「ネトリ様、望みもしない婚約をさせられる私を慰めて下さい」
「・・・・ま、待って下さい」
マリアンナ皇女に迫られて、俺は困惑してしまった。
「待てません」
「うぐぐ」
そして口付けをされてしまった。
「スルスルスル」
更にドレスや下着を脱ぎ
捨てて、全裸で抱き付いてきた。
「私を抱いて下さい」
「・・・・」
俺の理性がぶっ飛んでしまい、マリアンナ皇女を抱いてしまった。
「この夜の事は忘れて下さい」
「・・・・分かりました」
この夜の情事はお互いに忘れる事にした。
これは皇女を寝盗った男の話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-16 21:42:45
1295文字
会話率:50%
ミッションをよく忘れる主人公ジョンのお話です
最終更新:2023-07-02 23:05:46
558文字
会話率:66%
県立志叡館高校に通う高校生・行武孝太郎は、昼休みになると決まって屋上でひとりの時間を過ごしていた。何を残すでも何が残るでもない高校生活。〈声〉に何と諭されようと、これがいいと嘯く。
そうして落ちた微睡みから強引に引き戻されると、そこには見
知らぬ女子生徒の姿があった。
「ずっと――あなたのことが気になっていたの」
沓南つかさと名乗る女子生徒は続けた。
「行武君も――わたしと同じように、忘れてしまった経験があるのかもしれない」
その何かと思わせぶりな言動を受け、行武孝太郎は自身の過去を語る。二年前、交通事故に遭ったあとの臨死体験について。悪魔を騙る、姿なき〈声〉について。そして、忘れる程度でしかなかった事実について。
それを受けて、沓南つかさが言った。
「たぶん、行武君だけがわたしを——」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-20 23:52:49
72710文字
会話率:45%
忘れることで生きてゆける。けれど忘れたくないものまで忘れてしまったらどうだろう。
最終更新:2023-06-13 09:46:20
4177文字
会話率:4%
忘れられない人がいる。昔の彼女とかでもなく、そもそもほとんど話したことも無いのに。いつもつまらなそうで、悲しそうで、そんな顔が何故か、忘れることができない。
仲良くなろうと思った時には、世界からいなくなってしまっていたから、余計に。
だから
、今度はもっと近づいてみようと思う。時計の針が戻ったなら、もう一度チャンスはあるってことだから。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-03 19:12:07
98673文字
会話率:44%
道路沿いに咲く一輪のタンポポの花を見つけた女の子は、その花を大変可愛がりました。
しかし、花は綿毛となり、お別れのときがやってきます。
種たちは皆、その女の子のことを忘れることなく、次の春になりまた花を咲かせて綿毛となって飛ばされていきま
した。
その種たちもまた、女の子のことを忘れませんでした。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-03 06:34:35
430文字
会話率:0%
14歳の少年は目を覚ます記憶を失い、深い森の中で倒れていた。服にはべっとりと血が付いていて、頭も尋常じゃなく痛い。隣には少年の妹を名乗る少女が。しかし、しばらくすると少年はその少女のおかしな行動に気がづいき...。
果たして少年は失った記憶
を取り戻せるのか、そして少女は一体何者なのか?!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-30 22:55:06
8177文字
会話率:30%
「好きです。付き合ってください」
クラスのマドンナと言われる存在。
そんな彼女が俺に向かって告白をしてきた。
容姿端麗。成績優秀。運動はちょっぴり苦手。そんな欠点さえも、彼女の魅力の一部だ。
もちろん、性格だって完璧。完璧すぎて
、一部の女子からは反感を買っているが、男子は皆彼女に夢中だった。
そんな彼女が俺に告白をしてきた。
「……どうして? 俺なんか成績も良くないし、部活だってはいてないし、それに──」
当然だ。俺なんかが彼女と釣り合うはずがない。
彼女はみんなの憧れ。対して俺は、ただの一般人以下の存在。
ただ、何もない毎日を送る堕落した高校生。
「違う! "なんか"じゃない!
自分のことよりも人を大事にする優しさが好きなんです。あなたの大人っぽいところが好きなんです!」
彼女は想いを伝える。
彼女は真剣だ。だったら、俺も真剣に答える義務がある。
彼女に想いを馳せている人は多い。俺だってその人間の1人だ。
彼女のことは悪いと思っていない。むしろ気になっていた。
今は「好き」という感情を抱いていないけれど、彼女に対する「好意」はいつの日か「好き」に変わるのじゃないかという予感がする。
俺には付き合っている人もいないし、他に気になっている人もいない。
だったら、彼女の告白に応えるのが当然だ。それが最善の選択だ。
だが──
「告白してくれてありがとう。──だけど、ごめんなさい」
分かっていながら、俺は間違った道を選ぶ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-24 20:51:28
5797文字
会話率:27%
私は生前の記憶がない。真白先生が言うには幽霊になったとしても生前の事をはっきりと覚えている方が珍しいという事なのだが、それでも少しくらいは覚えているのが風通だそうだ。私のように名前も生まれた場所も生まれた時代も死ぬ前の状況も何もかも覚えて
いないというのは、普通ではないそうだ。
私は真白先生にヒナミという名前を付けてもらった。ヒナミになった理由は私が生まれたての鳥の雛のように先生に助けを求めていたからだという事なのだが、私にはその記憶も残っていないのであった。生きていた時の事も死んでしまった後の事もあまり覚えていることは出来ないのだが、先生の事だけは忘れることが無かったので、その事だけは安心して過ごすことが出来ていた。
真白先生は私みたいな幽霊になった人とお話をして説得をする仕事をしているのだけれど、私以外の幽霊の姿は見えないらしい。なぜ私の姿だけが見えているのかは真白先生も不思議に思っているそうなのだが、私の姿が見えているという事で今まで以上に仕事がやりやすくなったと喜んでくれている。
真白先生は除霊自体は出来ないそうなので、基本的には対話をして説得をして成仏をしてもらうという形を取っているのだが、万が一の時には本当のお母さんに貰ったお札を使って強制的に除霊をすることが出来るそうだ。私はそのお札を見たことが無いのだけれど、真白先生の話によると、そのお札を見ただけで私も成仏してしまう可能性があるそうだ。
私はもう少し真白先生と一緒に暮らしていたいので成仏したいとは思わないのだけれど、いつかそんな日が来るのではないかと思い、真白先生との暮らしを楽しんでいるのであった。
ただ、真白先生は除霊代金の代わりにエッチな事を要求するのはやめた方が良いと思う。
欲望に忠実なのは仕方ないと思うのだけれど、真白先生がエッチな事をしているところを見せられるこっちの気持ちにもなって欲しい。
私にちゃんとした肉体があればエッチなこともしてあげられるのだけれど、私はこの世界のモノに触れることが出来ないのでどうすることも出来ないのだ。
この話は「ノベルアッププラス」「カクヨム」「アルファポリス」「ノベルピア」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-20 12:38:25
149562文字
会話率:67%
人類が大気圏を越え、宇宙に進出の足を飛ばしても、娯楽というものはそう簡単には変わらないものらしい。
──火星
未だ茫々たる荒野が広がり、開拓を必要とされている発展途上の星。
地球から追いやられ、金にも食べるものにもありつけない者たちが最後
に辿り着く、負け犬の星でもあった。
彼らは、貧困と過酷な労働の日々に喘ぎながらも、鬱屈とした空気を忘れようと、娯楽に走る。
それが、ボクシングだった。
人と人とが殴り合い、血と汗を散らす様はまさに非日常。
非日常の中であればこそ、人は日常を忘れることができる。
リングの数は急激に増え、そこにリングチャンプと呼ばれる男達が現れ始めた。
そして、そのリングチャンプに喧嘩を売る男がまた一人──
男は、拳を握る。
負けたかない、勝ちを獲る。
ただそれだけに熱を駆られた男は、リングという名の四角い荒野をひたすらに歩んでいた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-19 21:03:30
57133文字
会話率:5%
「琉生とみちるは二人きりだから」
映画サークルの幽霊部員・琉生と盲目の妹・みちるは双子である。
父を亡くし、母は収監された「あの日」以来、琉生とみちるはお互いだけを支えに生きていた。
あの日の出来事を、私たちはよく覚えていない。
けれど
「私」だけは、あの日の真実を忘れることはない。
○全10話。すっきりした話じゃないです。
○この作品は以前別サイトにて吹きだし型ノベルとして掲載しておりました。個サイトに現在も掲載中です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-11 18:00:00
11926文字
会話率:49%
人は苦しみばかりに目を向ける。楽しいことはすぐ忘れる。逆になれば、皆幸せなんだけど、そうはいかないのかな。
最終更新:2023-05-10 19:02:36
1752文字
会話率:6%
雨の一日を過ごすとき、あれこれと出来なくなる。来週に伸ばす、そして、何もしなくなる、そして、忘れる。生涯に関係することさえ、ぼやけたりしてきた。それを気まぐれ、というのかもしれない。
最終更新:2023-05-07 13:36:16
375文字
会話率:0%
アラームを忘れても、と言いながら、忘れる人なんているのかなと、思っていた。確かめる術もなく、自分の忘れることを考えた。
最終更新:2020-10-12 23:59:43
432文字
会話率:0%
花に水を与えるのは、枯れないように。近頃の日差しでは、一度忘れると、間違いなく、可愛そうなことになる。枯れないようにと、ただそれだけだ。ぼくは、自分がわからない。朝顔は毎日咲いている、なのに、どこか、遠かった。今朝、ゆっくり見ていた。
最終更新:2020-08-07 21:05:39
277文字
会話率:0%
「人が死んだ後、周りの人は一番最初にその人の声を忘れる」
西暦2243年。世界中を巻き込む機械対人類の新世紀世界大戦が開戦して45年経った時の少年兵たちの話。
それぞれの思いを抱えて命を懸ける少年兵たちは今日も理不尽な現実に争い続け
る。
※この作品はハーメルンにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-01 20:02:30
3495文字
会話率:9%
没落貴族の跡取りであるジェノは、国有数の貴族の令嬢とお見合いすることに。『完璧な家柄の美少女』がお相手でめっちゃウハウハーって、そんなわけあるか!僕は一応女の子なんだぞ!?なんで断らなかった親父!…なに?女の子だって忘れてた・・・?忘れるか
普通!?
なんとか見合いを断ったものの、「あいつを振るとは気に入った!」と今度は謎の美少年に無理やり友達認定されてしまった。いや、近い近い近い。もうちょっと離れろ、僕は友達と認めていない!気安く肩とか抱くな、勝手に僕を親友って言いふらすな―― え?お前、この国の王子様なの?
徐々に縮まる距離感に王子様へ友情以上の感情を抱き始めるジェノだったが、彼には男の子だと勘違いされていて・・・?
◆男装少女と完璧だけど面倒臭いストーカー王子様との純愛です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-30 01:00:00
567715文字
会話率:41%
職場での人間トラブル。記憶を消す方法が知りたいです。
最終更新:2023-04-28 23:00:00
2795文字
会話率:17%
「何もかもどうでもいい」
無数の剣を身体から生やして血の池に沈む男は吐き捨てた。
しかしそれを咎め、堕ちんとする男を留めるものが一人。
全てを捨てようとした男はその者に敗北し、敗者として勝者の要求を課せられる。
「名を忘れるな、親を忘れる
な、友を忘れるな、過去を忘れるな。留まり探せ、再びの誓いを、己の有り様を」
戦士の有り様を尊ぶ男はその言葉に従い旅に出た。
……その身に一つ、不死の黄金を携えて。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-25 17:22:35
317898文字
会話率:39%
ロレスは小さな村で生まれ育った。そこはクヤタ村と呼ばれ、外の交流の少ない和な場所。ロレスの父、トリエスタは息子を連れ、時々村の外へと足を伸ばし散歩をしていた。そんな平凡な日々を過ごしていたある日、ロレスが十歳の頃、トリエスタは死んでしまう
。それは突然だった。二人が訪れた港町ルークスが、町ごと正体不明の集団に襲われたのだ。それに運悪く巻き込まれた親子。息子を救う為、トリエスタは自身の身を犠牲にした。ロレスはこの惨劇と、その時感じた憎悪を忘れる事はなかった。そして、十七歳になったロレスは、沢山の思い出が染み付いたクヤタ村を出ると、仇討ちの旅を始めた。
旅の途中で出会った謎の少女インディア、魔剣士と名乗るリヴァラ。そして、二つの種族。彼らとの出会いが、ロレスの運命を大きく変えていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-15 21:24:16
178684文字
会話率:63%
『私が癒しの力を使うと、相手は私のことを忘れてしまう……』
聖女エマの「癒しの力」には代償があった。癒しを与えた相手は、彼女のことを忘れ去り、生きている限り記憶にとどめることはない。
それでも教会は彼女に「癒しの力」の行使を強いる。
エマの心はすり減り、感情は失われていく。
そんな中、彼女の暮らす王国は帝国から侵攻を受け劣勢に立たされる。国家存亡の危機。
国王は武神の加護を受けた第一王子アルベールと聖女エマを最前線に送ることにした。
その道中、エマはアルベールと心を通わせていくのだが……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-08 14:42:43
6603文字
会話率:33%
ひな
18歳特に目立つことは無い。
101回目の転生をしたらしい
黒髪。背が低く、童顔で子供っぽく見られたくないので髪を染めたいが田舎の私立の学校なのでそこら辺厳しいし、そこまでの勇気がそもそもない。
勉強はほどほどに出来る。乙女ゲームが好
き。推しのお葬式は地雷。帰宅部
ゆづるくん
ひなの幼なじみ。帰宅部なので一緒に下校している。バトロワ系のゲームが好きだがとても下手
それは本人は気にしておらずクリア出来たゲームは無いがよく楽しそうにプレイしている
ヒロインは転生していることを伝えていない。
18歳の誕生日、気付くと101回目の転生をしたらしいというメモを握りしめていたひな
【転生してまたパンケーキを食べたい】
という意味のわからない文章に従いパンケーキを食べてみるが普通に美味しいだけ。
寝ぼけていただけだろうと忘れることにしたが、
幼なじみのゆづると2ヶ月後にオープンするカフェで一緒にパンケーキを食べようと約束することになり…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-05 13:42:33
705文字
会話率:8%