5歳の冬。
突然の高熱で意識を失った。
目がさめると見たことのない父と母と使用人達。知っているはずなのにわからなくなってしまった。
18歳になった私の周りには色とりどりのブローチ、お花、リボンなどと名札をつけた家族、使用人、友人達がいた。
家紋の入った金のブローチはお父様。同じく家紋の銀のブローチはお母様、銅はお兄様。
赤い薔薇を胸に付けたのは侍女のルネ。白い鈴蘭を付けたのは父の秘書のユーベルト。
緑のリボンを付けてくださったのはエリス伯爵令嬢。
黒のリボンを付けてくださったのはウラジミール侯爵令息。
青のリボンを付けてくださったのは、
婚約者のアラン様。
ある日、人の名前と顔、声さえ覚えられなくなった
伯爵令嬢リティシア・グロウハートが、幸せになるものがたり。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-11-24 19:06:27
893文字
会話率:7%
目が覚めるとそこに居たのは僕でした。
君はあと三日で消滅する。
そう宣告された僕、榊 透琉。限られた時間の中で何ができるのか。大切な人、家族や友達みんなの記憶から消滅する前に僕がやるべきこととは。
これは、平凡な男の子のちょっと切ない物
語
君は限られた時間の中で何をして誰とすごしますか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-11-01 00:19:19
743文字
会話率:72%
人生の楽しみ方・家族をテーマにした恋愛小説。
ある薄暗い心療内科にやってきた小柄な若い男性。
彼はこれまで甘酸っぱくも時には世知辛い体験をしてきた。
そんな彼の心の支えになったのは幼馴染、母、そして数冊の小説。
涙に流されるほどの悲しみ
に満ちた彼の人生。
そしてラストは思いもしない結末が……
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-09-30 01:04:18
15765文字
会話率:3%
【毎週月・水・金曜日21時更新】
9月28日(金)21時 第70話で完結します!
感情を失くした少女の、過酷な旅の先に見つけた幸せとは―――
大好きだった母親を目の前で父親に殺され、その父親も目の前で交通事故で亡くした幸子。
そのショッ
クから恐怖以外の感情を無くしてしまう。
養護施設に入れられた彼女は、そんな自分を変えようと必死になっていた。
兄妹の絆―
周囲の人達の声援―
ライバルとの熱い友情―
友達の支え―
育ての母親の愛情―
しかし、彼女にいくつもの大きな試練が待ち受ける。
このままでは、自分の居場所すら失ってしまう。
乗り越える為には、自分が変わらないといけないと気が付いた。
辛いことも悲しいことも苦しいことも全部全部抱きしめて、
ついに彼女は自分を変える為の大きな一歩を踏み出す。
両親を無くしてから、一人で生きる為にと体を鍛えてきたことを生かしボクシングを始める。
戦う恐怖、拳をぶつける意味、相手を倒す勇気…
トレーニングや試合を通じて成長していく幸子。
無謀とも言える大きな目標に向かって―
失くした感情を探しながら―
大勢の人達に助けられて―
少女はリングの中で幸せを探す旅に出発した―
この物語は、カクヨム様にも掲載しています
https://kakuyomu.jp/works/1177354054884983269折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-09-28 21:00:00
321074文字
会話率:38%
僕は、天使でもなく堕天使でもない、間をとった存在になった。ぶっちゃけ、僕は愛なんてものもらわなかった。じゃあ、愛ってなんだろう?友情?恋愛?家族の愛?なにそれ、そんな感情知らない。
彼らは現実世界の人々に紛れ、今日も愛の行方
を探し続ける
物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-09-27 21:19:12
1763文字
会話率:35%
ニート(笑)になり、チャランポランな生活を嘆く事も無く、寧ろ逆にそれをエンジョイしちゃってる男、長谷川悠二(24)がニート(笑)の分際で恋愛をする!?
しかもお相手はスーパーのレジでバイトをしている、地味で物凄く大人しそうな印象の女子高生
、秋山結衣(18)。
二人の歳の差は6歳。
金は無いが時間だけはある山ほどあるニート(笑)と
JKの恋の行方はいかに!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-08-28 03:00:00
14618文字
会話率:58%
僕、柊《ひいらぎ》永遠《とわ》は生きる意味が分からなかった。家にいれば毎日のように両親は喧嘩しあい、学校に行けば、クラスメイトからいじめられる毎日。だけどそんな日々に手を差し伸べてくれたのは山内《やまうち》冬華《とうか》だった。彼女と行動
をよくするようになってから僕は少しずつではあるが人生を前向きに歩けるようになっていく。
これは生きる意味を探すすべての人に届ける彼女と過ごした微笑ましくて、切ない日々と僕と彼女の愛の物語
「この世界のどこかにはきっとあなたの味方がいる。この世界にはきっと希望があるだからその日まで生きて…」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-07-22 11:42:50
31237文字
会話率:34%
ある国のクイナと言われる丘には小さな町がありました。そのクイナの町には石畳やレンガでできた道があり、同じような素材でできた家が並んでいます。これは、変わらない町の中で、変わってゆく人々の物語です。
カラキランコロン。玄関のドアに付けられ
た鐘の音が響きました。今日もまた、夢の家にミロクおばあさんがやって来たのです。朝食の支度をしていた夢は、とても嬉しそうに玄関の方へと駆けて行きました。夢にとってこの鐘の音が、クイナの町の住人達との幸せなふれあいの始まりです。
「はーい、おば様どうぞー!」
そしてそれは、明日も明後日もいつまでも、ずっと、続くのだと夢もおばあさんも思っていました。
そんなある日、夢はおばあさんと一緒に病院へ行く事になりました。
そしてその日を境に夢とおばあさんの大切な日日が始まりました。
誰が悪いわけでもなく何が悪いわけでもなく、多くの人の人生には悲しみというものが訪れます。夢はこの日からおばあさんとクイナの町の住人達とその悲しみの中に入って行きます。決して美談では終わらない救急救命処置、声を失う人工呼吸器、医療の誤診、介護サービス従業員によるドライヤーでの火傷、そして別れ。そんな悲しみを乗り越えながら主人公の夢は一つの人生を生きて行きます。
ALSは筋萎縮性側索硬化症という難病です。全身の筋肉が弱り、最終的には目蓋も閉じる事ができなくなります。ただ、この難病が及ぼす影響もそこまでです。体だけが動かなくなるのです。つまり心は健康な時のままなのです。例えば5分間、家の壁、会社の壁、教室の壁、天井、窓、それらをじっと見つめたまま、目蓋や眼球以外は動かさずに過ごしてみてください。きっと多くの人は苦痛を感じると思います。しかし病気になり寝たきりになると、それは10分、1時間、5時間、終わる事なく地獄のように続いて行くのです。ただ、誰かが悪いわけではないのです。患者が抱く家族への気持ちや、一つの心に二つの人生を重ねる家族、病気の介護には価値観を変化させる必要があるのです。
この物語の主人公達はどんな世界をその瞳に焼き付けてゆくのでしょうか。
この物語の元になったオリジナル曲です。
https://www.youtube.com/watch?v=v8b66qS5jAA&feature=youtu.be
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-06-30 16:38:58
315941文字
会話率:40%
神崎若葉は、高校生になったばかりの十五歳。
中学生だった頃からの夢は、「アルバイトで青春をすること」。
優しい先輩におしゃれを教わったり。
そして、いつかは職場恋愛なんてことも……。
果てしなく妄想は膨らむばかりだ。
しか
し彼女が依頼されたのは、地元の商店街のマスコットキャラクターで、知名度の低いゆるキャラ『りゅっしー』という『着ぐるみの中の人』であった。
はじめは「断固拒否」の姿勢を崩さなかった彼女だが、父親らの「商店街に活気を取り戻して!」という必死の説得に根負けして、しぶしぶ引き受けることになる。
持ち前の天真爛漫な性格と根性で、様々な困難に立ち向かっていく若葉。
周囲の人々にも助けられ、壁を乗り越えていくうちに気づかされた、本当に大切にしなくてはならないものとは何か?
そして行政主導の再開発の波は、さびれた商店街にも容赦なく襲いかかる。
果たして若葉とりゅっしーは、商店街最大のピンチを救うことができるのか?
仕事に、恋に、いつも全力投球の女子高生若葉が巻き起こす、笑って、泣ける青春ストーリー!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-05-08 18:00:00
121415文字
会話率:28%
現在の日本において、女性の未婚・晩婚の傾向が高まり、ますます少子化に追い打ちをかける。四半世紀前において結婚適齢期とされる二十代後半までには、幼いわが子を抱きしめている有様はまるでどこかに消えてしまったかのように……。
――経験するはず
の母性を味わえない女性は、どこでこの愛情を昇華するのだろうか。
私、ひろきょの著す『ショタフリ』を読むことにより、本来、自分達が抱くはずだった、または、これから抱くだろう母性という胸が締めつけられる想いを感じてもらい、楽しんでほしいと願っている。加えて、近年のボーイズ・ラブ関連の需要を見込んで、腐女子達も別の視点から話を味わえるよう、ニアホモな場面も随所に盛り込んだ。
この物語は、核家族内の一姫二太郎という登場人物を通じて、日常生活中でしばし起こる喜劇的な姉弟のやり取りを中心とするプロットを展開していく。
姉の泰代は典型的な性格――責任感が強く、面倒見が良い母性本能野郎――で器量が良い努力型の利発な女性だ。一方、弟の翔太は末っ子の独特な性格――甘えたで、あざとく、我儘――で正太郎コンプレックスの理想を具現化した可愛い美少年である。母性を擽る憧れの対象となるよう、スポーツや勉強できる秀才型の人物像としても描く。
姉の泰代には、幼馴染の圭祐がおり、およそ十八年間、泰代に片思いをしているが、ブラコンの彼女は翔太に盲目的なほど溺愛しており、それどころではない。
「ニアホモ重視」の観点から泰代と圭祐の恋愛話は平行線のままで進展をさせてはいない。翔太と圭祐の「いちゃいちゃ場面」を密かに盛り込んだため。腐女子が享受するからには微妙な男達の友情を台無すべきではない。
このように、市場のニッチを狙い、ショタコン・ブラコンだけでは心もとないので、ニアホモ(BL系)の三要素を盛り込み、ショタコン・フリーク達のための長編作を世に送りたい。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-04-30 11:00:00
80308文字
会話率:55%
竜王達に育てられた人間の少年が、人間の世界で平穏に暮らそうとするお話。
波乱のほとんどない日常ものです。
「大草原の小さな家」みたいな(?)感じです。
忙しい日常の中で小旅行に行くような気持ちで読んでいただけると嬉しいです。
2016年1
0月29日完結しました。ありがとうございましたm(_ _)m
※カクヨムさんにも載せてみました。
※2018年3月24日に番外編に追加があります。
素晴らしいレビューを頂いたので、その御礼代わりのような感じでw
楽しんでもらえたら幸いです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-03-24 23:51:46
1503361文字
会話率:44%
可愛くキュートな妖狐である僕モフフは四百年の時を経て自分を殺した子孫である少女へ会いに行った。そこに投げつけられた石。僕へ石を投げたのは女装の悪霊払いの少年 竜泉院三門(あだ名はりっちゃん)であった。
それをきっかけに僕はりっちゃんの家にお
世話になることになる。
これはりっちゃんの家族や人間、妖怪たちと交流していきながら、ナデナデモフモフされたいなお話である。
愛と友情と戦いと成長とモフモフとなんやかんやな妖怪ファンタジー。
第二章連載中。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-03-13 17:25:20
140034文字
会話率:40%
宮下若菜は合唱をこよなく愛する女子高生。二年生の春。突然父、和重の仕事の都合で家族ととある島へ引っ越すことになる。東京生まれ東京育ちの16歳にとって、島での暮らしは容易ではなく、、。個性豊かな仲間たちと繰り広げる、笑って泣いて怒っての忙しい
青春の日々。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-02-13 17:19:12
258文字
会話率:0%
光は歌う~believing you~l の番外編となっています。
なぜ突起軍が結成されたのか。
なぜ彼らは他人を殺してしまったのか。
それぞれの悲しい過去に迫る、物語。
最終更新:2018-02-10 15:39:55
4106文字
会話率:33%
「そして、彼は利用する。
弱りきった彼女を。
きっと変われるよね。君となら。」
夢を抱いた青年が出会ったのは、幽霊の女の子でした。
そこから始まる、彼と彼女の共同生活。
突然始まったのは奇妙で暖かな、非日常だけど極々普通な日常。
幽霊と
の生活は今日ものんびり続いていくのでした。
物語の舞台は様々な過去を持つ人たちが住む
「かすみ荘」
そこの住人たちが織り成す、
笑いあり、涙あり、友情、恋愛、家族愛ありの物語。
ようこそ。
かすみ荘へ。
※Eエブリスタ、モバスペにも投稿しております。
※毎章、文章量はとても多いです。
※この物語が向かう先は『ハッピーエンド』です(ネタバレ)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-01-19 12:00:00
372038文字
会話率:32%
凶悪な森に君臨する、大陸最強と名高い獣に生まれました。
ただし私は名ばかりの、最弱貧弱もやしっこと呼ばれています。元人間だった記憶のせいですね。
そんな事は気にせず、自慢の逃げ足で凶悪な森を駆け抜けるとある日、森の侵入者と出会った私は衝撃を
受けた。
そこにいたのは、凶悪な森の暮らしの中、初めて出会った――――傷だらけな金髪碧眼の人間の少年だった。
最強(笑)な種族に生まれた転生・獣娘と、森に迷い込んだ人間の少年の、ほのぼの異種族間交流の話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-01-19 00:00:00
189555文字
会話率:24%
ある日、主人公は仕事の都合で、家族も友人も恋人もすべてが詰まっている田舎の地から、都会へと引っ越すことになった。
何をするにも便利な都会だったが、自分の居場所をみつけられずに過ごしていた。
その時、少しの休暇をもらい田舎の地へ数日戻ることに
した。久々に会った友人たちの違和感を持つことをきっかけに、自分の気持ちと少しずつ向き合っていく。
主人公であるひとりの男が様々な人に出会ったり、再開したりすることによって、移り変わる心の葛藤を描いた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-01-10 20:32:11
75897文字
会話率:13%
主人公、山本智(やまもとさとし)は大手電気メーカーに勤めるサラリーマン。
妻の真奈美(まなみ)と一人娘の阿莉紗(ありさ)、そして柴犬の柴夫(シバオ♂)と共に三年前に購入したマイホームで、一家団欒の日々を過ごす。
しかし突如、智の前に現れ
た謎の仙人により、中2に戻ってしまう。
元に戻るなら、徳を積め!
と言われ、1990年にタイムスリップして中学二年生から再スタートととなる。
果たして智は徳を積んで現代に戻れるのか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-01-08 22:10:11
86103文字
会話率:28%
数々の異名を持つ少女「清良華 魂子」12歳。
彼女は中学の入学式に向かう途中で突然に死亡してしまう。
だが、「死を受け入れ難い彼女の魂」は、「死の番人の部屋」に
辿り着く・・・。
「死の番人ルシオラ」と「半分死んでる少女魂子」による、
「魂
の回収劇」が始まる・・・。
なーんて、シリアスな語り口で説明文書きましたが、
基本的にギャグ満載のアホコメディーです。(今のところ)
それぞれの魂による、「人間ドラマ」だったりを「青春」や、
「純愛」、「友情」だったり「家族愛」だったりで描いていけたら
いいのになぁと思います。視点はいつも魂子とルシオラから見たもの
ばかりのお話になるかと思いますが内容的にはやはりどこか懐かしい様な
「少女漫画」だったり、ノリの汚さは「少年漫画的」なところがあります。
魂子のキャラ的に「言葉遣いの悪い女の子」が主人公ですがそこも実は
ポイントなんです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-11-01 19:43:53
25971文字
会話率:45%
高校1年生の「みどり」。シャイで愛想の悪い2つ上の兄「あきら」と人懐こくて愛想のいい4つ上の兄「はじめ」。恋愛、家族、友情などさまざまな人間模様を通してそれぞれが成長していくストーリー。テニス要素も少しあります。
最終更新:2017-09-20 22:29:42
31496文字
会話率:40%