回復手段の主流が万能回復薬「ポーション」に置き換わってから数十年。世界最大の国「白の王国」では、回復術師という役職が廃れ、主人公である「オルセン」のみになっていた。
オルセンは有能だった。全ての回復魔法を使いこなし、時には肉体活性、体
機能向上など、回復魔法を応用したサポートにも役立つ。
白の王国で「白夜騎士」の一員として、王国と敵対するドラゴンの軍勢を討伐した夜。凱旋パレード中に、オルセンは仲間の騎士から、国王の目の前で「オルセンはこの道中で一度も俺たちを回復をしなかった。もう回復術師は不要だ」と宣言されてしまう。
オルセンは自分が回復する前に勝手にポーションで回復していたと反論するが、国王は国内外で莫大な利益を生んでいるポーションの需要を高めるため、オルセンの国外追放を命じる。仲間がオルセンを追い出した本当の理由も、「過去に死にかけて回復してもらった経験をバラされたくない」「ポーションで回復した方が気持ちいい」というものだった。
しかし、これは敵のアンデッド軍団が企てた罠であった。回復魔法が弱点であるアンデッド軍団は、回復術師という役職を滅ぼすために、中毒作用を含んだポーションを開発し、流通させていたのだった。
オルセンは白の王国に虐げられていた「赤の王国」に亡命して、そこで必要とされる。白の王国よ、アンデッド軍団はお前たちを囮に、赤の王国がきっちり討伐する。だから、アンデッド軍団の攻撃とポーションの中毒作用で滅びていってくれ。すまないがもう手遅れなんで。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-13 20:00:00
92027文字
会話率:55%
そこは、獣人の国・・・
オークとは似て非なる種族がいた。
彼らを「人豚(ピッグマン)」と呼ぶ。
人豚の聖人・スッドナには、三人の息子がいた。
長男ダイバダッタ。
次男アナンダ。
三男シッタカ。
スッドナは、息子たちに、10億円
入ったマネーカードを渡して言った。
「お前たちは、もう一人前だ。
修行して大賢者「ブッタ」を目指しなさい。」
そうして・・・
三匹のブタは、修行の旅に出た!
悟りをひらくために・・・
「三匹のこぶた」のハードバトルストーリーです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-25 23:17:31
2646文字
会話率:34%
新明高校に入学した西園寺 政宗は入学早々自分の身分を知ることとなる。
「お前たちは劣等生というレッテルを張られて生活することになる。」
西園寺の目的はこの学校を変えること。
そしてあいつがいるから。
これは1つの学校を変えるために下克上
していく物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-03 00:39:16
1772文字
会話率:21%
――それは復讐の物語。
決して治らぬ病を抱えた妹の命を救うため、チェイスは金を稼ぐ日々を送っていた。
そんな時、多額の賞金を得られる闘技場の話を知る。
闘技場に向かい、そして初めて得た金を家に持ち帰ったチェイスの眼に映ったのは、妹の亡骸だっ
た。
――それは復讐の物語。
貧しい生活。親に捨てられ、唯一の家族である弟の為、その身で金を稼ぐマイア。
ある日、マイアが家に戻ると、弟は姿を消していた。
数日後、マイアの耳に届いたのは弟の死の報告だった。
これは俺の話だ。お前たちには関係ない。
雲はあんなにも白くて自由なのに。
その怒り、私が買ってやろうか。
まだ生きている。大丈夫だ。
私は必ず、犯人を殺す。
お前だけは許さない。
犠牲はつきものだ。何事にも。
俺を殺せ。それで終わりだ。
※カクヨムでも重複投稿をしています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-24 20:34:23
21338文字
会話率:31%
―――――――――――――オレの復讐の炎は、お前たちを焼き尽くすまで消えることはない。
「西暦の黙示録」と呼ばれる大災害によって崩壊し、それまで幻想とされてきた神霊たち共に部分的な復興を遂げた世界。「怪魔」と呼ばれる存在によって、再び窮地
に立たされた人類は「心装士」と呼ばれる者たちを生み出し、長き時に渡って怪魔と戦い続けた。
日本帝国の名家、十二師家・関東六家の一つ崇村家に生まれた少年、崇村柊也は8歳の頃に起きた事件がきっかけで家族にも、友人にも見捨てられ、全てを失った。生死の境を彷徨っている時、奇跡的に椿という女性に助けられ、事なきを得た。
8年後、彼は心装士を育成する「帝都百華学園」に入学することになった。だがそれは、自らを捨てた者たちへの復讐を成すためであった。そのために、彼は修羅の道を行く。
――――――――――それは命と心を燃やし尽くす物語。
※不定期更新ですが、なるべく週2で投稿できるように頑張ります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-04 07:00:00
252789文字
会話率:42%
かつて人類を救った7人の英雄の一人であるグリード・ラ・アマイモン。
しかし彼らは突如助けたはずの人類から殺されてしまうのであった。
気がつくと何も無い不思議な空間に佇んでいた。
目の前では二つの黒いモヤが会話をしていた。
始めは何をいっ
ているのか分からないグリードであったが次第にその言葉を理解できるようになった。
モヤが話していたのは、自分たち7人の英雄を殺した・・・殺すように人間たちを操ったというものであった。
「ふざけるな!!!」
話の内容に怒りだすグリード
「お前たちを殺すとができるのあればこんなところいくらでもいてやるよ!!」
自分たちを死へと追いやったものたちを殺すためにそう誓った。
するとどこからか、声が聞こえ始めた。
”死のう・・・”
”死ねば楽になれるんだ”
これはかつて自らが救ったものたちに殺された哀れな7人の英雄。
その一人であるグリード・ラ・アマイモンが500年後の現世に舞い戻る物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-02 00:00:00
4266文字
会話率:41%
「お前はここまでなんだよ。無能のエルトくん」
「がはっ……なん……で……」
勇者ベイルの拳が俺の腹に突き刺さる。
その才能を見出し、その才能を開花させた、弟子とも言える勇者の裏切り。
すべてを投げ出そうとした俺に、信じがたい事実がもたら
される。
「はぁ……これで今月で3件目ね、勇者パーティーの離脱者」
それを聞いた瞬間、俺の中で何かが吹っ切れた。
「ベイル。決めた。お前らを間違って育てちまった俺が、お前らを終わらせるよ」
「はぁ?! てめえ舐めてんのか!」
「舐めてないさ。必ず、俺はお前たちを終わらせる」
これは後に魔王さえその『鑑定』により歴代最強の力を引き出し、勇者を蹂躙する魔王軍参謀として君臨する男の物語。
その序章。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-14 12:05:50
2982文字
会話率:51%
「貴方には、異世界に転生していただきます」
西暦2022年。 日本に暮らすどこかのんきな17歳の男子高校生、剣先兜。
彼はひょんなことから命を落とし、異世界に転生した――
はずだった。
他者の身体を奪う謎の存在『ファントム』により、魂
だけの存在と化した兜。
このまま消え去るのを待つだけか――そう思われた彼に、救いの手が伸びた。
それこそが、『鎧』を纏い、ファントムを倒す者——『鎧装刃』。
ただ1人、研究を行っていた男よりその力を譲り受けた彼は、戦いの中へと身を投じてゆく。
無限変幻!吹き荒れろ、覚悟の嵐!
「俺は月光!お前たちを滅する者だ!」
生まれ変われなかった青年は、誰かの明日を繋ぐために戦う――
異世界バトルファンタジー、ここに開幕。
*この作品は、「アルファポリス」様、「カクヨム」様においても公開しております。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-22 00:12:47
2616文字
会話率:54%
神は、実に気まぐれだ。
どんな時にも、神は無慈悲に現実を突きつける。
そんな神が、ある時ゲームを始めた。
何故、ゲームを始めたって?
理由は簡単、「退屈」だったから。
神は、ゲームのプレイヤーを天界から下界を見て探した。
そして、神
は…見つけたのだ。
自分のゲームに相応しい者たちを…。
そして、神は{殺人ゲーム「神の箱」}のプレイヤーたちを…決めたのである。
「ふふふっ、さぁ…見せてくれ。お前たちが、この{殺人ゲーム「神の箱」}の中で足掻く姿を…。」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-13 17:24:45
814文字
会話率:7%
神社にあるお御籤を書き上げる職”籤師”。明治二十年、正登は代々籤師である津雲家に生まれる。神の言葉を司る籤師の存在は世間に知られてはいけないため恋も友情もなく一般人とはかけ離れた生活を送っていた。そこに一通の手紙が届く。「娘が御籤の通りに死
んだ。俺はお前たちの存在を知っている。娘を殺したのはお前だ。」無実を主張したが職業を明らかにすることはできないため無実を証明することができず殺人罪に問われてしまう。この事件をきっかけに籤師の歴史を探ることとなった。果たして正登は無実を証明できるのか。世間とは隔離された男を描く空想時代ミステリー。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-16 03:11:20
1377文字
会話率:40%
王国で鑑定スキルを活かしている古物商のアルスは、【グラウンド・ゼロ】と巷で噂の最強の男でもあった。
ある日そんな彼を珍しくパーティ勧誘をしてきた少女と出会い、いろんなことが重なった結果最難関ダンジョンに挑戦することになってしまった。そ
れが全ての始まりだった。
俺はただ可愛い女の子に介護されてのんびり暮らしたいだけなのにダンジョン攻略?軍師?その他諸々任せるだって?ふざけないでくれ。本来なら俺がお前たちに任せるものだ!
これはアルスが周囲に自分は無能だと思いさせたがるが、何故か逆に評価されて名実共に最強最優になる物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-13 23:08:52
12252文字
会話率:56%
小柴嘉比芽(こしばのかいが)とその幼馴染の梅井綺羅(うめいきらら)が一緒に帰っている。梅井が小柴を家に誘って、強制的に連れて行った。梅井の部屋でレ◯プされそうになるが、その時床に魔法陣が浮かび上がり、異世界召喚される。目の前にいるのは裸の王
様!!
「この世界をまともにしてほしい。」「これはおよそ300年前、悪魔サキュパスと人間が戦争した。(淫乱戦争)圧倒的悪魔の魔力、戦力。悪魔は人間の性欲を上手く利用し、快楽に溺れさせ戦闘不能にしていった。そして、負けた人間たちは悪魔とある契約をしたのだ。その契約が人間悪魔間精力搾取契約(人間の生命を保証する代わりに一国の男性をすべて授ける。その男性が全員なくなったらまた別の国の男性を授ける。)というものなんだ。その契約のおかげで悪魔の勢力が拡大し、我々人間は衰えて悪一方。形的には王は国を統治しているが、実質統治しているのは悪魔なのだ。次男性を授けることになるのはこの国かもしれぬ。だから頼む!助けてくれないか。さっきもいった通り財産権をお前たち譲渡しよう。」それは魔王(サキュパス)に支配されたこの世界を変えたいと思う王様の唯一の願いだった。
無能最弱主人公と最エロで最強な幼馴染が繰り広げるかなりえっちでハラハラドキドキのファンタジー!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-06 22:39:22
11118文字
会話率:54%
「はーはっはっは! こんなものか人間ども!」
かつては名門魔族の嫡子だった、ローランド・ベルシュタイン。
だが彼は、一夜を境に没落貴族へと落ちぶれてしまう。
家も、領土も失って、残ったものと言えば山のような借金と。
「ファイトです
よー! 坊ちゃまー!」
とにかく陽気なクオーターエルフ、メイドのミラ。
「いけませんお坊ちゃま」
陰気で心配性なバンパイア、教育係のアシュラッド。
それでも自分に付いて来てくれた、ただ二人の忠臣のため、半竜人として磨きに磨き上げた魔剣を手に、いまひとりの少年が立ち上がる
「安心するがいい! 余がお前たちを守って見せる!」
これは、お家再興を天に誓った、ひとりの少年の物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-03 22:04:59
101844文字
会話率:50%
ある者は、見知らぬ世界に夢を抱いていた。
世界の違和感から目を背けて。
ある者は、自分が存在する意味を忘却していた。
その記憶に存在意義があると気づけずに。
ある者は、苦しみを反芻しては咀嚼していた。
幸福はそこにな
いと分かっていながら。
そしてある者は、居場所無き今日に失望していた。
自分の力こそが鍵だと分かっていても。
そしてまたある者は、この世界を傍観していた。
何もできないと決めつけた自分の拳に爪を立てて。
ある日、『何か』を失うことで強くなる、"能力開放"を使える者と、強い魔力を持った者たちが魔法学校の校長室に集められた。「お前たちの試練も兼ねて各地で異常発達した紫色で異形の魔物を倒してほしい」と。
彼らは魔物たちに立ち向かい、そして様々なものを失って、この世界の真実と、ある課題に突き当たる___!
魔法と闇と秘密で満ちた、世界を暴くファンタジー。
参照を推奨します:Loster[ロスター] (@Loster_siglin)さんをチェックしよう https://twitter.com/Loster_siglin?s=09折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-11-30 19:27:02
13350文字
会話率:34%
武術! 魔法! 盗賊術! 回復! すべてにおいてSSSクラスの万能冒険者ガドランド・ラッセルは四人のイケメン弟子とともに冒険するがモテるのは全て弟子たち!
顔か!? 顔なのか? それとも俺がおっさんだからか!?
たとえ街を、国を、世界を救
ってもモテるのはイケメンの弟子たちなのか?
天は二物を与えない! 俺Tueeeのくせにモテないなんて何の呪いだ~!
俺がモテないのはどう考えても弟子たちが悪い!
(注意)
「私がモテないのはどう考えてもお前たちが悪い!」と本作は一切の関係はございません。
許可も取っておりませんので、怒られたら題名を変更するか、作品消して平謝りする所存です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-11-22 11:18:05
5917文字
会話率:38%
「学ぼうとする者を追い払うのか!」
対面前の控えに使われる狭い間の奥に、三人の僧と、彼らに向かって拳を握り、仁王立ちしている若い僧の背が見えた。
「そんな寺なら、火を放って何もかも灰にしてやる。お前たちのお得意や、一切を無に還してやるぞ
!」
居並ぶ年長の僧たちを前に、若い僧は言い放った。今にも喉笛に食いつかんとする、虎の咆哮のごとくであった。
☆
江戸時代の儒学者・神道家、山崎闇斎の生誕から400年になるのを記念して、ささやかなお祝い冊子を作成しました。BOOTHにて販売中の嘉辰令月(乾)掲載の創作小説1本の中の1作です。禅僧だった若い頃の闇斎(絶蔵主)が土佐に渡り、儒学者となる決心をする物語。読んで頂ければ幸いです。
pixiv小説に掲載済み。BOOTHの公開ページはこちらです。
https://fukahiro.booth.pm/items/1478695折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-02 20:50:18
9860文字
会話率:32%
サキの、アズールの前世に秘められた残酷な真実を知り、そしてそれを『改変』する!
まるでVRゲームのような歴史シミュレーションを通じ、ハッピーエンドを探すチーム・ユキマイ。
彼らの出した、結論は……?
『過去を殺しに行ってくる。夜明け
までには戻るから、絶対お前たちは追っかけて来るな』
そんな言伝を残し、サクとイザーク、アズールと亜貴は旅立った。
しかし、夜が明けてなお、彼らの姿はない。
サキたちは四人を救うため、天空の遺跡『高天原』に挑むことを決めたのだった!
『咲也・此花STEPS!!』シリーズ、ついに完結。
もと訳ありフリーターのサキは、笑顔いっぱい花いっぱいの王国でりっぱな神王になれるのか?
そして、愉快な仲間たちの運命は?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-25 10:08:36
140312文字
会話率:16%
「王様の耳はロバの耳」を題材にし
最終更新:2019-07-17 19:36:26
1141文字
会話率:9%
※R15
暗い日々を送る菅野 暁。いつもの様に学校では暴力を振られ家では酒臭い母親が帰ってくるころにバイトへ行く。そんな夢も希望もない日々を送っていた彼はある日、周囲が岩盤に囲まれた冷たい床の上で目覚める。手足や首には枷がついており、服
装は麻でできたボロ。周囲には同じような格好をした元いた世界に住んでいるであろう人々が彼と同じように起き始める。
そんな中、その空間にある唯一の扉が開き、そこから来た男はこう言い放つ。
「分かりやすく言おう。お前たちは奴隷として召喚された」
人々の道具として扱われる人間未満の存在である奴隷。その身分を与えられた彼はその日から奴隷としての生活を余儀なくされた。
奴隷として召喚された彼にはそれが終わりではないかのように次々と悲劇が降りかかる。その悲劇の中で彼は何を思うのか・・・・・・
異世界に召喚されるのは勇者だけではない。そんな世界での暗く、憎悪に満ちた彼の一生を描いたダークファンタジー
そこに一切の救いは無い
基本的に仲間が死ぬときは死ぬし、実力差も奇跡や急激な能力上昇では埋まらない、友情、努力、勝利の真逆を行く現実的なファンタジー作品にしていくつもりです。
※この作品はいじめや自殺などを助長するための作品ではありません
小説投稿サイトカクヨムでも同内容で連載中(重複投稿である)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-03 23:24:09
348689文字
会話率:51%
俺の人生をあげたいのは,少なくともお前たちじゃなかった。
最後くらいお前たちのためじゃなく,自分のために生きてみたい。
よくある王道学校で生徒会長を務めた「俺」が,強制退任を勧告されたその場で,長年の想いや秘密を暴露するという話です。糖度
はだいぶ少なめですが最後に少しだけ「俺」が幸せになるシーンがあります。人によっては悲恋になるかもしれないです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-05-27 12:47:05
2442文字
会話率:16%