クジョウ・トモヨは大貴族の令嬢であった。
しかし今やすっかり没落してしまって住居はオンボロアパートの六畳一間、主食はカップラーメン、没落して覚えた発泡酒で喉を潤しつつ、今日も元気に大石を運ぶ肉体労働!
クジョウ・トモヨの明日はどっちだ!
?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-06 17:44:59
21600文字
会話率:17%
15歳になると、人々は女神様からギフトを授かる。
しかし、アルマはギフトを何も授かることは出来ず、実家の伯爵家から無能と蔑まれ、追い出されてしまう。
だが実はアルマはギフトを授からなかった訳では無かった。
アルマは既にギフト《転生者
》を所持していたのだ──。
実家から追い出された直後にギフト《転生者》が発動し、アルマは前世の能力を取り戻す。
その能力はあまりにも大きく、アルマは一瞬にして世界最強の魔法使いになってしまった。
なにせアルマはギフト《転生者》の能力を最大限に発揮するために、一度目の人生を全て魔法の探究に捧げていたのだから。
無能と蔑まれた男の大逆転が今、始まる。
アルマは前世で極めた魔法を利用し、実家を超える大貴族へと成り上がっていくのだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-21 19:00:00
100041文字
会話率:43%
元日本人のクリスは貧乏貴族の3男坊として異世界に転生し、スローライフを夢見て生活していた。しかし、兄二人が王都の数学者になるという手紙が届き、跡継ぎはクリスへ。領主として現状を確認すると王家の権力が弱くなっており、戦乱の世寸前!周りには大貴
族に囲まれており、滅ぼされること待ったなし!
俺は絶対に生き残ってスローライフをおくるんだ!
第2回ツギクル小説大賞、大賞受賞しました。
書籍3巻は8月10日にツギクルブックス様より発売中です。
また、拓平様が描くコミカライズ版が、527日よりコミックウォーカー様で配信しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-25 15:43:57
499472文字
会話率:41%
神の加護が息衝く世界シレネ
神々の加護『神授の紋章』が絶対的な力を持つ貴族社会
優れた紋章を持つ者が統治することにより平和を実現した閉じた社会
その日、大貴族の青年エリック=ブリオナックは14歳の誕生日を迎えた。神々の加護がその
身に宿る栄光の日。輝かしい未来へと続くはずの日、勝利し続けたエリックの身体には1つの紋章が現れ……そして彼は全てを失った。
生きる意味すら見失った青年が再び顔を上げた時、死しだ魔剣の伝承が紐解かれる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-22 16:38:58
59786文字
会話率:42%
龍に選ばれて龍帝の妻・龍妃になってしまった農村育ちのシュカ。
とんでもない人と結婚してしまったと慌てるが、時は流れて一年。
いまだに夫である龍帝・宸柳のお渡りがなく放置されていた。
同じく龍妃に選ばれた大貴族の娘・鈺瑤のもとには毎日通い、寵
を注いでいると聞いてシュカは思う。
私、ここにいる必要ないよね? と。
ところが、実家に帰りたいと訴えるものの許されず、農作業をしたいと言えば侍女に怒られる日々。
とうとう我慢ができなくて後宮を抜け出し、勝手に庭園に自分の畑を作ってしまう。
皆の目を盗み、秘密の畑でささやかな幸せを噛み締めていたシュカだったが、ある日とんでもない人に見つかってしまった。
龍帝である宸柳だ。
まずいと思ったのものの、夫であるはずの彼はシュカの正体に気付かない。
妻であるはずのシュカにまったく気付いていないのだ。
それどころか、下女の格好をしていたシュカに頼みごとをしてくる。
「瓊妃の様子を探ってくれないか」と。
――あの、すみません。
目の前にいるのが、貴女の妻瓊妃です。
そうとはなかなか言い出せないシュカ(位号・瓊妃)と、そんな妻に全く気付かない夫・宸柳の秘密の逢瀬。
そして、ときどき後宮での事件。
一応毎日更新を目指しております。
十万字まで予約投稿済み。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-03 09:00:00
112269文字
会話率:28%
マーケッヒ王国は魔法大国。そんなマーケッヒ王国の伯爵令嬢セリーナは、14歳という若さで、治癒師として働いている。それもこれも莫大な借金を返済し、幼い弟妹に十分な教育を受けさせるためだ。
そんなセリーナの元を訪ねて来たのはなんと、貴族界でも
3本の指に入る程の大貴族、ファーレソン公爵だ。話を聞けば、15歳になる息子、ルークがずっと難病に苦しんでおり、どんなに優秀な治癒師に診てもらっても、一向に良くならないらしい。
それどころか、どんどん悪化していくとの事。そんな中、セリーナの評判を聞きつけ、藁をもすがる思いでセリーナの元にやって来たとの事。
必死に頼み込む公爵を見て、出来る事はやってみよう、そう思ったセリーナは、早速公爵家で治療を始めるのだが…
正義感が強く努力家のセリーナと、病気のせいで心が歪んでしまった公爵令息ルークの恋のお話です。
アルファポリスで掲載していたものです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-29 20:49:06
88734文字
会話率:50%
ネラー王国の始祖は異世界から召喚した勇者の一団と言われている。おかげで科学技術が発展し、工業立国として名をはせた。
そんな平和な国の大貴族の三男坊ラスティはネトゲ廃人のヒキニート。しかし、彼の放蕩ぶりに業を煮やした親に家を追い出され、地
方の田舎ベルベに飛ばされてしまう。領主のドラ息子バレリオは横暴を絵にかいたような男で、モヤシで冴えないラスティをことあるごとに貶す。しかし、図太い性格の彼はすぐに順応して気ままに生活する。そんな中、バレリオは父が王都から帰ってくることになった。父に悪事を知られたくないバレリオはラスティに罪を擦り付ける。ラスティは訳も分からぬまま鎖で縛られ裁判にかけられてしまい……?
※ネラー王国番外編。チャンネル形式ではないですが、箇条書きの分が多々あります。
※IT革命が起こった中世ヨーロッパ風の異世界ですが貴族があまり貴族らしくありません。シリーズものですので設定などは「【連載版】廃嫡されてまうから助けろ下さい」をご覧下さい。
※前半と後半とで温度差があります。暴力要素がありますのでお気を付けください。
ジャンルについてですが、異世界恋愛かファンタジーかで悩みました。問題がございましたら誘導お願いいたします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-29 13:46:18
16559文字
会話率:26%
イケメンで優秀な許婚のアルと、
魔法の天才ノアは結婚する予定だった。
ところが、父が第4王子に嫁がせ権力を握るために、
アルとの婚約を勝手に破棄してしまった。
・・・・・・
ノアは得意の悪知恵で、第4王子との結婚を阻止。
すると、
アルがクーデターに成功したら結婚すると言われたので、その言葉を信じて参加し成功。
アルは大国ゼノの王子になったが、
ノアの約束を破り、大貴族で皆の人気者であり、
親友のアントワネットと結婚。
1番の功労者であるノアを利用するだけ利用して、
いらなくなったらポイッと捨てられたノアは大激怒。
反撃を試みるが、親友のアントワネットの裏切りで、
呪いの指輪を付けられ、
魔法が封印され老婆に変えられた。
しかも、ノアが実際にやった二人の仲を裂く方法を
・・・・
少~~しだけ誇張され記事が出さた。
その影響で、『悪役令嬢』として国中の悪者に仕立てられ、国外追放。
・・・・
復讐を誓ったノアは、大国ゼノに経済戦争を仕掛け、
・・・
貧乏国にして懲らしめようと企んだ( ̄▽ ̄)ニヤリ
計画を実行するためには、呪いを解いて魔法と若さを取り戻す必要があった。
・・・・・
ただ、呪いを解く条件の1つが、
「相性が悪い相手とキスする事だった」
ノアは結婚するまでキスをしないと決めてたので、
大きく動揺しながらも、キスの妄想をしていた。
( ̄▽ ̄)デヘデヘ
相性の悪い男カツが店を閉める張り紙をしていたので、
チャンスと思ったノアは、黒字にする条件でキスを迫るんだけど・・
・・・・・
二人であるルールを決めてお店を始めたけど・・
・・
カツは、ヤバイ考えの老婆ノアを早く追い出したい。
ノアは、言う事を聞かないカツを服従させ、
・・・・
呪いを解くため仕方なくキスがしたい(^3^)。
二人の意地とプライドを賭けたバトルが始まる。
【見所】
・何を売って黒字にするのか?
・カツの弟とライバル店の娘の恋は?
・アントワネットの使用人であるカツの兄が、
妹の女将軍と恋仲に?
・ゼノ国を貧乏にするための悪知恵とは?
・なぜ「悪役令嬢」の名前を使うのか?
恋愛×お店作り×サクセスストーリー折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-27 11:00:00
6457文字
会話率:32%
孤児院で育った尊人《みこと》は魔法が使えず、代替品である魔眼しか持っていなかった。それ故にオンリーワンな役割を持てない尊人は、パーティーの司令塔として貢献していたが、陰からの支えには気付いて貰えなかった。
友人同士で結成されたパーティーを追
放された尊人はソロ活動を余儀なくされ、単身でダンジョンへと挑む。
そこで尊人は運命的な繋がりで親友との出会いを果たす。
大貴族の子息、芸術的なまでの美少年、太陽のような暖かい性格。
誰もが羨むようなポジションに尊人は意図せずすっぽりと収まった。
出自もあって尊人は周囲から酷いやっかみを受けるが、それを差し引いても親友との日々は楽しいもの。
それになにより尊人にとって周囲のやっかみなど小蠅や蚊と同然。
魔法が使えなくても学園の誰よりも尊人は強いのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-24 17:06:13
25329文字
会話率:41%
異世界に召喚された少年久我太一と、召喚した少女ユキ
二人でソロモン王の八人の高弟の子孫である八大貴族が行う
100年に一度のソロモン王の力を管理するものを決める(ついでに格付けも行う)儀式を戦い抜く
最終更新:2021-10-18 23:45:13
676文字
会話率:20%
大賢者、それは賢者のトップ10人に与えられる最強の証だ。主人公のクリス・リチャードは平民出身でありながら弱冠19歳で大賢者の称号を得た最強の1人である。
ある日、国王からの頼みで学園の教師をすることになったクリス。
大貴族出身のプライドが高
い生徒が多く在籍するSクラスを担当することに・・・。
果たして平民出身のクリスは、教師生活を無事平穏に乗り越えることができるのか!?
教師系を書いてみたくて挑戦してみました。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-11 20:00:00
4846文字
会話率:49%
遥か昔、魔物や魔族を率いた魔王と人間が戦っていた。
そんな中、五人の戦士達が魔王を倒した。
五人の戦士は魔王を倒した功績により、王様から五大貴族という栄光を与えられる。
それからずっと、五大貴族は王国の権威として崇められてきた。
五大貴
族・火属性のフレイル家に生まれた双子の長男パワーは、歴史上ただ一人の黒い髪であった。
幼いながらも神童と呼ばれ誰もが期待していたが、五歳の時に行われる『神託の儀』で、神から魔力を与えられず、ギフトも『不屈の体』という魔術に全く関係ないものであった。
パワーはその日の夜に父のボイラーから追放を言い渡されてしまい、弟のバーナーからはボロカスに殴れられてしまう。
そして目覚めたら、知らない森の中だった。神から愛されなかった自分は、この世に生まれてきてはいけなかったと絶望する。
野生の熊に襲われそうになった時、旅をしていた武神老師という老人と少女の雷華に命を救われる。子供が一人で森にいる理由を尋ねられたパワーは経緯を話すと、弟子にならないかと誘われた。
パワーは武神老師の弟子になり、生きる決意を抱く。
そして十年後。
パワーは、自分の価値を証明するために魔術学院に入学することになったのだった。
この作品は本日と明日の投稿で完結いたします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-03 21:00:00
47157文字
会話率:37%
現代日本から異世界転生を果たしたレンは、女剣士として異世界を思う存分楽しんだ。その後縁があって大貴族の令嬢、シア・フォースシールのメイドになった。だけどシアお嬢様には何やら秘密があるようで調べてみたら……
何とお嬢様は夜を騒がす女怪盗
ミーナだった!
シアはお付きのメイドであるレンにもそのこと隠している。そのためレンは陰ながらシアを見守ることにする。しかしある日怪盗活動中だったシアが何者かに連れ去られてしまい、レンは救出に向かう。凄腕の剣士であるレンは無事シアを救出することができたが、代わりにレンが怪盗ミーナをすることになってしまい……
「レン! 次はこの宝石を狙いましょう!」
「仰せのままに、お嬢様。」
転生侍女とその主人のお嬢様が織りなす女怪盗inファンタジー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-28 03:21:34
3349文字
会話率:31%
ここは剣と魔法のファンタジーな世界。クリカエル王国を支える大貴族の令嬢ブライト・シエルは、平民の血が混じっていることと優秀な兄と妹に板挟みにされて誰からも認めてもらえない生活を送っていた。そんなある日、国中を騒がせている怪盗シャーナが彼女
の下に舞い降りる。シャーナの導きで暗い生活を送っていたブライトは輝く夜へ飛び立つことになる……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-09-04 23:02:07
19123文字
会話率:57%
もし異世界に転生するとしたら、卿はどういう役職がお好みかい?
定番どころならやっぱり勇者や冒険者だ。
ニッチな役どころなら、賢者や魔法使いというのもいい。
最近なら人外モノとか、あえての悪役なんかも人気だな。
ただやっぱり、一番イージーな人
生を楽しみたいなら、貴族に転生するのが一番だ。
それもそんじゃそこらの末端貴族じゃない。せっかくなら、巨大な所領を持ち、使い切れないほどの財産を持ち、大勢の使用人を雇い、皇帝からの信用もあり、領民からの信頼も厚い一流の大貴族がいいだろう。
私が転生したアウステルリッツ公爵家は、そんな条件をすべて満たした、まさに理想の大貴族だ。
巨大な『権力』がありさえすれば、どんな願いもすべて思うがまま!!
…えぇ。そうやって期待していた時期も私にもありました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-22 12:04:30
455450文字
会話率:57%
職種故に差別を受けてきた処刑人、婚約破棄を受け死罪を言い渡された大貴族の令嬢、
ある意味で対極に位置するそんな二人のお話です。
最終更新:2021-09-21 05:40:15
7249文字
会話率:21%
そして少女は、銃を手に取った………。
魔法と科学が混ざり合う世界「聖紀末」。
魔王と勇者の戦いが伝承として語られるこの時代で、西の大地「アークガルド」より、新たなる闇が目覚めようとしていた。
勇者の血を引く七大貴族の一角であるバーミリ
オン家。
その跡取りである少女「ナギ・バーミリオン」は、調査と共に、事件の裏で糸を引く謎の敵「バランシア」を倒すべく、混沌渦巻くアークガルドに、一人旅立つ。
………そこに、自らの因縁の相手が待つとも知らずに。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-20 22:39:52
198142文字
会話率:24%
女神のうっかりで死んでしまった主人公、美駒多代(みこまたよ)18歳。
小さい頃からモノを分解しては組み立て、分解しては魔改造するのが趣味の変わり者娘だった。
親が日本のものづくり精神バリバリの工房を営んでいた結果、いい先生(父)といい道具に
恵まれ、こんなもの作りたい!が試行錯誤すれば実現する環境で育った。
工業高校で青春と言うの名の魔改造ライフを送り、いざ、都会の大学でさらなる研鑽を積むべし!というところで交通事故で死んでしまった。
女神が熟練の職人と私が同姓同名だったせいで魂のろうそくを間違えてしまったらしい・・・
って、そんなことがアホがまかり通るかー!!
しかも、転生した世界は魔法がないと生活できない世界なのに魔力0の落ちこぼれだった!
女神の創造した異世界は、控えめに言って魔法依存の世界、魔法をあらゆる種族が使いまくった結果、世界から魔力が枯渇し始め、そのせいで世界が滅亡に向かっているらしい・・・
そんな世界にものづくりを根付かせ、世界を救うのが私の使命らしい。
転生特典で大貴族の公爵家に生まれたり、美幼女だったり、家族に恵まれてたりするけど、私の魔力は0。
介護レベル100くらい誰かにお世話してもらわないと生活できないのだ。
飛んでもわめいてもどれだけ頭をひねり、魔法を覚えようとしても不可能な魔力0。
わかりやすく言うと地球で空気吸えない体に生まれて生活する感じ?そんなの病院で特殊な医療機器がないと生きていけないよ!!
なにが「転生特典期待しといてね!」だこのクソ女神!!
そんなこんなで、転生して前世の記憶がよみがえったのが、3歳の魔力測定日。
女神から固有スキル『超長寿』を与えられたことも後々わかるんだけど・・・
これは、駄女神が自分の世界を救うために転生させた多代が、苦労に苦労を重ねてものづくりに励んだ結果、世界を変えたり、生きる伝説となったりするかもしれないお話です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-16 21:33:50
10961文字
会話率:17%
「くだらん趣味を辞めて今すぐ魔法に打ち込むか、追放されるか! どちらかを選べ!」
言うまでもなく、オットー・ロングは追放されることを選んだ。
彼は大貴族ロング家の道楽息子だ。
貴族としての価値が魔法で判断される国に生まれながらも、彼
は魔法を極めようともせず、空飛ぶ模型やグライダーの制作に熱を上げていた。
「追放万歳! これで家から自由になった! 思う存分、空を飛べる!」
とはいえ、オットーには金がない。
やむなく冒険者として旅立った彼は、初依頼で〈大空の支配者〉を覚醒させる。
皮肉なことに、これは飛行能力と比例して魔法の力を与える才能(タレント)であった。
「魔法には興味ないんだけど……飛べるなら、魔法でもいいか!」
飛行を極めて最強になったオットーをロング家が慌てて連れ戻そうとするが、もう遅い。
これは空を愛するオットーが世界中を飛び回り、周囲を振り回したり振り回されたりしながら無双する物語である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-15 12:07:19
218941文字
会話率:37%
ボルメルン王国の聖女、クラリス・マーティラスは王家の血を引く大貴族の令嬢であり、才能と美貌を兼ね備えた完璧な聖女だと国民から絶大な支持を受けていた。
代々聖女の家系であるマーティラス家に仕えているネルシュタイン家に生まれたエミリアは、大聖
女お付きのメイドに相応しい人間になるために英才教育を施されており、クラリスの側近になる。
クラリスは能力はあるが、傍若無人の上にサボり癖のあり、すぐに癇癪を起こす手の付けられない性格だった。
それでも、エミリアは家を守るために懸命に彼女に尽くし努力する。クラリスがサボった時のフォローとして聖女しか使えないはずの結界術を独学でマスターするほどに。
そんな扱いを受けていたエミリアは偶然、落馬して大怪我を負っていたこの国の第四王子であるニックを助けたことがきっかけで、彼と婚約することとなる。
幸せを掴んだ彼女だが、理不尽の化身であるクラリスは身勝手な理由でエミリアをクビにした。
さらに彼女はクラリスによって第四王子を助けたのは自作自演だとあらぬ罪をでっち上げられ、家を潰されるかそれを飲み込むかの二択を迫られ、冤罪を被り国家追放に処される。
絶望して隣国に流れた彼女はまだ気付いていなかった、いつの間にかクラリスを遥かに超えるほどハイスペックになっていた自分に。
そして、彼女こそ国を守る要になっていたことに……。
エミリアが隣国で力を認められ巫女になった頃、ボルメルン王国はわがまま放題しているクラリスに反発する動きが見られるようになっていた――。
※アルファポリス様にも掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-04 18:00:00
42107文字
会話率:40%
人生をかけた勝負。共に挑むのは元死体!?
「期限は一週間。それまでに第三階層に到達できなければここから去って頂きます」
幼き日に両親を亡くしたケイタは無免許の冒険者として貧しい暮らしを余儀なくされてきた。彼は両親の死の真相を探るため前人
未到のダンジョン探索に参加することに。
最も重要とされる仲間選びだったが、登録所で大貴族の子息とトラブルを起こし冒険者たちから敬遠されてしまう。そんな彼とパーティーを組むことになったのは謎の少女とリザードマンの魔術師。
彼らは貴族たちからの蔑視や妨害を受けつつもダンジョンへ挑む。
三時間もたてば魔物の餌になると高をくくられていた一行だったが快進撃を続け……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-23 00:02:35
184712文字
会話率:35%