突然海に放り出されてしまった私達強化人間。私達のミッションは、アメリカまでクロール!?
最終更新:2025-01-17 05:15:06
959文字
会話率:42%
傷付いた仲間が横たわっていた。
先刻まで笑顔を見せて、今まで共に戦ってきた戦友だ。
背中に致命傷を受け、もう言葉を発することもない。
流れ出た血液が、懐かしい思い出と共に溢れ出る。
こんなはずではなかった。
いくら魔物が結集したと
ころで、
この城がここまで攻め入られるなんて、
誰が予想しただろうか。
己の剣の柄を握りしめる。
剣先を敵に向ける。
あれだけ研鑽を積んだ日々を裏切るように、
手の震えが止まらない。
恐怖にすくみ、足も重い。
眼前には、巨躯の魔物。
牛頭で鋭い双角をもつ。
両手には鍔のない刀を一振りずつ。
戦友の背中を心臓ごと貫いた刀を抜き、付いた血を払う。
光の無い双眸を、こちらに向ける。
ゆっくりと歩き出したその動作に
脈動する心臓が、凍てついた。
震える剣を振る間もなく、凶刃は体を引き裂いた。
凍てついたはずの血は、思ったよりも、暖かかった。
止めどない吹雪がふきあれるこの地より、遥か遠い場所。
とある教会で一人の捨て子が拾われた。
夜空の色をその目に宿し、
後に、目に映る全てを救ったとされる子ども。
混乱を収め、万世を平和に均した
彼の者たちと、同じ力。
この物語は、その少年が歩んだ軌跡。
魔王をめぐり、星を救う
少年たちの冒険譚である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-16 17:00:00
481488文字
会話率:13%
新人サラリーマン『千羽 我聞(センバ ガモン)』は、仕事をサボって暇を潰していた会社の屋上から、唐突に異世界へと召喚された。
テンプレよろしく中世っぽい王城でふんぞりかえる王様とその横に控えるハゲたチョビ髭に辟易していると、異世界に『
勇者』として召喚された我聞に授けられたスキルが判明する。
その名は『ガチャ・マイスター』。しかし、初めて引いた10連ガチャから出て来たのは『ランニングシューズ』に『ひのきの棒』と、子供の駄菓子『うめえ棒』…………いや『うめえ棒』!?
装備とは思えない装備と、ガチャの大半をしめる駄菓子の数々。このガチャちょっと渋すぎませんか?
召喚した国に見捨てられ、呼ばれた理由も分からない。そしてスキルに現れる『ストーリークエスト』の文字。いったいこの異世界は、我聞に何を求めているのか。我聞の苦難の旅が、ここに始まる!
追記:ガチャから女の子は出て来ません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-16 07:06:49
1285856文字
会話率:43%
第二王子との婚約をお断りします!
彼が、第二王子だから?違います。
彼が、遊び人だから?違います。
彼が、横領しているから?違います。
彼が、罵倒してくるから?違います。
彼が、仕事を全部押しつけてくるから?違います。
私は、第一王子の
婚約者なのです。
と言おうとしたら、先を越されたー!
内気で虐げられてきた第一王子の婚約者が自分の幸せのために頑張ります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-16 01:15:35
4665文字
会話率:34%
あらすじ
シニア時代全国制覇を果たした|横山俊哉(よこやまとしや)は静岡県内の無名校である静岡聖陵学院へと入学した。
親友でもある|村神秀二(むらかみしゅうじ)と|神坂龍司(かみさかりゅうじ)と交わした甲子園で会おうという約束を果たすために
敢えて薔薇の道へと進む事にした。
無名校とも言える高校へと入学した彼はこの3年間どのような出会いがあり、どのような運命が待つのか…甲子園という高き場所を目指して俊哉の3年間が今始まる!!
作者より
オレッちと申します。この作品は高校野球小説となっております。前作の「青色の下で…第零章~はじまりのはじまり~」の続きとなっております。前作を見ていても見ていなくてもわかるようにはなっていると思いますのでよろしくお願いいたします。
また、この小説とは別にもう1つの小説を並行して進めていきたいと思っております。
かなり大変な作業だとは思いますが、頑張って更新していきたいと思います。
駄文でお見苦しいですが、読んでいただければ幸いです。
では、横山俊哉の高校野球物語、始まります!!
2017年10月23日追記
この作品は、神山ギン先生の作品「青色に誓った約束の光」の世界とリンクしています。
神山ギン先生の小説「青色に誓った約束の光」
https://ncode.syosetu.com/n4610eh/
「青色に誓った約束の光」の主人公、大神庄太郎の年齢は横山俊哉や村神秀二の1学年下になります。
今後神山ギン先生との合作の話を書いていく予定ですが、他作品のネタバレ等はございませんので安心してお楽しみください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-15 21:59:32
481080文字
会話率:44%
あらすじ
シニア時代全国制覇を果たした|村神秀二(むらかみしゅうじ)と|神坂龍司(かみさかりゅうじ)。彼らは全国の強豪校からスカウトを受けていたが神奈川の強豪、神奈川陵應学園へと入学する事を選ぶ。
またシニア時代親友とも呼べる|横山俊哉(よ
こやまとしや)との甲子園で会おうという約束を果たす為に、強さを求めて強豪校への門を叩いた彼らはこの3年間でどこまで成長することが出来るのか・・・彼らの戦いが今始まる!!
作者より
オレッちと申します。前作「青色の下で・・・第零章~はじまりのはじまり~」の続きとなります。
ここからが本編となりますので、前作を見ていない方でもわかる作品となっていると思いますのでよろしくお願いいたします。またこの小説は、もう1つの小説と並行して進めていきたいと思っております。
かなり大変な作業になるかと思いますが、頑張って更新していきたいと思っております。
駄文でお見苦しいかと思いますが、読んでいただければ幸いです。
さぁ!強豪校へと進んだ村神秀二と神坂龍司のストーリーが今始まります!!
2017年10月23日追記
この作品は、神山ギン先生の作品「青色に誓った約束の光」の世界とリンクしています。
神山ギン先生の小説「青色に誓った約束の光」
https://ncode.syosetu.com/n4610eh/
「青色に誓った約束の光」の主人公、大神庄太郎の年齢は横山俊哉や村神秀二の1学年下になります。
今後神山ギン先生との合作の話を書いていく予定ですが、他作品のネタバレ等はございませんので安心してお楽しみください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-02-09 22:55:04
429758文字
会話率:39%
横山俊哉・村神秀二・神坂龍司の3人。彼らは甲子園という目標は同じだが違う道へと進んでいく…
この作品は完結しましたが新しく続編があります。
青色の下で・・・静岡聖陵編 青色の下で・・・神奈川陵應編の二作を並行して進めていきたいと思っておりま
す。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-09-16 23:17:35
12048文字
会話率:30%
※これはあらすじではありません。
では何ですか?
さあ、何でしょう。
トントントン……。
病院の個室のドアが突如叩かれる。
「はい」
「失礼します。療養中に申し訳ありません。少しお話をお聞かせいただいてもよろしいでしょうか?」
返事をし
て間もなく病室に入ってきた2人組の男性。
不慣れな敬語を使うのは初老を過ぎた50前後とみられる男性だ。
「あ、すみません。怪しい者ではありません」
対応しようと立ち上がった母に対し、横にいた若い男性が何かを母に見せている。
「刑事……さん?」
どうやら警察手帳を見せていたようだ。
「突然すみませんね。○○さん……あなたが山道に倒れていた件と××さんが失踪している件についてお話をお聞きできますか?」
「はい……。何をお話すればよろしいのでしょうか?」
「率直にお聞きしますが、あなたが傷だらけで倒れていた件について。誰か……人や動物に襲われた事件ですか?それとも滑落などの事故ですか?」
「襲われた……。動物……?刑事さんはファンタジー作品に登場するようなモンスターは存在すると思いますか?」
質問を質問で返す青年。
その後も警察が質問をするものの中々要領を得る事が出来ない。
「では、質問を変えましょう。今、××さんは何処に居るかご存じですか?」
業を煮やした警察が質問内容を変更する。
「××……。あれは何処なんでしょう……」
青年の頬を一筋の涙が伝う。
「××さんはまだご存命ですか?」
「……はい。生きています。でも2度と会えないでしょう」
「大怪我をして動けないとかですか?」
「いえ、とても元気ですよ」
1つ目の質問に続き、話の要領を得ない回答を繰り返している。
「お母さん、スマホ取って。バッグに入ってるから」
青年は側にいた母に指示を出しバッグからスマホを取り出してもらう。
渡されたスマホを操作し、2人の警察に保存していた写真を見せる。
1つ1つ当時の状況を思い出すように説明をしながらの作業。
「これで全てです。すみません、疲れているので休ませていただいてもよろしいですか」
スマホ内の写真を全て説明し終わり、青年が話を締める。
「長時間失礼しました。また後日改めてお話お聞かせください。ご協力感謝いたします」
青年の────
続きは有料会員様限定配信(冗談です)
すみません。もう少し先があったのですが、あらすじの文字数制限……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-15 20:00:00
157099文字
会話率:46%
母を亡くし、独りになった少年。
国の助けを求め役所に行くも門前払い……。
途方に暮れる少年の前に現れたのは1匹の猫だった。
猫に誘われ辿り着いた場所は……異世界?
異世界に居たのは有珠と名乗る老人。
有珠の正体は……?
少年はこの先、
独りでどう生きていくのか……?
※※※※※※※
自分が神様だと思っている一般のお客様へ……。
アナタは人間です。
自ら『お客様は神様だろ』の様な発言や現実世界でするのは控えましょう。
お金を払ってサービスを受ける。客も店も対等です。横柄な態度をとるのも間違いです。
※※※※※※※
本作品の日数経過はサザエさん方式を採用しています。
季節が巡っているのに登場人物の年齢などに変化が無いのは仕様です。
予めご了承ください。
※※※※※※※
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-26 20:00:00
138519文字
会話率:44%
冬の晴れた午後、トトは公園のベンチに座っていた。数年来続く体の不調に頭を悩ませていたところ、突然体が透き通り、そのまま気を失ってしまう。気が付くと不思議な草原が広がる夜道に横たわっていた。どこか幻想的なその場所を、トトは好奇心のままに歩いて
いく。短編小説。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-15 17:44:46
3989文字
会話率:0%
横島透、35歳。しがない営業サラリーマン(金融)は気がつくと異世界で赤ん坊になっていた。何が起きたのかわからないまま、鬼のような種族に拾われて一族として育てられることになる。はじめての異世界転生と心躍らせる暇もなく、人間が敗北した世界である
と言う現実を目の当たりにした横島だったが、今生は気ままに生きてやると決意を新たにする。彼だけのチートスキル【融資】を駆使して。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-15 07:18:24
234619文字
会話率:33%
私はアリシア。政府で働いてるんだけど、年々増加する地球からの転生した勇者たちに頭を悩ませている。
彼らはやけに傲慢で横柄で、そんでもって自分のことをまるで主人公のように錯覚している世間知らずな輩ばっか。
そんでもって国王陛下が緊急会議を開か
せたんだよ、それも勇者の件で。あんまり面倒なことにならないといいけれど。なんせ奴らはうちが管轄だからなあ......折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-14 21:58:11
15285文字
会話率:46%
無法の街、我鳴防波《がーみんぼうは》。
この街では『物』は『動く』。動く物は『キ物』と呼ばれる。
キ物を商うセレクトショップを営む美貌の青年、チェン。その養子のキ物から生まれた子、リャン。
怪奇を日常とする彼らは『物』を捕え、商い、刺激的
な隣人に揉まれ日々を過ごす。
さて、物が自律して動くなら『物』と『人』の境界は何処なのか?
死んで『物』となった『者』が動くなら、それは人なのか?
縦横無尽にビル積み重なる異形の街での『物』と『人』と、義理の親子の物語〜無法と理不尽を添えて〜折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-14 20:18:31
33265文字
会話率:36%
湘南の地方都市、蝶ヶ崎市の海辺に建つ神奈川県立猫柳高校。その生徒会には”ものいみごとがかり”という一風変わった係がありました。
大伴千比呂と木下里緒は、”ものいみごとがかり”に所属する1年生です。
中間テスト開けの5月の土曜日、ふたりは横浜
へ映画を観に出かけますが、乗り合わせた電車でトラブルに遭遇します。
原因不明のその出来事は、やがてふたりに大きく関わって来ることになります。
子供のような黒い影、左手の無いお兄ちゃんと呼ばれる存在。
暗く怪しい影が漂う中、ゆるくてふわりとしたちょっと普通じゃない女子高生たちが見つけた答えとは...
ふたりの物語の第二章の幕が上がります...折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-13 22:14:52
20850文字
会話率:30%
御咲の国の済々家の一の姫、花蓮は国の王子である鷹宮の妃候補として宮廷に送りこまれた。済々家の一の姫である花蓮は一度誘拐されたことがあった。そのことは花蓮自身はよく覚えていない。
鷹宮の妃候補は32人。済々家の姫が選ばれることはきっとない。
誰しもがそう思っている。一度誘拐された傷物だから…。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-13 14:50:13
91147文字
会話率:22%
代筆屋を開く子爵の名前はルーシャス・オークスドン子爵。
領土は広くはないが、そこそこある。人の役に立つ仕事がしたくて代筆屋の看板を街に掲げたところ、オークスドン子爵の代筆屋というネーミングが良かったのか、信頼を勝ち取り、今やさまざまな相談事
が朝から晩まで舞い込む。
ある日、仕事終わりに、いつものように近くのジーン・ハット子爵令嬢の魔法の鳩郵便屋まで代筆した手紙を出しに行くと……?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-28 20:10:00
11295文字
会話率:39%
病気だった中村花江は、二十三年で人生を終えたが、異世界の十歳の少女『ハナ』へと転生した。神から与えられたのは『病気が急速に治る能力』と、念じれば変化させることができるという不思議な『盾』だ。六年後、お肉が好きで『肉ざんまい生活』を夢見て冒険
者になったハナは、ギルドの依頼でとある洞窟の調査へ向かう。入り口がきちんと施錠されていて誰も入れないはずの洞窟を進んでいくと、横たわる一人の少女と出会う。なぜこんな所に少女が? 少女との出会いをきっかけに、ハナの冒険者生活は大きく変化していくことに……。異世界転生して冒険者になったハナが、不思議な盾で大切な人たちを守りながら冒険をしていく物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-13 12:10:00
36697文字
会話率:34%
オウィディウス著「変身物語」にある「ガラテアとアーキスの恋物語」を再話しました。
私自身の考察を含んだストーリーになっています。
単眼種族のキュクロプスであるポリュペーモスが、女神ガラテアに横恋慕するお話です。
「変身物語」は、ギリシャ神話
の登場人物が色んなものに変身していくエピソードを集めた物語。
有名どころだと、「水仙になったナルシス」などがあります。
※同作品をnoteにも投稿しております
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-13 12:04:03
3260文字
会話率:21%
いいか、日常を疑え、当たり前を憎め。真実はひっそりと忍び寄るようにしてやってくる。聞き耳をたてるんだ。そうでなければ真実は君の横をそっと通り抜け、日常は君を騙し続ける。いまある日常こそ真実だと騙し続けるんだ。
最終更新:2025-01-12 23:25:58
97403文字
会話率:26%
一人ひとりに生きている以上、人生という物語がある。それは、自身が綴る物語であり、綴った物語の蓄積である。そう、決して綴られた物語ではなく、綴られていく物語なのである。
第一部:ついに始まる彼女の物語
死んだ恋人のことが忘れられない主人
公は、恋人を蘇らせる可能性をいくつも目撃する。それでも自分の手では決して達成できない現実を知る。だから、自分の手が届かない力を借りてでも自身の手中に可能性を収める必要があった。そんな歪になりかけた世界で様々な人間が横槍を入れてくる。それでも主人公は目的を叶えるまで何度でも挑戦する。そして、願いは叶う!!
※予定※
第二部:始まって終わった彼らの物語
第三部:ついに終わる彼の物語
*第7回ネット小説大賞 一次選考通過折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-12 21:16:13
1951200文字
会話率:46%
戦国の世を渡り歩く29歳の剣豪・橋田七虎(はしだ しちとら)は、通り名を“橋田一刀斎”と呼ばれるほどの腕前を持つ。ところが武者修行の旅の最中、怪しげな扉を見つけて開けた瞬間、まばゆい光に包まれてしまった。
気づけば、そこは魔法や魔物が当た
り前の「異世界」。聞いたこともない“呪文”や“妖術”が横行している。この世はどうやら魔法至上主義で、剣士なんざ“時代遅れ”扱いらしい。
「面妖だ? ならば、おれの刀で斬るまでよ!」
戦国仕込みの剣術を武器に、七虎は妖術も魔物もまとめてぶった斬り、王国の騎士団にスカウトされる。最下級の扱いからスタートするものの、次々と怪物や侵略軍を斬り伏せるうちに、いつのまにか騎士団内で台風の目に!?
挙げ句の果てには、王女エリシアから熱い視線を注がれ、周辺国を巡る陰謀や政略結婚のトラブルまで舞い込んでくる。「放浪の身であるこのおれが、こんな騒動に巻き込まれちまっていいのか……?」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-12 19:18:31
164096文字
会話率:38%
異世界に突如として転移してきたオカマ剣士・ジュン(本名:西村淳二)は、性別の枠を超越した存在として、卓越したフェンシング技術と「身体強化の極意」を得て新たな世界を駆け巡る。転移直後、森の中でならず者に襲われる女性・ルイナを助けたことで、街へ
招かれ、しばし滞在することに。そこで出会ったレイというオカマ仲間と共に、ジュンは人々のために剣を振るい、街で横行する弱い者いじめやチンピラ連中を成敗。
「オカマなめんじゃねぇぞ、ゴラ!」、「男でも女でもない最強の存在、それがわたし♡」、「オカマは人情に厚いの」――独特の口癖とオカマ口調を武器に、痛快な一騎当千ぶりを披露するジュン。その奇妙で頼もしい活躍は人々の間で一躍話題となり、笑いあり、涙ありの世直し劇が幕を開けた。
清廉な心と圧倒的な強さ、そして人情味あふれるオカマ剣士ジュンによる、全く新しい異世界ファンタジーがここに始まる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-17 15:23:04
15414文字
会話率:40%
「異世界で修学旅行をしてみたいんです!」──ある日、転生管理局のブースに飛び込んできた、五つの魂。バス事故で若くして逝った高校生たちが望んだのは、“わずかひと夏だけ”の異世界体験だった。
彼らを担当することになったのは、転生神のツクヨ
。かつてはただの人間だったが、幾度もの波乱を乗り越え、今は“魂の再生”を司る役目を任されている。しかし、単なる観光プランのはずが、そう簡単にはいかないのが異世界の常。ドラゴンや魔物を横目に、わいわいと旅行気分を満喫する彼らを待ち受けていたのは、まさかの国境紛争と謎の放火事件! さらに、ひとりの少年の袖に刻まれた不吉な紋章が、世界の闇を呼び寄せようとしていて……?
「チートもいらない、ただみんなで“青春の続きを楽しみたい”だけ」──そんな純粋な願いを胸に、五人の高校生はツクヨのサポートを得ながら中世ファンタジーの街を駆け回る。最初は市場で食べ歩きしたり、魔石カメラで笑顔の写真を撮ったりと、修学旅行さながらのはしゃぎっぷり。ところが、謎の転生者が裏で糸を引く陰謀に巻き込まれ、敵意むき出しの集団から命を狙われるハメに!
限られた滞在期間、迫りくる危機、そして自らの少しのトラウマを抱えるツクヨ。果たして、高校生たちは無事に“ひと夏の思い出”を作れるのか? 解けない呪いと紛争が交錯するなか、かけがえのない友情が試される。記憶の奥底に染みつく“修学旅行”という最高の青春を、彼らはもう一度取り戻せるのだろうか。
魂を導く転生神と、異世界を満喫したい少年少女たちの短期転生ファンタジー、ここに開幕! 笑いと冒険、そして少しの涙が交錯する、本気の“修学旅行”があなたを待っている。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-12 18:08:42
24240文字
会話率:46%
理不尽にも殺されてしまった悪の組織の戦闘員が、魔王となって異世界を統一する物語。
20XX年。元ブラック企業所属、ワケあって悪の組織の戦闘員に改造されてしまった青年は、新たに改造した怪人の試し斬りに使われ、理不尽にもその生涯を終えてし
まう。
死の間際、自分のクソみたいな人生を呪っていた青年は、異世界の壊滅寸前の帝国『ブランク』の魔王によって召喚される。
ブランクには、異世界から召喚した者が国の命運を握るという言い伝えがあり、大帝は残った力と民衆を任せ息絶える。
そんな時、ブランク帝国の崩落により、各国では王による独裁政治が横行。周辺の国々がブラック国家だと知った青年は『マガツ=V=ブランク』と名乗り、仲間と友情を育みながら、国を統一する闘いに身を投じていくのだった――。
「はい。こちら、異世界一ホワイトな悪の組織でございます」
この作品は、小説家になろう、カクヨム、ノベルアップ+、カクヨムにて掲載を予定しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-12 13:14:13
150335文字
会話率:41%
「悪役令嬢アーデルハイト・アルニム! 貴様の罪は明らかだ!」
10ヶ月にも及ぶ北部での魔獣大発生を抑える戦果をあげて凱旋した戦勝パーティの席上、部隊長アーデルハイトは副官であるマルクスの目の前で第五王子より糾弾され、婚約破棄を宣言されてしま
う。
主催者であり、婚約者である王子の口より並べ立てられたアーデルハイトの罪状は部下の扱いが横暴であることから始まり、命令不服従に軍需品の横流し、敵前逃亡、情報漏えいによる利敵行為という軍法会議案件だった。
軍関係者が多数を占める場で、軍部の英雄たるアーデルハイトを罵り始めた王子の意図が読めずに困惑する周囲をよそに、最悪の事態に備えることに慣れたマルクスら魔道士部隊はこれを自分たちに対する宣戦布告と解釈し、動き始める。
伯爵令嬢でもあるハイスペック上司に長い片思いをしていた男主人公は婚約破棄された高嶺の花を娶るために。100万分の一の奇跡をモノにするために。
仲間と共にコツコツと真面目に、時にはジョークの一つも飛ばしつつ暗躍し、王子様にざまぁしたり国家安全保障上の陰謀と戦ったりする、悪役令嬢とその猟犬の恋物語。
(が、目標です)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-11 23:06:45
660745文字
会話率:34%