自死が普通になった世界に生きる、二人の少年のとある日の話
最終更新:2019-04-22 00:28:46
3321文字
会話率:42%
生まれつき、足が生えていなかった。
義足があるので生活に困った事はない。
しかし、まさかそれが原因で異世界に迷い込むとは誰が想像しただろう?
これは埃っぽく鉄臭い町に淹れられた、優しいコーヒーの香りが世界を包む物語。
続きはないでーす。
『アルファポリス』様にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-03-09 12:53:34
8472文字
会話率:28%
「君と一緒に、この世界を見て回りたいんだ」───ゲーム初心者の「私」は、最愛の人に誘われ半ば強引に新作VRMMOゲーム「アナザーアース・クロニクル」を一緒にプレイする約束をさせられる。しかし正式サービス直前に彼は交通事故で帰らぬ人となってし
まう。それから約1年後。ようやくショックから立ち直りつつあった「私」は部屋の隅で埃をかぶっていたVRゲーム用の専用機器を見つけ、彼との最後になってしまった約束を思い出す。彼が私と一緒に見たかった世界がどんなものか見るために、私は「アナザーアース・クロニクル」を始めてみる決心をする───これは、後に「竜姫」と呼ばれることになる「私」ことキャラクター名「ノエル」がVRMMO「アナザーアース・クロニクル」をプレイ中に体験したこと感じたことを日記っぽくまとめた物語。不定期更新になります(なるべく2日に1回の更新を心がけてはいます)。12/12 2章終了しました。12/14 3章更新中。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-02-20 00:00:00
406345文字
会話率:25%
数年前に書いて、そのまま埃を被っていたものです。折角ですので、世に出してみます。
今の自分はこの頃の自分とはまるきり違いますので、昔の自分を置いておく意味も込めて。
最終更新:2019-01-02 23:35:39
899文字
会話率:0%
――黄褐色の重い扉を開けて、埃被った魔術書の山を踏み分ければ、ほら、あの人はそこにいるのだ。
西暦3256年。テンペストにより新たに誕生した世界・イグドラシル。世界樹に守られたこの安寧の地では、かつて人々の空想の間でしか有り得なかった魔術
が日常に浸透している。
「私はただ、真実が知りたいだけなのさ!」
知りたがりの考古魔術学者ロベルタと、流されがちな苦労人シシーが織りなす、ハートフル(?)ミステリー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-01-01 02:49:03
312文字
会話率:0%
埃坂如月と仲間達がおこす。
異世界と現実の掛け合わせ。
最終更新:2019-01-01 00:00:00
3210文字
会話率:48%
奇妙な場所(とこ)
彼女、相坂悠里(あいさかゆうり)が意識を覚ました時に思った事である。
小さなロウソクの灯りが所々に置かれているだけのこの薄暗い世界の中で、目の前に広がるのはどこまであるのかすらわからないほどに続いている無数の本棚であ
った。
その本棚の全てに隙間一つなく綺麗に並べられている本達。
そのどれもが全て一目見ればわかるほどに古く埃かぶっている。
もう随分と触れられていないのだろう。
しかしそのどれもが汚れ一つなく、傷一つなく、綻(ほころ)び一つない。
まるで作られてから一度も開いた事どころか触れた事すらないような異様な雰囲気の本が永遠と続いているのであった。
悠里はこのような場所は見たこともなく来た覚えもない。
ならば、なぜこんな場所に自分がいるのか?
悠里に恐怖はなかった…
普通ならば恐怖し、混乱して身を震わせて叫ぶかも知れないであろう。
しかし彼女はそれをしなかった。
いや
出来なかった。
彼女は知っているから
自分の動かす身体はもう無く
自分の意思を伝える声も無い
相坂悠里は知っている。
すでに自身が死んでいる事を。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-16 23:35:08
4031文字
会話率:30%
部屋の隅、気になるちょっとばかしの埃達。
さあさあ、出番だコローナさん。
最終更新:2018-11-21 03:30:00
2751文字
会話率:23%
"そうなのです。確かに私たちは善良なる目的をもって旗を掲げたのです。
ただ、掲げ続ければ泥や埃、時には血で汚れてしまうのは当然のことでありましょう。
しかるに騎士たちは剣を取り、乙女たちは栄光の歌を歌うのです。"
――
―皇帝は、神に訴えた。
(喜劇 いにしえの皇帝たち より抜粋)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-11-18 02:02:43
4043文字
会話率:9%
高校生の悟は写真好きの始と木漏れ日横丁で出会った。
それから大人になり、2人は再び再会する。
・・・・・
ある休みの日、たまたま自宅の2階のリビングの本棚を整理していると、若干埃のかぶっている一冊のアルバムを見つけた悟はそれを手に取りペー
ジを開いた。
高校生の制服を着た男女の学生と先生の写真、今より幾分か若い自分の写真もあった。
ページをめくると、その年の主なニュースが掲載されているページや、高校生活を振り返ってといった作文などが載っている。寄せ書きのページには、当時仲の良かったクラスメイトからのまた遊ぼうぜだとか大人になっても仲良くいようぜなどといったメッセージが直筆で書かれていた。
その中でも、悟が特に目を引いたのは当時仲が良かった始の「いつかまた木漏れ日横丁の広場で会おう…始.」と綺麗な字で書かれたメッセージだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-11-03 22:56:22
4375文字
会話率:60%
在学していた生徒が制作していった、コラムやエッセイなどが埃が積もった状態で収納されている「古典室」。
そこを陣取るように構えているのは「推理研究部」こと通称「ミス研」。
主人公である森澄蒼(もりすみあおい)を中心に、ミス研部員とともに不可
思議な事件を真相を紐解いていく。
彼らの青春は、少しばかり癖のある謎でできている。
※この物語はフィクションであり、実際の人物・団体・出来事などとは一切関係ありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-10-21 18:00:00
10594文字
会話率:37%
これはある六月の雨降る日のこと。父親の転勤で、東町高校に転校してきた高校二年生、的場夕は学校から少し離れた山の上にある家に引っ越してきた。登校初日バス停で本を読んでいる一人の少女に出会う。彼女の名は如月静。バス停での挨拶がきっかけでバスを
待つ時間、話をするのが日常となっていた。楽しそうに話をする彼女のことが次第に好きになっていった主人公は、彼女と話をする口実として、彼女を誘い夏休み限定の部活「夏部」を作ることにする。だが部活を作るには三人以上必要という条件があった。そこで如月が連れてきたのがクラスメイトの花見霧だった。夏休み初日、主人公は夏部の部室である地学部室に向かう。埃が舞う地学部室の掃除がひと段落ついた時、ドアを破壊し大きな音を立てるのと同時に小さな女の子が現れた。花見の誘いを受けてここに来たのだという。名前は折紙友里。それから数時間立った頃、如月と花見はようやく部室に顔を出した。これといった活動内容が無く困っていると、花見が田舎にある祖母の店である「ゐややし屋」の手伝いをしに夏休み最終日まで合宿をしようと提案した。そこから花見の祖母が住んでいるという田舎町の「ゐややし屋」を拠点とした四人の活動が始まる......折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-10-16 19:00:00
1327文字
会話率:15%
私の彫刻作品にかけてあった埃よけのシーツがまた、はがされている。犯人はもちろんすぐ下の床で、それを抱きしめながら寝ている男子生徒だ。
私はしゃがみこみ、その子のほっぺをつつく。ううん、とうなりながら、その子はくるりと寝返りを打った。
(ど
うしてくれよう)
私、森(もり) 紗依(さより)。二十六歳。職業、「工芸」の授業だけを担当する非常勤講師。本業、彫刻家のたまご。
そんなふたりの、出会いのお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-09-18 22:08:13
5713文字
会話率:19%
夏休み最後の日、図書館からの帰り道でちょっとした冒険をしようとしたら奇妙な世界に迷い込んでしまった。
「帰りたいんですど、道を教えてくれませんか?」
「君、ここに来るのは2度目だろう?」
「はい?」
「1度目はすぐに帰れても、2度目
は少し時間がかかる。それまでどうする?」
「じゃあまた店の手伝いしてよ」
「いやあのえっと、誰ですか?」
夏休み最後のはずが、奇妙な世界で3ヶ月過ごすことになってしまった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-08-16 00:32:54
2227文字
会話率:14%
僕は暑い暑い夏の日に親友2人と学校から帰っているといきなり砂埃が舞って、気がつくと黒色の空間にいた!
そこの中でいきなり声が聞こえて『異世界に行くからスキルを選んで』って言われる。
いやそれだけじゃわからないよ!
しかも地味に女子になってる
し...
はぁー、それにメイドだし...まぁ、同じく転生してきた親友2人がいるから大丈夫だよね?
異世界で繰り広げられるメイドとメイドとメイドとたまに主人の笑いあり、バトルあり、日常あり、シリアスすこしありのメイド話!
メイドTSが好きなやつ、ここにあるぜ?読んでけよ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-07-25 15:00:00
16203文字
会話率:32%
埃を掃えど、塵塗れの、ただの夢です。
最終更新:2018-07-22 23:05:52
7201文字
会話率:0%
世界に存在する三大陸の一つミズガルズ。
そのミズガルズに広がる大砂漠の東にあるラスタ村。別名、埃まみれの騒音地区。
ラスタ村に住む青年ティロスは村の環境に嫌気がさし、仲間と共に村から脱走しようと試みる。
戦乙女、黒獅子、合成獣。
これまで
の人生で見たこともないような存在と出会っていくティロスは、その果てに何を得るのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-07-22 15:59:26
5078文字
会話率:28%
30年前、大きな戦争があったらしい。荒廃した世界に生まれ、本来戦うことのないはずの彼らは一つの信念のもとに再び武器を取った。土埃と塵が舞う荒野を、少女たちの弾丸は一筋に放たれる。
最終更新:2018-06-26 01:24:35
10867文字
会話率:59%
そこは、郊外にある古い図書館だった。黒衣を纏った司書が一人いるだけの、カビと埃の廃墟の如き宮殿。
ある夏の日の午後、俺はずかずかと中に入ると、無人の広大なエントランスを突き進み、無遠慮にカウンターの司書に近づいて行った。
「ちょっといい
かな? ファンタジー系のホラー小説を読みたいんだが、生憎時間があまりなくってさ。
簡単に読める、短いものがあるといいんだけれど、何かお勧めない?」
すると司書は、こくりと頷くと、まるで玉を転がすような玲瓏とした声で、こう語り出した……
夏のホラー2018参加用作品です。twitterで書いたものなどをまとめました。短いのでお時間のあまりない方にピッタリです!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-06-21 18:59:20
3004文字
会話率:67%
コンビニ帰りにトラックに引かれて死んでしまった青年、黒鐘奏斗は目が覚めると広大な草原に立っていた。
「あれ、俺死んだんじゃなかったけ?」
空を見上げると爛々と輝く太陽が奏斗のことを照らしている。
「くっ、ヒキニートに太陽は天敵すぎる!」
こ
んな意味も分からない状況なのにアホなことを言う奏斗。
ふと後ろから獣の鳴き声が聞こえ砂埃が舞う
「あれは、、、なんだ?」
段々と小さすぎて見えなかったもののシルエットが見えてくる。
目を凝らして見ると血走った目に獰猛な牙、太い手足の無数のオオカミさんが近づいてくる
「.......よし全力でにげるか ヒキニート舐めるなよ!」
咄嗟に狼と逆方向に走る
「ぎゃあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」
悲鳴を上げながら死ぬ気で走る奏斗。
これは、最強の力を持ち敵を薙ぎ払う我らヒキニートの物語。
ハーレムあり、チートありの王道ストーリー。
孤高の力を持ち、たどり着く果てにどんな景色が待っているのだろうか?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-05-28 22:51:15
20446文字
会話率:46%