「アレはいつの頃だったかしらね。アンタが村でスヴェンおじさんの芋畑に忍び込んで芋泥棒したのよね。おじさんはもう怒る怒る。アンタの首根っこ捕まえてその場で尻を十三発どついた。アンタの尻はリンゴか桃みたいに真っ赤になってそれはもう――」
私――田舎の貧乏子爵の令嬢であり、現在王都で癒し手として活躍するアロア・キャンベルと、騎士であるヴィンセントは、実は幼馴染。かつて弱虫、泣き虫、モヤシの三拍子揃ったヘタレ少年だったヴィンスはその後騎士団に入り、数々の武功を打ち立てた後、今や『氷結の聖騎士』と呼ばれて恐れられる存在となっていた。
一方、そんなことになってるとはつゆ知らず、田舎でのびのび育った私がヴィンスと再会して三ヶ月。昔からモヤシの泣き虫ヴィンスは今や立派な青年に成長し、周りに畏怖される存在となっていたが、そんなことはお構いなしの私は、色々と昔の情けない話をしては彼を赤面させ、『氷結の聖騎士』のプライドとイメージと情緒とを滅茶苦茶にする生活を送っていた。
だがそんなある日、ヴィンスが遠征先で重症を負い、意識不明となる事故が発生して――。
『氷結の聖騎士』と王都では恐れられて調子ブッこいてる美形騎士が、そんなもんはお構いなしの幼馴染にアレコレ昔の恥ずかしい話を暴露され、その度に赤くなったり青くなったりする話。長い、ナーガいです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-30 12:06:42
18908文字
会話率:38%
神のイタズラによって、 異世界であるグランディニアに転生する事となった一人の男性がいた。
彼は、 恵まれない初期スキルのみでのスタートを強いられそうになるも……とっさの機転を働かせて、 それを何とか回避する。
才能が無いと散々罵倒されながら
も、 ある程度は自活の目処を立ててからの転生に成功した彼に待ち受けていたものは。
四方を海・山・森と魔物の領域に囲まれた、 魔境だの秘境だの修羅の住む場所なとど畏怖されている小さな村と。
英雄の父や魔女と呼ばれる母、 超が付くほどにイケメンな兄達と銀髪エルフの美少年であった。
これは、 リュート=ヴァン=トゥールーズとして新たな生を授かった一人の少年と、 その周囲の者達の物語である。
シリアスでありながらも、 どこかでクスッとしてもらえる様に。
ネタを交えながらも、 本筋からは外れない様に。
あぁ、 ヒロインのイメージよ、 どうか降りてきたまえ。
◆2016/06/11 累計10,000PVを達成しました。
皆様のお陰です、 ありがとうございます。
◆2016/08/18 現在、 誤字脱字及び内容の見直し中です。 更新再開の際は活動報告にてご連絡させていただきます。
◆2018/09/10 タイトルの変更及び、 細かい改編を順次行っております。 終了次第、 更新を再開していく所存です。
◆2019/11/20 ひっそりと更新を再開しました。
◆2019/12/15 カクヨムでの公開を始めました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-19 16:38:35
195019文字
会話率:28%
こことは違う、ある遠い世界でのお話。
生まれを消され、人に隠さなければならない人生を送ってきた少年、レイ。
特別な立場と重責に押し潰されそうになり逃げ出した少女、リリ。
恐怖されないよう、化け物じみていく自分を誤魔化してきた青年、シュウ。
幼い頃からその才能への妬みの視線に晒されてきた少女、ルーハ。
そんな四人の若者が、「普通」ではないことに悩みながら生きていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-15 06:06:14
41857文字
会話率:34%
かつて大陸を飛び越え世界を支配した大帝国の後継国家。かの国は斜陽の時を迎えていた。領土は奪われ人口も減り今では大帝国の面影もなかった。しかし、神はこの国を見捨てたりはしなかった。ある時一人の子が生まれる。その名はフリードリヒ1世。これは後に
赤髪王(バルバロッサ)、強欲皇帝、英雄と畏怖される皇帝の物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-01 12:00:00
57853文字
会話率:51%
作者の頭が悪い問題で、簡潔もクソもない感じです。いずれ改稿します
これは、いずれ凶皇と人々から畏怖される少年の
〜ヴァージンロード〜
最終更新:2021-09-28 12:00:00
1420文字
会話率:5%
もうあんな思いしたくない。
その怖さに負けて、僕は一歩を踏み出せない。
キーワード:
最終更新:2021-09-09 20:59:36
516文字
会話率:0%
この怖さ、おわかりいただけるだろうか……(残穢を履修済の人向け駄文)
ーーK氏は、自他ともに認める怖がりである。
最終更新:2021-09-08 02:32:28
1184文字
会話率:0%
ずるいずるいと義妹のアマンディーヌに言われ、色んな物を奪われたフロレンス・ドルイユ侯爵令嬢。
彼女はある日、悪魔に囁かれて本当にずるくなると決めた。
彼女は義妹にかくれんぼを提案する。
※全4回で完結、予約投稿済みです。ヒロイン闇堕ちによ
り結構ダークめなので、苦手な方はブラウザバック推奨します。
※夏のホラー2021参加作品ですが、ホラーの怖さは薄めです。悲恋をメインとした、伏線を張ったサスペンスものに近いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-22 19:00:00
18411文字
会話率:35%
常に側にいるウィルスの怖さを目の当たりにして感じた事そんな私の気持ちを綴った日記。
最終更新:2021-08-19 23:11:20
911文字
会話率:0%
菅野学は、幼馴染達と再会の約束を果たす前夜、魔王討伐を担う勇者として異世界サーシェスに召喚された。
勇者たちは激闘の中で次々散華するも、5年の歳月をかけ魔王を討ち果たした。
希望を胸に地球へ帰還した学は、スクールカーストの息苦しさの中
でがんじがらめになった幼馴染達と、いじめを受けて引きこもり、笑顔を失った香川倫の危機を知る。
サーシェスで魔王が人々を苦しめたように、地球ではこんなくだらないものに大切な仲間が苦しめられている。
「よし、壊そう」
友の笑顔を取り戻すため、学はスクールカーストを叩き潰す決意をする。
これは異世界で「破壊の勇者」として畏怖された菅野学が、人々から笑顔を奪うしがらみを完全破壊してゆく物語である。
※カクヨムで掲載している作品を大幅に修正・加筆したものです。
※ノベルアッププラスでも掲載しております。
※今回も最終話まで執筆済ですので、エタりません。
※ホームページで解説記事などを公開しております。
https://jyushitai.com/scindex/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-12 19:26:26
172334文字
会話率:36%
人の恐怖や驚愕といった感情やそれに染まった表情が好きな賀島芽里は、親友の仲島彩から夏休み前日にあるゲームをもらう。
そのゲームは『メイク・スキル・オンライン』と呼ばれるVRMMO。
そのゲームでモンスターと戦ったり、プレイヤーと楽しく会話を
したり、みんなでワイワイプレイするお話……のはずが。
始めて早々いつの間にかPKしてしまった芽里ことメリーは、ちょうどいいからPKプレイヤーになろうと決意。
結局ソロプレイで色々とやらかして、なぜか運営がどこかズレた作り方をした『都市伝説』や『怪異』をモチーフにしたモンスターとよく戦ったり、PKや暇潰しで色々なプレイヤーを恐怖させると言った変なプレイをしてしまう。
そんなメリーの、ゲームに費やした夏休みのお話。
※夏休みは全部で40日と想定しています。ちゃんと登校日もあるよ。
アルファポリス様にも登録してます、はい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-02 13:32:58
239606文字
会話率:42%
無惨に殺されたレジーは、
生前の記憶と人格を持ったまま、アンデッドとなった。
一次的な欲求が消失し、情に薄くなり、利己的となったレジーは、
アンデッド特有の殺人衝動と折り合いをつけながら、社会的な生活を希求した。
レジーは恐
怖され、崇拝され、ときに信頼され、化け物として生きていく。
そうしていつの間にか、裏社会では殺人鬼、表社会では救世主と呼ばれることになる。
※※※※
1話3000~4000字程度で週1更新していく予定です(とにかく遅いです)。
謀大人気軍団最強モノに多大な影響を受けているので、主人公による虐殺シーンとかあります。
性描写の予定はありません。
カクヨムにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-01 09:35:03
18512文字
会話率:21%
同僚のニタさんは、よく迷子になるらしい。それって実は――……。
※※※
拙作『きみの背中の後ろには』1500文字作品の番外な位置づけ。
なのに。今回3500文字もあるのに、内容がない……。あるのは訳あり青年の恋心と、うなぎが食べたい欲
求だけ。楽しく書いたけど、いいのかな? 良かったら読んでやってください。ホラーもアクションもありません_| ̄|○折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-28 11:42:05
3666文字
会話率:26%
ホラー作品は怖い! だけど、読んでみたい! そんな方はいらっしゃいませんか?
私も、ホラーは大の苦手。そんな私が、どうやってホラー作品を読んでいるか。
脳内でラストを勝手にハピエン変換しているのです。その具体的方法について、ご紹介します。
うっかりホラーを読んで困っている方向け。または、ホラー読んでみたいけど、怖くてダメな方向け。
※※※ 注意 ※※※
本作品は、あくまでホラーが苦手な人の側に立った、【苦手だけど、ホラー・ジャンルに触れてみたい】と思う方に向けた作品です。
生粋のホラー好きの方にとっては、横やり以外の何ものでもない考え方であることを、予めお断りさせていただきますとともに、苦情などはご遠慮くださいますようお願いいたします。
そして、【ホラー読者の間口を広げよう】というスローガンでもって、お目こぼしいただけますと幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-17 10:45:12
4460文字
会話率:12%
夏休み、主人公たちは肝試しに行こうと、決意し、当日彼らは怖さとは何かを知る。
最終更新:2021-07-23 15:01:53
951文字
会話率:48%
サメ、それは恐怖の象徴であり、人喰いの象徴である。だが、このイメージが付いたのは、あるサメ映画が流行ったからだ。
この話は自分の管轄下の世界であまり畏怖や信仰されていない鮫の神様が、自分とは違う鮫の神様が極端に畏怖されていることを知り、
その理由がサメ映画にある事が分かった。
なので、自分の世界でもサメ映画を流行らせる為にある鮫に転生する人間の魂に依頼して世界で暴れて貰う話である。
注意:出来る限りB級以上のサメにするつもりですが、もしかしたら、それ以下になるかも知れませんのでよろしくお願いします。
感想など有れば宜しくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-21 21:00:00
19865文字
会話率:54%
幽霊よりも死体についての事を書いてあるので苦手な方はご注意下さい。
怖さはないと思います。人によっては気持ち悪いジャンルかと。
最終更新:2021-07-21 09:03:11
4531文字
会話率:9%
君方漣。
俺の両親はともに不倫をしていた。
俺が高校一年の冬、双方の不倫が原因で訴訟合戦勃発。両親ともに親権放棄を言い出し俺は捨てられた。
捨てる神あれば拾う神ありで、俺は叔父が養子として引き受けてもらえた。
一番信頼できるはずの両親に裏
切られたので人を信用することに臆病になっている。だから、敢えて知らない土地で一人きりで歩いていく荒療治を行うことにした。
イチから全てをやり直す覚悟を持つために知らない土地で一人で立ち上がり、つらい過去を乗り越えようと思った。
人は一人でで生きていけないとは言うけれど、今の僕は誰かといることのほうに怖さを感じる。また裏切られたらって。
そんなにしょっちゅう裏切り行為が発生するわけないのはわかってはいるけど、こわいものは怖い。
一人でいる事自体には寂しさは感じない。もう慣れている。
本当の恐怖は孤独の寂しさなのだった。
鈴原萌々花。
わたしの見た目は明るく活発なギャル系だ。背の低さから小動物系と揶揄されることもある。
男子からの人気も高いが実は交際したことは一度もない。逆に怖いと思うこともしばしばある。
母子家庭のひとり娘で決して裕福な家庭で暮らしてはいないが敢えてギャルを装っている。
最近母はある男と意気投合する。そのときの母は今までに見たこともない乙女の表情をしていた。
母にはこの人と結婚して幸せな家庭を築いてほしいと思った。そこにわたしは異物。いてはいけないような気がした。
それからわたしには居場所がなく、生きていく目標を見いだせなくなった。
母から距離を置かれるようになり、疎ましく思われていることも薄々は感じていた。
でも、一人は寂しい。友だちと一緒にいるときには気が紛れるが一人になったときに漣のように襲ってくる孤独の恐怖感に震える毎日。
そんな日が、あの日を、あの夜を境に変わっていく……
※この物語は、法律・法令に反する行為及び公序良俗違反を容認・推奨するものではありません。
※この作品は、カクヨムにも掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-19 00:00:00
131553文字
会話率:43%
関係者の証言に基づいて作成した物語です
最終更新:2021-07-08 19:14:03
2008文字
会話率:15%
夏のホラー2021年作品。
幽霊は人を怖がらせないと成仏できないという謎ルールに縛られる男がいた。
しかし、男は怖がらせることに関しては酷い物だった。
そんな男、クライの物語です。
楽しんで頂けたら幸いです。
最終更新:2021-07-08 00:00:00
2303文字
会話率:44%
夏のホラー2020に参加作品。
怖い話は得意だ(素振り)という想いと、読者の清涼剤になればと思って執筆すると、何時の間にかドロドロな作品に……どうしてこうなった。
と、小説は普段の癖が滲み出ている作品になってます。
恐らく書いている途
中で怖さよりも楽しんで頂ければという感じにシフトしてしまったかもしれません。(身近なぞくっという怖さがなくなってしまった……これが実力不足か……ガクッ)
あと説明をあえて省いて考える余地を残すことをしていますので、判りにくい部分もあるかもしれません。
以上、あらすじという名のあとがきでした。
読んで頂けたら幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-09 00:00:00
2581文字
会話率:7%
『最強の異能者』として畏怖された安土間が能力者の世界から引退して二年の月日が流れた。
現在は最愛の恋人──大垣唯とともに幸せな日々を満喫する。
が。
再会したかつての仲間の忠告がきっかけで、異能犯罪者の事件に巻き込まれていくことになる。
異能×日常×恋愛!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-06 01:09:40
1305文字
会話率:40%