ランストック伯爵家にいた、ジン。
彼はいつまでも弱く、レベル1のまま。
ある日、兄ギュンターとの決闘に負けたことで追放。
「お前のような弱者は不要だ!」
「はーい!」
ジンは、意外に素直。
貧弱なモヤシと思われていたジンは、この世界で唯
一の魔法使い。
それも、直接戦闘ができるほどの……。
ただのジンになった彼は、世界を支配できるほどの力を持ったまま、旅に出た。
問題があるとすれば……。
世界で初めての存在ゆえ、誰も理解できず。
「ファイアーボール!」と言う必要もない。
ただ物質を強化して、逆に消し、あるいは瞬間移動。
そして、ジンも自分を理解させる気がない。
「理解させたら、ランストック伯爵家で飼い殺しだ……」
狙って追放された彼は、今日も自由に過ごす。
この物語はフィクションであり、実在する人物、団体等とは一切関係ないことをご承知おきください。
また、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません。
※ カクヨムにも連載しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-10 20:18:35
159027文字
会話率:34%
光の王家に生まれながら、闇属性を持つ双子の妹リリエステルは「忌み子」とされ、存在を隠されて育つ。幽閉の中で彼女は優しさと笑顔を持ち続けるが、姉の悪意により異母姉妹殺しの冤罪を着せられ、流刑となる。魔物に喰われる運命とされた彼女は、魔物に同情
し心を通わせるも、騎士たちに襲われ、魔族領へと逃れる。そこで彼女は、魔族の騎士団長に「人の闇を引き受ける者」として興味を持たれる。一方、彼女を追放した王室では、彼女の不在とともに闇が制御を失い、崩壊の兆しを見せ始めていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-08 15:30:00
6036文字
会話率:42%
「ノエル・スプリングフィールド。役立たずのお前はうちの工房にはいらない。クビだ」
名門魔術学院を卒業後、体調を崩した母を看病すべく故郷の魔道具師ギルドに就職したノエル。
母は無事元気になったものの、ギルド長の偏見と嫌がらせのせいで職場での
待遇は悪化する一方。
遂には、解雇されてしまうことに。
「生きるって大変だなぁ……」
途方に暮れつつ仕事を探すノエルに声をかけたのは、学院時代の友人だった。
王宮魔術師として歴代最速で聖金級魔術師まで出世。
今や有名人の彼はノエルに言う。
「これまでの人生で、僕が唯一勝てなかった君に力を借してほしいと思って」
かくして、王都に出て王宮魔術師として働き始めたノエル。
日の当たるところに出た彼女は大活躍。
気がつくと王国中から注目を集める存在になっていって――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-06 12:10:39
565453文字
会話率:28%
名門魔術学院を卒業後、体調を崩した母を看病すべく故郷の魔道具師ギルドに就職したノエル。
母は無事元気になったものの、女に良い魔道具が作れるわけがないというギルド長の偏見と嫌がらせのせいで職場での待遇は悪化する一方。
遂には、役立たずと言われ
解雇されてしまうことに。
途方に暮れつつ仕事を探すノエルに声をかけたのは、学院時代の友人だった。
王宮魔術師として最年少で聖金級魔術師まで出世。今や有名人の彼はノエルに言う。
「これまでの人生で、僕が唯一勝てなかった君に力を借してほしいと思って」
かくして、王都に出て王宮魔術師として働き始めたノエル。
日の当たるところに出た彼女は、宮廷の問題を次々と解決していき、王国中から注目を集める存在へとなっていって――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-17 19:37:10
8444文字
会話率:39%
彼女に「オタクはやっぱり無理かも」とフラれてしまい、傷心中の高校二年生桜庭柊斗。
そんな彼を優しく慰めてくれたのは、明るくて面倒見のいいギャル水島紗良だった。
「──大丈夫、ウチに全部吐き出していいよ」
優しく寄り添ってくれる彼女の存
在に、少しずつ心が救われていく。
「そんな子のことなんか忘れちゃって私たち付き合っちゃおうか」
そして柊斗はそんな彼女の提案で成り行きで付き合うことに。
最初は傷心中だったこともあり、成行きでしかなかった。しかしギャルだけど、実はとても真面目でオタクにも理解が深く、日々彼を甘やかしてくれる紗良のその優しい姿に次第に彼も本気で惹かれていく。
一方、主人公を振った元カノは他校の男と付き合い始めたが、実はその男が浮気性のクズだったことが発覚。
傷心した彼女が「やっぱりやり直したい」と戻ってくるが、柊斗にはもう甘やかしてくれる優しいギャル彼女がいる。
よくよく考えれば元カノより今の彼女の方がずっと優しくて一緒にいて楽しい。
もう俺は迷うことはない、ざまぁみろ元カノ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-05 18:25:25
106355文字
会話率:32%
『世界は無色。薄っぺらくて淡白で、とてもつまらないものですよ』――――なんて。
そんな中二病を卒業したばかりの佐取燐香は“人の心が読めたりする”少し死んだ眼をした花の女子高生。黒歴史を撒き散らした中学時代とは一転、高校では普通に過ごすと決
意するが、そんな彼女の想いとは裏腹に非科学的な力が関わる事件が連日世間を騒がせていた。身の回りで頻発する犯罪事件の数々に、ついには彼女の隠していた特異性はバレ始め、非科学的な力が関わる事件の解決に協力することとなっていってしまう。
こんな筈じゃなかったのに……と言う後悔などもう遅い。こと人が起こす犯罪に対しては無類の強さを誇る彼女の力は、瞬く間にあらゆる凶悪犯罪を解明する。
【危険】推理小説を読まれに来た方は絶対に読まないでください。推理要素は遥か彼方に消え去りました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-03 23:02:09
1411654文字
会話率:33%
主人公の獅子王猛はサモナーのくせに目立ち過ぎだという理由でパーティーから追放された。
追放されても彼は召喚獣たちと一緒にダンジョンに潜り続ける。
なぜなら猛には全てのダンジョンを制覇するという野望があるからだ。
猛は新たな仲間を得て活躍し、
ビーストキングとして名を高めていく。
一方彼を追放したパーティーは当然のように落ちぶれていった。今更戻ってこいと言った所でもう遅いのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-03 19:00:00
50351文字
会話率:46%
「魔術が使えない無能は要らん。今すぐ出ていけ」迷宮都市シャーロットのトップパーティーに所属するフェイはかつて"レベル7"『炎姫の魔女』と呼ばれた世界最高峰の魔術師の息子でありながら魔術が使えず、パーティーからクビを宣告さ
れる。
どこのパーティーも強い魔術師を求めているため仕事が見つからないフェイ。しかし、ある日運命じみた出会いを果たす。 「お兄さん、お兄さん。魔術を使えるようになりたいですか?」「お……お前は?」かつて邪神との決戦の時、クレアと契約し、大魔術の発動をサポートした火の大精霊イムとの出会いだった……!「おお!これが魔術か!」「さすがフェイ!クレアの息子だけあるね!」「なんか最近の魔術師温いんだよなぁ……よーし!俺魔術講師なって、本当の魔術をおしえてやろう!」フェイを追放した彼らは知らなかった……。かつて誰も至ることができなかった"レベル7"の本物の魔術を間近で見てきたフェイの魔術の知識の量を……ッ!魔女の血を引く最後の一人の本当の力を……ッ!
「フ、フェイ!お前は最強の魔術師だ!戻ってきてくれ!」「俺可愛い生徒に囲まれて幸せなのでいいです」「そうです!先生を勝手に捨てた癖に今さら遅いですよ!」「お前ら……俺がお前達を必ず最強にしてやるからな!」
「せ、先生その魔術はっ!?」「え?ただの初級魔術だけど」「すごいっ!」こうして無能の烙印を押されたフェイの規格外の授業と、生徒にモテまくりの生活は幕を開けるのであった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-01 19:59:19
25745文字
会話率:43%
パーティ会場で婚約破棄をした王子は断種され離宮に閉じ込められ、そして頃合いを見て毒杯を飲まされて病死扱いとなった。だが、毒を飲んだショックで前世を思い出した王子は、これが自分の読んでいた異世界恋愛小説だと気付く。王子はここから逆転する為に、
これはれっきとした殺人であり間違っていると主張する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-30 10:14:42
4443文字
会話率:46%
S級ジャンルである異世界恋愛に所属しざまぁ対象として活躍してきた馬鹿王子は異世界恋愛が日間ランキングを埋め尽くした際に「もう馬鹿王子の婚約破棄ネタには読者は飽きている。これからはモンスター妹の時代だ」と言われ追放されてしまう。異世界恋愛を追
い出された王子は途方に暮れるが、自分とは違う悩みを抱えたクズ勇者と出会い、彼と合体する事で完璧なざまぁ対象に生まれ変わった。一方その頃、モンスター妹をざまぁ対象とした新体制でやっていく事になった異世界恋愛は馬鹿王子がいないせいでモンスター妹の婚約者略奪が成立せず衰退していく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-13 13:20:31
3445文字
会話率:67%
天性のお人好しで超楽観主義者の女子高生、転生先は前世でプレイした乙女ゲームの中でした?!持ち前の明るさとゆるさで、この世界を満喫します!!!
最終更新:2025-01-25 20:25:24
987文字
会話率:0%
「今夜、君と共に空の星を眺めたい」とは、貴族が相手を夜に誘うときの慣用句。
ほぼ初対面のエリート近衛騎士ロベルトに誘われた魔法士のカリンは、にべもなくはっきり断った。
さすがにもう話しかけては来ないだろう。そう思っていた次の日、ロベルトが
またカリンの前に現れたかと思うと、今度はこう言った。
「訓練したいんだ。君と、一緒に」
「甘いものは好きかな?」
かくして甘いものに目がないカリンはお菓子で釣られ、二人の訓練が始まった。
予想に反して、訓練は充実していてやりがいがある。人間関係も広がった。
そしてロベルトに好きだ愛してると口説かれていくうちに、鈍感なカリンも自分の気持ちを自覚していく。
――しかし、気づいたときにはもう遅い。
ロベルトは遠く離れた辺境の地へ行くことが決まっていて、カリンはフラれてしまうのだった。
気になる子にどう声をかけていいか分からなかった遊び人の近衛騎士が、恋愛に無頓着で無愛想な平民魔法士ヒロインを口説き落としたいお話です。
※大したことはないですが、時々戦闘シーンと怪我、流血表現が出てきます。
※ハッピーエンドです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-24 07:00:00
109198文字
会話率:43%
ある日パーティーを追放されたダダン、ある少年と潜ったダンジョンで謎の魔物と出会い魔法が覚醒する。
最終更新:2025-01-20 20:01:30
45187文字
会話率:50%
S級ハンターのゼレットは、どんな魔物も一撃で倒せる超優秀な狙撃手。
特にSランクの魔物を倒す事に並々ならぬ執念を持っていたが、ある時Sランクの魔物から村を救ったにもかかわらず、魔物の保護を訴える貴族から「殺す必要はなかった」「眠らせばよか
ったのだ」「魔物がかわいそう」という理不尽なクレームを受ける。
ついにはSランクの魔物を倒す事を禁じられたゼレットは、ハンターギルドを離職することを決意する。
無職になったゼレットは、幼馴染みのパメラに相談すると、思いがけない提案がなされる。
「だったら、料理ギルドに入らない?」
魔物を獲れる食材提供者を探しているという。
最初は疑いを持っていたゼレットだったが、料理ギルドはハンターギルドより遥かに快適だった。
「あの~、竜を倒してほしいのですが、報酬はこれぐらいで」
「げ? 桁一桁違うぞ」
「深海の奥底に潜るから、危険手当が付きますよ」
「手当ってなんだ? 回復薬か?」
「クラーケンの刺身ができました。無料です」
「タダで飯が食べられるだと!?」
最初はSランクの魔獣を倒せれば満足だったゼレットも、料理ギルドの好待遇に感動する。
一方その頃、ゼレットがハンターギルドをやめて、Sランクの魔物を狩るハンターがいなくなったギルドは、徐々に増えていくSランクの魔物に戦々恐々としていた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-20 12:00:00
643042文字
会話率:38%
【第1部完結】【大判1冊分で、サクッと読めます】
「君にはやめてもらう」
宮廷鍵師ユーリは、突然解雇を言い渡される。
しかも莫大な予算を横領したという濡れ衣まで着せられ、爵位と私財まで奪われた上で、宮廷追放処分となる。
「ならばせ
めて我が家が代々担ってきた魔王封印の引き継ぎをさせて下さい」
「ふん。時間稼ぎなど無意味だ。去れ!」
取り付く島もなく、宮廷を追い出される。
路頭に迷うユーリと家族だったが、そんな彼に声をかけたのは、世界最強のパーティー1人であるS級冒険者だった。
「君とならダンジョンの深奥を目指せる」
不信に思いながら冒険者となったユーリ。
彼は知らなかったのだ。
長年、魔王の封印を維持し、時に対峙することすらあった鍵師の仕事に従事する中で、規格外の成長を遂げていることに……。
「一体、どうやって魔王を封印していたのだ?」
「え? 時を止めて、粉みじんにしてましたけど、時間が経つと再生するんですよね」
一方、ユーリを追放し、引き継ぎを拒否した宮廷の貴族たちは、ユーリが要求した100倍の予算を投じて何とか封印を維持していた。
いなくなって初めてユーリの必要性を感じた宮廷は、彼を追いかけるために早馬を飛ばす。だが、もう遅い。彼はすでにダンジョンの深奥へと向かっていた。
※2020/12/14 13:13 タイトル変更しました。
「宮廷鍵師、S級冒険者とダンジョンの深奥を目指す~魔王を封印した扉が開きそうだから戻ってきてくれ? 無能呼ばわりして、引き継ぎいらないって言ったのそっちだよね?~」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-15 19:05:43
297031文字
会話率:33%
街の全てを取り仕切っていたとあるマフィアが異世界に転生した。その世界の168番目の魔王として。
自分の所有物を呼び寄せる固有能力『リターン』
ただ自分の物を呼び寄せるだけ。それだけの能力。
だが、ハズレ能力だと思われた『リターン』の
対象範囲はこの世界のみに限らなかった。
——シグザウエルP320、俺の愛用のハンドガンだ
——愛用の装備を代償に配下を創造するんだろ? 俺にとってはオートバイも装備の一種 だ
——お可愛いお可愛いお可愛いお可愛いお可愛いお可愛
——これからの魔王界隈はケイヴの装魂を持っていることがアドバンテージになるわ
——私が必ずや、ケイヴ様に献上いたします。その夢の街、ケイヴ様の街を!
元マフィアが目指した道は魔王と人間が共存する理想の街だった。
※バトルと街づくりフィフティ・フィフティくらいを目安に進行。
※展開はゆっくりです。テンポの早い展開よりも流れや因縁、リアリティを大切にしたい派です。
※話の流れで区切るので、1話が2000字だったり5000字だったりむらがあります。
※カクヨムにも掲載しています。
※アルファポリスにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-18 16:08:13
24058文字
会話率:47%
彼女にこき使われる毎日の彼氏、周王春樹。ある日、春樹はバイト帰りに彼女が他の男と手を繋いで歩いているところを目撃してしまう。彼女に問い詰めると、彼女はあろうことか、春樹をストーカー扱いし、男の方に擦り寄った。失意の中、翌日、学校に行くと浮
気したのは春樹の方で普段から酷い言動を振るっていることになっていた。外面だけは良い彼女の言葉を周囲は信じ、春樹は学校から孤立してしまう。絶望した春樹は、このまま世界から居なくなろうと、歩道橋から飛び降りようとするが……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-12 20:27:21
118330文字
会話率:49%
男爵令嬢カリンは、道を違えた事を知った。市井で生きてきて、男爵家に引き取られ、物語の主人公になったつもりで、色々な令息に可愛がられて有頂天になっていたのだ。自分より恵まれた令嬢達が婚約者達の行いに傷つくと知りながらも、優越感に塗れて、更に上
へと手を伸ばした。
その代償は。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-10 19:00:00
4508文字
会話率:26%
幼い頃からずっと好きだった婚約者のファビアンは、妹のヘルカを連れて夜会に出かけていく。それを見送るリンネアは不安と悲しみに暮れていた。
リンネアの物を欲しがるヘルカを、幼い頃諫めてくれたのはファビアンだったのに……
婚約解消を決心したリンネ
アと、その結果は。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-02 19:00:00
6361文字
会話率:34%
王子レクサスは、愛する女性である男爵庶子のカリンを正妃にして、それまでの婚約者公爵令嬢グレイシアを側妃にする予定が狂ってしまった。仕事は積み上がり、カリンは淑女教育でさえ儘ならない。
自分勝手な都合でグレイシアに仕事の肩代わりを頼むが……?
アルテシア王国の王子レクサスの恋と挫折。ベルティーユや王妃視点で出て来た話も入りますが、レクサスの視点で語られます。
※「だから最後に噓をつく」グレイシアシリーズのレクサス視点。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-30 19:00:00
5675文字
会話率:26%
旧杁山千里は絶望していた。
まさか自分がこんなベタな異世界転生をすることになろうとは・・・・
お約束の転生先は勿論主人公な訳もなく、所謂悪役令嬢という奴だ。
しかも状況はすでに詰んでいる。
追放された公爵家の三女に転生し、追放先は未開の地。
そして北国
それってなんて島流し?後悔してももう遅い。
わが身の災難を呪いながら、未開の地で今日も元気にサバイバル?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-10 07:10:00
129231文字
会話率:24%
その世界には周期的に魔王が誕生する。
大英雄と謳われし初代勇者が存在した古から、遍く人々に畏怖の象徴として今尚、君臨し続ける怪物。
それは夥しい数の魔物が跳梁跋扈する世界の中心地に古城と共に忽然と出現し、クライスター星全土に史上、最も甚
大な魔力災害を齎したとされている。
そんな異世界に不幸で不可解な召喚をされてから、生徒達の勇者育成を皮切りに激動の数年間を終え、最東端の辺境の村に身を潜めて、束の間の平穏を享受していた青年、国枝京介ことレグルス・アイオライトが新たな家族と食卓を囲んでいると突然、10代目勇者を名乗る謎の来訪者を迎えることとなった。
魔王亡き当代の勇者は異邦人として召喚された国枝京介を北大国の王の命によって、抹殺すると宣言。
本来、痕跡と素性の知れぬ京介を不思議と見つけ、突如、姿を消した謎の先代の過去と現在が、10代目の過去が交差し、次第に嘘と真実が明らかになるにつれて、空と共に暗雲が立ち込めていった勇者達。
遂に鈍りと驕りと怒りで互いの完全に錆びかけた刃に火花を散らした激闘の末、満身創痍の双方の間に再び、望まぬ襲来者の影が静かに忍び寄っていた。
そして、今まで召喚の移植から常に京介に纏わりついていた最高値に達していたステータスが消失し、新たなる初期化ステータスのシーフが付与される。
剣と魔法の世界に存在し得ない金属による銃器類。それらを用いて戦意喪失した当代勇者達を圧倒し、最後にレールガンによって塵も残さずに抹消される筈が、取り乱した京介の一言によって武器の解体と共に襲来者は泡沫に霧散し、姿を消してしまった。
夜明けと共に一触即発の中で互いの利害が一致した勇者達はステータスと襲来者の謎を求めて、新たな仲間と出逢い、魔王城へと旅をすることとなった。
アルファポリス様、カクヨム様にも投稿しておりますが、大分内容が異なります。何なら結末も違います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-05 19:01:03
356546文字
会話率:57%
追放される聖女、フランシスカ。
役立たずなのか、そうではないのか。
無能なのか、無能ではないのか。
最終更新:2025-01-05 16:51:47
105413文字
会話率:46%
国の聖女が、まともにしていたのに、
むしろ疫病神扱いの話。
阿呆。
最終更新:2024-08-27 22:05:29
1279文字
会話率:42%
龍見徹、38歳。独身。
うだつの上がらない日々を、異世界転移してえ、と妄想しながら過ごしていた彼は、ある日熱中症っぽい症状でうっかりブラックアウトする。
彼は眼を覚ました先にいた、これまた胡散臭い神様(自称)にそそのかされるまま、異
世界転移を、やった! これで勝つる! とばかりに受け入れる。
チートつきで人生のリセットボタンを押せたと思ったのもつかの間、何とそこは結構な日本人が転移してきた世界であった。
知識チートできそうなものは、すでに使用済み。
貰ったはずのチートはクセが強い。
そればかりか、そこには腐れ縁のライバルも転移していることが判明する。
「何このクソゲー」
などと、今さら文句を言ってももう遅い。
上手い話には裏がある? 甘い希望を裏切られたまま、クーリングオフもできない龍見徹の明日はどっちだ!?
※カクヨムにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-02 07:14:04
46590文字
会話率:31%
そういや年末じゃん。コミケじゃん。とTwitterのトレンド見てて気付いたので勢いで書いた。
キーワード:
最終更新:2024-12-29 06:07:32
1184文字
会話率:0%