「毒りんご?」「ええ。このりんごを食べれば、確実に死ぬことができるんです」「な、なにそれ……変な冗談はやめてよ」
自殺したい人に毒りんごを売る少年と、彼を非難したい女子大生の物語。
死にたいと思ったときに簡単に死なせてくれるりんごがあったと
したら、どうしますか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-06-10 21:26:41
3958文字
会話率:60%
「こんなにもボロボロで、痛々しいのに?」「え……」ある夏の日に沙希が出会ったのは、夏にもかかわらず真っ黒なコートに身を包んだ青年だった。彼の手には新品のようにきれいな人形があるが、彼はそれをぼろぼろと言いはるのだ。彼の言葉の理由とは……?
最終更新:2014-04-18 21:17:59
5634文字
会話率:60%