とある田舎の公立高校文藝部。
学内で一番可愛い女の子、葉月綾乃が部長を務める文藝部(部員二名)は、二か月後に迫る文化祭を前にして、部誌に掲載する小説のネタすらないという危機に陥っていた。
そこでちょっと、いやかなり変な女の子である綾乃部
長(絶対領域をこよなく愛する)は、唯一の文藝部部員である少年──綾瀬一樹(つまり僕)に向かって告げた。
「合作小説を書いてみたいの。一樹君と、私の」
「……でも、それだとあんまり書くことないですよね」
「足りないなら作ればいいじゃない」
流されるままにデートに誘われて、恋愛小説のネタを作ることになった僕と綾乃部長。
でも、小説のネタという割には、綾乃部長が僕に迫ってくる姿はあまりに大胆で。
「一樹君がどうしてもっていうなら、小説のネタとして恋人繋ぎをしてあげてもいいわ」
「覗くつもりなら今がいいわ、ちょうど今、下を着替えてるところだから」
「ね。一樹君。たまには一樹君の方から、あーんして?」
色々と言ってくるわりに、迫ってくるたび毎回のように赤面している綾乃部長。
それは小説のネタなのか本気なのかどっちですか……⁉
ちょっと(いやかなり)変な二人の織り成す、両片思いラブコメディ。
※プロローグだけは、本編とあまり関係ありません。
※カクヨム様にも同作品を掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-22 12:06:36
129427文字
会話率:40%
鳥越喋くんは放送部でアナウンス担当をすることになった男子高校生。
何者かになりたいけど何にもしません。
自分の現状にどこか不満を抱いて暮らしています。
周りの目を気にしない撮影担当の同期にやきもきしたり、バスケ部のクラスメイトに馬鹿にされ
て傷ついたり、映像研の金髪に脅されてテンパったりしながら何かを掴もうとがんばります。
果たして鳥越喋くんはなぜだか抱えてしまっている言いようもない不満を解消できるのでしょうか。
たぶんできないかな。自分で動き出そうとしないならね。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-19 21:42:07
2603文字
会話率:12%
異世界貴族社会の名門・ローデリア学園。そこに通う公爵令嬢リリアーナは、婚約者である王太子エドワルドから一方的に婚約破棄を宣言される。理由は「平民の聖女をいじめた悪役だから」?——はっ、笑わせないで。
しかし、リリアーナには王太子も知らない&
quot;切り札"があった。
それは、前世の知識を活かした「資産運用」。株式、事業投資、不動産売買……全てを駆使し、わずか数日で貴族社会の経済を掌握する。
「王太子?聖女?その程度の茶番に構っている暇はないわ。私は"資産"でこの学園を支配するのだから。」
破滅フラグ?なら経済で粉砕するだけ。
気づけば、学園も貴族もすべてが彼女の手中に——。
「お前は……一体何者だ?」と動揺する王太子に、リリアーナは微笑む。
「私はただの投資家よ。負けたくないなら……資本主義のルールを学びなさい。」
学園を舞台に繰り広げられる異世界経済バトルロマンス!
"悪役令嬢"、ここに爆誕!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-18 20:45:48
67026文字
会話率:48%
1つだけ願いを叶えてやる。叶えた先の人生は俺は干渉しない。あくまでもオマエの人生だ。俺の物語に関係ないな。
だが、俺の物語にケチつけるのは許さん。俺のプレイングミスにとやかく言われる筋合いもねぇ!対価払ってるんだ。いちいち指示するのも、コメ
ント欄で喧嘩するのもお門違いなんだよ。ネタバレしたらblockするからな?せっかく楽しみに待ってた新作なんだ。
え?このキャラ叡智すぎない?えっ、ちょ、チョマテモ!はぁ!?待って待って待って!空気を吸わせて?…違う違う!そういう意味じゃないから!深呼吸したいだけだから!どこ吸いたいとかじゃないのよ!…そりゃ、まぁ、その…脇とか?何言わせんねん!ちょいちょいちょい、皆んな駄目ですよ〜、すぐ山だの谷だの話になるんですから。でもまぁ、このキャラめちゃくちゃ癖っすね。捗る捗る。あー、でもそのキャラとの絡み見てみたいわ〜。でもこの続きはまた次回ってわけで。
「おい、オマエ。ここまで視聴したってことは、中身の無い会話しかしてないと思ってたりしてないか?残念ながらそれは違う。俺が【What】をみて【Why】そう思ったか想像できるか?できないなら巻き戻して読め。想像できたなら本当に【That】なのか?情報に踊らされてないか?ひとりなのか、複数なのか?男なのか女なのか?人間なのか人外なのか?性癖はいっぱいあるよなぁ?…まさかオマエ、【My】に置き換えてないか?その時点でオマエは俺じゃないから!オマエの性癖は理解するが俺の性癖ではない。【Answer】じゃないから」
気に食わない?ならどっちが正しいか【裁判】しようぜ!公平に。ちなみに俺が【Original】で【Respect】してるだけだから絶対に【神様】の勝ち。悔しいか?でもこれが絶対で無敵。【賛否】と【矛盾】は必然になる。
いいぜ!なんでも1つだけ願いを叶えてやる。可哀想な【人間】は【神様】に導かれるべきなんだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-11 00:00:00
110597文字
会話率:66%
「なんで俺、悪役貴族になってんだ……?」
流行り病の熱で意識を失い……目が覚めると、チュートリアルで主人公と決闘し死んでしまう悪役貴族のウィルに転生していた。傲慢かつ肥満体。そのため、周りから嫌われ慕ってくれる人間はおらず、最終的には主人
公に敗れて死ぬ。
シナリオによって定められた【死】の運命を克服するため、《強奪魔法》に活路を見出し魔法を奪うために奴隷を買いにいくが……。
「こいつラスボスじゃねぇか!!!?」
なぜか奴隷として売られていたのは、ラスボスであるメルサだった!
しかしゲーム序盤ということもあって力を制御できず、魔法を使えば周囲を巻き込んでしまうメルサと、メルサが強すぎて魔法を強奪できないウィル。
だが、原作知識を活かしてメルサに魔法を制御させる術を身に着けさせ――。
1人で勝てないなら2人で勝つ!
知識と努力で破滅の未来を奪い去る反英雄譚折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-10 20:30:00
100544文字
会話率:35%
ある日変な女が私の前に現れて勇者様になれと言ってきた。
ならないなら、人前で全裸にするとも。
拒否権のない私は渋々勇者様になる事になったが、私は一体どうなるのだろうか。
私は勇者様になれるだろうか?
最終更新:2025-02-10 08:00:17
244327文字
会話率:70%
公爵令嬢クロエは、5歳のある日、 王子と側近候補を紹介される。その側近の一人が、前世 ハマっていた 乙女ゲームの推し、ユーリだと分かった時、クロエは乙女ゲーム『傾国を照らす陽となれ』の悪役令嬢に転生していることに気づく。彼女には、断罪から
の処刑か、追放からの謎の死しかない。
前世コミュ障で、現実世界に友達も恋人もいなかったクロエ。乙女ゲームのヒロインのようなチートもなければ、小説の悪役令嬢のように溺愛されるなんてのも期待できない。そもそもヒロインだろうが悪役令嬢だろうが 、中身が自分では バッドエンド 一直線!?誰かが救ってくれる未来はある?誰かって誰?そんな人本当にいるの?
クロエは決意する……誰も助けてくれないなら、私が悪役令嬢を救ってみせる!なんなら国ごと救済してやる!悪役令嬢の幸せな未来のために……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-10 07:00:00
165236文字
会話率:36%
魔法少女はいないならこの俺が作るしかねえよなぁ!!
そう断言して数ヶ月が経った。気がついたらなんか戦隊マジカルヒーローものになってた。
最終更新:2025-02-05 18:12:05
8356文字
会話率:30%
ドアマットヒロインになりそうな伯爵令嬢が頑張る(?)お話。
タイトル通り、主人公が後妻と義妹に冤罪をかけられ、それに抗います。
最終更新:2025-02-05 12:00:00
4417文字
会話率:42%
詩作『おとぎの国』。 嘘っていうのは本当にやっかい。本当のところ自分自身に嘘をつくのが一番駄目。だけど、それに気づくのは大変。でもね、嘘をついてる自覚があるならそれは嘘じゃないんだよ。でも嘘をついてる自覚がないならそれも嘘じゃないの。もうわ
けわからん。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-02-04 06:19:13
317文字
会話率:17%
桜が踊る暖かな日差しが舞い込む季節
貴方に出会い、手の届かない貴方を欲しいと思ってしまいました。
スーパースターの貴方と一般人の私では
交わることの無い世界線。
「何かを犠牲に成り立つ恋愛は、愛ではなく恋だよ」
出会ってしまうと
抜け出せなくなる━━━━━折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-01 13:11:13
795文字
会話率:29%
今
此処にあるもの
地球の香り
叶わないなら
叶えてみせる
蝶
は自由に
掌にあるもの
ずっと
ずっと
最終更新:2025-01-31 08:31:13
213文字
会話率:0%
▼カスティーネとマロニエ(栗の木の精霊と人間)
恋人未満、悪友以上。
姉弟のようであり、兄妹のようでもあり、庇護者と守られる者でもある。
※本文中に流血表現あり。
【出会い】
「……お前、コンカーナに唾つけられてんじゃねーの?」
「
誰、あんた…」
「この辺りで見目麗しい美青年が居たら精霊に決まってんだろーが」
「美青年…?少年の間違いでしょ。まあ見た目は確かにいいけど…」
「お前、名前は?」
「マロニエ」
「最悪だな!あのババアと同じ系統じゃねーか!」
「はあ?人の名前にケチつけないでよ!そういうアンタは何ていう名前なわけ!?」
「………」
「なによ…もしかして、名前ないの?」
「あるけど、精霊から名前を授かるってことは物凄いことなんだぜ?アンタにその覚悟があるのかと思ってな」
「何それ、わけわかんない。教える気がないならいいわよ。一刻も早くこんな面倒な儀式終わらせて家に帰らなきゃいけないんだから。片道十日もかけてきたのよ?それなのにみずぼらしい身なりだ何だって陰口ばっかり言われてさ。地方の平民見るのが嫌なら王都以外でも儀式やれっつーの」
「本当にな」
「………ちょっと、なんで付いて来んのよ」
「面白そうだから」
「はあ?……守護くれるつもりならあんたの宿る木、この鉢植えに入れて行かなきゃいけないんだけど」
「そんなちっぽけな鉢に入るかよ。俺を閉じ込めたいなら国土丸ごと使わなきゃな」
「出口どこ〜」
「無視すんな。俺は栗の木の王カスティーネだ。忘れるなよマロニエ」
「出口〜」
▼過剰な暴力表現はありませんが、作中に多少の流血表現があるためR15にしています。こちらで注意喚起済みとし、本文前書き等には記載しておりません。ご了承ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-31 00:03:42
12160文字
会話率:24%
ある雨の街角に、傷ついて地に横たわる小さき者をみつけた。私は護衛と馭者、私を監視する者に言う。
「この者を私の邸へ運びなさい。否やは聞かないわ」
護衛のダドリーは小さき者を抱えたまま馬車に乗り込む。私はそのまま座るように命じた。運転は監
視者と馭者がいれば十分だ。
馬車は再び酷い雨の中を走り出す。
私は確かに公爵家の娘だけれど、愛人と本邸に住まう父から嫌われて別の場所で暮らしている。本邸からかなり離れた森の中の家だ。
母はもうとっくに父に愛想を尽かし、離婚できないならと外国に渡っていた。愛する護衛騎士と一緒に、語学を学ぶ為だと言って。その彼との間に娘がいるらしいが公爵家では認知されていない。下手に騒げば全員いなくなることだけは理解しているらしい。
だから私のまわりには護衛1人と侍女1人、馭者1人、他に父が私に付けた執事と言う名の監視者が1人いる。
そして今日。
先ほど拾った小さき者を邸に入れた。
彼女の体は冷たく虫の息だ。
弱りきった痩せた体で雨に打たれていたのだ。
そうなるのも当然のこと。
護衛のダドリーは治療の心得があるから対応を任せた。
彼は妻である侍女マリアに濡れた体を拭かせ、着替えをさせた。小さき者は意識がなく脱力したままだったが、それをものともせず丁寧に身なりを整える。
ダドリーはその間に湯を沸かし、解熱剤と湯タンポを作っていた。薬草を潰した薬汁をガーゼで口に含ませる。飲み込めないから、舌で吸収させるだけだ。そして冷たい体を保温することに努めた。
あのままでは確実に命を落としていたはずの小さき者は、この日一命を取り留めたのだ。
今日のこの出会いが、2人の運命を変えていくのだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-28 19:02:16
46907文字
会話率:28%
結婚式が終わり嫁いできた夜に、夫となるサウジー・ターミレスが言った。
「僕は性的に人が愛せないんだ………だから悪いんだけど、夜は別々に寝たいんだ……………騙したようで済まない……………」
辛そうな顔で、部屋を去るサウジー。
初夜に1人
、夫婦の寝室に取り残された妻となったリュシュナ。
どうやら、夫は他人に対して性的欲求をまったく抱かない無性者というものらしい。
幼馴染みだけど、恋愛感情も愛情も持ってくれている愛しい人。
私の両親が3か月前に事故で亡くなっても、彼の両親と共に私を支えてくれた優しい人。
彼の両親も親が亡くなった私を邪険にせず、娘のように慈しんでくれている。
1人娘の私の伯爵家に、ターミレス子爵家のサウジーが婿に来る予定だったので、お互いに益もあるものだ。
今の私には身近に頼る者もなく、断るという選択肢は無いも同然だった。
でも3年が経ったある日、子が産めないならサウジーが妾を邸に入れて子を産ませる許可が欲しいと、義両親と共に詰め寄る。
なんで? 無性者なのは嘘なの?
私とは子を作ろうとせず、いきなり妾って何なの?
更に酷い事態に巻き込まれるリュシュナだが………………
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-05 20:17:42
11528文字
会話率:17%
太陽の寿命は約100億年。寿命が近くなると、太陽はゆっくりと膨張し、赤色巨星という姿に変わる。その時、地球は太陽に呑み込まれるか、焼き尽くされる運命にある。そして、太陽が燃え尽きた後に残るのは、冷たく冷えた白色矮星。そこにはもはや光も熱もな
く、全てが闇に包まれてしまう――これは、僕の前世の知識だ。
ところが、困ったことに最近、この世界の太陽も赤く、大きくなり始めていた。しかも、大自然の精霊であり預言者でもある彼女はこう言ったのだ。
「太陽が燃え尽きそうだから、なんとかしてー」
一体どうやって? 何で僕に!?
火球、電撃、大爆発――派手な魔法こそ高貴とされるこの世界。ところが、僕が使える魔法はたった一つ、離れた相手と会話ができる『念話』だけ。
「…これって、ただの電話じゃないか!」
答えの糸口も見つからず、太陽を崇拝している怪しげな教団も邪魔をしてくる。
途方に暮れながらも、僕は覚悟を決めた。この力しかないなら、これを使い倒す。派手さはなくても、僕にしかできない戦いが、きっとあるはずだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-25 22:06:00
134747文字
会話率:41%
どこにでもいる普通の社畜漆間蒼はついにブラック企業に辞表を叩きつけた!
家には現実逃避の具現化である、深夜にネットで購入したお料理グッズにキャンプ用品、あれこれが溢れたまま。
「これを片付けたら海外旅行でもしようかな」
収入は途絶
えたが蒼には時間がある。有限だが、しばらくは働かなくても生きていけるだけの蓄えも。
浮かれたルンルン気分でこれからの生活を想像していた。
だがそれも長くは続かない。
「しょうくん!?」
コンビニからの帰り道、隣に住む好青年、桐堂翔がなにやら神々しい光に包まれ、足元には怪しげな魔法陣が……そのまま吸い込まれていく翔を助けようと奮闘するも、あえなく蒼の体も一緒に魔法陣の中へ。
「なんか余計なのがついてきた!?」
これまた荘厳な神殿のような場所に転がった蒼の耳に、
やっちまった! という声色で焦り顔の『異世界の管理官』が。
残念ながら蒼は、予定外の転移者として異世界に召喚されたのだ。
「必要ないなら元の世界に戻してくれます!?」
「残念ながらちょっと無理ですね〜」
管理官は悪びれながらも、ウンとは言わない。
こうなったら蒼はなんとしてもいい条件で異世界で暮らすしかないではないかと、しっかり自分の希望を伝える。
「じゃあチート能力ください!」
「いや〜〜〜残念ながらそれもちょっと……」
「ちょっと偉い人呼んできて!!!」
管理官に詰め寄って、異世界生活の保障をお願いする。なりふり構ってられないのだ。
なんたってこれから暮らしていくのは剣と魔法と魔物が渦巻く世界。
普通の元社畜の蒼にとって、どう考えても強制人生ハードモード突入だ。
「せめて衣食住保証してください!!!」
そうしてそれは無事認められた。認められたが……。
「マジで衣食住だけ保障してくれとるっ!」
特別な庭付き一軒家は与えられたが、異世界で生活するにも『お金』が必要だ。
結局蒼は生きていくために働く羽目に。
「まだ有給消化期間中だってのに〜」
とりあえず家の近くに血まみれ姿で倒れていた謎の男アルフレドと一緒に露天で軽食を売りながら、安寧の地を求めるついでに、前の世界でやりのこした『旅行』をこの異世界で決行することにした。
「意地でも楽しんでやる!」
蒼の異世界生活が始まります。
※他サイトにも掲載しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-22 12:30:00
379847文字
会話率:46%
公爵令嬢であるエレーアは罪人のレッテルを貼られ処刑されそうになり、今まで見下していた傭兵上がりの伯爵に助けられた。
2人は互いの思いに気付きラブロマンスが
……始まらなかった!?
エレーアは助けられた屈辱に断頭台からアクロバティック自殺を
かまし無事死亡。
しかし何故か3歳の頃に戻っている!?
エレーアは気づく、見下されたくないなら強ければいいじゃないと…
この物語は
見下されたくない公爵令嬢エレーアが完璧令嬢から脳筋令嬢となりとにかくすべてを灼き尽くす。
そんな話し。
恋愛要素に行き着くまでかなりかかります。
ジャンル詐欺じゃないですちゃんとやります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-17 00:22:39
11335文字
会話率:30%
企業がやってくれないなら、自分で自創作のイベントやったら良いじゃないという事で実際に自創作のカフェ&バーイベントをやったレポ的なもの。
最終更新:2025-01-13 21:27:29
3432文字
会話率:5%
田舎の高校生、茂木修が自転車で帰宅途中に勢い余って坂道から転げ落ちて、、、目覚めたら赤ん坊になっていた。
最終更新:2025-01-06 22:00:00
20202文字
会話率:31%
「私は誰かに、何かの価値を届けられているだろうか?」
明確に答えられるなら、この物語は不要である。
だがそうでないなら――あなたこそ、この物語の主人公の候補となる。
2124年――人間の価値は「CTV(Cool Time Value)」
という合理的な評価基準に支配されている。
CTVとは、どれだけ理想の自分を追求し、その結果として他者を幸福にできたかを示す指標である。外見や地位ではなく、行動そのものが評価され、街ゆく人々の頭上には数値が浮かび上がり、週末にはランキングが公表される。その数値によって歓喜し、あるいは失望する――そんな時代である。
CTVを高めるために不可欠なのは、脳波コントロールである。高ぶった「ハイベータ波」を「アルファ波」や「シータ波」に整えることで、心を穏やかにし、ストレスを管理し、インスピレーションを得る。この効率化こそが、自己実現と長寿を支える鍵となる。
この社会で急成長を遂げたレッドオーシャン市場――それが「アイスクリーム業界」である。
アイスクリームは、元来持つ嗜好性、冷涼感、栄養価に加え、ニューロサーマルインフュージョン技術の進化により、「心と体を整えるツール」としての役割を手に入れた。この技術は脳波に直接作用し、「リラクゼーション」「エネルギーチャージ」「パワーアップ」という3つの効果を生む。もはやアイスクリームは嗜好品ではなく、人々の生き方を支える存在へと変貌を遂げたのだ。
その市場に挑戦を決意したのは、老舗アイスクリーム店「菓子家」の跡取り・菓子ユウキ。
かつて地域に愛された店は「時代遅れ」と呼ばれ、衰退の一途をたどっていた。しかし、ユウキは「本当に人を幸せにするアイス」を作り、市場に革命を起こすと決意する。
だが、立ちはだかるのは圧倒的な実力差である。技術も資金もブランド力も備えた強者たちは、ユウキの挑戦を無謀な夢物語に変えかねない存在だった。
「お前のアイスは、誰かの心を動かしているのか?」
これは、甘く冷たいアイスクリームを巡るマーケティングバトル――そして「自分自身の価値」を見つけ出す物語である。物語を楽しむうちに、あなたが気づくメッセージとは何か。
『Energy★Scoops』――一口だけでも試食するのをお薦めする。その一口が、あなたの人生を変えるから。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-03 18:36:05
1750文字
会話率:34%