貴族学園に通う侯爵令嬢リュクセンシャーヤ・フロムスには誰より美人な兄がいる。人一倍他人の気持ちに敏感で気遣いに満ちた兄は、少し気弱で、クラスに最近転入してきた女性に恋をしたらしい。
「お兄さま。そんなことではあの方を射止められませんことよ
!」
一話で完結。短編を追加予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-11 01:48:08
22058文字
会話率:52%
主人公のいろはは大した能力を持たない状態で異世界転生してしまう。トントン拍子で奴隷オークションへ出品され、気弱そうな青年に買われた。漫画のような奴隷生活が始まることを覚悟していたのだが、待っていたのは何もせずに衣食住が保証された生活だった。
※カクヨム様にも投稿しております。
全16話短期投稿予定。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-02 10:05:01
35217文字
会話率:34%
クラスの隅っこで目をつけられないよう静かに過ごしてきた佐藤 迅は気弱で背の小さな山城 佑と気持ち悪さ全開の山本源六の3人で学校生活を送っていた。
そんな中、山本はクラスのリーダーである織本に屋上に呼び出しを受ける。
屋上で山本と織本が激しい
喧嘩をしヒートアップをしていく中で、山本が屋上についている鉄格子から落ちそうになってしまった。助けようと思い近づいた俺たちは織本の取り巻きを含め、1人の男に1人残らず突き落とされ死亡する。
「あなたたちにはいろんな世界を救ってもらいます!」
謎の空間に転送後、女神と名乗るものににそう告げられた俺たちは、過酷なのか楽なのか何もわからない状態で元の世界に戻るため戦っていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-29 22:08:33
57969文字
会話率:49%
高校生の祝園寺和樹は、幼なじみの婚約者に振られてしまう。
家の事情で婚約したとはいえ、和樹は幼なじみのことが好きだった。だが、幼なじみは、地味で平凡な和樹と自分は釣り合わないのだという。
和樹はショックを受けるが、そこに義妹の観月が現れ
る。観月は、学年一の美少女で、そして和樹のことが大好きだった。
観月は、和樹の婚約が破棄されたと聞いて、憤りながらも喜ぶ。
「これで、わたしが兄さんと結婚できますね!」
和樹は観月に迫られ、困惑する。だが、観月は和樹にハグしたりキスしたりと、手段を選ばず積極的に迫る。
「わたしが……兄さんを幸せにするんです」
やがて和樹は、観月の愛情表現に陥落させられてしまい……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-22 16:31:39
94891文字
会話率:40%
気弱な公爵令嬢のアリサは、王太子の婚約者となるために育てられてきた政略結婚の道具だった。
王立学園の卒業パーティの場で、アリサは王太子に大事な話があると呼び出される。自信のないアリサは、「もしかして婚約を破棄されるのでは?」と怯えていたが
、話はまったく逆だった。
王太子が土下座して「婚約を破棄しないでください」と頼み込んできたのだ。王太子は、優秀な弟の第二王子に次の王の座を奪われ、辺境の領主へと追いやられることが決まっていた。
そのせいで、アリサにも見捨てられると王太子は思い込んでいたらしい。アリサは、実は王太子に深く愛されていたことに気づき、決意する。
「他の誰もがこの人を見捨てても、わたしだけはこの人を見捨てないことにしよう」と。
アリサは王太子とともに、辺境の領地で互いに互いを溺愛する新婚スローライフを送る。
やがて二人の領地は、王家をも圧倒するほど繁栄するようになっていった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-03 18:27:54
128608文字
会話率:29%
高校生の祝園寺和樹は、幼なじみの婚約者に振られてしまう。
家の事情で婚約したとはいえ、和樹は幼なじみのことが好きだった。だが、幼なじみは、地味で平凡な和樹と自分は釣り合わないのだという。
和樹はショックを受けるが、そこに義妹の観月が現れ
る。観月は、学年一の美少女で、そして和樹のことが大好きだった。
観月は、和樹の婚約が破棄されたと聞いて、憤りながらも喜ぶ。
「これで、わたしが兄さんと結婚できますね!」
和樹は観月に迫られ、困惑する。だが、観月は和樹にハグしたりキスしたりと、手段を選ばず積極的に迫る。
「わたしが……兄さんを幸せにするんです」
やがて和樹は、観月の愛情表現に陥落させられてしまい……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-12 22:05:24
8736文字
会話率:40%
キャスリンには付き合いだしてすぐに特待生として留学した、ルーターという彼氏がいる。
末は博士か大臣かと期待されるほど優秀で優しい自慢の彼氏だ。
そのルーターが半年間の留学期間を経て学園に戻ってくる事になった。
早くルーターに会いたいと喜び勇
んで学園の転移ポイントで他の生徒たちと共に待つキャスリン。
だけど転移により戻ったルーターの隣には超絶美少女が寄り添うように立っていて……?
「ダ、ダレデスカ?その美少女は……?」
学園の皆が言うことにゃ、どうやらルーターは留学先でその美少女と恋仲だったらしく……?
勝気な顔ゆえに誤解されやすい気弱なキャスリンがなんとか現状を打破しようと明後日の方向に奮闘する物語。
※作中もンのすごくムカつく女が出てきます。
血圧上昇にご注意ください。
いつもながらの完全ご都合主義、ノーリアリティノークオリティなお話です。
重度の誤字脱字病患者が書くお話です。
突発的に誤字脱字が出現しますが、菩薩の如く広いお心でお読みくださいますようお願い申し上げます。
アルファポリスさんでも時差投稿します。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-06 20:47:49
38637文字
会話率:41%
岡山の田舎町に住む浪人生ユウトは、予備校に行っては机で眠り、家ではゲームや漫画に興じるだけの堕落した日々を送っていた。さりとてバイトも就職もしようとしない、完全にやる気のない青年だ。
そんな彼が、ある日姉に渡されたのは謎の大きな巻貝。
「枕元に置いて寝たら、不思議な世界に行けるんだって」
幼稚な姉の言葉を笑いつつも、彼はその巻貝を受け取った。
どうせ大学に行こうが、会社に入ろうが、俺の人生は何も起きない。そんな無気力な思いを抱き、彼はベッドで目を閉じた。
一方、まったく別の世界。白い猫に似た生物が暮らす世界で、世紀の大泥棒と称するアウララが地下施設から何かを盗もうとしていた。
それは滅びをもたらす、呪われた手鏡と呼ばれる品。しかし大胆不敵、呪いなど信じるはずもない彼は、むしろだからこそこの危険な宝に、我がものとするだけの価値を感じた。
警察の罠を難なく突破して盗みに成功した彼は、アジトでいつも通り祝杯を挙げようとしていた。
だが、彼が床に無造作に放り投げた『手鏡』は突如光り出し、いなかったはずのふたりの人間をいずこかより呼び出すのだった――
そして、またさらに別の世界。
頭に植物やキノコの生えた、菜人なる種族の暮らす、町にも家々にも花咲き乱れる美しき世界。
そこに、音楽家を目指しつつも、道の険しさを前に心の迷いの中にある、気弱な少女レーバンスがいた。
ある昼下がり、彼女が働く喫茶店に怪しい男が訪れる。
彼は言った、「世界はまもなく滅ぶ」と。そしてヴァーラ、ユギディウス、キュレノイド――聞いたこともない奇妙な単語の数々を、難解な語彙と回りくどい言い回しを多用し、くどくど並べ立てる。さらには、世界の崩壊を食い止めるため、異世界へともに行こうと誘ったのだ。
まともな者は耳を貸すまい。だが、レーバンスは迷いの中にあった。
『本当にこの世界が滅ぶというなら、全部壊れてなくなってしまうのかも知れない』――
決してとらわれてはならぬ不安が、揺れ動くうら若い心を捕まえて放さなかった。
幾多の世界、幾多の者達が時空の垣根を越え、あり得ないはずの出逢いを果たす。数え切れぬほどの出逢いを経て、彼らは戦い、手を取り合い、信じ、憎む。異世界の土を踏む者はひたすらに数を増していく。
その先に何が待つのかは、誰にもわからない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-03 18:00:00
634737文字
会話率:56%
*注意*
この物語は「~異法神録~誰からも愛されていなかったと思い込んでいた気弱な僕と凶悪だけども少し残念な神と過ごす異世界生活」の続きとなりますが、読まなくても楽しめるようになっております。
ただし、前作のネタバレを避けるための配慮をし
ている点だけはご注意ください。
この作品を読んで気になった方は是非とも前作をお読みいただければ幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-29 19:00:00
27275文字
会話率:39%
新島陽炎(にいじまふれあ)少年の人生は途中まで散々なものだった。
両親からは虐待され、学校でのいじめを受け、フレア少年には居場所など存在していなかった。
あくる日、彼は両親からの虐待により、死ぬ寸前まで追い込まれる。
彼が死を覚悟し
たその時、突如少女の姿をしてリナウスという謎の存在に救われる。
自らを異法神と称するリナウスは、弱者の味方として彼を救いにやって来たとのことだった。
そして、リナウスは出来る範囲で願いを叶えてくれるとも彼に告げる。
「ど、どんなことができるの?」
少年の問いに対し、かの神はこう答える。
「そうだね、例えば復讐はどうかな?」
リナウスが言うには、その力を持ってすれば生きとし生ける者全てに罰を与え、地球を征服するのも簡単とのことだった。
フレア少年は自分の良心に従って復讐を拒否する代わりに、異世界転生を希望してみると、意外にも承諾。
彼はリナウスと共に異世界メルタガルドへと旅立つ。
「僕は、その、自由になりたい。でも、他にも僕自身強くなりたいし、あと僕を好きになってくれる人とかにも出会いたくて――」
果たして、異世界にて少年のその願いは叶うのでしょうか。
誰からも愛されていなかったと思い込んでいた少年と凶悪だけども少し残念な神と過ごす異世界生活をどうぞお楽しみに。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-09 19:00:00
234166文字
会話率:45%
気弱な新兵の佐藤、ボンボンで楽天家の稲垣、そして女兵士として勇敢に戦うリーダーの怜奈。性格がそれぞれ異なる三者三様が織り成すSFアクション小説です。
最終更新:2023-09-27 21:33:10
7723文字
会話率:31%
「アンタ情けないのよ!」と、目の前で婚約破棄された令息がべそべそ泣きながら震えていたのが超可愛い!と思った私、フォリシアは小動物みたいな彼に手を差し出す。
男兄弟に囲まれて育ったせいなのか、小さくてか弱い彼を自宅に連れて帰って愛でようかと思
ったら――え? あなた公爵様なんですか?
※カクヨムで読み直しナッシング書き溜め
小説家になろう、アルファポリス、ベリーズカフェにも掲載しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-27 12:00:00
59236文字
会話率:37%
鈴村五樹、十五歳。彼には、姉が四人いる。
長女の一乃は大学一年生で、鈴村家の家事を一手に担っている。のほほんとした恵体美人だ。
次女の二千翔は高二(ダブり)の十八歳。関東一の暴走族の総長をやっている。
三女の三歩は、通信制高校の二年。ひき
こもりのゲーマーでサブカル少女だ。
四女の四織は、高一。気弱で常におどおどしている。無駄に大食いだ。
そんな個性的な姉たちとまあまあ仲良く暮らしていたある日のこと。
鈴村家五姉弟は空から降り注いだ光に包まれて、気づいたら見知らぬ神殿に転移していた。
「異世界アスピカネラ」
日本とは異なる次元にある世界らしい。
そして、五姉弟は神殿にいた現地の奴らにむりやり、「女神の血潮」なる謎の液体を飲ませられることとなった。飲んだ者は、人知を超越した能力「トランスキル」に覚醒するらしい。日本からの転移者はとりわけユニークな「トランスキル」に覚醒するとか。
しかし、スキルに覚醒したのは、四女の四織だけ。
無能力者はいらねってな具合に辺境地に無理矢理転移させられた長女と次女と三女と長男だったが、まもなく姉たちは、姉たちらしくぶっとんだ「トランスキル」に覚醒していく。
そして五樹と、姉たちはとりあえず四織の救出を当面の目標に、過酷な環境を生きていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-25 21:40:36
54880文字
会話率:50%
心臓の悪い早乙女 陸は、夢から覚めると魔力無限の魔王として召喚されてしまった。気弱な彼が恐る恐る巨大な魔法をぶっ放したり、城を巨大なダンジョンに変えてみたり、最強の魔王軍を作ろうとしてみたりする物語です。
初めて書いてみました。誤字や
変な日本語だったり、連載が遅かったりするかも知れませんが、読んで頂けたらうれしい限りです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-24 21:51:10
200908文字
会話率:53%
「あぁ、なんて可哀想な旦那さまなのかしら」
気弱な伯爵夫人リゼットは夫に恋い焦がれる貴族令嬢により、夜会の場でバルコニーから突き落とされる。そして、前世の記憶を思い出した。
リゼットの前世は、この国で『稀代の悪女』とまで呼ばれたアレイナ・
バルフという女性。数々の男を手玉に取り、破滅に導いてきた正真正銘の『悪女』だった。
アレイナとしての記憶を思い出したリゼットは、『とある目的』のために動き出す。それこそ――前世で見つけられなかった自身の理想の男を探すというものだった。
「哀れで、可哀想で。救いようのない目をした男がいい」
そう思っていたリゼットは出逢った。
――昏い目を持ち、なにもかもをあきらめたような男――自身の夫アーレン・ギル・グランディエに。
孤独で愛を知らない英雄と、哀れな男しか愛せない前世稀代の悪女。ふたりの関係は――動き出す。
「リゼットのこと、殺したいほど愛しているんだ」「本当、可哀想な旦那さま」
――
▼掲載先→小説家になろう、エブリスタ、アルファポリス(葉山よつば名義)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-17 13:23:31
7534文字
会話率:29%
元冒険者のキキさんは、館の管理をしながらの一人暮らし。 しかし、やがて資産が目減りしていって……。 仕方がないので、滅ぼされた魔王の、その娘が幽閉されている砦跡地にメイドのバイトに向かいます。
砦跡にいるのは、気弱な魔王の娘「ハク」の
他に、不思議な魔導生物「クークラ」が住んでいました。
そのほかに、かつての魔王の護衛官「ゲーエルー」や、魔王の娘を祀り鎮める神官「スヴェシ」などもしばしば訪れます。
それなりに騒がしい日常を送りながら、ケンカをしたり、魔術を教えたり……。
そして時が過ぎ、ハクもクークラも成長を見せ、そして大きな変化が訪れ、物語はクライマックスに。
また、番外編として、キキさんの先輩「ルサ」が「人ならざる者」たちを率いて人間たちの横暴な自然破壊に抵抗する「往きて還りしルサの物語」も同時進行。
閑話休題として、キャラクタたちの詳細な設定なども逐次公開していきます。
本編では公開されない、キャラクタの裏の顔や秘密、生い立ちなどもそちらで紹介します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-24 22:05:16
232233文字
会話率:31%
江戸時代から続く店を継いだ周二は、優しすぎて、気弱すぎて、そのため不幸を自らに招いてしまい、店の運転資金車ショート寸前、ついには不幸を周囲にばらまくように逝ってしまった・・・母親と一人息子を道連れに。
とにかく救いようのない後ろ向きの話だ
が、そんな中にも輝かしかった過去への郷愁も含まれる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-16 22:33:43
12736文字
会話率:35%
冬子はレスられ妻だった。
妊活のために仕事を辞めたけれど、うまくいかない日々。
そのうちに夫の不倫を感じて……
幸せになりたいと願いながら、転生した先は異世界!
「私は君に触れることもないし、私にも触れないでほしい」
利害が一致した侯爵と
結婚したけれど、異世界でもレスられてる……!
気弱な私はもうおしまい!現実世界では諦めてしまった仕事も恋も頑張ります!
理由アリ!?美形侯爵と仕事に生きたいブリザード令嬢のラブコメ予定です。
※序章は現実世界のドロドロ?話で、本編から異世界ほのぼの?恋愛で雰囲気がかなり異なります。
どちらから読んでもらっても話はわかりますし、序章は序章で完結していますので、お好みのものだけお楽しみください。本編にざまぁ予定はありません。
※序章では妊活、不妊の詳細な内容を含みますので苦手な方はご注意ください。
アルファポリス エブリスタにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-15 21:50:15
16939文字
会話率:42%
アラヴェラ帝国を揺るがした皇族、貴族毒殺事件の主犯にされ殺されたアリアドネ・ベルネット。稀代の悪女と評された彼女の死後から二十年後、気付いたら私は同じ国の四大名家のひとつであるフィルベルン公爵家の死にかけていた令嬢・アリアドネになっていた。
親から疎まれ扱いが悪く、他の貴族には馬鹿にされる気弱で自信をなくしたアリアドネ。前世の罪を償いながら、貴女の無念を晴らしてあげましょう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-05 00:00:00
266153文字
会話率:44%
卒業式を数日後に控えた生徒会主催の卒業パーティーで、王太子ヒュールの声が響いた。「クリスティーナ、君との婚約を破棄する」理由はクリスティーナがリリアンという女子生徒に嫌がらせをしたから、だという。数々の証言と物的証拠を示して、クリスティーナ
を責める。しかしクリスティーナはリリアンに会ったこともないと言う。
窮地に追い込まれた親友のために立ち上がったのは、瓶底眼鏡を掛けた伯爵令嬢、ファラだった。「お前に何ができるというのだ? いいだろう、やってみせろ!」やってみせましょう、徹底的に!
親友を貶されて奮い立った気弱?な令嬢が、自分の作った魔法薬を使って無実を証明してみせます!
※微ざまあです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-29 23:13:01
38793文字
会話率:42%
『俺が殺した犬の数は一匹や二匹じゃないんだよ』
『だとしても今おいらの目の前にいる猫は最高に優しい猫ですよ』
左目に十字傷をもつ猫。『キャット』はある日。気弱な土佐犬もどきの『パルモデ』と『秋刀魚ノ村(さんまのむら)』で出会う。
村の動物達のトップドッグ(相談役)であるパルモデが引き受けたトラブルにキャットは捲き込まれる事になる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-28 22:12:16
24193文字
会話率:38%
「お電話ありがとうございます。こちらは『貴方の戦場にドドンと炸裂。格安メガフレアサービス』になります。ご希望のコースと戦場をダイアルキーにてご入力ください。なお、この通話はサービスの品質向上のために、通話内容を録音させていただいております。
この通話には二十秒ごとに、約二十オウの料金が発生します」(機械音声)
「メガでもテラでも……もうこうなったらキロフレアでも良いから! 誰か知り合いに○○フレア撃てる子いないの?」
「自陣に弊社のメガフレアが飛んできてる? ははは! 格安メガフレアサービスに依頼するのが、まさか自軍だけだとでも思ってるのか?」
新規参入組の格安戦争代行サービスに非正規社員として雇用された若きドラコニアンの『ロンド』は、『格安メガフレアサービス』のあまりのブラックさにうんざりしていた。
傭兵とは名ばかりのメガフレア撃ちっぱなし、撃ち逃げは当たり前というモラルの低さ。
同一戦場にて自軍敵軍共にサービス利用者という二重契約も最近では増えてきた。
そしてなにより――スタッフは正式な『ドラゴン』でもなければ『メガフレア』でもないんですけど!?
□■社長のありがたいお言葉■□
「いいっていいって。俺達人間からしたら、遥か上空から火柱が飛んで来たらなんでもかんでも『メガフレア』みたいなもんだからさ。名前のインパクトって大事じゃん? 格安サービスに誰も真のドラゴンなんて求めないって」
こんな社長の思い付きで始まった戦争代行(傭兵)サービスが、まさかあんな形で人間達の世界で問題になるなんて、あの時の僕は思ってもみなかったんだ……
いい加減な社長の元で働く気弱なドラコニアンの青年を主人公に、非正規雇用・低賃金で幾多の戦場にメガフレア(偽)を届ける我らが『格安メガフレアサービス』は、戦闘(主に空の上から)・恋愛(注:ドラコニアン同士です。人肌は登場しません)・会社への不満(低賃金からの人員不足・残業代ボーナス無し)の三拍子揃ってお贈り致します。
世界観的にはハイファンタジーですが、ブラック労働は現代的。
現在、カクヨム、個人サイトにも掲載中の作品です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-27 20:18:11
20484文字
会話率:31%
7か国を救った勇者はひょんなことから力を維持したまま転生をすることになった。しかし記憶だけは消えてしまっていた。持っている力に全く気付いていないお手伝いの好きな気弱な末っ子がたまたま興味をもった冒険者ギルドに入ったことでそこで巻き起こる事件
や出会いを通じ成長していく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-27 11:00:00
182348文字
会話率:63%