祖母が残した砂時計をぼくは今も大切にしている。
もう祖母が亡くなって何年もたつけれど、あの夕暮れの光の中でゆったりと紅茶を飲む姿を思い出す。
砂時計を見ていると昔の様々な情景が浮かんでくる。
透明な眠気と潮騒の音がぼくを包み込む。
「砂時計
をそっとひっくり返して、それしかないと思うならそう願いなさい。きっと小さな奇跡がその小さな手を差し伸べてくれる」
そういった祖母の気持ちはもうわからないけど。
今日もこうして砂時計をひっくり返しながら夜を渡る。
そうしてきっとまたこんな夜が来ることをぼくは願っている。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-25 06:00:00
5280文字
会話率:5%
冬休みあけの始業式。休み中の不規則な生活のせいで俺は激しい眠気と戦うことになった。
早く終われという願いむなしく全く終わらない始業式。
果たして、俺は眠気に勝つことが出来るのか。
昔、『物書きさんに20のお題』からお題をお借りして書いた
もの。
ノベプラ、カクヨムにも同じものを掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-22 20:01:48
1154文字
会話率:0%
初作品につき誤字や脱字には感想にてお待ちしております。/幅広くそして深くをモットーに生きていた20代後半の主人公は、仕事中に眠気に襲われ眼を閉じて開くとそこには知らない天井が…これは転生⁉︎
『これは睡魔に襲われた主人公が異世界の中世に転生
し200年続いた戦争を終わらせる物語』折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-03 13:22:19
2740文字
会話率:71%
猛暑ばかりが続く毎日で、少しは涼しくクールに、そして気だるい眠気を共有いただけたらと書きました。
特に、女性の方に、暑苦しくない添い寝の心地よさを感じていただければ幸いです。
最終更新:2020-08-29 03:07:54
2717文字
会話率:25%
大切な人を見殺しにしてしまった人、大切な何かを自らの意思で捨ててしまった人、誰かを深く深く悲しませてしまった人────。そんな生徒達が通うのは罪を背負った生徒が多く通う聖山学園だった。そこでは一時の罪を忘れさせてくれるような日常を味わうこと
になった。しかし、そんな少年少女を襲ったのは突然の非日常。
いつも通りに友達と話していたり部活に勤しんでいたりしていたが、突如襲う倦怠感と眠気。意識を手放す前に見えたのは過去、自分が犯してしまった忘れかけていたあのこと。人によっては忘れたくても忘れられない辛い過去。それらがフラッシュバックを起こす。その記憶を最後に少年少女たちは意識を手放した。
次に少年少女たちが目を覚ますと、そこに広がっていたのは────。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-09 00:00:00
30028文字
会話率:54%
ややオタクで目立たない男子の祐二(ゆうじ)は高校1年生。
親がヒプノセラピー(催眠療法)をしている関係で、祐二も催眠術を使える。
そして同じクラスの山田野(やまだの) 花蓮(かれん)は小学校からの幼馴染だが、彼女は今や学校一の美少女と呼ば
れる人気女子になっていた。
美少女とオタク男子。住む世界が違う二人なのだが、なぜか時々花蓮は祐二に憎まれ口を叩いてくる。
ある日花蓮が「最近疲れていて不眠気味」と言うので、祐二はリラックスできる癒しの催眠をかけてあげることになった。そしたらなぜか花蓮は「祐二君を好きになる催眠まで私にかけたでしょ!?」と言い出し、祐二にすりすりとすり寄ってくる。
だが祐二はそんな催眠は絶対にかけていないので訳が分からない。しかし花蓮は「かかってる!」と言い張る。そして花蓮が「祐二、責任を取ってよ」と言い出して──折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-09 18:02:30
5881文字
会話率:63%
眠気覚ましにテラスにいた。海風が湿っぽくて、余計にけだるかった。ふと、大昔のことを考えていた。なんの脈略もない思考。見上げるまでもなく、あまりにも青い空が、絡まった。
最終更新:2020-06-23 20:47:42
568文字
会話率:0%
眠気覚ましに珈琲を飲んでいる。誰かに入れてもらっているわけではない。たとえば、誰かに入れてもらっときに、ありがとうって言うけれど、伝えきれない思いが他にもあることに、ずいぶん昔から気がついていた。なんだろう。幸運の端というのか。
最終更新:2020-03-04 20:23:05
252文字
会話率:0%
春が楽しみなのは、花が咲くからで、その他には、それほど楽しみなことはない。眠気と花粉症と虫が出て来て、
その上、頭も痛くなって、体調も悪くなる。だからね、いっしょにご飯食べよって言ってみたよ。同じようなあなたに。
最終更新:2020-02-27 00:00:13
373文字
会話率:0%
チート能力が嫌いな荒木 夏は、父親の部屋で異能に関する不思議な本を見つけ、1つの異能に興味を持った途端に眠気に襲われ異世界へいざなわれる。本と能力と共に異世界を過ごし、少しずつ代償能力の本質を理解していく。
最終更新:2020-06-22 21:00:34
1044文字
会話率:13%
ある日、高校生ゲーマーである井浦壮眞(いうらそうま)はMMORPG『ラグナロク』でトップのプレイヤーとなった。余韻に浸りつつ自身で作成した相棒(バディ)のステータスを見ながら感慨深いものを感じていると唐突に強い眠気に襲われた。気が付くとそこ
は…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-15 13:51:52
5931文字
会話率:37%
小説投稿サイトでブームになっているパーティー追放系の作品の中で、ある日主人公である晴人が『勇者パーティーから追放された荷物持ち~龍と契約して最強~』という作品を読み終えた。その作品への感傷に浸りながら、いろいろと考えていると、眠気が襲ってく
る。夕飯まで1時間あると仮眠を取ったのだが、目を覚ましたらそこは異世界で、傍らには見知らぬ黒髪ロングの美少女がいた。しかし、過ごして行くうちに最近読み終えたばかりの作品のストーリーと辻褄が合っていき——これは、その作品の悪役であった勇者に転生してしまったごく普通の高校生、晴人が、自分なりにその作品の主人公を最強へと導き、自らのバッドエンドを回避していく物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-26 16:21:56
7338文字
会話率:30%
せっかく夢の中で自由にできるって思ったのに、なんであいつが出てくるんだ?
少女マンガ『ほたるの夕べ』が大好きな健介は、明晰夢を見る装置、『夢まくら』を使って『ほたるの夕べ』の世界へGo! でも、せっかくのほたるちゃんとのデートを『眠り姫』に
邪魔されて……。
ひょんなことから眠り姫の日記を手に入れたから、『夢まくら』で日記をのぞき見だ! そして、日記の世界で明かされる衝撃の事実、眠り姫の過去、そしてその目的とは?
夢の世界での眠気もふっとぶ大冒険が今始まる!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-11 17:18:11
117603文字
会話率:56%
「今」という名の「過去」、私たちの日々過ごしている今現在進行形の時間が既に過去のものであるという世界を描く。
「昔のことを覚えているか?」
旧友のレオンの問いかけにエドは「いや」と首を振る。
過去へと一時的に遡ることが出来る「P
NN」というドラッグは割と一般的に使われる薬物だった。
遊び半分で使い、過去の自分へと視点が映るエドとレオン、そこに映ったのは、記憶にない女性だった……。現実へと戻った時に主人公のエドは首を傾げる。
現実に戻ったエドは彼女の事を思い出すために記憶を辿っていくが手掛かりは掴めなかった。
エドが諦めかけてアルバムを開いた時、最後のページに書かれていた「Lear・C」と書かれた名前を見つける。
二人が過去を巡る、その二人自身は過去か現在か、ズレていく世界に飲み込まれていく中で後戻り
できない所に現れるリアという女性。
小さい頃からの約束を守ることの出来なかったエドに襲いかかる終焉とは……。
この作品は小説の2ページ分を毎日更新していく予定となっております。(_ _)
◎PNN 服用方法
一、一粒を口に入れて飲み込んでください。飲み物は何を飲んでいただいても構いません。噛んで飲み込むことも可能ですが、記憶のストックが上手く出来ない可能性があります。
飲んだ後、一時間以内にもう一粒をお飲みください。その際、日付と時間を書いておくことを推奨しています。服用後、その部分の記憶は抜け落ちます。ご了承ください。
二、一つの人生、つまり、一人における過去のストックは五回までとなっています。六回目は振り返りません。止まります。
三、過去に戻る際の服用方法を記載します。口に含む個数を二個にしてください。服用後、急な眠気に襲われますので、安全な場所での服用をお願いします。
四、服用方法を間違えてしまった時はお手数ですが、各医療機関での受診を素早く行ってください。取り返しかつきません。
五、ドラッグ・薬物との併用は避けてください。効力を発揮しない可能性があります。また、効果に異常がみられる場合があります。
最後に、こちらの薬を飲む際、当社では一切の責任を負いません。予めご了承ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-10 16:52:44
10330文字
会話率:56%
俺の住む町には奇妙な家がある。陽の光が入らないだろう程の全体が蔦植物で覆われたコンクリートの建物。表札には「Hedera」という文字があるが、住人を誰も見たことが無いという。気味が悪く誰も近づかないこの建物の前に、俺は立っている。聞いたのだ
、運命を解いてくれると。扉を開けると、一人の男が見えた。俺はとっさに合言葉を発する。男は部屋の奥の椅子を指差した。座った途端、抗えないような眠気に襲われたのだ。「目を開けた時、蔦はきっと解けてますよ。」最後に見えた男の瞳は、酷く優しいものだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-06 23:48:30
230文字
会話率:0%
「あなたが人生で最も後悔した"嘘"はなんですか?それは、本当につかなければならないものなのですか?」
嘘ばっかついてた奴が突然異世界に行ってしまったら果たしてそいつはその異世界でも嘘をつき続けるのかーー
これは、そん
な"物語"じゃあありません。本当ですよ?もし"嘘"だと思うなら、それはあなたが"嘘つき"だからじゃあありませんか?あーこれは"嘘"ですよ。ちょっぴりお茶目な、ね。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-11 22:49:11
2094文字
会話率:58%
辰人(たつと)は我慢と言うものが一切できない、自分の欲求に素直な人間である。貯金はできない、勉強をしようとしても眠気を感じた瞬間に寝てしまう。
テストを途中で投げ出し、一人帰り道を歩いていたところ、赤信号に突撃。トラックにはねられて死ん
でしまう。
なんだかんだで辰人の異世界転生物語が始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-27 00:40:09
12763文字
会話率:59%
高校生の神谷薫はあるゲームにハマっていた。『ロスト・ファンタジア』……『L・F』と称されるそのゲームは自分の分身のキャラを操作して仲間と冒険する、王道RPGだ。周回プレイを前提としたイベントの多様さに魅了されたコアなファンは多く、薫もその
一人。
学校から帰ってきた薫がいつものようにゲームを起動すると、急な眠気に襲われる。そして次に目を覚ますと、薫の目の前には木々が生い茂り、絶命した人々と崩壊した家屋が広がる惨状。混乱する薫の前に崩れ落ちた看板に書かれていたのはこの村の名を指す『ユーグ村』……それは薫のやっていたゲーム『L・F』の始まりの村の名前だった。
これは一人の少女が元の世界に戻るため、仲間と共に異世界を冒険していく物語である。
※この作品はアルファポリス様でも公開しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-22 22:54:46
54674文字
会話率:36%
少年は高校一年の冬休みをバイトに費やしていた。とある寒い日バイトに時間が長くなり、深夜になってから自宅に帰っていた。眠気に負け公園で仮眠をしたところ知らない世界にいた。ここは死後に世界だと告げられるも、生き返ることができることを聞き、息を吹
き返す。起きたら目の前に侍、勝手に取り憑かれたり、幽霊が見える様になったりと新しい世界に翻弄される。いろんな人や幽霊に出会い、少年はいろいろな考え方や人生を見て成長していく。この物語はそんな少年の高校三年間の青春である。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-15 23:00:00
164416文字
会話率:61%
いつも眠気と共に過ごす僕の前に入学と共に現れた一人の先輩。
そんな彼女との少しの間の話。
最終更新:2020-03-09 19:19:11
2994文字
会話率:39%
変態ではなく、特殊な性癖も持っていない男、月瀬明弘(つきせあきひろ)高校2年生は、夜道で突然唇を奪われた。見た目が14歳くらいの美少女に。
少女から脅され、言われるまま部屋に案内した明弘は少女、朔夜(さくや)から信じられない話を聞く。
朔夜が100歳の吸血鬼であること。明弘は朔夜の眷属、つまりは同じ吸血鬼にされてしまったということ。
説明を受けた後、明弘は、突如訪れた眠気に身を任せ寝てしまう。目を覚ますと朔夜が目の前にいた。
・・・・・・
「ほれ。食事じゃぞ」
「何を言って……!?」
差し出された足に、目が釘付けになる。
なんだこれ。なんだこの抗いがたい衝動は。俺は何に反応している。
におい。そうだ、においだ。ニーソックスに染み込んだ、汗のにおい。
舐めたい。飲みたい。しゃぶりたい。味わいたい。
これはそう、空腹の時に焼きたてのチキンを差し出された時のような、強烈な食欲。それと同じだ。
どうしちまったんだ俺は。なんでこんなにも狂おしく求めてるんだ。
自分でも息が荒くなっているのが分かる。このまま見つめ続けたら俺は。
「我慢は身体に毒じゃぞ? ほら、はよう」
つい、と鼻先まで足が差し出されたことで、俺の理性は崩壊した。
自分でも何がなんだか分からないまま、目の前の不審者少女の、汗が染み込んだニーソックスにむしゃぶりつく。
うめぇぇぇぇええええ! なんという旨さ!
芳醇かつフルーティで、舌の動きが止まらねぇぇぇぇええええ!
・・・・・・
吸血鬼は体液を摂取する。必ずしも血液である必要はない。
ロリババアの朔夜や、幼なじみの遥(はるか)から体液を摂取して生きながらえる明弘は、舌技のエキスパート、ナメニストとしての才能を開花させ、吸血鬼特有のスポーツ、いかに美しく、いかに相手を気持ちよくさせられるか競う『吸血』の世界へ身を投じていく。
明弘は一族を破門された朔夜を救えるのか。力ある吸血鬼に見初められた遥を救えるのか。
エロバカコメディラブコメ、ここに開幕!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-27 00:16:55
114944文字
会話率:51%
知り合い以上、友人等辺、恋人未満。
最終更新:2020-02-08 21:08:29
1156文字
会話率:35%