~ブラッドハーツ編~
世界には怪物が出現するようになっていた。
その原因2つあり、1つは7年前、ある博士がデータ物質変換システムという物を開発した。
それは空気中に分散しているデータを物質に変換することができるシステムであった。
例えばりん
ごの味や形などをまとめた1つのデータがあるとすれば、そのデータの通りのりんごを生み出すことが出来ると言うものであった。
その3ヶ月後、その博士は物質データ変換システムという物を開発。
データ変換システムとは対を成し、物質をデータに変換するシステムで、つまり物をデータという無質のものに変換できるというシステムであった。以下CPS
そしてもう一つの原因、それは8年前ハッカーが、一つのオンラインゲームを復帰不可能なまでにぶち壊した。
そのオンラインゲームは、世界中にプレイしている人間がいた。つまりその壊れたデータは世界中に霧散したという事
そして5年前、CPSが暴走。
2つのプログラムはなぜかその壊れてしまったオンラインゲームのデータだけを取得し、データを物質、つまりオンラインゲームの中の物が現実に出現するという現象が起こった。
CPSが出現させたのは、オンラインゲームの中に出てくる怪物であった。
それにより、始めの頃では約1億人弱の人間が殺された。
何人もの人間が怪物を何とかしようと試みた。
そして、一人が対処方法を見つけた。
「怪物が出現している周辺では、そのオンラインゲームをしていた人間はそこにログインすることができる」
怪物が出現しているということは、CPSが働いているという事。であれば、そのゲームのプレイヤーがログインさえすればそのプレイヤーがゲーム内で装備していたものや、持っていたものを現実へと再現させ、それを使い怪物に対抗することができるということだ。
人は皆、ログインすることの出来る人間達を接続者と形容した。
だが、ゲームの様に甘くないところもあった。
それは、殺されればば死ぬという事である。
ゲームの敵であろうと、CPSが再現した物質であるが故に、物質である人間に攻撃をすれば、攻撃を受けた人間は痛いし、死ぬ。
だが、防具などによるダメージ軽減なども再現されており、レベルが高かったプレイヤーが弱い敵の攻撃を受けても死ぬことは無いのだ。
これは接続者では無かった少年が、怪物に襲われ、なぜか接続者となってしまった少年の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-01-05 12:22:52
119145文字
会話率:31%
僕は確かに生きたいと願っていた。
排気ガスを胸いっぱいに取り込み、やんちゃして、泣いて、怒って、笑って。僕には永遠に届かないものだと思っていた。彼らは皆幸せに見えた。
もし健康であったなら、それを手にする努力をしないことは彼らの甘えで
あり、自堕落であると思っていた。
俺は確かに死にたいと願っていた。
何もかもうんざりだった。いつ死のうか、いつ死のうかと常に頭の片隅にそれを置いてきた。
けれど結局死ぬことなんて無くて、俺がやって来るのを恐れている未来が轟音を立てて飲み込むだろうことを知っていた。
こんな人生、欲しい奴がいればくれてやる。
代わりに俺を殺してくれ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-12-17 14:38:09
482文字
会話率:0%
今まさに歴代で一番の単独爆弾テロが起こった、世間の注目は逮捕された犯人の判決に集中した
裁判中犯人の語った言葉は「俺は死にたいんだ」
男の目的は生きることに疲れ、だが自分で死ぬこともできないための自己中心的考えでの犯行だった
世間は犯人に怒
り、遺族は嘆いた
注目の判決は男が望んだ死刑
後は死を楽しみに待つ犯人の下に一人の悪魔が現れた
「死にたくないって思うまで君は死ねない」
死ぬとその世界が滅ぶっという能力を得てしまった彼が、悪魔によってさまざまな世界を旅する男
男は死ねるのか、生とは何なのか、出会った人々によって変われるのか彼は
身勝手な男の勇者でない冒険の始まり
大体3000文字ほどでのんびり更新していきます
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-11-30 09:00:00
3646文字
会話率:50%
「諸君、……嘆くことはない。人の倫理が邪魔をするならば、人を辞めればいい」
その一言から始まった人類進化プロジェクト。彼らは機械と生体の融合を図るために、被験者たちの脳内にチップを埋め込む。『自己成長アプリケーション』と呼ばれるそれは、被験
者に人の可能性を革新させていく。
【第一部-進化への道標-】
イジメを受けていた久坂旭人は死ぬことも辞さない覚悟でプロジェクトの被験者となり、『自己成長アプリケーション』を使い変貌を遂げていく。それを元に新たな力を発現した旭人はイジメを片手間で打ち倒す。その後に旭人と同じ被験者が現れ、生命が絡む戦いへと発展していく。その最中にあることに気付き、新たな可能性を見出して日本を発つ。
【第二部-崩壊への序曲-】
渡海した久坂旭人。様々思惑が渦巻くアメリカにて彼は一つのプロジェクトを開始する。それとは別に、被験者たちは感情の赴くまま行動を取り始める。
アプリケーション保有者たちは『優越感』『劣等感』『正義感』『使命感』……その他、様々な感情を暴走させ、世界を混乱に陥れていく。
【第三部-破壊と再生-】
世界はモンスターに蹂躙されていた。『人類進化プロジェクト』で生み出されたそのモンスターは人々の命を無残に散らしていく。
他にも世界には脅威が生まれていた。空を制するUMA、人心を惑わす魔女、人を食らう鬼、死を運ぶ堕天使。彼らは世界に破滅をもたらす。
いくつもの国が滅び、荒廃する終末を思わせる世界に一人のヒーローも生まれていた。メタリックなボディーを持つ変身ヒーロー。オリンピックの金メダリスト、ジミー・ボーナイザーだけが世界の希望だった。
その一方で、指導者たるアレクサンドル・キルヒコッフを失った旭人はある決断を下す。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-11-12 20:00:00
638451文字
会話率:15%
一度は自殺を決意したさとるだったが、社長を名乗る男に連れられ彼の会社で働くことになった。
世の中と自分に不満を持ちながらさとるは慣れない仕事に仕事に四苦八苦しながらも生きることへの希望を取り戻していく。
キーワード:
最終更新:2014-10-28 01:13:33
1296文字
会話率:23%
自分の誕生日の日に突然の事故で亡くなった少年。しかし、その少年が目覚めると見知らぬ森の中にいた。そこに暮らす大きな狼の息子だと知った少年ウィル。そこで、一年間暮らすが狼が死ぬことに…。自分の二人目の母親を亡くしたウィルは、旅に出ようとする
。 ※不定期更新&亀更新です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-10-19 00:33:30
38090文字
会話率:58%
狼の耳と尾を持つ少女は暗い洞窟にただ独り。孤独に泣いていた。死ぬこともできず誰かに殺してもらうこともできない。
私は孤独に泣いている。誰も傍に居なくてひたすら憎まれ続けることが悲しくて。
最終更新:2014-10-16 22:24:15
4074文字
会話率:25%
それは篠突く雨が煙る午後、泣き崩れるだけの私にできることは何もなかった。親友の死から死ぬことしか頭になかった私。そんな時私に『悪魔』が舞い降りた。
その日から私の日常は非日常に変わってしまった。
最終更新:2014-10-13 01:28:06
6034文字
会話率:36%
あなたの余命はあと半年です。
ぶっちゃけ、もう死ぬことが決まっている人に病室や貴重な薬、診察時間を使いたくないので、今日死んでください。
って無理無理。え?冗談じゃないんですか?あと4時間しかないんですか!?
最終更新:2014-10-09 15:32:58
6772文字
会話率:46%
私、蓮見里桜と友人たちと美少女は異世界に拉致されましたわ。
自分は安全圏にいて異世界の子供は危険と戦えとかふざけるにもほどがある。
拉致監禁誘拐じゃない? それを言うなら時給出せや。
これは異世界召喚する際、間違った者を呼び出した異世界
の話。
なお、この物語は一部の異世界の者たちにとってハッピーエンドではありません。
主人公たちは、必ず元の世界に戻ります。死ぬこともありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-10-06 22:00:55
20128文字
会話率:57%
人生詰んじゃってる引きオタニートな俺は、ある日ネットで転生できる方法を知って、死ぬことにした。
ところがどっこい意を決して飛んだというのに、見知らぬ場所でコンビニ店員みたいなやつにあーだのこーだのくどくど説教垂れられて、しかもそいつの気まぐ
れで時間を巻き戻されてしまったのだった。
どうなる、俺。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-10-05 01:23:44
11263文字
会話率:34%
ひょんなことで月並み宇宙少女美蘭(みらん)のご主人様(マスター)になってしまった。
解放する方法はどちらかが死ぬことだけらしい。
当然死ぬのは嫌な僕はご主人様(マスター)としての生活をして行くわけだが、これがまた面倒ごとばかりで大変だった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-10-05 00:24:23
6175文字
会話率:53%
____“impractical country”
すなわち“非現実の国”。この国の別名である。この国が“インプラティカル”と呼ばれるようになったのは最近のことだ。
辺りを見回してみると、あるものは綺麗な自然。沢山の緑だった。町には花
が咲き、牧場には牛や馬などがいる。国名とは似つかない、のどかな国だった。別に他の国と変わったところはない。
ならば、なぜこの国だけ“インプラティカル”と呼ばれるのだろうか。その理由はたった1つ。
この国だけに“異能力”を使う者が現れたからだ。
その者たちは何もない空間から発火させたり、隠して見えなくしている物を当てたりすることができた。この能力を使えるのは子供だけ。このことは科学でも物理でも証明することができなかった。だから人々はこの国にいる異能力を使う子供達を“ディザースター”と呼び、気味悪がった。昨日まで優しくしてくれたママもパパも先生も××ちゃんも、今日になると離れていってしまった。
国は軍隊やら戦車を使って、ディザースターを滅失した。今まで愛してきた子供達を殺す。国はどんな気持ちだったのだろうか。無論、ディザースターを殺すことに批判する人々もいた。しかし、やめなかった。やめることができなかった。ディザースターがこの国に存在することによって、この国自体が“インプラティカル”と呼ばれ、馬鹿にされ、虐げられるのだから。そして、多くのディザースターが殺された。
____はずだった。
殺されたはずの、心臓を撃ち抜かれたはずの子供達は立っていた。ボロボロになりながら。口から血を吐き出して。ディザースターは、異能力を持ってしまった子供達は哀れなことに、決して死ぬことのできない不死の力も手にいれてしまったのだ。人々は恐れた。
ならば、この国は永遠と“インプラティカル”なのか。元の国名を忘れられ、永遠と誰かがつけた悪口を国名としなければいけないのか。国は血迷ったのか、ディザースターを捕まえ、死ぬまで重労働させたり、暗殺兵器として使った。それは正に奴隷そのものだった。
そのことを止めるために立ち上がった1人の青年がいた。彼はまだ国に捕らえられていないディザースターを集め、ある組織を造った。その名は“ポリティカルコレクトネス”。略して“ネス”。ネスの仕事。それは奴隷と同様に使わされているディザースターを助けること。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-10-01 19:32:06
37696文字
会話率:28%
韓国映画『愛のゴースト』(原題:자귀모(チャグィモ))
恋人を守って、自らすすんで男が車にはねられた。身代わりとなって死んだことなどこれっぽっちも悔いなかったその男が、黄泉の国の人となって初めて思い知る。愛の成就も叶わない、それどころか何の
力にもなってやれない。そんな自分を持て余しながら下界の恋人を永遠に見守ることは、死ぬことよりも遥かに苦しかった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-10-01 08:00:00
1090文字
会話率:0%
ある時は、学校追放。
ある時は、国外逃亡。
ある時は、首吊り自殺。
ある時は、一家全員惨殺。
私はこれまで数え切れないほどの悪事を働き、その度に報復に合い、時には死ぬこともあった。
それでも、私は自分の行いを改めよう
とはしなかった。
これが私の役目だから――
と、思っていた私だったが、今生では久々に悪役回避をしようと思う。
しかし、神様はどうやら私の味方にはなってくれないらしく、高校入学三日目にして、私は信じられないものを目撃してしまう。
果たして私は悪役を回避できるのか……!?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-09-29 18:39:26
11184文字
会話率:21%
《呪われし帝国の十三姫》。それが、リリアノエルだった。太陽に嫌われ月に愛され、生きることも死ぬことも許されない呪い。リリアノエルの雪色の髪、血のように赤い瞳は、太陽神の祝福を授かれない証で、リリアノエルをこの世に生み出した父に愛されず、この
ように離れの館に隔離される理由そのものだった。リリアノエルは、ある日一人の死にかけの青年に出会った。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-09-27 10:21:17
2939文字
会話率:27%
何をされても死ぬことのない少年、カルナ・エディダは呆れかえった。目の前の少女、殺人妃シアン・リカルが自分を殺すと言ってきたから。
そんな二人が織り成すダークファンタジーの予定。
拙作故様々な矛盾点、疑問点などありますでしょうが、ご容
赦下さい。
また、僕はとても飽きやすいタチなので、途中ですっぱり更新が止まってしまうこともあります。こればっかりはどうしようもありません(断言)。ただ、飽きても話を考えるのをやめたわけではないのかもしれないので、そのうちひょっこり戻ってくるかも。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-09-20 04:36:23
1069文字
会話率:20%
しあわせが死ぬこともあると
最終更新:2014-09-10 23:31:17
277文字
会話率:0%
無許可の被写体、墓石、人の不幸、事故現場、戦地、そこに横たわる惨めな屍体……俺には、それらを撮ってはいけない理由が分からない。だって現に君は、死ぬことによって息を吹き返している。――とある写真家が禁忌に触れるとき、彼は二人の高校生と出会う。
最終更新:2014-08-14 17:42:44
63943文字
会話率:30%
かつて栄華を極めた人類が衰退して随分と経った。
少年型の機械人形は、墓標じみた巨大都市のビルに、ひとり住んでいた。
そして彼は今日も、ビルの屋上から飛び降りて自殺を図る。
「ああ、死にたい」
彼は約四十年前に死んだご主人の遺言「せめて人間ら
しく」を守ろうと今日も努力していた。
人間らしく。それはいつか死に絶えるということ。
しかしロボット三原則によれば、彼はどうも死ぬことを許可されていないらしい。いくら自殺決行しても死にきれぬ強靭な肉体の彼は、このままでは死という望みが叶えられぬと判断して、旅に出ることを決意する。
自分を殺してくれる人を見つける為に。
そして彼は長い旅の末に、ようやく自分を殺してくれそうな人物に出会う。
その人は自らを伊集院源次郎と名乗ったのだが、彼は機械人形を殺すことを拒否したのだった。
でも長い間、自分を殺してくれる人を探したけれど、源次郎以外に人類は見つからなかった。このチャンスを逃せば、自分は永遠に生き続けてしまう。
「僕を殺してくれ」
「嫌だね」
どんなに拒否されても、機械人形は諦めずにアプローチを続ける。
いつか自分を殺してもらうために。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-08-08 18:11:57
35461文字
会話率:27%