注意:前作ガンギマリズムの続編となります。前作をお読みになることを推奨します。
202X年。
最悪の歴史を辿った世界の現代日本。
辰上漆紀(たつがみ ななき)は一般ではカルト宗教扱いされる佐渡流竜理教の少女・竜蛇彩那(たつへび あやな)に
目を付けられる。
彼女は竜理教において信仰対象である竜王と呼ばれる絶大な力を持つ存在を探しており、漆紀がその竜王ではないかと考える。
彩那は信者を連れて漆紀を佐渡に拉致。
この佐渡流竜理教の動きを知り、本家竜理教も動き始める。
カルト宗教対カルト宗教。
佐渡島にて、佐渡流竜理教と本家竜理教による争いが始まろうとしていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-28 19:40:16
169228文字
会話率:47%
青白い蝶の翅の生えた娘・燐火(りんか)は、猫柳(ねこやなぎ)博士の研究によって生み出された絶滅したはずの妖精だった。
女主人の緋桐(ひぎり)のもとで愛されながら過ごしていた彼女は、ある日、ひょんなことから博士によって隠されていた機械人形を見
つけてしまう。カヤという名の彼女は、自分と同じく青白い蝶の翅をもつ妖精を模した人形だった。
主人や博士の目を盗みながら燐火はカヤとの交流を深めていく。
だが、そんなある日、燐火は主人である緋桐がカヤを手放すつもりであることを知ってしまう。
燐火はカヤの手を取り、屋敷の中を逃げ出した。二人一緒にいられる未来を求めて、小さな戦いが、始まろうとしていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-28 12:00:00
118316文字
会話率:41%
──お前の父を知っている。
不審な手紙に呼び出され、吸血鬼の父を持つ幽は公園へやってきた。そこで待っていたのは日傘を差した美しい女性。霊という名の彼女との出会いは幽の運命を大きく変えた。
霊が追うのは幽の実父である天という名の吸血鬼。
彼に殺されたかもしれない少女の遺品を取り戻すため、霊は秘密裏に捜索を続けていた。そして、彼女に協力することになった幽は、帰宅途中に何者かに命を狙われ、霊のもとで保護されることとなった。
母親由来の魔女の心臓〈赤い花〉と共に、慣れない魔法を練習しながら、霊の役に立とうとする幽。しかし、そんな幽を誘い出そうとする手紙は自宅に届き続けていた。手紙を読んだ幽は提案する。自分が囮になれば、彼は現れるかもしれない、と。
天は現れるのか。少女の遺品は見つかるのか。
危険な作戦が始まろうとしていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-16 20:00:00
62683文字
会話率:35%
今より少し未来の時代、二十二世紀初頭に生まれた男児、リュウト。養育係官である〈オジイチャマ〉から学びつつ、身辺の出来事を語る。
リュウトが暮らす自治区がかつて属した国は、甚大な異変に曝されて壊滅した。富裕層や旧政府の要人たちは国外に脱
出したきり戻らない。
高性能の乗り物を持たず、落ち着き先もない人々は、どこへも行けない。逃れられない。その地に留まり、ひたすら生き延びる算段を試みる。人々は独自のルールとシステムを構築し、行政府の機能を取り戻してゆく。
〈居残り組社会〉の歯車は、ようやく潤滑に回り始めた。留まろうと覚悟を決めた人々から数えて三世代目に生まれたリュウトは、十歳になる直前にこの社会の歪さを知る。自治区では二世代目から女児の出生数が減り続け、原因は不明のまま応急の対策を模索中だった。
凍結卵子から生まれたリュウトは、母親を知らない。それどころか、本物の女性に会ったこともない。それなのに、〈母親的行動〉を期待されていた。しかしそれは〈オトコだらけ社会〉を維持するための〈ツナギ対策〉にすぎない。リュウトは決断する。伝説の人、マンモス谷のモスくんを探すため、あてもない旅に出る。
折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-07-22 18:38:56
18138文字
会話率:31%
頽廃の時代、人類は自らの文化と文明を粉々に破壊した。そのような中にあっても彼らの子たる科学技術は飛躍的に進歩した。万能物質「血の瀝青」の発見と二つの偉大な被造物――生成装置「ビット」と機械人間「フーマニット」がそれである。二つの新たな力を
擁し、ワァルドステイトは自滅にひた走る人類を救うべく活動する。人類の自認識を揺るがす新たな混迷の時代の到来だ。
ワァルドステイトの本部とは大洋を挟んで反対側に位置する「学府」は世界中に破滅的な喪失をもたらした頽廃運動を辛くも耐えきった唯一の共同体だ。前時代の遺産を多く守り切ったこの地は人類の精神的支柱として無二の価値を放っている。学府中央の西に隣する都市「北條家領」――貴族の闘争による混乱冷めやらぬこの街で巨大な思惑が始まろうとしていた。
開道炯は瀝青を生成し使用することのできる「覚醒者」だ。彼は一人の女を追っていた。禁制品となった生成装置「コア」を使用し、これを流通させる「媒介者」と呼ばれる危険人物だ。その彼の元に一つの事件が舞い込む。協力関係にある自警団から殺人事件の解決を依頼されたのだ。事件は自警団の最大の支援者である栄秀平が惨殺されたというもの。現場には莫大な「血の瀝青」が瀰漫していた。
事件の背後に追い続けてきた「白の媒介者」の存在を感じ取った彼は、ワァルドステイトからコアの追跡と破壊の任務を帯びて来訪したフーマニット、ルーチェ・グラックス・ウェールスと共に事件の捜査に乗り出すのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-18 20:00:00
170540文字
会話率:57%
日下部透には妹がいる。可愛いものと百合をこよなく愛し、百合に挟まろうとする男を許さない過激派百合オタクの妹が。そんなある日、人付き合いの多くない妹が家に女友だちを連れてきた。普段から口酸っぱく「百合に挟まるな」と言われていた透は二人から距
離を取り、見守ることを決意する。しかし、妹の友だちが好きなのは実は透で――。
「あの、お兄さん。……その、水族館っ、一緒に行きませんかっ!」
「今度、ななちゃんがいないときにおうち、言ってもいいですか?」
「連絡先、交換してくれると嬉しい……です」
これは、距離を取ろうとする主人公と距離を詰めようとする妹の友だち、そして二人の仲を取り持とうとする妹。三者三様の思惑入り乱れるいちゃらぶすれ違いラブコメディ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-11 20:10:00
100293文字
会話率:37%
いつも通り仕事を終えて家につき、朝を迎えるはずだった男は
異世界へ迎えられていた
平凡な日常を好む一般成人男性の冒険譚が、今!
仕方なく始まろうとしている!!
最終更新:2024-07-08 22:50:18
1290文字
会話率:13%
――これで、晴れて婚約できる
魔族史上初の二種の魔眼……左目に即死の魔眼を、右目に石化の魔眼を宿す魔王の一人娘「セリス」。
そんな彼女が暮らす魔族領は邪神復活をもくろむ旧人族の大国家「ヘルヘイム」の王によって、魔族とその他の種族に
よる戦争を強いられた。
しかし、当時の魔王と勇者はその戦争が不毛と和解し……ヘルヘイムの策略を暴き。魔王と勇者のタッグで黒幕を打倒する……。
時は流れ5年後……先の戦争で焦土と化した魔族領を捨て移住の先駆けとするべく、エルフ、ドワーフ、人族との融和的政略結婚が始まる。
その中でも勇者の住まう新国家「ラデンベルグ」では魔王の忘れ形見である魔族令嬢『セリス』と勇者『ヘイズ』による婚約が始まろうとしていたが、一つ問題があった。
――史上初の二種の魔眼を制御することができない。
5年をかけたこの全世界の政略結婚が迫る中、セリスは決断する。
「こうなったら頭を落とせば良いんだわ」
魔族最強の魔力で生命維持、侍女の千里眼と感覚共有を駆使してラデンベルグへを赴き……念願の勇者との感動の再会で。
「わが生涯……お前を一時も忘れたことは無い」
盛大な祝福に包まれるはず……はずだったのに。
「今日今こそ、お前と俺! どちらが生き残るか決着をつけよう!」
セリスは失恋したのだった。
失恋どころではなかった、それ以前の問題だった。
心が砕け散りそうな絶望の中、それでもセリスは魔族の為に再び立ち上がる。移住してくる魔族への偏見や差別を減らすために、知ってもらおう、知ろうと王都に相談事業所を開設。
フラレて泣いて、我儘自由な高飛車経営者に相談では無く調査を頼まれてピキッって、騎士団内の不可解な事件を紐解いて悲哀を噛み締め、子供の夢を微笑ましく見守る。
そんな彼女のささやかな願いは……今度こそ勇者に恋愛対象としてみてもらい結ばれる事。
朴念仁の脳筋勇者、移住を待つ魔族の皆の為、今日もセリスは身体一つ……ラデンベルグの片隅で迷いを抱える相談者と共に歩む。
後に勇者の伴侶として語り継がれる『首無し令嬢』セリスの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-07 21:22:48
63374文字
会話率:52%
ある日の夜、僕の特別な夜が始まろうとしたとき、一人の女性と出会った。
キーワード:
最終更新:2024-07-03 14:15:48
4197文字
会話率:49%
「世界が君に嘘をついている」
少年は少女に告げる。
真実の探索がはじまろうとしていた。
◎取扱説明書◎
■章について。
登場人物の欄を設けています。名前が出ているのは主要人物です。人物を追いたいという方は参照にしてください。
■〇話につ
いて
。一話以降、投稿後に読む方向けの案内になります。〇話は必ずしも最初に読む必要はありません。最初から読むも良し、後から読むも良しです。それと性質上、加筆修正が行われる話になります。その点もご注意ください。
■更新について。
正直、現状の環境では不定期になります。完結までのプロットはありますが、完結まで五年ほどは最低でもかかると思います。もちろん途中で執筆を断念も十分にありえます。ということで気長にお付き合いいただければ幸いです。
※更新時間は一七時です。
以降、追記がありましたら、随時行っていきます。
最後まで読んでいただきありがとうございました。作品をお楽しみください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-23 21:00:00
301121文字
会話率:50%
4月になり、もうすぐ新学期が始まろうという頃、斎藤錬はある人物から一目惚れについての相談を受け、幼馴染兼彼女である佐野水咲に相談しようとした。しかし、浮気を疑われてもいけないと考え、これはトモダチの話という設定で話を進めようとする。だが、事
態は想定外の方向へと進んでしまい……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-08 13:22:28
5065文字
会話率:48%
2024年2月1日。なぜか日本とアメリカが戦争を始めた。起きたらそんな突飛な状況になっていた泉咲賽。反政府団体と名乗る「BITES」の一員となるが…
この戦争は一体何のためにあるのか。自分は何に対してこの命を賭すのか。そこに意味はあるのか。
なぜ争うのか。どうにもできないのか。
冴えない高校生の答え探しの戦争が今、始まろうとしている。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-05 08:15:57
6993文字
会話率:53%
風邪ひかぬ様にあったまろ
キーワード:
最終更新:2024-05-28 17:33:36
212文字
会話率:0%
僕(ケンジ)は平凡なサラリーマンだった。だが、ある朝目が覚めると見知らぬ場所にいた...
(おかしい...昨日は普通に仕事後アパートで寝たはずだ...)
「え??、ここは…どこ...?」僕は呆然としながら、周囲を見回した。見覚えのない風景
に、彼の心臓は早鐘のように打ち始めた。
「なんだ、ここは??」(こんなでかい木があっていいのか?)
ポケットからスマートフォンを取り出したが、画面は真っ黒で反応しない。何度もボタンを押してみたが、無駄だった。
「とりあえず早く帰らないと…」自分に言い聞かせ、まずは落ち着くことを心がけた。
深呼吸をし、頭をクリアにしようと努めた。
- ケンジは、未知の森での生活が今、始まろうとしていた -折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-27 08:11:16
300文字
会話率:0%
劇団ポップコーン第三回公演「なれあい」
その舞台前、暗くなり…幕が開け、舞台が始まろうとしていたが…。
男は、舞台に立つ。一人でスポットライトを独占して。
その表情は…一体人にはどう見えているのだろうか。
息を整えて、男はゆっくりと前を見る
。
そして、到底笑顔に見えない笑顔で、腕を広げ話て始めた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-25 03:00:00
3857文字
会話率:1%
現代日本に突如出現した塔 - ダンジョン。
1週間だれもダンジョンに挑戦しないと魔物が塔からあふれ出して世界が滅亡するらしい。
日々妄想を繰り替えすデブでニートな主人公がダンジョンに挑む物語。
最終更新:2024-05-17 20:04:28
29420文字
会話率:29%
気が付いたら異世界に転生していた元日本人である山田太郎が
生まれ持ったチートで自由気ままに異世界を楽しむ物語
最終更新:2019-03-16 21:32:09
56711文字
会話率:45%
最終決戦がしたいだけの小説
『宙域生命体群』と命名された地球外生命体が襲来して20年。
地球人類はその人口を二割にまで減少させ、なおも彼らの攻勢に対し瀬戸際の防衛戦を強いられていた。いくつもの国がその国土ごと消滅するほどの苛烈な攻撃、そし
て質量と既知の科学を嘲笑う理外の障壁による防御能力、ただ蹂躙を許し、去るを祈るばかりの人類であったが、世界に散在する霊峰から噴出した鉱石が一筋の光明を齎した。
『スティアドール』の登場である。
核となる特殊な鉱石が適合者の生体電気と反応し『宙域生命体群』の障壁を中和する波動を発する人型兵器。あらゆる旧兵器を超える機動力と火力、防御力を有した超兵器の登場により、人類は地球圏外から飛来する脅威に対しようやく対抗手段を得たのである。
30mを超える昆虫然とした巨大な怪物と渡り合う鉄の巨人の姿は正に人類の、地球生命の守護者であった。
散発的な『宙域生命体群』襲来を撃退する日々が続くこと五年、宇宙観測を実施するとある研究所が俄かに信じ難い痕跡を発見する。
その頃、世界各地の防衛部隊では急増する出動に誰もが疲弊と不満の声を挙げていた。
さる研究員が観測と実地のデータを突き合わせ、遂にそれは人類の知るところとなるのであった。
『宙域生命体群』の大軍勢が迫っている。
官民を問わない研究所、観測所等の協力の元、捕捉した個体数は―――100万。
過去五年間で確認された総数の実に万倍である。
選択の余地はなかった。
宇宙空間に防衛線を構築し、迎撃する。
地球の存亡を懸けた戦いがはじまろうとしていた―――。
※この作品は「カクヨム」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-15 07:00:00
17618文字
会話率:39%
ある世界に、転生してすぐに魔王になってしまった日本人の若者が居ました。
彼は、魔王として部下に慕われつつも、良いように使われ、人間達に良いように使われ、城の運営が上手くいくようにあれこれ苦心し、城下に住まう魔物達を守り、その生活を向上させる
ことに苦心し、自分の国の為に大魔王に歯向かい、大魔王の住む地で国を興し、迫害される人を助けたり、魔族を助けたり、さらには…
とにかく、王のくせに一番働いて、一番苦労をしていたのです。
ところが、ある日強力な魔力を感じ、その魔力にされるがままに他の世界に召喚されたのでした。
異世界転生からの、異世界転移という数奇な運命を辿りながらも、今度こそ異世界チートヒャッハーを楽しもうと思ったのですが、そこで一人の少年に出会い、彼との出会いが元魔王の考えを変えたのです。
うん、冒険者になって、この新人を育ててみるか…
育成ゲーム感覚で、この新人冒険者をトップに上り詰めさせる事にしたのです。
そこから始まる魔王の暇潰しかつ異世界満喫物語。
最初に育てた新人だけでは飽き足らず、あちこちの冒険者にちょっかいを出す魔王の、自己満おせっかいストーリーです。
自分の書いている、某作品の、某魔王の別話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-15 02:47:36
324770文字
会話率:35%
【祝 書籍化決定♪】
2019年1月28日(月)
ブレイブ文庫様より発売!!
文庫なので、サイズも価格もお手頃です。
ぜひ、ご購入検討頂けたらと思います。
宣伝は以上です。
左手で吸収した物を、右手で出す物語です。
左手で魔物や、人、動
物などを吸収し配下とし、右手で召喚出来る能力。
しかも、吸収した空間で素材と組み合わせることで、吸収した生物を強化出来るらしい。
最初に吸収したカブトムシや他の魔物達とも協力して魔王討伐を頭の片隅においておきながら異世界ライフを楽しむ物語です。
カブトムシを筆頭に配下の仲間達を強化したり、苦楽を共にしお互いの絆を深めていくハートウォーミングな物語……
以下あらすじ
ある時ベベルという世界に、1人の日本人の男がひょんなことから転生することとなった。
その世界でマルコと名付けられて、赤ちゃんから人生をやり直す。
目標は、世界を崩壊に導く魔王を倒せと。
ただし、長期的目標。
いつかで良いらしい。
しかも、別に勇者とかっていう訳でも無いらしい。
真面目にやれば、倒せるようになるから頑張れって事だった。
しかも別に1代で倒せなくても良いらしい。
死んだら、またその世界で転生させてもらえるらしい。
星が滅びなかったらいつでも良いらしい。
神様の時間感覚は長かった。
異世界ライフを満喫しつつ、気が向いたら魔王に嫌がらせをするという名目の、配下強化物語の始まり始まり!
平成30年4月10日
総合日間:3位(昼集計)
異世界転移ファンタジー日間:1位(祝)
ランクイン♪
これも、皆様のお陰ですm(__)m
慢心せずに、これからも頑張ります(;^_^A
本当に有難うございます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-26 03:57:23
1596052文字
会話率:32%
サラリーマン倉田良樹(クラタヨシキ)は気が付いたら、何もない部屋に居た。
その部屋の真ん中にはフヨフヨと浮かぶ綺麗な宝石が。
触れる事でセーブが出来る宝石。
セーブという言葉を聞いて、ゲームのモニターか何かだと勘違いする主人公。
軽い現実逃
避とも取れる思考と勝手な思い込みで、他にやれることも無い為チュートリアルと判断しで色々と学ぶ事にする。
だが、チュートリアルだと思っていた一連の活動の中で明かされた衝撃の事実。
半信半疑で、チュートリアルにありがちな初心者の館と思い込んでいたダンジョンの先で、色々な事に巻き込まれていく。
やがてチュートリアルの先に待ち受けるチートリアル(チートな現実)に気付く。
可愛いペットや、女の子に出会いつつもまったりと進んでいく物語です。
一話あたりは短めで。
話も淡々と。
気楽に進んでいく物語です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-13 03:48:23
357999文字
会話率:34%
4月1日。 二年目の高校生が始まろうかとしている日、初芽 木矢部(はつめ きやべ)は、どうしても遠い都会の高校に行きたかったため、いつもの通り電車を待っていた。
そんなとき、目の前に突然、美少年(?)が現れ、会って早々、「あなたの願
いを叶えましょう」とか、どこぞの魔人のようなことを言ってくるではないか。
その出会いから始まる彼らの物語は思いもよらない非現実なものに……なるのか、ならないのか。
これは〝救う〟物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-09 02:37:33
98496文字
会話率:49%
「どうも。 この物語に出てくるユウです」
『ハジメだよー』
「とまあ、挨拶はこんな感じで軽いですが、内容は結構シリアスなところがあります」
『んーでもユウ、そんなこと言ったら読む人いなくなるんじゃない? いきなりシリアスって言
われたらさ』
「だからって嘘を言う訳にはいかないだろ」
『この物語は、少年少女たちが学校を駆け巡る青春ものですっ! 』
「嘘を言うな。 そして何だその学校を駆け巡るって……」
『んーでも言うことは言っといたがいいんじゃない? 』
「そうだな。 あーじゃああれ言っとくか」
『うん、あれね』
「いや、なんでわかるんだよ? 」
『まあ、いいからいいから! せーの』
「『ありがとうってなんですか? 』」
△△△△
高校2年生のユウは、5歳の時、独裁国家日本の最高権力、有安家の者たちによって、母を亡くし、再教育として妹を連れ去られてしまった。
亡き母の為、そして妹メメを連れ戻す為にユウは唯一、将来有安家との接触ができる橋義高校―ハシギコウコウ―へと入学した。
しかし、夏休みが始まろうとしていた終業式の日、〝元〟有安家の少女、有安ソナが転入してきて……
『家族の為に国家に抗う、あったかもしれないパラレルワールド物語』折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-23 10:24:46
107803文字
会話率:41%
人類が宇宙に進出して数百年。
人類は複数の国家に別れて争い続けていた。
戦艦が船首を揃えて宇宙を闊歩し、
戦闘艇がその速力を以って戦場を斬り裂き、
人型兵器が隊列を整えて砲火を放った。
どんなに人類が進化しようが、
どんなに文明が発展し
ようが、
どんなに技術が進歩しようが、
人間達はその本能に抗うことは出来ずに、今日もお互いに争いあっていた。
しかし、人類にはもう一つの共通の敵が存在していた。
統一規格で製造された人類に敵対的な機械群。
通称“アモス”
誰が造ったのか分からない、この機械達は人類の前に現れては全てを破壊していた。
人類の作った国家の一つ、アルグレン帝国。
その辺境で物語は始まる。
第二〇八辺境パトロール艦隊はいつものように人類が探査済みのエリア外縁で哨戒任務を行っていた。
他の国家と隣接していない安全なエリア。
いつもなら何も問題なく終わるはずの任務の最中に、未探査エリアから飛び出してきたのは巨大なアモスの群れだった。
「ここで奴らの侵攻を食い止めます! 全|機動騎士《ガーディアン》、盾を掲げなさい! 我らは臣民の盾! ここが私達の死に場所と心得なさい!!」
艦隊に所属する人型兵器、|機動騎士《ガーディアン》の女性パイロットは部下達に檄を飛ばす。
背後にあるのは帝国臣民二千万人が暮らす入植惑星。
彼らの絶望的な戦いが始まろうとしていた。
そして、その報告は首都星ソルベリアにも届く。
アルグレン帝国 第六皇子。氷の貴公子と呼ばれた彼は、その報告に自身の艦隊を辺境へと向けて進めようとしていた。
「絶対に君を死なせはしない!」
辺境の、更に辺境の片隅で、後に巨大な星系国家を揺るがす大事件はこうして始まったのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-08 20:04:03
313260文字
会話率:31%
地元の国公立大学に通う、大学三年生の宮村皇紀は、幼い頃から、絶世の美少年と言われるほど容姿端麗なこともあり、いつも周りにはいろんな男性が集まってきていた。毎日のように、チヤホヤされている様子を、大学のある一室から、南大和は、レポートを作成し
ながら、呆れるように眺めていた。全く接点のなかった二人だったが、ある日、ホテルから逃げ出したという理由で、相手の男から追われていた皇紀が、突然大和の部屋へと逃げ込んで来る。一人静かに大学生活を過ごしたいと思っていたところに、その日から皇紀が毎日のように顔を出すようになったが、男遊びの激しい皇紀を大和はいつも冷たい態度であしらっていた。しかし、話してるうちに、自分がものすごく大好きな、一年に一度しか本を出さないレアな小説家と、一年に一度ネット配信でしか歌を出さないレアなアーティストを皇紀も知っていたことに、大和は嬉しさを覚える。口数が少なく、一人の時間を大切にする大和に対し、たくさんの人数で行動するのが好きだった皇紀は、最初は物足りなさを感じていたが、一緒に過ごしていくうちに、自分と向き合うという時間の大切さに気付き、将来のことを真剣に考えるようになる。皇紀は、全身に発疹が広がるという原因不明の皮膚疾患にかかっていることを今まで誰にも言えずにいたが、それを大和に打ち明ける。自分でも気持ちが悪いと思うくらい、全身に次々にできてくる発疹の症状に悩み続けていた皇紀に、大和は、前向きになれるような言葉をさりげなく言い放った。皇紀はそんな大和に惹かれていくが、大和は、遊びで簡単に体の関係を持つような奴は無理だ、と、会話の中で一刀両断する。そして南がようやく三年生最後のレポートを提出し終え、二人の就活が本格的に始まろうとする中、皇紀は勇気を出して大和をホテルに誘うが「不特定多数の、思い出にも残らない中の一人になるのはごめんだ」と、ハッキリと断られてしまう。しかし皇紀は、今まで誰とも関係を持ったことがないことを大和に言えないまま、会うこともなくなるが、皇紀は、自分の中に芽生えていた大和への恋心を消すことが出来ずにいた。お互いのインスタはフォローしていたものの、連絡を取り合うことが出来ずにいた。半年が過ぎた頃、二人に突然の偶然が重なり、思いがけない再会を果たすことになる。大和に想いを届けたいが届けられずに苦しむ皇紀に、幸せは訪れるのか…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-08 18:00:21
29510文字
会話率:62%