昭和初期、庭師の亮が遭遇した怪異の一つ。得意先の令嬢が悩まされるという、蚊帳が見せる幻の話。
※『錦鱗』と同設定の短編第二弾です。縦書きPDF推奨、携帯版は改行が入ります※
(タイトルは“もうか”とお読みください)
最終更新:2012-05-27 19:00:00
12865文字
会話率:38%
舞台は昭和七年の帝都東京。
未だ豊かな自然に囲まれた世田谷に、とある旧家の病院が存在した。
結城啓之助(ゆうき けいのすけ)は叔父が経営するその病院に、戦地で負った傷を癒しに訪れる。
七年振りに会う結城家の人々の変貌ぶり、病院内で起き
る奇妙な出来事。
「この屋敷はどこかおかしい」
暇を持て余していた青年は、興味も手伝いある頼まれごとを引き受け調査を始めた。
──それはやがて禍々しい真実へと、彼を導く事となる。
※携帯閲覧では改行が入ります。PCからはPDF推奨※折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-11-14 22:00:00
64302文字
会話率:45%
昭和の元号を迎えて七年、庭師の亮は得意先のお屋敷で一枚の絵画に出会う。
「田安さん、こんな話をご存知かしら」
作者はうら若き乙女、彼女が画で紡ぐ不思議譚の行方は。
(別館作品「夕顔」の登場人物、亮(あきら)と「香炉」に登場する伊村の短編で
す。PDF推奨、漢字多めに付ご注意ください)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-09-17 23:00:00
12102文字
会話率:41%
あかりとやよいはとても仲の良い双子の姉妹。いつも一緒の二人が、その日は別々の用を云い付けられ……
以前自サイトに置いていた物に修正を加えさせて戴いたものです。超短編。
最終更新:2012-04-26 10:48:44
1552文字
会話率:39%
櫻というものは、とても綺麗で儚いものかもしれませんが……もしかすると…… 過去に他サイトに掲載していたものに、加筆修正を加えさせて戴きました。
最終更新:2012-04-25 12:18:58
1794文字
会話率:20%
幸世は十四歳。ある時から、急に父も母も幸世に辛く当たり出した。そんなある日、母方の従姉が幸世の前に現われ……
以前携帯サイトにおいていた短編に少々の加筆修正を加えて投稿させて戴きました。
最終更新:2012-04-25 12:12:58
4005文字
会話率:52%
おいらは飢えていた。逃げるのにも疲れていた。だからもうどうでもよかった。
雪の上にぽつんぽつんと足跡を残して神様がやってくる。
時代的には昭和初期でしょうか。
「すぴばる」にも投稿してます。
最終更新:2012-01-31 16:08:13
2860文字
会話率:16%
――ところがひとたび夜になると、その一帯は突然息を吹き返したように、またたくまに灯りがはしり、どこからともなく人が流れ込み、眠っていた者は起き、一夜の饗宴を抱いて諸手を広げる火の鳥のごとく、絢爛な不夜城と化すのだった。呼吸のように繰り返され
るその景色は、一種の幻想さえ私に起こさせた。
(本文より)
※自サイト転載作品折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-12-29 20:25:14
14908文字
会話率:32%
主人公・在原 雅史は幼い頃に母を亡くした白皙の少年。青年と少年の狭間を漂う頃、雅史は恋に墜ちる。閉塞的な世界で育った彼の恋は。果たして甘く切ないものとなるのか、それとも……
※時代設定としては大正から昭和初期頃です。旧家のお坊ちゃん的な
主人公が初恋を経験していく話・・・のハズ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-09-30 00:17:20
51291文字
会話率:35%
時は昭和初期。華やかな時代は未曽有の不況によって打ち切られ、長い戦争の序幕が上がる―――其処に生きるのは鬼か、人か。殺人の業を背負った一人の忍びを中心に、歴史の裏側を駆け、忍天狗(しのびてんぐ)と呼ばれた一族の群像劇。
*シャレにならん
位登場人物が死にます
*魔法妖術系はほぼ出てこないですが呪いみたいなのはあります
【第二部】が本編です。【序部・第一部】(シリーズ投稿完結済)既読推奨折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-09-20 06:00:00
44147文字
会話率:51%
紅蓮に色づく紅葉の山奥、ひっそりと佇む旅亭に奉公に出た少女―――そこからすべてが回り始めた。一人の忍びを中心に、明治末期、大正、そして昭和初期から太平洋戦争前夜までの半世紀、歴史の裏側を駆け、忍天狗(しのびてんぐ)と呼ばれた一族の群像劇。
*シャレにならん位登場人物が死にます
*魔法妖術系はほぼ出てこないですが呪いみたいなのはあります
【序部・第一部】は主人公の少年期までのお話です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-08-01 06:00:00
66426文字
会話率:47%
子爵家を訪れた元書生の柏木宗助の目的は、令嬢祥子のピアノを聴くこと。どれほど想っても身分の差は越えられない。――激しく鍵盤を叩くその手で、いっそ殺してくれればいいのに。*tinami掲載作品一部改稿。
最終更新:2011-09-05 20:15:04
2868文字
会話率:39%
ちりん ちりん
昭和初期の、田舎町。
夕方に耳をすませば聞こえる、ちょっと懐かしいおと。
紅色の服。
紅色の自転車。
紅色の頬。
紅色の町。
紅色の少女。
この色は、嫌いじゃない。
最終更新:2011-08-17 01:48:54
1071文字
会話率:29%
今より夜が暗かった頃。
今より、あちらの世界との接点が近かった頃の物語。
あえて、夏縛り、6編縛りで。我ながら、自分の首を絞めているなぁ……
伊那様主催の和風小説企画参加作品です。
ジャンルは、和風ファンタジーでGO!(ホラーではないと言
いたいらしい)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-07-16 21:03:56
3996文字
会話率:22%
時代は昭和初期 主人公(神崎 蓮一朗)は神埼財閥社長(神崎 総一朗)のひとり息子 生まれながら決まっていた 許婚(乙宮 咲) に対し感情を抱けず 咲に対して冷たくあしらっていた そんなとき 異母兄妹の妹(佐々木 椿)に出会い少しず心が動いて
いく… 禁断の恋だとわかっていても 惹かれていく…。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-05-17 12:29:37
1659文字
会話率:48%
「カラダを自由にするのは簡単、
ココロまで欲しがるのは欲ばり、
かな……」
大学四年生の浩哉(コウヤ)は、
将来への展望もなく、
恋人、美世(ミヨ)との関係にも、
漠然とした不安を抱きながら、
ただ、ダクダクと日々の生活を送っていた。
大学二年生のりくは、
中学生の頃に担任教師、
水嶋(ミズシマ)に強姦され、
高校生の頃には、援助交際を繰り返していた。
そして今、ごく普通の学生生活を過ごしていたものの、再び現れた水嶋につけ狙われ始める。
そんな二人が偶然出会い、
少しずつ惹かれ合っていく。
自分の想いを口にすることができない浩哉と、
言葉も愛も信じられないりく。
互いにすれ違う想いを抱えながら。それでも、互いを求めながら。
愛し方も、
愛され方も知らない二人は、
溺れるように身体を重ねる。
昭和初期の
とある事件をモチーフに、
子供と大人の境界に立つ者達の、
ありふれた、不器用な恋の物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-10-31 19:40:33
97699文字
会話率:38%
昭和初期。しとしと雨が降り続くある夜。カフェーコスモスには二人の他は誰もいません。女給と客。すると...。
キーワード:
最終更新:2010-08-14 13:24:52
12834文字
会話率:53%
昭和初期におきた2.26事件を題材に描いた戯曲です。
幻想を軸に据えていますので、史実もありますが、フィクションです。
五七の調べを感じながら、読んでみて下さい。
This theme of script is based on &quo
t;2.26 incident" in Syowa era in Japan.
It is almost fiction while there are some reality.
Please try to read with sound of "go-sichi", which is kind of Japanese traditional rhythm usually used in Kabuki.
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2009-12-24 04:39:55
37124文字
会話率:86%
昭和初期の夏、日本家屋の縁側で気だるげな浴衣の女が居眠りをしている。彼女の元へ訪れるのは、悩みを持った人たちで、それを聞くのが彼女の役目。疲れたときに読む、ちょっとした清涼剤的なファンタジー短編集。
キーワード:
最終更新:2009-11-15 17:53:12
34746文字
会話率:34%
時代は大正末期から昭和初期。アヤカシが跋扈する魔都・神戸の北野町に事務所を構える『なんでも屋』の雨月了の回りには常に摩訶不思議な出来事が満ち溢れている。依頼はこの世ならざるものとの関わりが中心。めんどくさがりのくせに顔を突っ込む変人。気難し
屋。タバコを手放すことができない。洋服の趣味はかなりブッ飛んでます。一話完結のショートストーリーで、徐々に舞台を神戸から広げていきます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2009-03-12 12:45:20
72895文字
会話率:35%
時代は昭和初期-----------名もない部落で貧困にあえぐ少女が、生きるために犯した罪をつづった話です。たった一杯の砂糖水のために、少女の人生が狂っていきます。
最終更新:2009-02-20 18:43:57
7518文字
会話率:9%
今から200万年前、宇宙から飛来した細長い円柱が、地球に刺さった。そして200万年後、円柱は『富士山』と名付けられ、その国のシンボルとなっていた。標高100km。頂上は、宇宙にある。昭和初期、『青い鳥』を追いかけて、その富士山に挑む少年少女
がいた。三人の武器は、勇気と、歌声のみ。はたして彼らは、頂点を極めることができるのだろうか──というわけでSF娯楽小説です!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2008-09-13 20:41:23
130406文字
会話率:37%
昭和初期、機関士になるため多くの少年たちが半島に渡った。しかし日本は戦争に負け、引き揚げることに。仲間で力を合わせ困難を乗り越えて必死で帰還を目指す。後半の方が多分面白いと思いますので、第9部分「敗戦の放送」から読んでも大丈夫です。
最終更新:2008-09-02 21:38:14
76987文字
会話率:9%
時代背景は昔っぽいのにエレベーターがあったりと、パラレルみたいな設定になってます。(昭和初期ってエレベーターあったんですか?)古典風です。
キーワード:
最終更新:2007-02-23 00:36:30
696文字
会話率:0%
失った哀しみを胸に抱きながらも、生きていこうとする『彼』。それを見守ろうと決意した、『彼女』。どうか生きていて、それが願い。昭和初期を背景にした、短編恋愛小説。
最終更新:2006-07-24 01:43:01
2622文字
会話率:18%
幼いときにした、約束。その約束は、ずっと変わらないでいて欲しいもの……。昭和初期を舞台にした、短編恋愛小説。
最終更新:2006-06-21 01:13:39
2727文字
会話率:37%