### あらすじ
#### エピソード: 初めて知った妹の存在
俺には9歳年下の妹がいることを20歳になるまで知らなかった。両親が俺が6歳の時に離婚し、父親に引き取られた俺と、母親の再婚相手との間に生まれた妹が別々に育ったからだ。俺が母
親と再会し、妹の存在を知るきっかけは、高校時代から付き合っていた彼女との別れ話だった。
高校入学直後から付き合い始めた彼女との関係は、学校生活を中心に続いたが、俺がアメリカに留学することになり、遠距離恋愛を余儀なくされる。数年後、彼女から別の男性への気持ちを告白され、大きなショックを受けた俺は急遽日本に帰国する。
帰国後、彼女との関係は終わりを迎えたが、父親との会話で母親に会うことを提案される。母親との再会は感動的なものとなり、そこで妹の存在を知ることになる。母親は、俺と引き離された悲しみを埋めるために妹を産んだと語る。
この経験を通じて、俺は「誰かのために夢を追いかける」ことの限界を感じ、自分のために生きることを決意する。妹との再会を経て、俺は新たな人生の章を歩み始める。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-12 03:11:02
9713文字
会話率:49%
異世界の、とある島へ流れ着いたアイト。彼はおそらく二十歳前後の容姿をしていながら、十四歳までの記憶しかなかった。
自分の能力や所作から明らかに数年分の記憶を失っていると確信していても、記憶を取り戻すアテはない。そして記憶が無くても特に困
らなかったので島の平穏な生活に馴染んでいったが、ある時――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-08 07:09:36
11704文字
会話率:37%
【不定期に後日談を追加していきます】
――これ以上近づいたら、死ぬ。
ヒヤシンス侯爵家の“氷結令嬢”エリサーナ、十八歳。
彼女はあまりにも洗練されすぎた氷魔法の血統から、触れるものをみな凍らせてしまう性質を持っていた。結婚相手を見つける
どころか、誰かに近づくことすらできない日々。
そんな折、彼女は父に婚約者をあてがわれる。
サンフラワー皇家の“灼熱皇子”イグナイト、二十歳。彼もまたあまりにも強力な炎魔法の血統を取り込みすぎて、近づく者をみな焼いてしまうらしい。エリサーナと魔法性質は真逆だが、似たような状況に置かれている者だった。
この相手なら、互いの魔法を打ち消せる――そう親に決められた婚約。ついにやってきた顔合わせの日に、出会った二人は以心伝心でお互いを理解した。
「むしろ天敵じゃないですか」
「あぁ、本能がビシビシ警告を発している」
妙に打ち解けてしまったが、絶対に結婚できない二人は、のんびりとお茶会をはじめる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-07 17:16:22
13386文字
会話率:45%
――これ以上近づいたら、死ぬ。
ヒヤシンス侯爵家の“氷結令嬢”エリサーナ、十八歳。
彼女はあまりにも洗練されすぎた氷魔法の血統から、触れるものをみな凍らせてしまう性質を持っていた。結婚相手を見つけるどころか、誰かに近づくことすらできない日
々。
そんな折、彼女は父に婚約者をあてがわれる。
サンフラワー皇家の“灼熱皇子”イグナイト、二十歳。彼もまたあまりにも強力な炎魔法の血統を取り込みすぎて、近づく者をみな焼いてしまうらしい。エリサーナと魔法性質は真逆だが、似たような状況に置かれている者だった。
この相手なら、互いの魔法を打ち消せる――そう親に決められた婚約。ついにやってきた顔合わせの日に、出会った二人は以心伝心でお互いを理解した。
「むしろ天敵じゃないですか」
「あぁ、本能がビシビシ警告を発している」
妙に打ち解けてしまったが、絶対に結婚できない二人は、のんびりとお茶会をはじめる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-30 18:00:00
4045文字
会話率:45%
――悪女と名高いルナマリア・アプリコットが、婚約者だった第二王子を魔法で焼き殺してしまったらしい。
錬金術師のジーンは、そんなとんでもないニュースが国中を駆け巡っているなんて全く知らずに平和な日々を過ごしていた。というのも、二十歳の若さ
で自分の工房を構える彼は、賢者と呼ばれるほど優秀な錬金術師だが、過去の経緯から人との関わりを避けて生活していたのだ。
ある日、ジーンは数名の錬金術師とともに領主の館に呼び出され、第二王子を焼き殺した悪女ルナマリアの現状について説明される。なんと彼女は魔法毒による呪いを受けて髪色がくすみ、目も見えない状態らしい。王家への慰謝料を支払うために身売りをさせたいが、それにはまず呪いを解かなければ話にならないとのことだった。
そんな状況でも気丈に振る舞うルナマリアを見たジーンは、思わず名乗り出る。
「僕が貴女を、買い取ります」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-17 00:00:00
20575文字
会話率:44%
単身赴任の父が家に帰ってきた。二十歳になった大学生の孝は、初めて両親の晩酌に付き合った。物心付く前から単身赴任だった父に将来への迷いを打ち明けたりして、ようやく会話が出来たと思った孝だったが、何故か世界の狭間に落ち込んで、異世界にきてしま
った。
タカと名のり、生活のために異世界の商店「小野屋」で住み込みで働くことになった孝のもとに、今日も一癖も二癖もあるお客様たちがやってくる。なぜなら、孝ことタカが今いるのは、幻想と怪奇が常識の世界だから。
元特殊部隊隊員の保安官のジョーと居酒屋の猫又姐さんに助けられながら、ビニール傘の付喪神を相棒に、空調と冷凍冷蔵庫担当の震々(ぶるぶる)と品出しのプロの手長足長と協力しながら店長不在の「小野屋」で奮闘するタカの物語。
フィクションです。実在の国、事件とは一切関係がありません。架空の世界です。様々な事件がおこりますが、物語の設定上のものであり、筆者個人の思想との関連性はありません。著作財産権は筆者にあります。
カクヨムにも投稿しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-24 07:00:00
66837文字
会話率:55%
冴えない会社員兼ド底辺WEB小説家『キタセ』はファンの『サクラちゃん』と二人きりで会う約束を取り付ける。しかし、居酒屋に現れたのは思い描いていたような女の子ではなく金髪の青年だった。
賞や公募の一次選考にも残らないマイナージャンル専門の
WEB小説家キタセこと紀多部 聖司(きたべ・せいじ)。そんな彼にも一人だけ熱心なファンがいた。桜の写真のアイコンがトレードマークの読み専『サクラちゃん』。彼女はSNSや小説投稿サイトの感想欄などで数年以上キタセにエールを送り続けている。そんな彼女が二十歳の誕生日にアップした写真から近くに住んでいることを知ったキタセは、下心から直接会おうというメッセージを送ってしまう。トントン拍子に話が決まり、約束の居酒屋で待っていたら、そこに現れたのは何故か金髪のイケメン大学生だった。想像していたような可愛い女の子ではなかったが、ファンと対面して話すこと自体が初めてだったキタセは調子に乗ってつい飲み過ぎてしまう。酔い潰れた彼は近所にあるサクラちゃんのアパートに寄らせてもらうことに。しかし、部屋に入った途端サクラちゃんが急に襲い掛かってきた。必死に抵抗して難を逃れて言葉を交わすうちに、彼がキタセと出会ったキッカケを知る。
ややストーカー気質な年下金髪大学生と卑屈なアラサーWEB小説家の出会いと恋の物語。
***
キャラはメインのふたりのみ。難しいことを考えずにサクッと楽しみたい方向けの作品です。
※ムーンライトノベルズ掲載の『女の子だと思ってたファンとサシオフしたら男が来て抱かれたド底辺WEB小説家の話』(みやこ嬢 作、短編、11000字)からR18場面をカットして編集して後日談を書き足し、タイトルを変更しました。
※この作品はノベルアップ+にも掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-20 08:13:43
17534文字
会話率:53%
トラゴス大国の第二王女であるオレリアは、八歳でハバリー国に嫁いだ。彼女の夫となったのは、闘神とも呼ばれるアーネスト・クワイン。二十歳も年上の彼は、幼いながらも嫁いできたオレリアを気遣う。
しかし、結婚式を挙げた次の日、彼はオレリアを首都にお
いて、国境の街ガイロへと向かった。
それから十二年間、アーネストはオレリアに手紙も送らず放置する。
オレリアが二十歳になったとき、アーネストから初めての手紙が届くが、そこに書かれていた言葉は「離縁してください」であった。
もちろん、その言葉に素直に従うオレリアではない。彼がなぜこのような手紙を送りつけてきたのか、彼の本心を確認するため、オレリアはガイロの街へと乗り込んだ。
※他サイトにも投稿しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-08 19:10:00
104033文字
会話率:40%
同人誌でマンガを描いている三織は、二十歳の大学生。
ある日、一人の男子高校生と出会い、危ないところを助けられる。
後日、友人と一緒にある女装コンカフェに行ってみると、そこにはあの男子高校生、壮弥が女装して働いていた。
しかも彼は、三織のマン
ガのファンだという。
思わぬ出会いをした同人作家と読者だったが、三織を大切にしながら世話を焼いてくれる壮弥に、「女装していても男は男。安全のため、警戒を緩めてはいけません」と忠告されつつも、だんだんと三織は心を惹かれていく。
自己評価の低い三織は、壮弥の迷惑になるからと具体的な行動まではなかなか起こせずにいたが、やがて二人の関係はただの作家と読者のものとは変わっていった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-18 14:17:41
92038文字
会話率:46%
四十代の真依は生活に限界を感じ人生を再スタートさせる。
きっかけを作ったのは6年半ぶりに再会した成田の存在だった。
新しい地で二十歳の彩花に出会う。
二十歳差に打ちのめされながらも交流していく。
彩花は成田に恋心抱き、真依にずっと助けを求め
ていたと分かる。
四十代、生きずらい大人女子の話。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-14 15:50:06
26281文字
会話率:43%
代々霊感が強く、霊媒師を生業とする夏目家の長女・夏目樒はコロンビア大学に進学したが、身に覚えのない論文剽窃の濡れ衣を着せられ、訳も分からぬまま除籍という重すぎる処分を受ける。
やる気をなくしたシキミは日本で無理やり家業を継がされ、関東甲信越
の怪奇現象の対処と除霊を行う“ナツメ商会”で幽霊退治に従事していた。
樒は天使の化身の少女・鎌倉紬の依頼で、とある山中で俗世から完全に隔絶して自給自足の集団生活を行っている謎の集団の“不死身の巫女”の密偵任務に赴く。
しかし、その“不死身の巫女”は、樒が幼い頃に失踪した祖母の菊子であり、しかもその姿は二十歳程に若返り、記憶をなくしていた。
奪還された菊子は少しずつ記憶を取り戻していくが姿は若いままで、なおかつ不老不死の能力を備えていた。
そして不老不死であるが故に、寿命を弾にして撃ち出し、悪霊や妖怪に強烈なダメージを与え、時に幽霊を成仏させることも出来る銃“怪殴丸/カイオーガン”をほぼノーリスクで使うことが出来るのだった。
アメリカ仕込みの知識、怪殴丸の連射。孫娘と祖母のコンビは、家族と怪殴丸の謎を解くため日本各地の悪霊退治に旅立つ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-11 19:34:29
24417文字
会話率:63%
地球で死んだ二十歳の主人公が種族も変わり、赤ん坊に転生する。転生した種族は迫害を受けており、ある出来事をきっかけに、強くなることを決意する。主人公がいる世界は、戦争の真っ只中である。その戦争を止めるため、仲間を集め、平和な世界を作ろうと奮闘
する物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-10 08:14:24
16453文字
会話率:48%
今日で二十歳になった私のひとりごと
キーワード:
最終更新:2024-05-09 06:49:09
249文字
会話率:9%
二十歳、歳の離れた息子がどちらも別の理由で吐く。ゲロ吐き息子を両方見る母の困惑。
最終更新:2023-10-29 19:51:42
883文字
会話率:14%
文樹瑠衣(あやきるい)は、サンバチーム『ソール・エ・エストレーラ』の立ち上げメンバーのひとりを祖父に持ち、母の茉瑠(マル、サンバネームは「マルガ」)とともに、ダンサーとして幼い頃から活躍していた。
周囲からもてはやされていたこともあり
、レベルの高いダンサーとしての自覚と自負と自信を持っていた瑠衣。
しかし成長するに従い、「子どもなのに上手」と言うその付加価値が薄れていくことを自覚し始め、大人になってしまえば単なる歴の長いダンサーのひとりとなってしまいそうな未来予想に焦りを覚えていた。
そこで、名実ともに特別な存在である、各チームに一人しか存在が許されていないトップダンサーの称号、「ハイーニャ・ダ・バテリア」を目指す。
二十歳になるまで残り六年を、ハイーニャになるための六年とし、ロードマップを計画した瑠衣。
いざ、その道を進み始めた瑠衣だったが......。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-06 13:53:29
140297文字
会話率:13%
この物語は、遠隔操作感覚フィードバッグ系体験型風俗惑星アムリタを舞台にしており、無酸素(二酸化炭素と一酸化炭素主成分)惑星なので、生物はおらず、ロイドと呼ばれる、セクサロイドと、ユーザーはミゼルという人間そっくりな有機素体ロボットを操ってい
ます。
二十歳未満の参加は法的に禁止されてするため、「子供」の姿でも、未成年はおりません。
二十歳以上でも、「ジュニア・ジュニアハイ」スクールに通っていると参加できません。
主人公クラスの里村アスレイ(ソドム帝サト)はゲイ?なので、同性愛表現があります。
疑問形なのは、彼が無自覚なトランスセクシャルなので。
運営側、スタッフ、ユーザー。
入り乱れて、それぞれ自分の好きなよーにプレイしていく駄目な大人達の物語
ピクシブにも掲載しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-05 18:00:00
169756文字
会話率:28%
千恵ちゃん、二十歳。6畳半のオンボロアパートで暮らす。バイトも恋も上手くいかない。でも頑張り屋な千恵ちゃんをいつでも見守る存在がそばにいます。風を送ることしかできない彼が、千恵ちゃんの心にも新しい風を吹かせるのです。
キーワード:
最終更新:2024-05-02 14:05:49
3112文字
会話率:46%
二十歳の誕生日の夜、アルバイト先の猫カフェで、先輩スタッフから閉店作業を押し付けられて凹んでいた珠子の側には、仲良しのマンチカン・ミケが寄り添ってくれていた。
そんな中、子猫の鳴き声に誘われて窓から顔を出した瞬間、珠子は後頭部に衝撃を受
けて意識を失う。
目覚めたのは見知らぬベッドの上で、側にはマンチカン──ではなく、超絶イケメン王子様にジョブチェンジしたミケがいた。
「猫が人間になるはずがない」
夢を見ているのだと思い込んだ珠子は、自分を心配してくれるミケの頭を抱き締め、その金髪を心ゆくまで撫で回し、全力で吸ったりしていたのだが……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-27 19:37:53
5877文字
会話率:38%
それは、カミサマがたった一人の少女のために創ったセカイ。
セカイに一人生きる少女は、カミサマに育てられすくすくと育っていく。
カミサマは、己を殺す術を教えながら少女を育てていく。
四歳の誕生日。少女は、トモダチを得た。
八歳の誕生日。少女
は、ウミを見た
十二歳の誕生日。少女は、中二病に目覚めた。
十六歳の誕生日。少女は、家出した。
そして少女の二十歳の誕生日。セカイは、終わる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-23 18:30:51
61343文字
会話率:43%
オフェリアは悪魔に呪いをかけられた、百年以上生きる『不老』の魔術師。不老は不便だ。二十歳から変わらない見た目を気味悪がられることもあれば、実験目的で珍しい体を狙ってくる魔術師もいる。
どうしても解呪したいオフェリアは、理想の魔術師を育てるた
めに孤児ユーグを拾って弟子にすることにした。そうして魔法の知識と愛情をいっぱい注いで育てたのだが――「お師匠様に何かあったら、僕はどうにかなりそうです」と師匠愛(?)が随分と重々しい魔術師に成長!? 呪いを解くために奮闘する【師弟×年の差】の溺愛ファンタジー!
◆毎日更新
◆完結保証(約9.5万文字。全59話。下書き終わっています)
◆カクヨムでも連載
◆本作は短編『呪われた魔術師は弟子の献身愛から逃げられない』をベースにした連載版です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-18 00:00:00
96006文字
会話率:32%
製本が、出来上がる。
辰也の【本】も、仕上がる。
製本作業を進めて行くに連れ、薫は、確信するようになる。
これは、ウチの先代と茂さんの企み、やな。
二人でグルして、謀りごと、巡らしよったな。
茂と潤の【本】について、製本作業諸々を、秘
密にしていた。
『辰也は、実在人物なのかどうか』、の謎がある。
そして、茂の、非協力な態度。
先代(父)と茂が、『解けるもんやったら、解いてみい』と、どや顔している場面が、眼に浮かぶ。
先代(父)と茂の、高笑いが、耳に響く。
薫は、状況を、整理する。
茂さんと潤さんのことを、先代が秘密にしていたのも、
『辰也さんのことを、謎にしておく為』、やろう。
と云うことは、辰也さんの正体(実在人物かどうかも含め)を明らかにすることが、肝やろな。
そこで、辰也について、整理する。
薫が思い付く、現在の辰也の可能性は、次の三つ。
一.潤さんの兄(行方不明?)
二.辰也 = 薫
三.既に、死亡。(十三歳くらいまでに?)
よしんば、三の【既に、死亡。】パターンなら、潤さんが辰也さんのことを持ち出した時、茂さんは、あんな顔をしなかったはす。
『勝手にせい』の顔を、しなかったはす。
する必要も無かった、はす。
安心して、『しょうがないな』と云う顔で、潤の話を、見守っていたはす。
[若くして、死亡。]と云う答えが、万人に受け入れられることが、分かっているから。
が、あの顔をしたと云うことは ‥
そこらへんを突っ込まれると、『具合が悪い』、と云うこと。
よって、三の[既に、死亡。]は、除外してええやろう。
茂さんは、明らかに、突っ込まれるのを嫌がっているから、一か二である可能性が高い。
薫は、改めて、自分の【薫 十一~二十歳】の【本】と、辰也の【本】の十一歳以降の記載事項を、見比べる。
お互いの記載事項を、見比べる。
当然のことだが、重なっている記載事項もあるし、重なっていない記載事項もある。
が、薫が眼を付けたのは、他のこと。
辰也の【本】の十一歳以降と、【薫 十一~二十歳】の【本】の記載事項の充実度が、反比例している。
辰也の【本】の十一歳以降がカバーしている年齢分については、【薫 十一~二十歳】の記載事項は、薄い。
逆に言えば、それ以後の【薫 十一~二十歳】については、それまでに比べて、記載事項が濃い。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-16 09:36:36
21573文字
会話率:23%
双子の兄を持つ章吾は、大人顔負けのDomとして生まれてきたはずなのに、兄にだけはSubになってしまう性質で。
幼少期に分かって以来兄を避けていたが、二十歳を超える頃、再会し二人の歯車がまた巡る
Dom/Subユニバースボーイズラブです。
初
めてDom/Subユニバース書いてみたので違和感あっても気にしないでください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-10 22:50:00
17188文字
会話率:47%
子爵令嬢キャラスティは普通で平凡で無個性な何処にでもいる少女。
キャラスティは東の侯爵家跡取りで幼馴染のレトニスから拒絶される「夢」を見てから彼を何となく避けていた。
そんな日々の中でキャラスティが落とした手帳から西の侯爵家跡取りテラードと
公爵令嬢レイヤーと出会い、彼らから「ゲーム」と「前世」を教えられ、平穏な日常が一転する。
キャラスティが「悪役」にならないよう模索する中で攻略対象者達を攻略してしまったり、ゲームの通りにしたいヒロインに勝ったり負けたり、レトニスから熱烈な執心を向けられたり躱したり、なにかと騒がしくなりながらも周りの人達にはキャラスティの「平凡」が「特別」になって行く。
第一章は悪役になりたくない日常
第二章から悪役をやるしかない日常
第三章は「島」と「王都」の日常
(日本国の飲酒は二十歳から)
8/7タイトル手直しました
R 15は保険
不定期更新
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-10 16:45:11
518778文字
会話率:39%