風が吹く度に思い出す。川辺であった少年のことを。一度きりの出会いだったが、私には大切な出会い、だから、私は彼の言葉の意味を追い求めた。
最終更新:2016-10-18 23:20:26
528文字
会話率:0%
怪我を負って弱り切っていたサバトラ白の子猫は、不思議な青年に拾われた。青年は街を巡り歩く語り部で、子猫には彼の言葉がどれもきらきら輝いて見えた。青年は子猫にトラと名付け、トラは青年と一緒に街を巡り歩く旅猫となった。
最終更新:2016-09-22 13:01:11
5127文字
会話率:20%
普段は無口で、無愛想、ほとんどその場にいないみたいな彼
彼の言葉は、無愛想で酷いけど、困った時、手を差しのべてくれる本当の彼の優しさに気がついた。
あなたの背中に近づきたい、あなたの大切な人になりたい
でも彼は、私が話しかけたら迷惑そ
うにするし
近づこうとしたら、猫のように逃げてしまう。
あなたにキスして、抱きしめたくなるのはあなたが大好きで、欠けがえのない大切な人だから。
だから、本当の気持ちを私に伝えて怖がらないで私を受け入れて。
私、あなたを幸せにしてあげたい。
木原友芽 (きはら ゆめ) 29才 OL
派手な外見のために、男に慣れてると誤解され続けてきた。
なのに、初めて人を好きになったのは。
難攻不落の奥手な男。好きと攻めれば攻めるほど、相手は逃げていく。
志賀宗佑(しが そうすけ) 29才
女心はまったく理解しない、派手な女は苦手な友芽の同期 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-09-05 07:00:00
62503文字
会話率:35%
━━僕は、四つの嘘をついている。
彼の言葉の本当の意味とは。
最終更新:2016-08-21 01:51:11
1322文字
会話率:60%
中学二年生、私は人間が大嫌いだった。
いじめや、裏切り、リストカット…。
死んだはずの私の心。
そんな私はある日、彼の言葉に触れる。
文字だけのやりとりから始まった私と彼。
顔知らない、本名も知らない。
だけど惹かれてしまった彼の持
つ儚い言葉。
傷だらけの私を救ってくれた彼。
そんな私と彼の長い夢の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-07-11 21:45:03
4130文字
会話率:5%
彼の言葉に、私の胸は一瞬で撃ち抜かれた
最終更新:2016-07-05 18:23:48
33437文字
会話率:12%
「死ぬの?なら君のその命僕にくれない?。」
私の自殺を止めた彼の言葉のいみとは。
最終更新:2016-02-10 12:30:40
775文字
会話率:7%
あの日すべてが変わってしまった。
大好きだった家族。
大好きだった街。
大好きだった領民のみんな。
大切だった人たちが一瞬で奪われた。
憎みたかった。憎んで殺してしまいたかった。でも…
『ホワイト、聖女様を憎むなよ。魔障に蝕まれた
のは運命だった。お前より少しだけ早く神様のもとへ向かうだけだから。お前は焦ってこっちに来るんじゃないぞ?』
彼の言葉があったから、私はここに立っている。
全てを捨てて。
俺は今、ここで生きている。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-01-06 12:00:00
3268文字
会話率:37%
ベットから体を起こした彼女は髪をかき上げた。長らく眠っていたのであろう。髪に寝癖が付いているのが自分で分かった。カーテンから、うっすらと太陽の光が入っている。夜明けに合わせて彼女の隣にいる彼が起こしてくれたのだろう。少しだけカーテンを開け
て、ぼんやりと朝焼けた空を眺めていた。
不意を衝くように、彼女の頭を彼は撫ぜた。寝癖も気にせず、ただ彼になされるがままになる。彼は彼女が抵抗しようともしないことをいい事に、そのまま彼女の頭を胸に抱き寄せた。
「ねえ」唐突に彼女が言った。「あの空の向こうまで行けるかな?」
虚ろな表情を一切変えず言葉をこぼすその様は、まるで人形を思わせた。
そんな彼女に彼は言葉では返さず、抱きしめる力を強めて応える。彼女は彼に言葉を再び投げかける。
「もし私が空の向こうに行ってしまうことになったら、その時は貴方も一緒にいてくれる?」
「勿論さ。どこまでも一緒にいる。天どころか、地獄の果てでも一緒にいる。当たり前だ」
そこで初めて彼女は虚ろだったものから表情を崩した。彼女は不安だったのだ。そして彼の言葉でその不安が払拭された。
「私、学校の人や色んな人から『怖がり』『ビビり』って言われてたけどね。貴方と一緒なら、何処へだって、何だって、何も怖いものなんてないんだよ」
そう言って明るく笑い、抱きしめている彼に抱きしめ返した。
彼女のそばにいる彼は現実の存在ではない。言うなれば、統合失調症による彼女の妄想だ。妄想に浸れば浸るほど彼女の心は救われ、そして不愉快な現実と切り離されていく。煩わしくも楽しい人間関係など、そこには無い。
客観視するならば、彼女は紛れもなく孤独な存在と言えた。だが、本当に孤独にさせたのは誰か。
彼女は妄想にしか拠りどころを見いだせず、妄想にすがるしかなかったのだ。そこまで追い込んだのは誰か。彼女の精一杯の努力を一蹴したのは誰か。
怒りにもならない理不尽なこの境遇に、誰が同情するというのか。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2015-08-24 18:59:49
815文字
会話率:29%
「愛してるよ、リラ」
彼の言葉に嘘はない。
きっとこの世界では私が彼の唯一。
けれど、彼は真実を言っている訳でもない。
だって、彼はこの世界にいない彼女を、一等愛しているのだから。
「私も愛してるわ、ユウト」
それでも私は彼に愛を囁
く。
彼を愛しているから。
例え、この言葉が彼を縛ることになろうとも。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-08-01 21:13:19
29380文字
会話率:22%
高校二年のハルキは、翌日から夏休みという終業式の帰りに突然現れた水着姿の少女に唇を奪われて気を失ってしまう。目を覚ましたハルキは、そこに現れたキクノという幽霊に促され、少女を自分の家へと連れて行くことにする。ハルキは少女――ヒガンを介抱す
るが、その途中でなぜか彼女に興奮して自分を抑えられなくなり、彼女に触れようとした直前で死神を名乗る男が突然現れ、ヒガンが淫魔でハルキの命を狙っていると警告して去っていく。
翌朝、ヒガンはハルキに自分が幽世から来たこと、そしてカブトという行方不明になった恋人の魂が、今はハルキに転生していることを告げる。魂を現世から幽世に連れ帰ることは死を意味するが、ヒガンはハルキを殺したくないと言い、殺す以外の方法が見つかるまで一緒にいたいとお願いをする。それをハルキは断るが、キクノが説得すると夏休みの間だけという条件で渋々頷く。
ヒガンたちと一緒に暮らすことになったハルキは、水着のような服しかないヒガンのために同級生のチエリを呼ぶ。密かにハルキを想うお嬢様のチエリは、彼の力になろうと手伝うが、ハルキを誘惑し続けるヒガンに振り回されてしまう。
翌日、チエリが自分の別荘へとハルキとヒガンを誘いに来る。ハルキは嫌がるがヒガンは喜び、最終的にはチエリの別荘へ行くことになる。
別荘でヒガンとチエリは互いのハルキに対する気持ちを伝え合い、ビーチでの楽しい時間を過ごすが、その夜に花火をしている最中、チエリが誤ってハルキの護身用毒ラムネを口に入れてしまう。咄嗟にハルキはチエリに口付けをして解毒剤を飲ませるが、その際に自身が毒を飲んでしまい、それをヒガンが助けようとする。しかし、そんなヒガンに、ハルキは最後の力を振り絞って、なぜか自分を殺すように言う。嫌がるヒガンだったが、彼の言葉にカブトの面影を見たヒガンは、彼を信じて二人で幽世へと帰っていく。
幽世へと戻ってきたヒガンは、そこで自分がカイホウシンドロームという病で、それを治すショック療法としてカブトが転生したことを知る。そして二人は、死を越えてより強い絆を手に入れる。
この作品は著者( siou )の個人サイト『てくてく( http://tex2light.textnetyard.com/ )』にて公開している作品の転載です。サイトではEPUB版も公開しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-05-31 18:05:30
82897文字
会話率:47%
リリスは初恋の人と恋人になった。彼は親友のエリアルのことがずっと好きだった。彼の言葉が信じきれないときに彼に結婚の噂がたってしまう。私ではない誰かを好きになったのだと、信じて疑わないリリスの前にその女性とデートをしている彼をみてしまう。
『
今日は弓ですか?刃物ですか?』のサイドストーリーになります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-01-06 05:00:00
29971文字
会話率:40%
とある片田舎、そこに住む少年、ウィルヘルムは親がなく、一人で暮らしていた。
平和に暮らしていた彼に、ある日、事件は起こった。
そこから運命の歯車が回り出す。
彼は自分のルーツ、そして、すべきことを見つける。すべては、彼の言葉に従って。
異なる正義。異なる二人。複雑に絡んだ現実の先、導かれるものとは…。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-01-02 00:00:00
10582文字
会話率:38%
新井 千璃(あらい せんり)は、この春に高校生になったばかり。だが、希望に浮かれる他の生徒とは違い、学業も、友人も、趣味も、どこか醒めた視点をもっている。そんなある日、乾賢太朗という男に出会う。その非常識な行動に、はじめは腹を据えかねてい
た彼女であったが、乾の様々な面をみていくうち、次第に惹かれるものを見つけていく。柔道という共通点を介して、彼のことを少しずつ理解できるようになり、自分もまた、少しずつ変わっていく千璃だった。そんなある日、柔道教室の仲間たちと遊びにいくことに。そこで乾とケンカになってしまい、落ち込む千璃だったが、「失敗してもいい」という彼の言葉を受けることで、2人の仲はさらに深まって――裏切りの夜は、まだ始まったばかりだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-12-20 20:00:00
61832文字
会話率:47%
15年ぶりに私を訪ねて来た幼馴染。
女の子のように可愛かった年下の男の子は見知らぬ男の人に変貌していた。
私のことをずっと好きだったと言ってくれる彼。たったの一度も、何の連絡もなく突然現れた彼の言葉を信じることは出来きなかったんだけど…
最終更新:2014-11-12 09:00:00
274236文字
会話率:48%
主人公は女の子。彼女は今をどう生きるか悩み中。そんな彼女のもとにある人物(?)が現れる。彼の言葉に彼女の考え方が変わり……。
最終更新:2014-08-15 00:15:17
2740文字
会話率:0%
―――ごめん。まだ、あの時の彼の言葉が耳に残っている。
―――俺を信じて、絶対に大丈夫だから。幸せだった時の二人が、今も脳裏に焼き付いている。
―――一年間離れて、キミを好きでいられる自信がないんだ。心が凍った時の感覚が今でも胸にこびり付い
て剥がれない。
でも、だけど、だからこそ、私は。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-08-14 01:40:57
2930文字
会話率:43%
「シュゼット、好きだよ」
彼の言葉に、シュゼットは今日も嫌々と、それでもはっきりと答えを返す。
「私も好きよ」
本当のことを言うと死んでしまう呪いをかけられた女の子の、呪いが解けるまで。
*ものすごく遅くなりましたが、一応告白の
日の短編です*
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-07-06 20:34:25
7534文字
会話率:34%
彼の名は到也(とうや)。
彼女の名は怜奈(れな)。
お年頃のカップルですが、到也は怜奈に際どい水着姿を強請ります。
嫌がる怜奈ですが、ただ性だけではない彼の言葉から徐々にイケナイものに目覚めていくストーリーです。
最終更新:2014-07-04 19:00:00
6955文字
会話率:25%
「こんなにもボロボロで、痛々しいのに?」「え……」ある夏の日に沙希が出会ったのは、夏にもかかわらず真っ黒なコートに身を包んだ青年だった。彼の手には新品のようにきれいな人形があるが、彼はそれをぼろぼろと言いはるのだ。彼の言葉の理由とは……?
最終更新:2014-04-18 21:17:59
5634文字
会話率:60%