この世界から遠く離れた所に、大きな世界が二つあった。一つは差別の世界。もう一つはひどく歪んだ世界。差別の世界で生きてきたリゼリアは、ある事件を境に、髪と瞳の色が変わってしまった。
大きく変わった他人の眼。いきなり牙をむいてきた世界。ひたすら
逃げたい、と願っていた彼女のもとに、黒い占い師が現れる。占い師は言う。「これから異世界へ行って、世界崩壊を食い止めてください」と。
※「残酷描写」は保険です。
※完結しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-12-24 05:00:00
146827文字
会話率:35%
五つ年上の彼は私のことを友達の妹としか思っていない。
だから去年も振られた。
今年は最後の告白のつもりで無理矢理クリスマスイブの約束を取り付けた。なのに会いに行ってみれば、彼は綺麗なお姉さんと並んで笑っていた。
最後の告白を前に、私の初恋は
敗れ去った。もうあきらめる!って覚悟を決めたのに、彼は逃げた私を探しに来た。
今更、何で?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-12-23 23:00:00
14118文字
会話率:32%
「ゆーちゃんは今の大学に行きたかったんじゃなくて、東京に行きたかったんだよ――兄ちゃんから逃げたのさ」
農場で働く清隆は、物思いに耽りながらベランダで星を眺めていた。携帯に着信はない。彼女との思いまでもが通じない今、どうするべきなのか。
HP「斉藤えん(エン)の小説」より転載折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-12-22 20:32:18
4626文字
会話率:61%
いろいろなことから逃げたいなーって詩です。
最終更新:2013-12-02 18:58:44
268文字
会話率:40%
JJさんと同じ仕事をしている僕は実行屋。
僕はただ、この現状から逃げたいだけなんだと気づく・・。
最終更新:2013-12-01 01:53:18
1007文字
会話率:34%
一日の半分が終わるお昼休み。半日分の悔しさから眠りの中へと逃げたくなる。たまには逃げたっていいじゃない。少し休んだら、また頑張ればいいのだから。これはちょっと負けず嫌いな女子高生が逃げたり頑張ったりする話。
最終更新:2013-11-22 21:39:54
1091文字
会話率:19%
「こりゃ靭帯損傷だな」
学校の授業で思いがけず大きな怪我をしたあつし篤は、始めて来た接骨院を後にした。
見慣れない風景に視線を巡らせると、一つの階段に目が止まる。
長く続く階段を登った先にあったのは、寂れた神社と不思議な“モノ”との出会いだ
った。
始めて会った時は、驚いて逃げた。確認の為にもう一度訪れたら、やっぱりそれは神社にいた。
篤にしか見えない不思議な“そいつ”は、話すと意外に面白くて、医者帰りに神社に寄るのが、篤の習慣になっていた。
『面白いからなんとなく』
それが何時までも続くと信じていたわけじゃない。
実際、医者に通わなくなったら、神社には足を殆ど運ばなくなった。
それでも、行けばそこに“あいつ”がいると、なんとなく思っていた……
「なんだよ、これ……」
暫くぶりの訪問で、篤は思いがけない物を目の当たりにする。
工事用フェンスで取り囲まれた神社。
立ち入り禁止の文字。
突然の別れに、呆然とする。するしか、その時の篤には出来なかった……
その神社にいた“モノ”は、消えてしまったのか、まだ、何処かにいるのかそれすらもわからない。
命をかける程の大切さではなかった。
でも、失って見ると、どこか物悲しい。そんな思いを篤は感じていた。
この不思議な体験を通して、篤に産まれた物はなんだったのか…?
それは、きっと掛け替えの無い、大切な『思い出』
友達だった?
……うん。
きっと友達。
*自サイトに掲載している小説ですが、ヴァージョンが違います。
*過去作品の為執筆時期、サイト掲載時期と投稿時期がだいぶ異なります。
*当時あった文庫大賞での二次通過作品です。
*投稿当時より多少の削除、加筆修正が加わってます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-11-14 16:01:37
49996文字
会話率:46%
いつかの未来。科学技術はさらに発展し、ついに水だけで原子力をも遥かに超える動力技術が確立した。水の物価は急激に高騰し、ついには国家レベルの奪い合いの戦争が始まった。
核攻撃では水が汚染されてしまうため、力ある国は水だけで動く可変機構を搭
載した戦闘機『スカイギア』を発明した。それにより戦争は加速。水を巡る争いは熾烈を極め、ついには地球から海さえもなくなってしまう。
それにより地球の表面温度は急激な上昇。ついには人の住めない環境になってしまった。
苦悩の末、人類は残されたわずかな水と、それをやりくりする術を抱えて、空へと逃げた。
奪い合いは今もまだ続いている。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-11-08 00:05:49
22455文字
会話率:42%
台風の中、啓子は雨宿りの為に立ち寄ったアンティークショップで、美しいステンドグラスが施されたテーブルランプを購入する。それは、施設で暮らす母へのプレゼントだったが、母・光代は、啓子を見ても娘だとはわからなかった。
かつて母から逃げた娘と、今
も現実から逃げる母。二人の闇を、テーブルランプの優しい光が照らし始める。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-10-23 15:10:30
21403文字
会話率:43%
テストから逃げたくて書いた駄文だからあらすじなんてたいそうなものは無いです
最終更新:2013-10-09 02:20:40
1515文字
会話率:22%
日本で生まれ育った主人公、京斗。
深夜に目を覚まし、嫌な予感がしながらも、両親のもとに向かったら両親が死んでいた!?
しかも黒い何かもいる!?
妹と逃げた先に黒い何かが迫る!
妹を守ろうと黒い何かに攻撃をしたらいつの間にか白い空間にいて!?
異世界冒険ファンタジーのつもりです!
よろしくおねがいします!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-09-26 04:21:28
6267文字
会話率:60%
人は自らの限界を決めつけ……わきまえて生きているため、出来る事よりも出来ない事の方が圧倒的に多い。
もちろん、物理学上の不可能は考えていない。
本来、出来るはずが、苦手、下手、才能がない、どうせできないと決めつけて限界を決めることで逃
げた結果、本当に出来なくなる事が、自らを縮める事が多いのである。
だからこそ、出来る事によろこびを感じ、出来る事を少しでも増やしたり、出来る事に没頭するのだ。
そこで、もしすべてが出来る人が存在したならば、一体どうなるのか……
多くが何でも出来るなら楽しくて仕方がないと考えるだろう。
しかし、その考えこそが出来ない事があるからこそ出来る事に喜びを感じる典型である。
出来ない事がないのなら、出来る事に喜びを感じる事が少なくなるのだ。
そうなると何が楽しいと感じるのか……稼ぐ、遊ぶ、戯れる。
どれも違う。
出来ない事がない人が楽しみを感じる事は三大欲求に変える事だ。
つまり、食欲、性欲、睡眠欲。
しかし、性欲は相手がいなくては果たせないため、該当するかは怪しい。
だが残りの食欲、睡眠欲は切っても切り離せない絶対不可欠の欲求である。
詰まるところ、何でも出来る人はこの二つの欲求にハマりがちになるのだ。
堅苦しく、ややこしくなったが、これから綴られる物語は、この二つの欲求のうち睡眠欲にハマってしまったIQが脅威の300という大台かつ、何でも出来てしまう青年が異世界に迷い込んだ挙げ句、魔王にされたお話である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-09-10 10:00:00
6407文字
会話率:30%
吸血鬼は人間の血を吸い、吸われた者は下僕となる。太陽の光を浴びると燃えて灰になる。白木の杭で心臓を突き刺されると絶命してしまう。銀製の物で受傷すると大ダメージを負い、銀製の刃物で首を切り落とされると絶命してしまう。コウモリとオオカミとネズ
ミに変身可能。クロスとニンニクが苦手。中が赤くフワフワの棺桶で眠る。鏡に映らない。そして、基本的には不老不死の怪異。
吸血鬼なる怪異の者が実在するとして、これ等の全て一切合切が偏見であったとするなら…さて、どうだろうか。
見た、聞いた、触れた、考えた、思った、感じた、この内のどれか一つだけの情報で、たった一つだけでそうに違いないと決めつけ、確認もせず何故か確信しているという事はないだろうか。そしてそれが間違っていると、言ってくれなければ判らないと言い訳して逃げたり、それでもそうに違いないと認めずにいたりしてはいないだろうか。勝手に決めつけたその偏見は誤解を生み、誤解は争いを招く。もしかしたら、この世の中にはそのような事がとても多いのではないでしょうか。争いという無惨は戦争という凄惨にまでその被害を拡大し、憎しみを増し、悲しみを残して次の世代へと受け継がれていく。笑顔のままでいられたかもしれないのに、傷つかずに済んだかもしれないのに、歴史に影を記しながら時間をすごすのだ。
偏見なき世の中。偏見なき世界。個々がそれぞれに自分自身の欲望で他者を傷つけるという行為を恥じた時、慎んだ時、悔やんだ時、きっとその環境は穏やかで、和やかな、楽しい時間となって笑顔を共有している筈だ。そんな時代など、儚い夢でしかないのだろうか。
ここに紡がれた物語は、偏見を背負った吸血鬼と元人間の、偏見から解放されて再び偏見に見舞われるまでの、けれどたしかに幸せに満ち溢れてもいた、ほんの一部始終です。
※この作品は自身のアメーバブログにも載せています。R15くらいの描写や駄文&ご都合主義な場面がありますが、どうぞよろしくお願い致します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-08-12 00:16:34
111537文字
会話率:41%
山崎吾一は高校生活初めての夏休みを満喫していた。が、ある日鏡の中から現れた少女が吾一の家に居候!?その少女曰わく「逃がした妖魔ぜーんぶ連れ戻さないと帰れません」だとか。しかも逃げた数が半端じゃない。どうすんだこれ?夏休み終わるまでに全部捕ま
えられんのか?妖しろ、より半年くらい後のお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-08-11 01:10:10
30665文字
会話率:58%
綺麗な声が、唐突に私の場所に踏み入った。
不快感を伴って振り向いた先には、一人の青年が微笑んでいた。薄い白シャツを着た若い男。キレイな顔をした、その男。
なぜか、逃げたくなった。怖くなった。だから、逃げた。
ある夏の出来事。そして、時
を経た私と青年。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-07-28 13:38:08
1026文字
会話率:17%
現在、20XX年。
悪魔の木…世界樹が生えてから50年、
人類が地上から地下シェルターへと移動して48年が経過した。
地上は『魔物』と呼ばれる生物に占領されて人類は敗北した。
或るものはここの者のように地下へと逃げ、或るものは宇宙へと逃げ
た。
他は殺されたか、知識のある『魔物』に隷属している。
そんな世界で戦う人類のお話折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-07-23 22:45:38
5002文字
会話率:9%
「誰も、自分を必要としてくれない。」
絶望に苛まれ生きることから逃げた健は死後の世界で孤独な少女に出会う。「絶対に一人にしない」少女と約束し、死後の世界で暮らし始める。
しかし、健はひょんなことからもとの世界に戻ってしまう。――健は死んで
いなかった。
では、健がいた世界とは?少女との約束を健は果たせるのだろうか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-07-11 19:59:18
5282文字
会話率:31%
この小説は女の子が少しずつ現実から逃げていく物語です。
最終更新:2013-06-23 12:01:01
1567文字
会話率:29%
不運体質な女子高生ミドリはある出来事から気付くと見知らぬ場所に居た。
その場に居合わせたイケメンさんにどこかと尋ねると地球も日本も知らない様子。
異世界と認識する前に名を聞かれ答えると城へ攫われ、いつの間にやら「ミドリ様」と呼ばれVIP対応
な日々?!
怖い、この幸せ待遇絶対人違いだ。後でお金請求されたら困るよ!と逃げたら彼女を城へ連れて行ったあのイケメンに再び捕まって…?!
異世界ラブコメ目指します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-06-18 00:00:00
25658文字
会話率:46%
小さな頃は都会に憧れていた。
だけど今は都会に疲れた。
できる事ならこの世界から逃げたい、できることなら・・・
最終更新:2013-06-12 18:12:25
676文字
会話率:10%