢の讒言により追放されてしまった。そのため、王都に張られていた『結界』は消滅し、魔物の大群が入り込んだ。混乱の中で民衆も蜂起し、国王を始め王族や主だった貴族は逃亡してしまう。
唯
一取り残された第七王子のアレンは国王に即位すると、ジリ貧の状況を改善し、王国を再興していく。
「まあ見ていろ。絶望するのはまだ早い」
復興が進むと、逃亡した連中が戻って来るが「お前の席はもうねえから!」
※2020年11月10日 タイトル変更しました。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-21 00:07:55
51223文字
会話率:53%
◆この物語は「BLUE・STORY」の過去にあたる内容になります。「BLUE・STORY」の内容に深く関わっているため、そちらを既に読まれている方のみ、読まれることをお勧めします。
遥か古の時代――
高度な科学技術による国々は世界の覇権
を狙い、戦乱に明け暮れていた。
後の世に「神国戦争」と呼ばれるその戦乱は、大地を焦土と化し、瘴気が地上を汚染し始めていた。
中央大海に巨大な海上都市群を形成していた「神聖ユグドラ帝国」は、世界を掌握せんがために禁忌とされていた破壊兵器「GAIA」を起動する。
それは瞬く間に世界を破壊し尽くし、人類を滅亡の寸前まで追いやってしまった。
舞い上がった粉塵は空を覆い、永い永い氷河期をもたらした――
それから約一万年後。
至上天帝により、世界は統一される。
彼によって興された国の名は「ティルナノグ」。
天空人と地上人に分けられ、天空人による絶対的な支配であったが、大きな反乱もなく世界は緩やかな平和を享受していた。
しかし、建国から約八千年。
朝廷では外戚と皇族たちとの権力闘争が長らく続き、混乱を極めていた。
その最中、弱冠7歳のユリウス12世が即位する。
彼は自身の叔父であり、帝国軍中将でもあるガルザスによって即位させられた、傀儡だった。
天空に築かれた夢が崩れる時、二つの相反する螺旋が世界を変える――
これは、星の物語の第三章。
EPISODEⅢ“穿たれた空と、終わりのない旅路”
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-13 02:41:44
6473文字
会話率:37%
新しく即位した国王陛下に初めて謁見した『縫製師』ビオケインは、その場でクビを宣告される。王族やそれに仕える者たちの衣装をデザイン、作製する任を帯びていた彼だが、新国王の好みにはそぐわなかったらしい。王都からも出ていくよう命じられ、ビオケイン
は離れた街に移住するが……彼が先代国王に重用されたのはデザインの好みや縫製の腕だけではなかったんだよな!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-02 23:35:55
2511文字
会話率:48%
アルス神話の下存在する世界。
神の大陸“アフェル・アルス”のその西端、レンダリア地方には“守護者”と呼ばれるある能力を持った人々が住んでいた。
人々は国を作り、争い、国土を広げてさらに国を築く。
舞台はその北東、セシリア王国。長く続く隣
国リーネンスとの戦争の最中、22代国王は戦場にて没し、若き23代国王が即位した。
王とその騎士達の紡ぐ、中世ヨーロッパ風ファンタジー!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-19 15:00:00
291020文字
会話率:67%
ある王国では国王とその妃は不慮の事故でなくなり、遺された一人娘が王女に即位した。しかし、王女は病弱であり余命も残りわずかであった。間もなくして、王女も亡くなりそのその亡骸はひっそりと王家の墓に搬送されたのだが……。
最終更新:2020-08-31 20:52:29
111009文字
会話率:55%
地味でソバカスブ◯な私が、皇帝の妃に!?
即位したばかりの若き皇帝アレクシスに、金と侯爵位目当てで、伯爵である父に売られたレネリア。
しかも、わざわざ皇帝は、皇妃として申し分の無い公爵令嬢との婚約を破棄してまで、レネリアを妃にと望んで来た
!
「余の妃になれ、レネリア」
「無理ぃいいいいいぃっ!!」
こんなキラキラした美形の隣に、地味な私は居られない!
しかし、レネリアの意思とは関係無く、婚姻は結ばれて?
アレクシスの真意は! レネリアの運命は!
……なんて云う程、話は深くない!
勘違いと思い込みのドタバタラブコメディ(予定)
※異世界ですが、主人公はその世界の人間です。魔法とか魔物とかは一切出ません。
※現実の常識は排除して下さい(訳:細かい事は気にすんな)
※特に深い理由も、深い話でも無いので、軽ーく、お読み頂けたらと思います(政治云々とかも無い、ハズ)
※基本、アレクシスとレネリアのラブラブストーリーなので、そんだけかよーって方は、回れ右して、河川敷で太陽に向かって走って下さい(必須)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-14 20:27:16
19530文字
会話率:39%
代々、広範囲遠距離殲滅魔法の使い手である暴君が治める軍事国家・・・マグルハ帝国。
その国に、魔法が使えない〈無能姫〉と噂されるマギア・ミスリル・マグルハが即位した。
父のような圧政は行わないと決意して。
しかしその決意は婚約破棄を
発端とする、脳味噌お花畑婚約者と幼馴染同然に育った奴隷が巻き起こす事件によって大きく揺らぐ。
「殴ったほうが早そうなんじゃがのぅ」
「義手がまた壊れます。作り直すの面倒なのでやめてください」
これは身体強化しか使えない(とはいえ最強)の女帝が、過去にその手で滅ぼした国のちびっ子王子と共に国を変えていく物語である。
その紅く染まった拳は誰がために。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-10 12:22:24
31052文字
会話率:27%
先代皇帝の急死に伴い、わずか5歳でリーブル皇国皇帝として即位したエリック。
頼るべき家族や信頼できる大臣が居ない中でも、彼には他人の本心を白い玉と黒い玉で判別できる特殊な能力と、頭の中にもう一人の人格を持っていた。
大人達の策謀や暗殺、国家
の危機的状況を、2体の神獣「黒狼」と「白虎」に守られながら、幼い皇帝として解決していくエリックは、王としても人としても日々成長していく。
☆カクヨム、アルファポリスでも掲載しております。
(不定期連載)
2020年6月30日で第一部として中締め(?)しました。
2020年7月16日に第二部を完結しました。
※残酷な描写が含まれます。
※魔法、スキル、モンスター、ダンジョン、Lv設定、ステータス等は登場しません。
※架空の現実世界で物語が展開していきます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-16 17:37:51
173907文字
会話率:51%
飛鳥時代。大和朝廷では、仏教の伝来を機に、物部(もののべ)氏と蘇我氏の権力争いが激化していた。当初は、仏教排斥派の物部氏が優勢だった。しかし、仏教を崇敬する用明(ようめい)天皇が即位した後は形勢が逆転。用明天皇の外戚にも当たる蘇我氏が台頭し
、物部氏は本拠地の阿都(河内国)へ退かざるをえなくなる。
そして、用明天皇の死後起こった皇位争いで、蘇我氏は皇族までも味方に取り込み、物部氏を逆賊として討伐しようと試みる。進退窮まった物部氏は、ついに蘇我氏・朝廷連合軍との全面戦争に突入する。
そんな混乱の最中、一人の若者が歴史の表舞台に躍り出る。物部氏の兵、捕鳥部万(ととりべのよろず)。彼は主君を失い、たった一人取り残され、逆賊として追われながらも、朝廷軍に真っ向から対峙する。
後に、日本史上最初の「武士道」を体現した武将と言われた男に待ち受ける運命とは。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-22 23:20:31
6613文字
会話率:40%
天界で天帝の子、皇太子、仁閣が生まれる。皇太子即位の儀式後すぐに、邪神族の謀反の一報が入り、仁閣は謀反の制圧のため、出兵。ここから、物語が動いていく。
最終更新:2020-06-12 20:03:15
2973文字
会話率:8%
令和の終わり。零務という新元号の時代のお話。新天皇の即位と共に公布された教育方針には「超能力」という分野が教科として制定されていた。しかし、この超能力については様々な矛盾点が存在していた。主人公の春良日は普通の高校生だ。彼は何事にも理屈っ
ぽく考える姿勢をもち、超能力に関しても懐疑的な見方をしている。そんな彼が超能力について、また社会問題について考えていく中で成長していくヒューマンサスペンス。この小説は近日続編をアップロードします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-09 15:53:31
4778文字
会話率:69%
病気で短い人生に幕を下ろした天道凛音。なんの因果か、記憶を持ったまま異世界で第二の生を受ける。どうやら自分は大国の姫として生まれたらしい。しかし、その直後血飛沫と悲鳴が全てを塗り潰す。…腹違いの兄が、第一王子で王太子の兄と、父王と、正妃であ
る母、姉姫二人を殺し回ったのだ。どうやら他の王族も同様に殺し回ったらしい。そうして無理矢理王位についた兄は、しかし私のことは殺さなかった。「気紛れだ。命は助けてやるよ。…その代わり、俺を楽しませろ」そう一言言って、優しく頭を撫でた後、どこかに行ってしまう兄。多分即位を宣言するのだろう。うわぁ。修羅場じゃん。ということで、生き残るために兄に媚を売りたいと思います。え?復讐?王位継承?なにそれおいしいの?私は兄王様に溺愛されてどこかいいところに嫁いで幸せになるのよ!目指せ兄王様攻略!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-31 00:33:01
97485文字
会話率:73%
家計を助けるために後宮に上がった鈴花。生家である玄家は、様々な事業に手を出しまずまずの成果をあげてきたため、器用貧乏の玄家と呼ばれていた。その長女である鈴花も器用貧乏で、頼まれたら断れないお人よしだ。
どうせなら国のために役立とうと意
気込む鈴花だが、即位したばかりの皇帝は素顔を仮面の下に隠し声を聞く事すら稀という変わり者だった。その皇帝が賊の襲撃を受けたという報が入り、行方知れずとなってしまう。皇帝の不在が長引けば、政治も後宮も荒れる。鈴花は事態を収拾するため、皇帝の身代わりを立てることにするのだった。
基本的に毎日更新します。ふんわり中華です。基本は唐ですが、他の時代も参考にしています。
アルファポリスにも重複投稿しています。同時掲載です。 Ⓒ幸路ことは2020
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-30 22:40:53
183561文字
会話率:44%
※前に投稿された話とは設定や内容が違いますので、また改めて読んでくださると嬉しいです
※タイトルはたぶんまた変わります、現状だとタイトル詐欺な展開になってしまうので
動物と会話ができる世界にある国のひとつ、ムルガンドル王国では先日リ
クという新しい王が即位した。世間に何かと情報を明かされていなかった王は、動物が大の苦手だった! 動物が苦手なんて王としてどうなんだ、と言われないためにも克服させてやってくれと言われた主人公たち。しかも何やら企みがあるようで…?
設定がふわふわしてしまうこともあるかと思いますが、楽しんでもらえたら嬉しいです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-23 21:00:00
26296文字
会話率:51%
この世界における勇者とは、神に愛される戦闘スキル・センスを持つがその代償として『人を傷つけることができない』。
魔王討伐を果たした4人の勇者だったが、国王の正体を知り反逆するも、あえなく人の手により暗殺されてしまう。
そして舞台は111
年後に移る。
青年レインは自らの屋敷の地下室で、ひょんなこと(一大事)から棺桶を掘り当ててしまった。
その中から現れたのはなんと、あの魔王討伐を果たして死んだはずの勇者。そのひとり、槍使いのロウ(生者)。
勇者が殺されたあの日から、国王は皇帝に即位し奴隷制度が敷かれ、貧富の格差は拡大の一途をたどっていた。
ロウたち勇者が、そうなることを恐れて戦った未来が現実となりつつあったのである。
あの時の戦いの続きを、失った仲間のために。民のために。
再び心に誓ったロウだったが、111年経った今でも勇者は勇者。ロウは人を傷つけることができない。
このままではどうあっても、皇帝どころか街の衛兵にすら立ち向かうことができないだろう。
その願いは誰かに託す他ないのか?
皇帝を打ち倒すことができないのか?
青年レインとその奴隷リリーシャと共に、ロウは圧倒的な困難に立ち向かっていく。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-17 20:32:18
52222文字
会話率:54%
大大陸グレートパピヨンにて、最も長い歴史を持つシャンドラ帝国に新しい皇帝が即位した。
戴冠の儀で民衆の前に出た皇后ミラルダは、これまでの苦難の道のりを思いそっと涙する。
愛のない結婚、敵対貴族による陰湿ないじめ、民衆に流布したミラルダの悪
評。
国のためにとすべてを受け入れ耐えてきた一人の女性の生き様と、逆転劇の物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-04 23:31:06
5097文字
会話率:10%
異国の地で留学中だった王女アーテリアは、国王である父の訃報を受け急遽帰国した。だが、父の後を継ぐ筈の王子である兄が姿を消していた。呆然とするアーテリアの前に、王宮の臣下達は無言の圧力をアーテリアにかける。父の後を継げる血筋は、もうアーテリ
アを置いて他に居なかった。
この作品は「カクヨム」でも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-30 23:08:12
158625文字
会話率:34%
自然溢れる豊かな国ストリクタ王国。ある時、流行り病がその国を襲った。その病で王、王妃、3人の兄王子達が亡くなり王家の血をひく子供が2人残った。1人は正統な王家の血をひく14歳の少女。もう1人は平民出の母をもつ10歳の少年。
新たに即位し
たのは14歳の少女。この日、ストリクタ王国にイザベラ女王が誕生した。
彼女は良き国にしようと、宰相ザカリー・ルエンダ侯爵と共に色々な政策を行った。
しかし月日は流れ、女王29歳の時に国で革命が起きる。
愚かな女王に与えられた、人生やり直しのチャンス。
果たして彼女はそれをいかせるのか?
※ノベルアップ+ うきでも掲載中
※都市伝説を題材に使っているので、一般常識とは違い、間違っていると感じる所があると思います。この物語はフィクションとしてお楽しみ下さい。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-29 17:15:57
10710文字
会話率:31%
シュミレ国―――北の山脈に背を守られ、南の海が恵みを運ぶ国。
15歳の少年王エリヤは即位したばかりだった。両親を暗殺された彼を支えるは、執政ウィリアム一人。他の誰も信頼しない少年王は、彼に心を寄せていく。
恋ほど薄情ではなく、愛と呼ぶ
には尊敬や崇拝の感情が強すぎる―――小さな我侭すら戸惑うエリヤを、ウィリアムは幸せに出来るのか?
【注意事項】BL、R15、キスシーンあり、性的描写なし
【重複投稿】エブリスタ、アルファポリス、カクヨム、小説家になろう、マグネット、ノベルアップ+
【更新頻度】週1~2回折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-21 21:00:00
159150文字
会話率:40%