テクノロジーの発展により高度に最適化された未来社会。あらゆる社会問題や難病が解決された現代に発生した奇病「境界性夢遊症候群」
最初は繰り返す悪夢を見るだけだが徐々にその時間は長く内容は深くなっていき、ある一定の深度に達すると二度とその人物は
目を覚まさない。症状を克服し健常者として社会復帰する者も若干名存在するが、以前からは考えられない成果を出しながら浮世離れした発言が目立つこともあり、本当の意味で完治することはないと言われている。
曰く「自分はこことは異なる世界で数多の危機を救ってきた」など創作の話を平然としながら画期的な国家論を淡々と語る。誰もかしこも似通ったもので、それらに乗せられる勢力の多さに危機感を覚えられたのか、既得権者達からは非難のレベルを優に超える嫌がらせの数々が向けられることが多い。
しかしそれらを平然と受け止め、傷を負っても気にするでもないその在り様は常人には理解が及ばず、その存在は畏怖と敬意を込めサバイバーと呼ばれていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-05 02:08:02
19641文字
会話率:21%
「私たちずっと一緒だよ!」
子供の時にした約束……しかしそれは儚くも崩れ去った。約束を破った親友を私は恨んだ。それ以降私は人を信じないで生きてきた。
それから10年後……彼女は帰ってきた。病気を克服して子供の時より美人となって……
あ
の時約束を破った理由とは……?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-03 10:31:50
3113文字
会話率:71%
グリモアと呼ばれる魔導書を守る一族だったアリス。
盗賊に襲撃されて、誰かの声を聞いたら吸血鬼の真祖に生まれ変わっていた⁉︎
盗賊に復讐した後は妹をストーカーしたり、商会を作ったり。
太陽を克服した最強生物なのにそれでいいんです?
※ガ
ールズラブは一応です。
※短篇「吸血鬼転生〜アリスとグリモアの隠居録〜」の連載版です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-31 21:00:00
101660文字
会話率:36%
グリモアと呼ばれる魔導書を守る一族だったアリス。
盗賊に襲撃されて、誰かの声を聞いたら吸血鬼の真祖に生まれ変わっていた⁉︎
盗賊に復讐した後は妹をストーカーしたり、商会を作ったり。
太陽を克服した最強生物なのにそれでいいんです?
※ガ
ールズラブは一応です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-01 08:00:00
15257文字
会話率:29%
2563年12月6日
西の帝国ロシアと東の帝国アメリカが全世界を巻き込んだ第三次世界大戦を引き起こした。
西の連合国ヨーロッパや東の小国ジャパン、西の王国チャイナなどの列強たちも次々と参戦していき、戦争は苛烈を極めていく。
20年にも及ぶ長
期戦の末、勝利した東の帝国は西の帝国に多額の賠償を払わせ、戦争は終結した。
死者は12億2315万9652人、行方不明者は28億3898万2012人、重傷者は50億人を超えた。
しかし、世界は平和になった…………
かのように思えた。しかし、人類は大きな過ちを犯していた。
世界の自然に考慮せず核や化学兵器を世界中で使ったことにより、多くの生物が絶滅した。
やがて、それに克服した生物たちは新たな力を宿した。
生き物による人類の復讐が今始まった…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-31 20:12:41
1248文字
会話率:5%
どこにでもいる普通の女の子だった私がダイエットを通して摂食障害になり、一生無縁だと思っていた心療内科に通い、入院し、家族に支えられながら克服していく体験談です。
最終更新:2023-01-23 18:43:47
2950文字
会話率:37%
普通に生活していた女の子の私が摂食障害になって、苦しみながらも少しずつ周りの人に支えられながら克服していくお話です。摂食障害について少しでも知ってくださる機会になれば嬉しいです!
最終更新:2022-06-19 16:17:46
11810文字
会話率:65%
発達障害と精神疾患があって、仕事や色々全く最初うまくいかなかったが、それをどうやって、すこしずつ、克服したのか 。 絶対に受けた方が良い制度など。少しでも状況がよくなる、方法や、食べれる制度、実際に受けた制度はなします。
最終更新:2023-01-21 17:00:00
12293文字
会話率:1%
病に伏した主人公が肉体転生、オーダーされた依頼である令嬢を守り、代理戦争に巻き込まれていく話です。
主人公は最強ではありません。最強に至るはずですが、オーダーは難しいし、敵は百戦錬磨で、頂に至るにはかなり無理ゲー要素が含まれます。
最強
系、スカッと系ではありませんのであしからず。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-20 18:39:13
15363文字
会話率:43%
「恋人が出来たの」
三ヶ月前、自分に告白してきた主人公へ返事を返さぬまま、隣のクラスのイケメン男子と付き合い始めた幼馴染・愛梨。
そんな彼女に嫌気がさした主人公は、その場で幼馴染を見限り自棄になる。
更には可愛がってた後輩女子にも裏切
られてしまい、家には家族を裏切った母親がいる。
度重なる女難は主人公が女性不審になるのに充分だった。
裏切った幼馴染と後輩は自らの過ちに気付くも、既に主人公の信頼を取り戻すのは不可能な状況になっており、女性不審に陥った主人公は、周囲の助けを借りながら徐々にトラウマを克服してゆく……
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-18 23:48:47
200647文字
会話率:48%
私が6歳の少年時代のことである。廃墟となった洋館で異様な体験をした。
出窓に映る私自身の影と一人遊びしていたときだった。
なんと影は私に逆らい、私から分離したようなのだ。
やがて、成人した私は心を病み、長年にわたり影恐怖症と闘う羽目になっ
た。
クリニックで心理療法を受け、改善の兆しが見えたころ、ふたたびあの日の恐怖と向き合う決断をする。
しょせん臆病な子どもの心が作り出した幻影にすぎないことを確認するのだ。恐れを克服するにはそれしかない。
そして30年ぶりに、あの忌まわしい洋館へと足を運んだのだが、私はそこで驚愕の真実を知る……。
※本作は、しいな ここみさま主催「冬のホラー企画」の参加作品です。
※この物語はフィクションです。登場する人物・団体・名称等は架空であり、実在のものとは関係ありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-09 04:00:00
4963文字
会話率:0%
「お前こんなんで俺が許してくれると思ってんのか」
西大路 碧人 20歳 職業 警察官
彼は高校生の時大事な親友を自分のミスで自殺に追い込んでしまった。
その時から彼はその子の怨霊に苦しんでいた。
ある日彼はある公安のチームに入ることになる
。そこで彼はここで頑張れば怨霊は自分を許してくれてるのではないかと希望を持つ。が彼はそこで裏切りにまみれた大きな事件に巻き込まれていく……
彼は過去を克服できるのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-08 22:23:26
20883文字
会話率:41%
ポジティブアレルギー。
克服したいけどできる気がしない。
最終更新:2022-12-31 00:14:40
731文字
会話率:0%
畠山恭介は冴えない見習騎手である。
同期には差をつけられ、後輩からの追い上げも厳しい中、騎手生活にしがみついていた。
ある日、飲み会の河岸を変える道すがら通り魔と出くわし、刺されてしまう。
死を覚悟した恭介だが、幸いにも一命を
とりとめ、ベッドの上で目を覚ました。
しかしそこは病院ではなくスピレッタ調教場という外厩施設だった。
なぜ外厩にいるかを訊いてくうちに、恭介は異世界フォルアースの大国、マルスク王国に飛ばされたことを知る。
この世界は地球とはあまり文明の差がないものの、決定的な違いが二つあった。
一つは、魔法がインフラの一部を担う文明であること。
そしてもう一つは、天翔ける馬――ペガサスの競馬が存在することだった。
窮状に晒されたスピレッタ調教場の事情を聞くにつれ、恭介は地上と空を駆ける競馬に挑む決意をする。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-23 18:41:54
419904文字
会話率:35%
2020年より世界規模で流行した感染型ウイルス。それは人々に不幸をもたらしたが、2023年の完全終息と同時に希望を置いていく。ウイルス克服により人類が覚醒し始めたのだ。覚醒した者は身体能力が飛躍する「ステータス」や、スキル・魔法といった力を
手にした。
覚醒者は未知の発掘物を求め、同時期に出現し始めた非現実的な世界「ダンジョン」にこぞって潜るようになる。
そんな現代で、一人の探索者「明星優希」は人類で最も遅く、最も弱い覚醒を果たした。
時はすでに2027年。何事にもステータスが重宝される現代からは大きく出遅れ、一人貧困生活を送る優希だったが、突然謎の美少女が彼の前に現れる。
しかもこの子、実はとんでもない正体を持っているようで……?
時代に置いてきぼりにされた落ちこぼれの男は、一人の少女と出会ったことで最弱から最強へと成り上がる。
現代と異世界と行き来する、二人の凸凹コンビとその仲間たちのダンジョンファンタジー!
☆毎日朝・夜7時過ぎの2話更新!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-18 19:00:00
116334文字
会話率:40%
これは、感情をエネルギーに変換する心の新領域「聖杯」によって、特殊能力を行使できる「アイドル」となった少女たちが、黒色の怪物「イドラ」との戦いや仲間たちとの葛藤を乗り越え、成長する物語である。
気弱で口下手な少女クレアは、アヴァロン・プ
ロダクションで学びながら、アイドルユニット・キャメロットとして活動しているアイドルだ。
五年前。彼女は母親からの虐待と同級生からのいじめを苦にして、学校の屋上から飛び降り自殺を図ったのだが、そのときにアイドルの力に目覚め、死を免れていた。
特別な任務が目前に迫っていたある日、クレアは同級生のメイと再会する。
メイと顔を合わせた瞬間、五年前の辛い過去がフラッシュバックとなってクレアを襲った。アイドルにふさわしくない弱い自分を自覚した彼女は、それを追い出すために優越感と全能感をこじらせていく。
一週間後、クレアは不健全な聖杯のまま、特別任務に臨んだ。案の定、彼女は戦闘中にフラッシュバックを発症し、聖杯を暴走させてしまう。制御不能のままイドラに取り囲まれたのだが、先輩アイドルのジニーによって窮地を脱することができた。
任務中の失態を重く受け止めたクレアは、自責の念にさいなまれる。
キャメロットのメンバーと仲違いして、絶望したクレアは、再び死を望む。しかし、ジニーの奔放で強い心に魅せられて思いとどまり、ジニーのように「正しくぶつかって、向き合い続けられる」自分になることを誓うのだった。
クレアは、絆を取り戻した仲間たちとともに特別任務の最後の難関、強大なイドラ・レヴィとの戦いに臨む。全員が自分の持てるすべての力を出し尽くした結果、辛くもレヴィを退けることに成功した。
今回の特別任務を経て、心の奥底に囚われていた過去の自分を解放し、辛い経験を克服したクレアは、メイと向き合うことを決意する。
互いの想いを伝えあった二人は、五年前の葛藤を乗り越えることに成功した。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-17 07:00:00
127976文字
会話率:40%
これは、感情をエネルギーに変換する心の新領域「聖杯」によって、特殊能力を行使できる「アイドル」となった少女たちが、黒色の怪物「イドラ」との戦いや仲間たちとの葛藤を乗り越え、成長する物語である。
二年前。「国際対イドラ現象機関(ISCI)
」に所属するキリアは、イドラを率いる組織「ノヴム・オルガヌム」の本拠地探索任務に就いていた。
そのとき、キリアは敵本拠地近くの「イドラの大釜」と呼ばれる巨大クレーター湖で、人のかたちをしたイドラ・デュラハンと出会う。彼女との闘いの中で、「誰かに認められたい」という葛藤を見やぶられ動揺したキリアは、彼女に敗北し、からだを乗っ取られてしまった。
そして、現在。キリアの心はデュラハンの聖杯の中で、彼女のことを励ましたり、慰めたりしながら、彼女の心といっしょに生きていた。しかし、自分の存在によって、次第にデュラハンの聖杯が不安定となっていることがわかる。その原因はデュラハンとキリアの聖杯がひとつになっていないことだった。
キリアのことを深く知り理解すれば、聖杯をひとつにする方法がわかるかもしれない。この問題を解決するために、デュラハンがキリアに対話を提案した。彼女に自分の過去を語っていくキリア。やがて、自分の葛藤の原因とそれを克服する可能性を見つけた。しかし、デュラハンの強い思いを無視することができず、自分の気持ちを抑圧し、聖杯の奥底に沈められることを選んでしまった。
デュラハンの成し遂げたかった思いは、キリアも所属したことがあるアイドルユニット「キャメロット」の打倒だった。全力を尽くして、邁進した彼女だったが、思い届かず敗北する。
その後すぐ、キリアは自分のからだを取り戻した。自分の中に残っていた承認欲求が具現化したイドラを斬り捨て、デュラハンとの闘いに勝利し、葛藤を克服したキリアは、自分を信じて新たな一歩を踏み出した。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-11 07:00:00
127490文字
会話率:32%
【第9回 講談社ラノベ文庫新人賞 落選】
これは、有志の心「聖杯」を持ち、特殊な力を行使する「アイドル」となった少女たちが、黒色の怪物「イドラ」との戦いや仲間たちとの葛藤を乗り越えることで、未来を臨み、成長する物語である。
アイドルのキ
リアは、プロデューサーであるジュリアとの不仲に悩んでいた。自分の何が悪かったのかが、わからないキリアは、高難度の任務である敵本拠地の探索を成功させ、ジュリアに認めてもらい、関係を改善しようと考えた。
キリアは、敵本拠地の予測地点を目指して北上する。そこで、人型イドラのデュラハンと出会った。通常のイドラとは規格外の実力を持つ彼女に追い詰められ、キリアは、デュラハンに聖杯を支配され、からだを乗っ取られてしまった。
二年後。キリアのからだをあやつるデュラハンは、因縁のアイドルユニット「キャメロット」に戦いを挑む。しかし、デュラハンの聖杯が不調であったため、敗北してしまった。キリアは、この敗北を恥じたデュラハンから提案され、聖杯を正常に機能させるための対話を試みることになった。
対話の中で、キリアは、自己肯定が未熟であったこと、それが人間関係に悪影響を与えていたことを知り、落胆する。しかし、幼い頃の恩師との交流を思い出したことで、自己肯定の芽生えを感じていた。
デュラハンは、キリアの変化を理解できなかった。キリアとの絆が断絶してしまうことに焦ったデュラハンは、彼女を斬り捨て、抑圧する。そして、自分の思いのままにキャメロットに再戦を挑むが、善戦むなしく敗北してしまった。
デュラハンの敗北の直後、からだを取り戻したキリアは、聖杯から出現した承認欲求が形になったイドラを退治して、自己肯定を正しく成熟させることに成功する。そして、聖杯の中で眠っていた不安の象徴であるデュラハンと再び対話し、力を示し、受け容れることもできた。
これらの変化によって、キリアは、自分を愛して、未来を臨み、生まれ変わることを決断した。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-28 12:10:51
141767文字
会話率:32%
私、モロ・ソラは平民出身のちょっと優秀な学生。
あることがあって他人の代わりに復讐をする趣味がある。
仲のいい先生や、先輩に囲まれて一年時のトラウマを克服しようと思っているが挙句、厄介な依頼を持ったイケメンさんがやってきてその間で恋やら貴族
のゴタゴタやらに巻き込まれてしまった。
うへぇ
異世界学園青春系です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-17 00:00:00
4629文字
会話率:30%
記憶の抽出、生きている時間の中で自然と蓄積していく記憶を外部へ取り出し整理する事で脳への負担を減らし老化という人間が必ず直面する死の一因を克服する事ができ、誰もが長命を手にした世界。
誰かに思いを託すという事も忘れてある者は富を得る為に
奔走し、またある者は自らの快楽を得る為だけに目の前に広がる無限の時間をただただ浪費していた……そんな人々が堕落した世界でミドーは依頼で行ったハッキングの報酬として一人の少女と出会う。
名前以外の記憶を消されたサチと名乗る少女と元ハッカーのミドー……そんな二人の前に時代錯誤な甲冑に身を包んだ最先端の防衛システム──武人が立ちはだかる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-13 20:35:46
173810文字
会話率:60%
コミュ障ボッチを患い友達のいないまま死んでしまった主人公は、記憶を持ったまま女の子乙倉《おつくら》 湍《はやせ》に生まれ変わった。
生まれ変わってもコミュ障ボッチ、さらに悪化させてクソザコメンタルになってしまう。
次こそは女友達を作る!(
下心てんこ盛り)
そう決意して話題作りの為に、絵を描いて、歌を歌って、動画作成してスキルアップ!(ただし投稿はしない)
しかし、そもそもコミュ障クソザコメンタル!人と話せない!以上、解散、閉廷!
そんな訳で、もう大学2年生になる主人公。
友達が欲しいと嘆いていたら、VTuber企業が新たにVTuberを募集。何となく応募用の動画を作成するも投稿しないでいたら。勝手に応募させられ、
「ミ゛ャ゛!?う……うか、受かってるぅぅぅぅぅぅ!?」
コミュ障ボッチのクソザコメンタルなのに周囲は積極的に絡んでくる!
同期、先輩と周りはほっとかない。
このまま強制的にコミュ障を克服させらてしまうのか!
「ミ゛ャ゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛!?」
そして今日も彼女の悲鳴が響き渡る。
タイトル略称名『雑魚TS娘Vデビュー』
※ハーメルンにも投稿してます折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-13 16:11:41
234386文字
会話率:44%
公爵令息のサルバ様は幼い頃、野菜が大の苦手でした。男爵令嬢のメチカが領で採れた野菜を持ってきても、全く食べてくれません。そんな時、食卓の上に生クリームと茹でたソーセージが見えた事で、メチカは野菜嫌いを克服するためのクリームスープを作ろうと思
い立ち…?果たして、サルバ様は野菜嫌いを克服出来るのでしょうか!?
※こちらは、以前なろうに投稿した「年上かつ身分の低い私にプロポーズするだなんて、あり得ません!」の番外編となります。本編を読まなくても楽しめる内容になっています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-10 19:00:00
2251文字
会話率:54%
※最初にですが、芥川龍之介氏の『蜘蛛の糸』とはまったく関係ございません。よろしくお願いします。
※この作品は2010年4月に創作イベントにて出品した作品になります。設定もその時代に合わせたものになっています。
あらすじという名の作品解説
大学生の主人公が所属しているゼミの学生たちと教授に連れられて、とある山村へフィールドワークへ行くのが物語のはじまりとなります。
もともとは『妖姫』を退治する伝奇物を考えていましたが、退治するという要素をはぶき、ホラー要素を強くすることにしたのが今作です。
後に大学生三部作として連作で二作作りましたが、その最初の作品となりました。後の二作は街中を舞台にしているなか、この作品だけ山村を舞台にしています。
妖姫というのは妖怪のようなもので、この作品に出てくるのは人繰(ひとくり)という女郎蜘蛛をモデルにしたものです。
人繰は人間を喰らいますが、喰らった人間を縫合して元の形に戻して操り人形にします。人繰は操り人形を村の外に出して、あの手この手で村に招き入れます。それが蜘蛛の糸のように広がり、絡め取られるという様相を描き切ることで、タイトルの伏線が回収されるという仕組みになっています。
一方で主人公とヒロインは神様のような存在の助力で人間として生き延びることになりますが、実は慈善で助けられたのではなく、どう足掻いても決して克服できない恐怖を記憶させ持ち帰らせるという目的のために生きながらえさせられたにすぎません。
以上が作品の重要な要素であったと記憶していますが、久々に読んでみたかぎりは「まあ伝わらないだろう」というのが率直な感想です。
世界観や設定については固まりきっているとは言いがたいところですが、怪姫伝説についてはとても気に入っている設定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-07 17:00:00
26302文字
会話率:39%
Aランク冒険者パーティー、「グンキノドンワ」に所属する白魔導師のレイ(16)は、魔力の総量が少なく回復魔法を使うと動けなくなってしまう。
しかし、元奴隷であったレイは、まだ幼い頃に拾ってくれたグンキノドンワのパーティーリーダーのロキに恩
を感じ、それに報いる為必死にパーティーのヒーラーをつとめた。
回復魔法を使わずに済むよう、敵の注意を引きパーティーメンバーが攻撃を受けないように立ち回り、様々な資料や学術書を読み、戦闘が早めに終わるよう敵のウィークポイントを調べ、観察眼を養った。
また、それだけではなく、パーティーでの家事をこなし、料理洗濯買い出し、雑用全てをこなしてきた。
朝は皆より早く起き、武具防具の手入れ、朝食の用意。
夜は皆が寝静まった後も本を読み知識をつけ、戦闘に有用なモノを習得した。
しかし、その努力は彼らの目には映ってはいなかったようで、今僕はヒールの満足に出来ない、役立たずとしてパーティーから追放されそうになっていた。
このSSSランクダンジョン、【ユグドラシルの迷宮】で。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-02 12:36:05
150865文字
会話率:42%