海辺で紙飛行機を飛ばす少女飛奈(ひな)の脳裏には、いつかの風景が如実に蘇る。
それは紙飛行機を教えてくれた少年との思い出。
それは紙飛行機を褒めてくれた少年への、微かな、確かな思い入れ。
飛奈は何度も挑戦して、失敗して。その度に
、夕焼けが海の向こうに沈んでしまうまえの空に紙飛行機を放る。
そして水平線の彼方では瑠璃色が瞬く。
遠く、永く飛んでいけ、という飛奈の願いは、思わぬ形で実を結ぶことになる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-01-20 02:55:06
40148文字
会話率:43%
「セキドウってのはな、太陽の通り道だ。赤色の赤に、道路の道を書いて、赤道だ」
その客は、健二に言った。健二は、見たことがないと答えた。
「そうだろうな。日本では見ることが出来ない」と、その客は言った。
健二は、この街からも出たことがない
。見たことがあるはずも無かった。
「俺は見たことがある。あれはきれいだった。赤色の線がな、海の上に引いてあって、それが水平線までずっと、ずっと続いているんだ。あの光景よりも美しい光景は見たことがない。誰が引いた線かは知らないけどなぁ、あんな長い線を引いた奴は大したもんだ。波にゆらゆらと赤道が揺れて、綺麗だった」
赤道に憧れる少年が少しだけ成長する物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-01-14 23:15:34
6074文字
会話率:37%
世間でそれなりに人気を博したゲーム、『あの水平線の向こうへ』。
その悪友ボジションに席を置いている『佐々木薫』というサブヒロインにTS転生してしまった僕は、僕自身が攻略対象ではないことに安堵しながら主人公やヒロイン達と過ごす日々を楽しんでい
た。
そんなとある日のこと。放課後、主人公に家でゲームをやらないかと誘われた僕は、いつものように彼の家に招かれたのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-08-16 19:06:48
8828文字
会話率:36%
辺りを山で囲われた小さな集落。
その集落にある大きな広場にて、大きな荷物を背負ったおじさんが紙芝居をはじめました。
2015年夏のホラー3部作
海:水平線の彼方から 二次創作につきpixiv限定投稿
山:鬼山(これ)pixivとの重複投稿
作品です。
都会:201教室 某企画参加作品 なろう限定投稿折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-07-20 21:33:06
6021文字
会話率:30%
夏の陽射しの下、君の視線は真っ直ぐに。
*
フリーワンライ参加作品です。
使用お題「水平線に君をのぞむ」
最終更新:2015-07-19 23:43:19
2505文字
会話率:61%
遠い未来の地球には陸と海の代わりにどこまでも砂漠が広がっていた。
怪物のように醜く変わり果ててしまった男と、そんな男に恐怖を覚えずに近付いてきた十三歳程度の小柄な少女は自ら安全な町を捨てて砂漠へと歩き出す。
男は少女について行き、次第に目的
のわからない少女へ疑念を募らせてゆく。
『星空文庫』『カクヨム』にも掲載しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-06-20 21:19:25
19493文字
会話率:26%
西暦2052年。 それまで連綿と平和を享受していたい世界は突如として動乱に包まれた。
突如世界に姿を現した人を襲う怪物『魔物』という呪詛。
それに対抗するように人々に与えられた『能力』という祝福。
魔物たちは猛威を振るい、それで
も抵抗を続ける人類。
物語の舞台は、魔物出現から11年後の2063年、いくつかに分割された日本の一エリア:東京エリア。
そこに住む一人の学生:竜胆集司の物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-06-03 00:00:00
13145文字
会話率:50%
それが例え幻想でしかないのだとしても、僕は探し続けるのだろう。
最終更新:2015-05-27 01:07:49
973文字
会話率:38%
男は恋を恋することからはじめて
女を恋することで終わる
女は男を恋することからはじめて
恋を恋することで終わる
グールモン
最終更新:2015-04-05 09:35:12
86748文字
会話率:37%
お題:『水平線の向こうで』
キーワード:
最終更新:2015-03-07 21:32:30
410文字
会話率:19%
盆に合わせて帰省した地元で、どこか陰を持った彼女と出会った。良い雰囲気になったと思いきや、名乗った途端に拒否をされてしまう。名前をきっかけに、少しずつ彼女と関わっていくことで、全くの他人の悲劇を知るようになった。しかし、結局は傍観者に徹する
ことしかできなかった、一夏の短い想い出の話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-12-21 01:00:00
24520文字
会話率:31%
水平線のむこうに貴方はいる。わたしの太陽たる貴方が。
最終更新:2014-07-05 02:17:40
729文字
会話率:16%
ただ、青いだけの景色。
キーワード:
最終更新:2014-06-28 22:26:25
287文字
会話率:20%
私と彼のつむぐ物語。
キーワード:
最終更新:2014-02-06 00:42:43
1608文字
会話率:49%
「私」と「彼」の寡黙な冒険(仮)
キーワード:
最終更新:2014-02-03 21:29:59
882文字
会話率:31%
足場になる葉。走り出す草。うすぼんやりと灯る花。不思議な植物が育つ獣人の森と言うところがある。その中の一つの村、ウルブ村で育てられた人間族の特徴を持つ子カイトが、狼の耳と狐の尻尾を持つ姉のソーラに右へ左へ上へ下へ力いっぱい振り回されたりさ
れなかったり。 どこかすっとボケた住人達に、今日もボソッとつっこむカイトの日々。そんな、ある世界のお話。 異世界コメディーと言う事で、クスッとできるような話を作りたいと思っています。 電車の中などで暇つぶしにおひとつにどうぞ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-02-04 07:00:00
424320文字
会話率:45%
空ト水平線ガ交ワル場所ニアル「リヴァンジェルス」ヲ、解放セヨ。
最終更新:2013-12-26 15:57:47
2010文字
会話率:40%
――セキライト鉱石の発見は人類を進歩させる。
そう昔の人が言った。
多くの人類がそれぞれの思いを胸に秘め、新型の装置開発に没頭した。
けれどもそれは新たな争いの種でしかなかった。人類は結局戦争をしたのだった。
あれから10年。
その傷跡は癒えてはいない――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-06-08 01:38:38
10232文字
会話率:42%
水平線に浮かぶ灰色の町。女の子はその町に行く方法をずっと考えていました。ある日、そこから来たという不思議な男に出会います。
最終更新:2013-02-05 00:04:05
2129文字
会話率:25%
戦争で仲間を失い、導かれるままに南国の島に降り立った戦闘機パイロットの梨緒。
新たな隊長レインに反発しながらも、ともに強敵と戦ううちに次第に惹かれていく。
短編企画で書いたもの。
50枚(2万字)制限、お題「傘」「水平線」「夜明け」
自
サイトからの転載です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-01-10 11:47:35
19700文字
会話率:36%
海辺に住むヒロ君一家。今日は待ちに待ったお出かけ日です。でもお父さんは 会社の急な用事で行ってしまいました。駄々をこねるヒロ君 悪態をついて外へ飛び出してしまいます。ポツンと突堤に座り ぼんやり海を眺めていると 水平線にモコモコと湧き出て
きた物が・・そこに声が聞こえてきました「アアあれは蜃気楼だよ」‘耳おじさん‘の案内でそのしんきろうの島へ行くヒロ君 色ンな体験をしました・・。そして今朝の出来事を思い浮かべたヒロ君 チョッピリ反省し そうして大きく成長・・。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-11-11 19:20:51
2294文字
会話率:0%