絶大なる魔力を持ち、その髪と瞳の色から〝銀の魔王〟と恐れられたアルトナージュ帝国の始祖。その聖骸が盗まれた。賊の一味として捕らえられたのは一人の少女。金の髪と瞳を持つその少女は、長らく敵対を続ける隣国聖ナージュ王国の王女であった。皇帝直属の
部隊に所属するヴェインは皇子ゼラと共に聖骸の行方を追うが――。
※恋愛要素においては女×男を主としており、ストーリー上の立ち位置においても少年がヒロイン的ポジションにありますので、苦手な方はご注意下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-27 08:33:29
208191文字
会話率:32%
世にも珍しい髪と瞳の色をした主人公エミリアは、さらに珍しいことに異世界の知識を持っていた。
それによると、自分のような人間――転生者は生まれながらに強大な力を持っているらしい。
が、そのようなものの片鱗すら見えない。
「私にチートは備
わっていないみたいだ」
俺TUEEEに憧れを抱きながらも、安定職であるメイドを目指して家事スキル、そして魔法の腕を磨いていた。
しかし、ある事件を切っ掛けに――全てが歪んでいく。
※タイトルを変更しました(旧題:転生者の憂鬱)
※息抜きで書いた作品なのでかなり設定が甘い部分があります。ご容赦ください。
※残酷な描写が突如、脈絡なく出てきます。個別に注意喚起はしませんので苦手な方はご注意ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-16 15:20:21
433029文字
会話率:30%
私の婚約者は、すごく可愛い。
青みががった銀髪に湖の底のような青い瞳、スッと伸びた鼻筋に小さな赤い唇。小鳥のような可愛らしい声。
身体は、まだ発育途中だが、丸みをおびて女性らしくなりつつある。今でも魅力的な身体なのに、そのうち人に見せたくな
くて彼女を閉じ込めてしまいそうな自分が少し怖い。
兎に角、ほとんどの者が、美少女もしくは美人と言う容姿をしている。
髪や瞳の色からか冷たい人と印象を持たれ、吊眼で睨んでいるように見えるからか(緊張でガチガチになっているだけ)キツイ性格に思われている。
彼女の性格は、お人好しの少し抜けて(いや、抜けているのは少しではないかも?)、一緒にいて全くと言っていいほど退屈せず、思わず手を差し伸べて、抱き締めて、頭を撫でてしまいたいほど可愛い人だ。
婚約者にベタ惚れ王子の一人言です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-05-23 22:32:48
2460文字
会話率:13%
曇天の空の色も、自分の涙の色も、彼の瞳の色も、知らなかった。
藍色の花だけが、私の全てだった。
最終更新:2019-04-28 23:55:55
931文字
会話率:25%
【第一章完結】【祝200万PV突破!】(4/11 23:00追記)
王都で莫大な権力を持つ四大貴族が一つ、火属性を司るフラムス家の長男として生まれたアラン=フォン=フラムスは神童であった。
剣術、魔法、勉学、全てにおいて人類史上類例を見
ない圧倒的な天稟。並び立つ者等居らぬ程の天賦。
そんな将来を約束された人生勝ち組な彼。しかしある日、前世の記憶を思い出す。
そして数年後、彼は遂に――――気付いた。
「あれ? これ俺見事に踏み台転生者じゃね?」
ふと周りを見てみれば、目に飛び込んでくる。
『火を司る一族に生まれながらも魔法の使えない、見たことも聞いたこともない髪と瞳の色を持つ弟』、『そんな弟を迫害し見下す人間達』、そして『特別な才を持ちチヤホヤされた挙句、調子に乗りまくっている自分自身』――――
――――ああ、そうかい。
これが世界の選択、世界が決めた運命であるのならば。やってやろうではないか。俺は俺に課せられた役割(ロール)を全力で全うしよう。
「――――真の踏み台を見せてやる」
これは英雄と呼ばれる踏み台転生者が、その才能や立場に慢心せず頂点に立ち続けるだけの物語。
『踏み台転生者になったので全力で役割(ロール)を全うします。〜世界最強の踏み台転生者〜』折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-04-15 04:55:28
113996文字
会話率:43%
私には前世の記憶がある。
前世の名前は、冠城 紫陽花(かぶらぎ はるか)
現世の名前はオルテンシア・ナバレ、侯爵令嬢として生まれ変わったはずでした。
私の瞳は、暁の瞳と言われ、貴重な瞳の色でした。
なんと、私は暁のオルテンシアと呼ばれ
る、魔族の王、魔王に生まれ変わっていました。
身体の弱かった幼い魔王が、周りに助けられ愛されて、立派な?魔王になるお話。
他の種族と対立したり、好かれたり、戦ったり、愛されたりと今度こそは幸せな人生をと奮闘します。
2018年~ 今までのお話を分かりやすいよう章に分けてみました。
ノロノロ更新ですが今年も宜しくお願いしますm(__)m
もっと恋愛要素を入れていきたいのですが、第2章まではそうもいかないようです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-03-24 21:20:20
190023文字
会話率:20%
――憎たらしい。
最初は少しの嫉妬心からであった。なぜついの先ほど現れたお前が、我が物顔で彼女の隣に座っているのか、と。
彼は自らの髪色を恨んだ。彼は自らの瞳の色を恨んだ。彼女と一緒に添い遂げられない運命を、幼心に、深く、呪った。
まさかそんな些細で醜い感情が、彼の人生を大きく揺り動かすとも、知らずに。
∴以前投降していた「ウィオラの丘」リメイク版です
∴「四季一生」という概念に翻弄される少年少女のお話
∴ハイファンタジーです折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-02-28 21:28:43
14641文字
会話率:24%
ヒキコモリ生活1年と少しの青年はゲームをしていると奇妙なメッセージを受信した。
無視しようとしたが、ひょんなことからそのメッセージを開いてしまい、異世界へと召喚されてしまう。
そこは、人間と魔族が対立する世界だった。
人間と魔族
の違いはたったひとつ。
瞳の色だけだった。
青年は人間と魔族の両方の瞳の色を持つ異端な存在だった。
彼は人間なのか? 魔族なのか?
自分の存在に悩み、苦しみ、もがき続ける。
そんな彼が新たな世界で何を成すのか?
世界を滅ぼすのか、それともこの世界の救世主になるのか......。
ヒキコモリから一変、剣と魔法の世界で彼の冒険が始まる――!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-02-20 22:00:00
227826文字
会話率:29%
『なあ、ハク。人はいつ死ぬか分からねぇし、国はいつ滅ぶか分からねぇ。だが人の想いっていう奴はいつになっても死なねぇと思うぜ』
――――時は天文十三年。各国が天下統一を目指した戦乱の時代。妖怪の血が流れている事を理由に迫害を受けてきた〝宗志
〟。髪と瞳の色から妖怪の子と疎まれ村を追い出された〝藤生白臣〟。二人はそれぞれの目的のために共に道を歩むことになる。人と妖怪の間で揺れる二人を、飲み込んでいく時代の波。二人が見るものとは……?
※編ごとにある人物紹介や用語説明には、その編のネタバレがありますのでご注意ください/Eエブリスタでも連載始めました。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-02-19 17:24:53
441957文字
会話率:56%
17世紀初頭のドイツ南部――
小さな街、マドレッセンで暮らす革職人見習いの少年ハンスはある春の日、天使のような少女、フリュ-リングと出会う。
お互いに惹かれあった二人は、教会の秘密の部屋で幾たびも逢瀬を重ねる。
ハンスは街の様子を。フリュ
ーは傾倒している錬金術の話を。
そして、ままごとのような睦み合いを……
ある日、フリューの激情と瞳の色に魅せられたハンスは、こう告げた。
「絵を描いてみよう」
だがそれには、当時人の手が届かぬ“青”が必要だった――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-02-12 21:00:49
76103文字
会話率:32%
今とは違う時代。此処とは違う場所・・・
時にフェアリア暦 新皇紀176年。
フェアリア皇国と隣国ロッソア帝国は、数次の紛争の末に全面戦争へと突入していた。
<この物語は東の端の国から移住し家族を戦争で奪われた、とある少女の戦闘記録である
>
戦争は、人の心も体も蝕む。
闘いの中、少女の心は次第に麻痺していくのです。
自分が撃つ砲弾によって数多の命を奪う事に。
優しい心を傷付け、手は仇為す者を打ち破る度に震えなくなり、瞳の色は次第に澱んでいく。
少女は只、生き残る為に優しき心を封印して仲間と共に闘うのです。
やがて来る自らの終末に怯えながらも・・・
ミハルは壊滅した戦車連隊の只一人の生き残り。
地獄の戦場から帰って来ても誰からも相手にされず、挙句の果てには(死神)呼ばわりされていました。
そんな彼女に転属命令が下されました。
陸戦騎独立第97小隊。
主人公ミハルがこの辺境の小隊にやって来た時、運命の歯車が廻り出すのです。
この物語の世界が・・・終わりを迎える時、何を観るというのでしょう?
数々の出会い、そして別れ。
ミハルは闘う事に悩み苦しみながらも、一人前の魔砲少女として成長していきます。
その魔法の力で守ろうとするのは、もう一人の<双璧の魔女>との約束。
己の宿命に翻弄されながらも・・・たった一つの願いの為に闘い続けていくのです。
碧き瞳に宿る古の力と運命を背負い、今日も戦場を駆け巡る・・・
希望の輝きは・・・永久に・・・
2年間の連載を続けられましたのも皆様の応援あっての事。
ここに感謝と御礼を!
「魔鋼騎戦記フェアリア」完結
(注)この物語には剣と魔法、そして我々の世界で活躍した戦車達が少女達によって戦闘を繰り広げていくファンタジーです。主人公の女の子達が繰り広げる百合有り、家族愛有りのなんでもござれ!的ヒロイックヒストリー。「魔砲少女(Magical Gunner Girl)ミハル」を今後とも宜しくね!
※転載はご遠慮下さい。谢绝转载。Please do not reproduce the contents and do not share it with any 3rd party.折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-02-10 18:06:47
1825367文字
会話率:29%
髪の色、瞳の色が違うだけで差別され、過酷で閉鎖的な村で育った少年。彼はその村を出て、自分を受け入れてくれる場所を見つける旅に出る。道中同じ境遇の少女、そして受け入れてくれる仲間と出会いつつ、少年は旅を続ける。
その先に、どんな未来が待ってい
ようとも。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-11-19 21:15:23
1203文字
会話率:0%
ミッドランド大陸の主要国家の多くに、いつしか国教とされていた新興宗教組織イルビン。
彼らによって、耳長族は蔑視の対象とされ、邪教を信仰する蛮族として、その多くが迫害の対象となり、一方的な宗教裁判にかけられ、その命を落としていた。
闘技場
に集められていたそのほとんどの戦士が裁判の結果、理由なく戦闘奴隷におとされた耳長族であり、そこには族長の娘ミリアの姿もあった。
彼女は囚われた同胞、そして耳長族の存亡をかけ、戦いの最中、命を賭けた禁呪を発動させる。
一方…
石黒絵美里(28)は某大手ソフトウェアメーカーの開発部で働く、父をドイツ人、母を日本人に持つハーフである。
絵美里は幼いころ、少なくとも小学校2年までは、帰国子女が多く通う私立のスクールに通い、何不自由なく暮らしていた。
しかし、両親の離婚に伴い引っ越した絵美里は、田舎の公立の小学校に転校。
皮膚の色や瞳の色が違うことを理由に、同級生から激しいイジメにあう。
母はパートを二つ掛け持ちし、懸命に絵美里を育てあげるが、絵美里が高校生のころに他界。
結婚への反対から、断絶していた母方の実家に絵美里は身をよせるも、ここでも肩身の狭い思いをする。
懸命に勉強し、人並み外れたプログラミングの知識を手に入れた彼女は「人外の頭脳」と呼ばれ就職にも不自由しなかった。
最近のお気に入りは、鬱積した過去の反動からか「フリースタイル剣道」いわいるチャンバラ道場通いである。
そんなある日のこと。
絵美里は交通事故を境に、異世界、それも戦闘奴隷であるグラディエーターの少女ミリアに憑依してしまう。
そこは、呪を使い
蘇生の度に人をモンスターに変えていく過酷な戦いの世界だった。
グラディエーターに提示されていたのは、ミッドランド大陸の東西にある迷宮都市闘技場での優勝による奴隷からの解放。
それは無謀にも思われたが…絵美里の「人外の頭脳」とミリアの身体能力は、そのことごとくの予想をひっくりかえしていく。
ミッドランド大陸で起こる人魔大戦の少し前段階、魔族の陰謀に立ち向かうミリア(絵美里)の活躍を描く、剣と魔法のダークファンタジー。
(これは作者が、可愛い女の子が、凛々しく戦うシーンを沢山描きたくて、テンプレを下敷きに紡ぐお伽噺である)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-08-07 09:04:07
22049文字
会話率:33%
【完結・全10話】
就活は祈りだ、私は祈る——。
就活ゾンビよ、今はただ安らかに眠れ……。
祈りの弾丸で撃ち抜かれた就活生は、就活ゾンビと化す。
救済(内定)を求めて煉獄を彷徨うゾンビたちの瞳の色は、闇より暗い。
「おん……し、ゃ……」
自己ピーアールの慟哭は、乾いた銃声で事切れる。
私は採用担当者。
与えられたのは、たった一枚の聖なる内定。
就活ゾンビを蘇らせる、ただ一つの希望。
しかし……。
私は、心を殺して引き金に指を掛ける。
我が社の暗黒業務に耐えうる人材など、どこにもいない。
いてはならないのだ……。
これは就活の物語。
私が彼女と出会う物語。
そこに救いはなく、非情な現実だけが横たわっていた——。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-07-17 21:33:25
15860文字
会話率:39%
夕日色の瞳と髪という人とは異なる容姿をもつ少女ヨムカ・エカルラート。他人とは違うその髪と瞳の色に周囲から疎まれ生きていたが、自分自身を知る為に魔術学院に入学する。
彼女は夕日色に染まる瞳と髪の本当の理由を知った時、世界は夕日色に包まれる。
最終更新:2018-06-27 22:01:28
245415文字
会話率:56%
これは、3度目の転生を果たした少女が勇者一行と旅をしたり二千年前の英雄(転生済み)と再会したりする物語。
この作品はノベルバにも掲載しています。
最終更新:2018-06-20 05:59:01
2570文字
会話率:34%
【書籍化決定】2017/8/31、アイリス恋愛F大賞7にて銀賞受賞!
一迅社アイリスNeo様にて2018/5/2、書籍発売です☆
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妹の魔力の暴走で生死の境を彷徨った俺は、今いる世界が乙女ゲーム「宝石のように煌いて」の世界であると思い出した。
そしてラングリース=ジャックベリーたる俺は、悪役令嬢の兄であるという事も。
思い出したからには、破滅の運命を回避しよう。
可愛い妹を悪役令嬢ではなく普通の令嬢になってくれるように側で見守り、そして運悪く破滅しても死ぬことだけは避けれるようにしよう。
悪役令嬢的BADENDは大まかに分けて三種類ある。
その中でも最悪なのは宝石刑!
『宝石のように煌いて』の目玉とも言えるようなEND。
王子の不興を買った妹は、なんと魔法により宝石の刑に処せられる。
魔法で瞳の色と同じ宝石に変えられてしまうのだ。
妹はそれはそれは美しいピンクトルマリン色の瞳をしている。
宝石に変えられた妹は皆の前で粉々に砕け散り、ピンクの宝石が舞い散る中、王子とヒロインが微笑むスチルは綺麗だった。
だが砕け散るのは俺の妹の命だ。
俺の妹にそんな未来は絶対に許さない。
いま現在の妹は、幼いせいなのか、高飛車で意地悪でテンプレ的な悪役令嬢だったゲームとは似ても似つかない性格だ。
優しくて思いやり深くて、使用人達にも心底愛されているほどに。
当然、俺も妹を大事に思っているのだ。
BADENDは全て避けたいが、最悪、妹が死ぬ2と3のルートを避け、没落後も生活できるように俺は手に職をつけよう。
妹と、家族と生きていけるように。
※こちらは、『悪役令嬢の兄になりまして<<連載版>>』の記念SS集です。
活動報告にUPしていた分をみやすくまとめて欲しいという事で、作ってみました。
楽しんでいただけましたら幸いです。
『悪役令嬢の兄<<連載版>>』を既読でないと、よくわからない内容となっております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-05-26 22:17:31
14945文字
会話率:29%
【書籍化決定】2017/8/31、アイリス恋愛F大賞7にて銀賞受賞!
一迅社アイリスNeo様にて2018/5/2、書籍発売です☆
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妹の魔力の暴走で生死の境を彷徨った俺は、今いる世界が乙女ゲーム「宝石のように煌いて」の世界であると思い出した。
そしてラングリース=ジャックベリーたる俺は、悪役令嬢の兄であるという事も。
思い出したからには、破滅の運命を回避しよう。
可愛い妹を悪役令嬢ではなく普通の令嬢になってくれるように側で見守り、そして運悪く破滅しても死ぬことだけは避けれるようにしよう。
悪役令嬢的BADENDは大まかに分けて三種類ある。
1)没落ルート
悪役令嬢たる妹が王子の不興を買い、ヒロインを苛め抜いた事が発覚。
父の不正もばれて爵位剥奪、国外追放になる。
2)自殺ルート
王子に本当に惚れてしまった妹が、婚約お披露目パーティーで王子に破談を言い渡され、ショックで自殺してしまうルート。
このルートの場合、妹だけが死んで、俺や家族はお咎めなし。
3)宝石ルート
『宝石のように煌いて』の目玉とも言えるようなEND。
王子の不興を買った妹は、なんと魔法により宝石の刑に処せられる。
魔法で瞳の色と同じ宝石に変えられてしまうのだ。
妹はそれはそれは美しいピンクトルマリン色の瞳をしている。
宝石に変えられた妹は皆の前で粉々に砕け散り、ピンクの宝石が舞い散る中、王子とヒロインが微笑むスチルは綺麗だった。
だが砕け散るのは俺の妹の命だ。
俺の妹にそんな未来は絶対に許さない。
いま現在の妹は、幼いせいなのか、高飛車で意地悪でテンプレ的な悪役令嬢だったゲームとは似ても似つかない性格だ。
優しくて思いやり深くて、使用人達にも心底愛されているほどに。
当然、俺も妹を大事に思っているのだ。
BADENDは全て避けたいが、最悪、妹が死ぬ2と3のルートを避け、没落後も生活できるように俺は手に職をつけよう。
妹と、家族と生きていけるように。
※ 短編小説『悪役令嬢の兄になりまして』の連載版になります。
※ 2017/4/30 初期スタート年齢を変更しました五歳⇒十歳。
また、年齢変更に伴い、全面改稿中です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-01-16 21:20:18
249176文字
会話率:28%
妹の魔力の暴走で生死の境を彷徨った俺は、今いる世界が乙女ゲーム「宝石のように煌いて」の世界であると思い出した。
そしてラングリース=ジャックベリーたる俺は、悪役令嬢の兄であるという事も。
思い出したからには、破滅の運命を回避しよう。
可愛い妹を悪役令嬢ではなく普通の令嬢に育て上げ、そして破滅しても死ぬことだけは避けれるように。
悪役令嬢的BADENDは大まかに分けて三種類ある。
没落ルート、自殺ルート、宝石ルート。
特に宝石ルートはこの乙女ゲーの目玉とも言えるようなBADENDで、王子の不興を買った妹は、なんと魔法により宝石の刑に処せられるのだ。
宝石の刑とは、瞳の色と同じ宝石に変えられてしまう刑。
宝石に変えられて砕け散る妹はそれはそれは美しいスチルだったが、砕け散るのが妹の命となれば、この世界では絶対に見たくない。
BADENDは全て避けたいが、最悪、妹が死ぬ2と3のルートを避け、没落後も生活できるように、俺は手に職をつけよう。
妹と、両親を食べさせていけるように。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-07-11 02:12:54
5425文字
会話率:14%
ブラウンの長い髪の毛に同一色の瞳の色。あまり着飾ることもなくただ毎日を平和に暮らしたい、おっとりとした主人公「カンナ」は幼い頃からとある「役目」を持っている。
朝一番に焼いた甘い物を王子様に持っていくという「簡単なお使い」だ。町には何十人
もの若い娘がいたが、その「簡単な役目」は「カンナ」に任せられてしまった。
今日もカンナは相棒の喋るインコ「フィル」とともに、お城で待つ王子様の元へと「甘いもの」を届ける。その「本当の役目」を担うために、カンナは今日も嘘をつくのだー…。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-05-08 20:00:00
40959文字
会話率:39%
主人公神月 礼緒奈(かみづき れおな)
は、ある日突然リア充4人と異世界に転移してしまう。そこでは玲緒奈は特別な力を持っており、帰れるかもわからない状況で知らない奴らにいいように利用されそうになる。逃げ出した場所で、様々な出会いを繰り広げて
行く!
本名と本来の髪色と瞳の色、そして性別を隠しながらの冒険が始まる!!
__________________
主人公偽名使います。敵だと分かったら容赦無く殺し、拷問もします性格的にSです。結構美人です。
これらが無理ならご遠慮ください!
趣味で描いたものです。暇つぶしになればと思います。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-04-15 00:00:00
12606文字
会話率:34%
俺が高2の春にギガトン級スーパー三桁デブの女子から告白をされる。俺が下した決断とは……。
この作品はSFを得意とする作家“坂井ひいろ”氏、作「N0424ER」『デブに好かれて!』の二次創作です。作者様より許可を頂いています。
最終更新:2018-04-03 20:39:37
3875文字
会話率:43%