1910年代、関東地方にある千代田市。
妖怪が一大ムーブメントとなる一方で、妖怪現象としか思われぬ奇怪な事件が起こるようになっていた。
魔物を使役する秘術を継承する宮森男爵家の御令嬢、芙美子は火を噴く鶏の魔物、ふらり火とともにそれら妖怪事件
に挑んでいく。
やがて、相次ぐ事件の背後では鬼神衆を名乗る謎の一団が糸を繰っていることが明らかになり、芙美子もまた、彼らの陰謀に巻き込まれることになる。
物語研究所発、御令嬢ブームに乗っかろうぜ企画応募作品です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-16 01:48:00
55111文字
会話率:47%
大正九年
病気のために海軍兵学校を退学した一之瀬馨は、東京の伯爵家に幼い子息の家庭教師として雇われ住み込みで働くこととなった。
そこで馨は、曄子という美しい伯爵令嬢と出会う。しかし広大な屋敷の中でひっそりと暮らす曄子には、ある秘密があった─
─折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-15 16:37:11
58443文字
会話率:42%
神代の時代から、人は守り神と共に生きてきた。人は守り神を信仰し、奉ることで様々な加護を得る。守り神は人々の信仰を糧とし、代わりに富や名声、時には人ならざる能力までも与えてくれた…。
豪商、羽立野(はたての)家の娘三葉(みつば)は、家族から
妾の子として蔑まれ使用人と同じ扱いされていた。数年後には父の道具として顔も知らない相手と政略結婚させられるのだ…。そう人生を諦めていた時、兄の明興(ともあき)が公の場で財界の重鎮「蛇頭家(じゃとうけ)」との業務提携を一方的に破棄した挙げ句、蛇頭家の一人娘、江奈(えな)に対して「妾になれ」などというやらかしをてしまう。
呆れ果てた三葉は空気である立場を最大限利用して、羽立野家から逃亡し見知らぬ家で女中として働き始めた。……はずなのに、何故か当主の大神弘城(おおかみ ひろき)から「契約婚」をしないかと持ちかけられて。これから私、どうなるの?
大正時代風のあやかし結婚譚。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-15 07:10:00
75122文字
会話率:46%
誰の中でもありそうな、日々の一小間を切り取って
物語として書いていきます。
時々不図思い付いたことです。
果して物語と言えるのかは読者次第です。
最終更新:2025-06-13 22:35:40
3340文字
会話率:28%
成金の栗花落《つゆり》家の娘である姫子《ひめこ》は祖父が華族の繋がりと家格を欲しがったために斜陽の華族一族、軍功で男爵位を得た滝元《たきもと》家の長男であり姫子とは歳が離れた滝元辰巳《たつみ》と許嫁の関係にあった。
しかし姫子は自分の望み
が結婚ではないことに気づき、許されない恋に身を落としていくことになる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-13 12:00:00
68926文字
会話率:32%
戦場から帰って来たのは婚約者の腕の骨一本だった。
最終更新:2024-12-01 12:00:00
1913文字
会話率:23%
女狐という蔑称で蔑まれ女学校では浮いた存在、家では異母姉に虐げられ、後妻の娘という立場のせいで使用人からも虐げられ、母は亡くなり頼りの父は前妻の忘形見である姉を甘やかし現状は見て見ぬ振りだった。そんな不幸な少女薫子はある時、国で英雄的扱いを
受ける軍人の家に嫁ぐこととなる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-12 12:00:00
109381文字
会話率:45%
友人を失って、絶望し、自殺しようとする元白虎隊の住人、日露戦争で友人と恋人を失った貧乏な人たちが、迫る憂鬱と、残酷な世界と戦いつつも、この世界に希望を見出そうとする、彼らの葛藤を描いたヒューマニズム小説。
面白くかつ感動的に書いたので、ぜ
ひ読んでください!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-12 21:31:49
26317文字
会話率:23%
ヤングケアラーだった優依。体力に限界が来て息を引いとった。そんな優依のところに謎の人物が現れる。謎の人物は自身のことを『神』と名乗る。謎の人物は本当に『神』なのだろうか。
謎の人物との出会いから始まる第二の優依の人生。彼女は幸せになるこ
とができるのか。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-12 15:00:00
1908文字
会話率:79%
雷華軍に所属する長林は天与礼者である少女、H862の世話を任されることになる。
元心理療法士である彼は彼女が抱える問題を解消する手伝いをする事になり、生活を共にする。
最終更新:2025-06-11 08:21:36
80022文字
会話率:59%
紫は華族の黒羽家で働く女中だったが、盗みの冤罪で黒羽家を追い出された。
そんな紫を拾ってくれたのが、剣士の鷹司東也だった。
鷹司は紫を自宅に連れ帰り、甲斐甲斐しく世話をしてくれた。
紫もまた、鷹司の役に立とうと家事をする。
そんなある日、鷹司はどこからか、紫が盗みで黒羽家を追い出されたことを聞いてきたのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-10 08:03:15
3152文字
会話率:27%
懐かしい夢を見た。
また誰かと居たいと思わせる。
わたしの大切で大好きな人。
最終更新:2025-06-09 14:24:40
4224文字
会話率:35%
いつもの博麗神社。霊夢と魔理沙はいつものようにくつろぐけど、ふとしたことからケンカは始まる...
最終更新:2025-06-08 20:21:39
4163文字
会話率:69%
Z世代 退職代行やSNS、バイトテロ…今の年配の人間を呆れさせる若者達
そんな若者達が今の年配の人間よりはるかに厳しい時代、つまりは戦時中に
集団転生してしまった。
Z世代の斜め上な行動や考え方、今の高齢者よりはるかに「厳しさ」を求める世代
の彼らは転生したZ世代に発狂しつつも、彼らを「より強い人間」に
しようともがきあがく。そんな彼らに揉まれ転生されたZ世代の若者も心身ともに強くなっていく…。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-08 19:57:44
1335文字
会話率:28%
貴方は前世の記憶を信じますか?
前世は、花魁とお客様だった二人、決して叶わぬ恋
だから誓った。
来世は、来世こそは一緒になろうと。
そして紡がれていく恋の物語
最終更新:2025-06-08 02:15:36
1038文字
会話率:66%
文明開化に沸き立つ町の隅っこで、『化物』と呼称され蔑まれる者たちがいた。
生まれながらに能力を持つ者。この世のものではない存在が見える者。そして、妖と共に生きる者。
そんな彼らを巻き込むように、骨と皮だけの骸事件がひっそりとその影を濃くして
いた———。
普通ではない彼らがたどり着く先は天国か、はたまた地獄か。
日常の中に隠れた、実際にあったかもしれない現実が明かされる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-07 22:28:58
227198文字
会話率:54%
時は大正と昭和の境目。
帝都一の歓楽街 浅草に、一人の少年が住んでいた。
彼の名は銀次(ぎんじ)。
口八丁だけで芸を売る根っからの香具師(しょうにん)だ。
この頃の浅草には関東大震災で家を失った
多くの少年・少女が住んでいた。
彼らは人
さらいや悪徳警官など汚い大人たちから身を守るために、
浅草黒団(こくだん)、浅草紅団(くれないだん)などの徒党を組んで、力を合わせて日銭を稼ぎ、暮らしていた。
そんな中、銀二は一人、誰とも組まずに
元浅草十二階下のさびれた地区で暮らしている。
彼は二つの商いをしていた。昼間は古臭い覗きカラクリ屋。
そして夜は——誰にも言うことのできない仕事——探しモノ屋だ。
探しモノ屋。それは、人々が失ったモノを取り戻し返す仕事。
当時の日本は大震災の影響で、誰もが何かを失って生きていた。
家族、恋人、仕事、家、命……。
銀次はそんな人々の依頼を受け、なくしたモノを探しに
十二階跡地の奥にある浅草裏町へと日々、通っていた。
浅草裏町——幻橙町(げんとうちょう)。
普通の人には見えない、奇怪なモノたちが集まるこの町では、
代償さえ払いさえすれば手に入らないものはないという。
「ここには自分の取り戻したいものも、きっとあるはず」。
そう思いながら、銀次は探しモノ屋の商いを続けていた。
そんなある日、銀二のもとに、
失踪した浅草紅団団長の紅子(べにこ)を
探して欲しいという依頼が入る。
ひょんなことから黒団団長で幼なじみでもある
辰政(たつまさ)と幻橙町で一緒に紅子を探すことになった銀次。
果たして紅子は見つかるのか、
そして、銀次の探しているモノはどこにあるのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-05 22:30:00
37361文字
会話率:32%
社会の変化を中心に描いていきます。個々のエピソードは独立しているので、どれから読んでいただいても結構です。
最終更新:2025-06-05 06:11:18
34685文字
会話率:13%
植物学者の牧野誠太郎は長年の研究の末、新種の植物を発見した。
学名には彼の名前が永遠に残る――誰もがそう思う。
しかし、彼が新種の植物を追求したのは意外な理由があった。
朝の連続小説「らんまん」にインスパイアされたベタベタのラブストーリ
最終更新:2025-06-03 12:05:43
2177文字
会話率:51%
時代考証(ネット検索)
最終更新:2025-06-03 06:40:00
8009文字
会話率:40%
瑞穂国を治める国司の娘である雪代氷織。彼女が生まれた年は雪が長く降り続け、「氷雪姫」と陰で囁かれている。
側室の娘であることを理由に、氷織は城の離れに閉じ込められ、孤独に生きてきた。
十七歳になったある日、義妹の華怜の手によって城から追放さ
れてしまう。
命の灯火が消えそうなそのとき、人間と天狗の血が流れる蒼玄に助けられる。
蒼玄は湯守人として温泉の素材を捜し、様々な病や怪我を治してきた。しかし長年の苦難を強いられ、凍りついた氷織の心は、蒼玄の温泉でも治せなかった。
「俺はお前さんの心を見たとき、ぞっとしたよ。
お前さんの周りの人間は、世界は、どれほどの苦しみを与えてきたのかと。想像するだけで泣きそうになった」
蒼玄の提案により、氷織の凍った心を溶かすための旅に出る。
氷織の見張り役だった岳も加わり、三人で温泉の素材を捜す日々。
郷の人々との関わりや、蒼玄の優しさに触れ、氷織の凍った心はだんだんと溶けていく。
愛を知らずに育った少女が真の愛を見出し、新たな未来を切り開いていく物語。
半天狗のあやかし × 虐げられた姫
和風ファンタジーです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-02 18:30:00
80001文字
会話率:39%
47都道府県最強を決める代理戦争(タイマン)がいま始まる。
各県の出身者あるいはゆかりある人物を選出して行われる、トーナメント形式でのガチンコタイマンファイト(異種格闘技)。歩んだ人生×知名度×望んだ能力×県民の声などが力となるため、一概に
誰が勝つとは判断できない。
司会は絶対に聞き逃さない名MC・聖徳太子!!
ずっとみんな思ってただろ?47都道府県、どこが最強で最高なのかを!!
県を代表する偉人達の織り成すガチンコタイマンドラマチック格闘活劇!!
どうぞお見逃しなく!!間もなく始まります!!!!!!!!!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-02 07:10:00
23270文字
会話率:42%
「野郎共、名乗りをあげろ」
明治45年(1912年)の北海道小樽にて、新聞記者の八重樫眞平と加藤眠柳は、
元・新撰組隊士と出会う。祖父がかつて新撰組隊士だった八重樫には、どうしても気になる新撰組の謎が三つあった。
一つ、芹沢鴨の死の真相、二
つ、山南敬助の不可解な脱走の理由、
三つ、新選組が破り捨てた“切れ端”の意味。
“切れ端”は、鉄の掟・局中法度の幻の禁止事項であった。
そこに記されていた一文とは。
人斬り集団・新選組のなかで生きた男たちの語られることのなかった物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-02 07:10:00
5349文字
会話率:48%