この春から大学生になる紅井菜穂子は、ひょんなことから首輪を嵌め、自らをペットと名乗るお嬢様、翼王道沙良羅と、その沙良羅にご主人様と慕われていた少年、神降悠、そして、沙良羅の執事である巻島半兵衛らと出逢う。
珍妙な三人組と出くわした菜穂子
だったが、少しの間、彼女たちと行動を共にすることになる。沙良羅たちの行く先は、御雅来夜彦という人形師の元だった。
何気ない気持ちで同行を了承した菜穂子だったが、御雅来家も一筋縄ではいかない家系だった。御雅来夜彦の作る人形は、血の通った人間と区別がつかないほど精巧な人形だったからだ。
彼ら御雅来家の人間は、大咎人などと呼ばれる一族だった。その大咎人というのは、大昔から、この世界の片隅でずっとたった一つの技術だけを磨き抜いてきた人間たちの総称のことらしい。
だが、彼らの人形制作の技術は計り知れぬものだったが、それでも場は平穏そのものだった。多少の闖入者などもいたが、この頃になると菜穂子も沙良羅たちと打ち解け始めていて、夜彦の孫の砂鳥らとも交流を深めていく。
けれどその翌日、閂のかけられた密室の中、人知れず惨劇の幕が上がっていた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-21 00:00:37
139939文字
会話率:37%
中学生の時に見た同人誌に心奪われそれ以降、正義感溢れるような女騎士を目指すようになった竜胆正志。努力を重ねた先で己の姿は学校一のイケメンに!?だがぐうたらな中身は変わらなかった[目指す先を間違えたのであ~る]そんな彼はVRの世界で女性アバタ
ーを動かし何を目指すか…。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-20 12:59:34
48860文字
会話率:33%
叶わない恋は神にもあるのだろうか。
最終更新:2024-08-01 22:30:11
751文字
会話率:37%
物置となってしまった屋根裏部屋。大切に置かれていたオルゴールには秘密があった。
最終更新:2025-04-19 23:51:15
19450文字
会話率:36%
卓越した剣技と戦闘技能を持ちながら正体をひた隠ししにしている底辺冒険者『アルゴノート』の少年セスは、ひょんなことから貴族令嬢シルキィの護衛任務を引き受けることに。
大のアルゴノート嫌いであるシルキィはセスを邪険に扱うが、そんな彼女を
セスはとある理由から命懸けで守る決意を固めていた。
シルキィのメイド、ティアを伴い帝都を目指す一行は、その道中で国家を巻き込んだ陰謀に巻き込まれてしまう。
セスとシルキィに秘められた過去。
歴史の闇に葬られた亡国の怨恨。
容赦なく襲いかかる戦火。
ーー苦難に立ち向かえ。生きることは、戦いだ。
最強剣士とわがまま令嬢が織り成す正統派ハイファンタジーここに開幕!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-19 12:30:00
137037文字
会話率:42%
※R15指定です ミンスタ領の姫 シリ 20歳。黄金を溶かしたような豊かな金髪、深い海のように青い瞳の持ち主で絶世の美女と呼ばれていた。十三人いる姉妹たちは続々と政略結婚をしている中、シリは未婚のままだった。同じ瞳、髪を持つ兄から命じられ一
度もあったことがないバツイチ・子持ちの領主と結婚する。挙式2日前に兄から乱暴され、失意の中嫁ぐ。秘密を抱えながら結婚生活が始まり愛を育てていく。生まれた子供は・・・
野心に燃えた兄の裏切りをきっかけに故郷ミンスタ領と戦争が始まる。運命に翻弄されながらも逆境に挫けず、生き抜く姫のお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-18 09:20:00
488869文字
会話率:27%
「僕は死亡フラグが見える」
死亡フラグ、死ぬ事への伏線、人が死ぬことの予知のようなもの
が見える主人公が異世界に転生し、その能力で無双する話
最終更新:2025-04-17 17:00:00
14080文字
会話率:29%
ゲーム大好きな男子高校生、長久悠遊(ながひさゆうゆう)(通称ゆーゆ)は、高校に進学する前の冬に新型の携帯ゲーム機が来年の夏に発売される事を知る。
それをゲットする為に高校入学と同時にバイトを始めて、夏休みにめでたくゲーム機を買う事が出来
た。
喜びながら家路を急ぐゆーゆだったが、なんとその帰り道に車にはねられ、やっとの想いで買ったゲーム機を一度も遊ぶ事なく死んでしまうのだった。
次に目覚めたゆーゆは謎の空間で女神を名乗る美少女に出会う。
女神の説明により異世界に転生する事を選ぶゆーゆ。
その際に何かひとつ望みを叶えてくれると言われ、ゆーゆが選んだのはチート能力では無く、買って一度も遊べなかったゲーム機を遊ぶ事。
ようやくゲーム機で遊ぶ事が出来たゆーゆだったが女神様のサービスで、そのゲーム機にはとんでもない能力が付与されていた……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-13 07:58:54
155600文字
会話率:58%
R18禁のゲーム、ゴブリンの王国――――
それはゴブリンを操ってゴブリンの王国を作り世界の覇権を握るゲーム。
そんなゲームを作った青年、目黒直人は自分が作ったゲームのファンだと名乗る女神によって自身が作ったそのゲームの世界に転移させられ
てしまう。ゴブリンとして……。
転移した先で女神から聞かされた話によると、この世界の人間を殺すことによって心臓に重い病を患う唯一の肉親、妹の綾香を治療するための薬を手に入れることができるらしい。
妹の治療のためには殺し、奪い、蹂躙するしかない。
今ここに最弱のゴブリンによる世界制覇が始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-12 23:55:31
110588文字
会話率:53%
楽しかったよ。馬鹿馬鹿しいのが日常になるのは。
楽しかったよ。苦楽を共にして笑い合うのは。
楽しかったよ。バスケは。
それでも、やっぱり俺は、バスケはできない。
最終更新:2025-04-12 17:29:57
4022文字
会話率:22%
魔王軍の前に斃れてはタイムリープをして強くなって蘇ってくる勇者一行。
その中で唯一魔王軍側で巻き戻る前の記憶を持つ魔王軍総司令官アドラブル。
初めは魔王軍が圧倒的に優勢だったが、タイムリープを繰り返す度に勇者一行率いる人類との差は確実に縮ま
っていき、パワーバランスの逆転はもう目の前というところまで来てしまった。
倒しても倒してもその度に強くなって蘇る勇者一行。
どうすれば現状を打開できるのか全く分からない中で、アドラブルは魔王軍を救う事が出来るだろうか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-11 21:01:42
235790文字
会話率:29%
――落ちた星。
砕けた欠片より生まれ落ちた――〝最悪の竜〟
異常事態、驚天動地、狂瀾怒濤。
人類種最大の危機、全てを喰らい尽くす七匹の厄竜は深き眠りから目覚める。
天樹を宿す〝愚者〟は厄災を越えるため、その力を振るう。
逆望
の願い――最悪へ覆る現実――砕け散る理想。
燦々と輝く星々の架ける天、数多の結末を持って彼の者は歩む。
――星は三千世界を知らず、救いの手を伸ばし続けた。
残った天は三千世界の夢を見る。
愚者は壊れた理想/願望を果たす為、朽ち果て崩壊へ向かう己を抱いて歩を進める。
決して折れぬ〝鉄心〟――裁定の〝秤〟。
運命に根付く天樹の縁、選択者に成れぬ愚かな当事者。
でも、それでも――――その手を伸ばし続ける。
これは――
〝顕現する竜を殺す〟物語――
概要――
投稿日は一日一話、あるいはまちまち。
誤字脱字の方がありましたら、コメントの方で教えて頂ければ幸いです。
この作品は「アルファポリス」様、「カクヨム」様でも公開しています。他にも「世界の修正者は世界を守らない」という作品も書いているので、お暇があればそちらもぜひ見て頂けると嬉しいです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-08 21:30:00
155001文字
会話率:30%
能力の存在する世界で、ただ一人全てを可能とする超能力者がいた。その者を周りの人たちは、「太陽みたいだ」と言った。
それに対して、周りの人たちの願いをかなえるために生まれた能力者もいたという。
そんな両極端の2人はやがて、こう呼ばれるようにな
る。「月と太陽」と。
そんな月のように、太陽のように生きた2人の能力者の物語ー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-05 17:00:00
9678文字
会話率:57%
かつての英雄アン·テネシーグレッチは、地球の軍隊に所属し、新人兵士の教育を担当しながら、戦争で親を失った孤児たちを集めて育てていた。
彼女は自らの戦闘経験を活かし、若い兵士たちに戦術や技術を教える日々を送っていた。
ある日、アンは旧友の
軍人メディスンやエヌエーから連絡を受ける。
彼らはムーグツーで開催される連合国軍の観艦式に参加するため、アンを誘い、子どもたちにもパレードを見せるために一緒に行こうと提案する。
アンは旅行がてら宇宙のコロニーへ行くことを決意する。
観艦式の最中、突如としてノピア·ラシックが新生ストリング帝国の総帥としてムーグツーへの侵攻を開始。
数年前の戦いで生死不明となっていたノピアが現れ、連合国軍の観艦式は襲撃を受け、主力艦隊は次々に落とされていった。
アンは子どもたちと共にコロニー内のシェルターに隠れたが、そこで連合国の上層部の娘を助けることになり、再び戦いの渦中に巻き込まれていく。
彼女はかつての仲間たちとの絆と、守るべきものへの強い思いを胸に、因縁の相手――ノピアの野望に立ち向かう。
果たしてアンは、ノピアの脅威を打ち破り、平和を取り戻すことができるのか――。
『マシーナリーズ・メモリー~機械化する少女』『その手に見えるは機械装甲』『脳の歪みは彼女のために』と続いた壮大な最終章が、今ここに幕を開ける。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-05 05:59:34
242524文字
会話率:24%
死ねなくなったアウラが死に方を探す旅路
最終更新:2025-04-05 00:17:59
203133文字
会話率:30%
エルフの血を引く公爵令嬢ルーナは、身に覚えのない罪で断罪され、婚約を破棄された。
濡れ衣を着せられたのは不服だが、迷惑でしかなかった婚約が白紙になるのは嬉しい。
「ここはいっそ話に乗ってしまおう」と存在しない罪を認めることにした。
トン
トン拍子で国外追放が決まり、その場を辞そうとしたルーナだったが……
「僕は貴女をお慕いしております。
――どうか、私とともに我が国へ来ては頂けないだろうか」
留学生である隣国の第二皇子マリウスから呼び止められ、その場で求婚を受ける。
あまり話したことはなく、むしろ嫌われていると思っていた人からの告白にルーナは混乱するばかり。
とはいえ……これは国外での生活基盤を得るチャンスなのでは?
(エルフと同等の力を持つ精霊術士である私は、帝国から見ても貴重な存在のはず。すぐに殺されはしないでしょう)
マリウスの行動に裏があるのでは、と疑いつつも求婚を受けることにする。
婚約を承諾して以降のマリウスは、これまでの冷たい印象がまるで嘘のように優しい。
――本当に溺愛されていると、勘違いしそうなくらい。
だが、これは何かしらの目的があっての婚約。
役立たずと思われたら最後、放逐される可能性がゼロとは限らない。
そう考えたルーナは、帝国での立場を盤石とするため、懸命に自分の活躍の場を広げようと行動する。
(一体どうすれば、ルーナは僕の想いに気づいてくれるのだろうか……)
自分のことで必死になるルーナは、マリウスの告白が策などではなく本心だという事になかなか気づかない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-02 06:10:00
38480文字
会話率:27%
死ぬ事によって非科学的な力を手に入れる。その名もアブノーマル。人間より遥かに良い人間だけれどもアブノーマル差別は存在する。平和な世界を作ることにしたアブノーマルの尾座田翠は世界と戦うことに────
人の光と闇がごちゃごちゃ混ぜになる異能力
バトルストーリー!!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-02 00:37:19
23299文字
会話率:64%
異世界から『逆』転生した裕翔は前世の記憶とスキルを保持したまま地球に生まれた。その頃から地球に未確認生命体が確認され始め、人類はそれを抹消する『仮想スキル』を内蔵した片耳装着型ウェアラブルデバイスを開発することに成功した。
そんなことがあ
ってから早十六年。裕翔は突然一人暮らしをすることになった。隣には彼の幼馴染である有沙が住んでいる。そんな状況下で彼らは明律高等学校へ入学し、高校生活を送ることになった。しかしその高校生活は決して穏やかなものではなく……。
そんなありふれた物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-01 13:22:25
25626文字
会話率:59%
二十年前、ネームルア国を支配しようと魔女が現れた。その魔女を封印したのは大聖女ドロシア=ウィンズレットだった───。
そして、今は亡きドロシアの一人娘である『マナ』は、王宮で聖女として働いている。
偉大なる母と比べられ、いつしか『落ちこぼ
れ』と言われてしまう。そんな時に助けてくれていたのが、ネームルア国の若き王、フェアラートだった。
急に新しい聖女が来ることになったと、マナは王宮聖女をクビにさせられてしまう。
さらにはフェアラートの裏の顔を知ってしまいマナは愕然とする。
そして現れた魔女に王宮は混乱するも、マナの力は及ばす被害が拡大していく。
マナは強く願った。みんなを助けたいと。
すると、現れたのは一人の悪魔だった。その悪魔は契約を持ちかける。
聖女として悪魔と契約なんてしてたまるか、そう思うマナだったが─────。
※以前投稿した「落ちこぼれと呼ばれた聖女は召喚した悪魔と契約を結んでしまいました」の内容を一部変更、加筆修正したものになります折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-31 17:31:41
110427文字
会話率:27%
「君との婚約を破棄する」
婚約者であるダニエルにそう告げられた夢を見た。
……ううん。夢ではなかった。それは現実に起こってしまった。
「予知夢を望むように見れないお前はもういらない。だから占いの出来る新しい婚約者を選んだ」
夢でも現実
でもダニエルはそう言っていた。
その場から逃げた先で、一人の男性が声をかけてきてくれて……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-04 01:37:26
4311文字
会話率:46%
王宮使用人と皇太子殿下、身分の違う二人が愛を誓う一途な恋物語。
【登場人物】
クロエ……十七歳。王宮の使用人の一人。明るい性格で良くも悪くも喜怒哀楽が表に出やすい。仕事は真面目にこなし、誰よりも器用で物覚えがいい。ヴィルジールの前ではと
ある理由でクールな人格を装っている。
ヴィルジール……二十歳。次期国王とも言われている。絵に描いたような王子様で、クロエと過ごす時間がなによりも楽しみ。
マーガレット……三十◯歳。使用人長。姉御肌ではきはきしているので、クロエをはじめ使用人からの人望が厚い。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-07 01:47:39
29394文字
会話率:42%
1940年4月6日。
ソ連軍兵士のクリンコフは本部直々の命令で"伝令"の任務を与えられる。
死ぬ可能性の有る任務を気を腐りながらも受け入れるが、一緒に任務を行う兵士が"督戦隊"と呼ばれる女で・・・?
史実に基づいたお話じゃありません!!ごめんなさい!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-31 00:24:40
23304文字
会話率:28%
ないものを自給自足するタイプなのでちょっと新しい感じで癖があるかも。
無自覚系悪役令嬢です。とんでもない悪役なんですけど無自覚です。
ドクズ精霊(仮)に沼ってしまう話です。
〜あらすじ〜
エナは精霊を見ることができる聖女である。幼い時から
黒猫の姿をした大精霊ナナリと共に育ってきた。ナナリは精霊らしからぬ傍若無人な性格だが、いつもエナに寄り添ってくれる。両親を亡くした時も、養子に入った侯爵家で冷遇された時も、学園でいじめにあった時も、エナの為ならなんだってしてくれた。そう、なんだって——
エナの目的は両親の死の真相究明。学園なら貴族が多い為情報も集まるはず。そう思い入学したエナは、なんだかんだで無双し、なぜか第二王子殿下の婚約者になり、大忙し。ナナリが精霊ということは秘密なのに、相変わらずわがままで少しも協力的じゃない為、エナはいつもヒヤヒヤ。この生き物は一体何なのか。これは、エナとナナリのちょっと歪な関係と、泡沫夢幻な平穏を描いた物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-30 18:45:02
72986文字
会話率:26%