「おまえを愛することはない」
国王陛下のご命令で私と結婚させられた死神侯爵と呼ばれる旦那様に、愛す気はない宣言された私は、力強く頷いてこう答えたのだ。
「お任せください!」
「おま?お任せ?」
「ご安心ください!」
「ご安心?」
はい。安心
して全て私に、いえ、我々にお任せください!
我が栄光のチルちゃん軍に!
私が幼い頃から魔力を吸わせて丸々と育て上げた、なんだか分からないけれども闇と戦う可愛いチルちゃんとその仲間達。
旦那様は知らないでしょうが、私の実家の領地では、ほとんどの闇を倒した凄腕の軍隊なんです。
小さくて可愛いし、私にしか見えないので誰も知らないですけれど、実績があるんです。
だから、旦那様。あなたの抱えるその闇は、我々にお任せください!
あれ?
旦那様の闇、ちょっと深いですね。チルちゃん軍が、苦戦している。
で、でも、だ、大丈夫です。
我々は安心と信頼のチルちゃん軍!新しい仲間もスカウトしました。兵法の勉強もしました。我々にお任せください!
旦那様の闇を倒した後は、円満に離婚していただけたら大丈夫ですよ。
チルちゃん軍と私は、次の闇との戦いの地へ!
と思っていたのに、気がついたら死神公爵に溺愛されて離婚を許されなかった、不可思議な私の物語。
五話ぐらいで終わる予定。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-21 08:36:24
295248文字
会話率:29%
クロゥレン子爵家の次男、フェリス・クロゥレンは貴族らしくない人間だった。
領地は武勇に優れた姉兄に任せ、自分は神からの頼まれごとをこなしつつ、職人としての道を行く。
これは己をそれなりだと捉えている人間が、身の程を弁えたり弁えなかった
りしながら、思うように生きていく話である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-20 22:24:53
859618文字
会話率:38%
人違いで婚約の申し込みをされたクラウディア。
即座に撤回されたが彼女は気にしない。
社交界での醜聞になりかねないが、そもそも彼女は社交界の評判を気にしてはいない。
ただ領地にこもって好きなことをしたいだけ。
なので、社交界で彼女は"
;幻の令嬢"だの"引きこもり令嬢"だのと揶揄(やゆ)されている。
ただ単に世間話として友人に人違いで婚約を申し込まれ即時撤回された話をしていると、友人が自分の兄を薦めてきた。
その兄は最近仕事をしすぎて婚約者のことを疎(おろそ)かにした結果、婚約破棄されたばかりだという。
上司の気遣いで早めに帰宅した友人の兄から誘いを受け、あちこち出かけるようになりーー
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-20 21:33:22
180870文字
会話率:45%
かつて、魔法を操る神々の世界と、人間の世界は一つだった。ある時は神から与られ、ある時は神と契約を交わすことで、人間は魔法の力を預かることになった。そして、その魔法よって、人々は過酷な自然を生き抜くことができていた。やがて、二つの世界はバラ
バラとなって、神に与えられた魔法だけが人間の手に残ることとなった。
そのような話が神話となりつつあるほどの長い時を経て、魔法が人のものとして、日常に溶け込んだ環境の中で人は日々の暮らしを送っていた。
東の海に浮かぶ島・アスタリアでは、国王・ノクトが亡くなり、十四歳の娘・ユアが王女として即位することになった。しかし、まだ国を治めるには若すぎるとして、実際の国の政事は叔父であるネリアスが担うこととなったが、アスタリアは次第に軍国化していく。
それから二年、ネリアスに男の子が生まれたことを知ったユアは、自身の身を守るために、アスタリアから抜け出すも、逃げた先で人狩りに襲われてしまう。そんなユアを救ってくれたのは、軍国化したアスタリアに集落を襲われたルアーニア人だった。
ユアはアスタリア人がルアーニア人に残した傷跡を見て、自分の不甲斐なさと王女としての未熟さに苦悩しながら、ルアーニア人との交流を通して、人として、王女として少しずつ成長していく。
アスタリアが再びルアーニア人の領地を攻めようとしていることを耳にしたユアは、ルアーニア人と共に立ち上がり、国を取り戻す決意を固めるも、アスタリアの軍隊は、ある魔法に手を染めていた。
狂気に満ちた魔法が今、ユアとルアーニア人に襲いかかる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-20 19:49:18
11085文字
会話率:39%
悪役令嬢オリヴィア。それはスマホ向け乙女ゲーム「魔法学園のイケメン王子様」のラスボスにして冥界の神をその身に降臨させ、アンデッドを操って世界を滅ぼそうとした屍(かばね)の女王。そんなオリヴィアに転生したのは生まれついての重い病気でずっと入
院生活を送り、必死に生きたものの天国へと旅立った高校生の少女だった。念願の「健康で丈夫な体」に生まれ変わった彼女だったが、黒目黒髪という自分自身ではどうしようもないことで父親に疎まれ、八歳のときに魔の森の中にある見放された開拓村へと追放されてしまう。だが彼女はへこたれず、領民たちのために闇の神聖魔法を駆使してスケルトンを作り、領地を発展させていく。そんな彼女のスケルトンは産業革命とも称されるようになり、その評判は内外に轟いていく。だが、一方で彼女を追放した実家は徐々にその評判を落とし……?
更新予定:当面の間は 11:00、18:00、20:00 の一日三回となります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-20 18:00:00
357176文字
会話率:65%
アヴェートワ公爵家に産まれた時から前世の記憶があったルチル。
成長するにつれて、自身が公爵令嬢であること、転生した世界では魔法があること等を知っていく。
「やっぱり…あくやくれいじょうでしゅよね…。」
3歳の誕生日をキッカケに悪役令嬢に
ならない為に、同じ歳の王子様と距離を取ることを決意。
領地に引き籠り、以前から食べたかったスイーツを開発して楽しい日々を送っていた。
王子や王家とは距離を取ると決めていたのに、ある日王子と出会い、王子と過ごす日々に、王子を推しとして愛でることに幸せを感じるようになる。
王子の笑顔を見たいが、家族のために悪役令嬢にはなりたくない。
平和が1番!虐め反対!
え?ここって本の中だったの?それも18禁エロエロ小説!?嘘でしょー!
前世往生した経験豊富な女性が、自分や自分の周りを平和にしていこうと奮闘するお話です。
前半→子供時代、後半→学生時代となります。
ざまぁはありません。
虐めや過激な発言がありますので15禁とさせていただきます。
1ページ辺りの本文の長さは一定ではありません。区切りがいいところで切り替えたいと思っています。
拙い文章になりますが、楽しんで読んでいただけたら幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-20 17:56:28
847813文字
会話率:39%
『真実の愛を見つけたので出て行きます。探さないで』
そんな書置き一つ残し、侯爵家令嬢のアンジェリカの姉は消えてしまった。
けれど姉は隣に領地を持つ侯爵家の嫡男と婚約しており、今回の件で両家の間に亀裂が入るかもと残された家族の間に重い空気が漂
う中、その嫡男様が姉とは別の人と駆け落ちしてしまったというまさかの手紙が届く。
というわけで、それぞれの兄姉の尻拭いのため、婚約を結ぶことになったアンジェリカと次男のアレン。
元々二人は仲が良く、四歳年下のアレンは、アンジェリカにとっては弟のようなものだった。
けれど、アレンは兄と違って優秀で領民にも慕われており、自分では年齢も含めて釣り合わないと考えたアンジェリカは、アレンのために、密かに彼に釣り合う婚約者を探すことを決めた。
一方のアレンは、昔から密かに恋心を抱いていたアンジェリカに、どれだけ気持ちを伝えても異性として全く見られていないことに悩んでいた。
けれどそんなある日、駆け落ちしたはずのそれぞれの兄姉が来襲してきて……?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-20 15:00:00
28841文字
会話率:30%
アセノヴグ大陸
その昔、邪竜神デモゴルゴが大陸を支配しようと目論見、大陸各地に眷属を送り込んだ。
それに抵抗する人々との戦乱が長きにわたり続いた。
人々もバンディカ帝国を中心とした精鋭を揃え抵抗を試みるも、
圧倒的な竜の力に人は次第に追
い詰められ、屈服するのも時間の問題と思われた時、
女神の使いが地上に現れ、勇敢な5人の若者に神器を与える。
神器の力は絶大で、各地の眷属の竜達は悉く倒されていった。
5人の若者は劣勢であった人々の希望となり反撃の狼煙となった。
やがて邪神竜の住む居城に5人の若者が一堂に会し、人の存亡をかけた決戦を挑む事となる。
長い戦いの末、邪竜神デモゴルゴの討伐を見事に果たす。
だが平和が訪れたのも束の間、大陸の各地では邪竜神配下の残党や、盗賊によって荒廃していた。
バンディカ帝国の皇帝は神器を持つ5人の若者を復興の旗印として、爵位と領地を与え大陸の各地を
治めさせた。
それから40年、5人の若者も年を取り、生を全うした者、後世に託した者、病で生を終えた者、
それぞれの生を全うし、世代が変わり、人々に戦乱から復興の兆しが見えてきた頃の話である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-20 12:00:00
438170文字
会話率:48%
かつて地方の雄と謳われた名家・キャロル家。
シオンはその長女として生まれた。
だが、当主である父の死を境に、その面影は失われた。
領地は荒れ果て、王国からの支援も絶たれてしまう。
「……キャロル家を頼んだぞ」
父の最後の言葉を胸に、シ
オンは決意する。
失意に沈む母と、幼い妹を守り、崩れかけた家を立て直すと。
父の書斎で見つけたのは、“キングズチャーチ王立学校”の入学推薦状。
王国随一の名門校にして、エリートたちの登竜門——ただし、男子にしか入学は許されていない。
正体が露見すれば、すべてが終わる。
それでも彼女は、家族の未来を背負うために、父の形見のマフラーを巻き、“キャロル家の息子”として、新たな一歩を踏み出す。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-20 11:50:00
5208文字
会話率:28%
戦国時代の中央から離れた小領地。
隣りの大名との不毛な争いを治めるため、それぞれの代表として決闘に参加した二人。
致命傷を負いながらも僅差で勝利を勝ち取る主人公。だが勝利の甲斐なくその場で力尽きてしまう。
再び目覚めると花が咲き乱れ
る草原に。そばには「あの女」が待っていた。
再び戦いの準備を終えると宿敵とのケリをつけるため「最後のステージ」である「剣と魔法の世界」へと旅立った。
*三章の予定(スローライフは三章から)
*大半はスマホで文を作ってます(誤字脱字はご愛嬌?)
*ストックが尽きたら一旦お休み
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-20 10:15:15
113728文字
会話率:49%
「テオドルフ、貴様を『北の大地』の領主に任命する!」
ぐうたら王子テオドルフは、女神よりギフトを貰えなかったことを理由に、死の大地とも呼ばれる北の大地に追放されてしまう。
ついてきてくれたのは美人メイドのレイラのみ。食料がろくに手にはいらな
いその地で生き残れることは不可能……に思われたが、実は転生者であるテオドルフには女神より貰ったある『力』があった。
その力の名前は『自動製作《オートクラフト》』。
有名クラフトゲームを意識して作られたその力は、あらゆる物を全自動で作り出してしまうチートギフトであった。
テオドルフはその力で武器、農具、家にとどまらず、ゴーレム、要塞、兵器、乗り物など常識ハズレの物を作り出してしまう!
その村には様々な種族が訪れ、彼らの力もありどんどん発展していく。
「あれ?もはやこれ村レベルじゃなくない?」
気づけば一国を遥かに超えるほど発展し、テオドルフは多くの領民から慕われる最強の領主になってしまうのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-20 10:10:00
272447文字
会話率:41%
断罪回避して隠居予定だった、噛ませ犬の悪役御曹司のもとに、まさかの『悪役令嬢』がやってきた⁉
断罪される運命だった噛ませ犬の悪役御曹司こと、エルミア・ディルハルトは、6歳で前世の記憶を取り戻し、未来を変える決意をする。
エルミアは主要人
物との接触を避け、領地を発展させ、12年の歳月をかけて断罪回避に成功。平穏な隠居生活を送っていたが、ある日、彼が出した求人を片手に『悪役令嬢』が訪れてきた。
「どうして、よりにもよって『彼女』が田舎の求人を訪ねてくるんだよ……」
予想外の出会いに戸惑いつつも、一目惚れしたエルミアは、再び断罪の渦中へと飛び込むことに。
これは、断罪回避を果たした噛ませ犬の悪役御曹司が、愛する人を守るため、世界を翻弄する黒幕になっていく物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-20 09:48:25
37777文字
会話率:36%
「今までご苦労であった。お前にはずいぶんと働いてもらったが、これからは子爵として領地の経営に励むがよい」
国王にそう言われ勇者の称号を剥奪されたディールは、王女との婚約も破棄され、何もない僻地へと追いやられる事となる。
その理由は、異世
界から新たに勇者達が召喚された為であった。
しかし、召喚された勇者達は、とんでもない外道集団だったのである。
神の啓示によると、召喚された勇者達は代行者であり、その行いは絶対なのだそうだ。
「こんな理不尽な事などあるか! すぐにディールを呼び戻すのだ!」
そんな事、今さら言われても俺はもう知りません! でも、全人類が滅ぼされてしまうのは流石に困るので、仕方がないから自分の為に戦います!
「ただの国家認定勇者が、神の代行者である俺達に敵うはずないだろ?」
そう高を括る召喚者達だったが、彼には世界最強たる秘密が有ったのだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-20 09:13:05
608203文字
会話率:35%
主人公シルフィーヌはイングリッシュ王国の血を引く伯爵家の娘であり、ある日彼女が毎日の魔法と勉学の鍛錬を終え帰宅をすれば、女王陛下からの手紙……。
その内容と言うのが彼女の婚姻の話しであり。彼女の婚姻の相手と言うのが。シルフィーヌが幼い頃か
ら憧れていた従兄のお兄様……。
そう褐色色の肌を持つアラビアンナイトの物語のような他国の王子様との結婚話なので喜ぶ主人公なのですが。
彼女の愛しいアラビアンナイトの王子様の結婚相手は自分だけではなく。一族の長である女王陛下が選んだ少女達の数は主人公を含めて五人……。
だから主人公シルフィーヌには最初から四人の恋のライバルがいる状態ではありますが、彼女の性格は基本明るく、愛しの王子様の妃の一人として選ばれた事だけで歓喜、感無量ですから。彼女は余り気にもしないで世界最初の豪華な船旅でのハネムーンを王子様の配慮のお蔭でバカンスのように優雅にゴージャスで王子様の管理している領地へと向かう。
でも時は航海時代……。
各国の水軍や海賊達は新大陸と産物を求め海賊行為を繰り返したり。国同士が大海原で出会った敵と海戦にて争っている最中の時代ですから。
さてさて主人公とその他の令嬢様……。
そして世界的にも《《英雄王》》として高名な王子様のハネムーンの行方は如何に?
アジアファンタジー・ラブコメ・恋愛の冒険譚話で御座います。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-20 08:00:00
71215文字
会話率:35%
主人公大島新太《だいとう・しんた》の家は、元は海の商主を代々おこない商いをしてきた家である。戦後GHQの政策により商主をやめ、海産物等を扱う問屋、仲卸業へと以降……昭和のバブル期迄は、会社の実績もうなぎ上りの状態ではあったのだが。その後は平
成、令和と、大手の企業に圧され会社の売り上げも下がる一方……。そんな最中に大島家の大黒柱の二名の様態が……。
だから更に新太の家の財政は下がるのみ……。
そんな最中に毎夜毎夜と、自身の家へと恨めしそうな声色で家を訪ね。玄関の戸を叩き、ノブを『ギシギシ』と開ける女性に新太は畏怖……。従姉で会社の事務件営業の亜紀姉へと相談……。祖父や父の女性関係まで尋ねるのだが。従姉は知らぬと言葉を返してくるのみなのだ。
だから仕方なく自分で解決をしようと勇気を振り絞る新太なのだが。毎夜自分の家を訪ねてくる時代錯誤の羽織に袴姿……。胴に刀と物々しい容姿の女性の後を密かに追尾……。
するとそこには、新太の家が代々守護してきた洞窟内の社の姿が……。
と、いった怪談噺から物語が始まります。
人魚伝説と水軍、海賊、商いと領地経営をメインにした物語で御座います。
お時間あればよろしくお願いしますm(_ _"m)
ノベル0 第二回大人が読みたいエンタメ小説コンテスト最終選考作品の改修版で御座いますm(_ _"m)
お時間あればお読みください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-22 21:00:00
111605文字
会話率:10%
第3回カクヨミコンテスト・ラブコメ部門・中間選考作品の改修版です。
カクヨムさまと小説家になろう様の両投稿サイトでPV数75万突破した作品の改修版で、ヒロインをレビィアにしたお話で御座います。内容の方も大幅に改修していますので、内容自体の大
幅に変わります
夫を早く亡くされた? いや、行方不明? のレビィア姫さま……。次元の空間に飲み込まれた夫を待ち続け、行年……と、言っても、彼女はドラゴンなので、もう既にいなくなった夫を待ち続け百年? いや、そこまでは経っていないかな? 本人も言葉をもらしていたので。
と、言う事で、多分数十年は待ち続けたのですが、一行に戻ってはきてはくれません。
まあ、そんな中、ある日突然、妹のリムが結婚をしたい男性がいると、母であるエリカさまと姉のレビィアさまに告げてきたのですが。妹のリムの話しだと、その男性はどうやら人種の男性のようででございまして。二人にその殿方を見て欲しいと嘆願をしたのですよ。
でも、余り気の乗らないレビィア姫さまは、最初は放置……。だから仕方なく、母であるエリカさまが、リム姫さまお気に入りの殿方を確認したのですが。思わずエリカさまの口から「あなた……」と、言葉が漏れたのです。
それを聞き、レビィア姫さまは、母であるエリカさまに、「お母さま、あなたって、もしかして、お父さま?」と、声をかけながら、慌ててリム姫さまが婿にしたいと申している殿方の確認をすると……。
レビィア姫さまの口からも「あなた……」と、言葉が漏れました。
……ん? ここまで呼んで、皆さんは、あれ? と、思ったかも知れませんが。ドラゴンの夫婦は一夫多妻のハーレムなので、こんな言葉が漏れたのですよ。
でッ、エリカさまとレビィアさまのお二人が「あなた~」と、口の漏らしたのは、レビィア姫さまやリム姫さまの御父上に似ている殿方ではなく。レビィアさまが待ち続ける旦那様に良く似た男性だったのですよ。
それと先程、エリカさまが口に漏らした通りで、どうやら母であるエリカさまも、行方不明の旦那様の妻のようですね。
まあ、その辺りは話しを読んでもらえればわかりますから、お時間あればお読みください。
異世界ファンタジーにラブコメ、恋愛、お店の経営に領地経営……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-26 22:00:00
45951文字
会話率:12%
大陸で一二を争う強国の第一王女の12歳の誕生会が開かれた。招かれているのは国内外の王族・貴族。白豚王女と陰口をたたかれている王女の婚約者を決めるための誕生会だ。例え、白豚と言われても、国王に溺愛される王女の婚約者の地位は、非常に魅力的で、多
くの候補者が集まった。
その中に、貧乏王国の第二王子もいた。貧乏故、傭兵団を組織し外に出稼ぎに行かざるを得ない国で、強さを求める少年は、他国人には乱暴者に見えた。
そんな二人が出合い頭にぶつかって転がり落ちた先で出会ったのは、古の封印された魔法使い。
そこで知る衝撃の事実。
転がり落ちて封印を壊した時に王女と王子の心が入れ替わってしまった。
これは、そんな二人が元に戻る為に奮闘する中で、成長する物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-20 07:00:00
378633文字
会話率:41%
社畜OLだった私が転生したのは、大好きだった異世界小説のラスボス悪役令嬢『雨夜の森の魔女』――弟を傀儡にして国を乗っ取る、最悪の終盤ボスでした。
このままじゃ主人公に討たれて死ぬ未来一直線!?
それだけは絶対にイヤなので、領地を薬草園に改
革して、社交界からも距離を置き、喪女ライフを満喫……していたはず、だったのに。
「だって、姉上がいったんですよ? 私が皇帝になったら、側で支えてくれるって」
「手に入らないのなら、俺は今一度剣を抜くのみ」
………え? 弟と婚約者様が、私を挟んで睨み合ってるってどういうこと!?
断罪回避のはずが、別ルートで破滅フラグ再浮上!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-19 21:54:34
9451文字
会話率:39%
人類が宇宙に進出してから数千年。
生活のために軍に志願したら、念波という特殊技能持ちであることと、人型兵器コンバットアーマーの操縦適性があることが判明したケンジ・タナカは、常に転職したいと思いながら、汎銀河共和国宇宙軍特務隊上級大佐として働
いていた。
ケンジが定期的に起こる惑星反乱を鎮圧して帰路についたところで、突如出現したブラックホールに吞み込まれてしまい、目を覚ますと剣と魔法の世界に。
そして最下級貴族の『郷士』、グラック家の跡取りであるエルネストの体に魂が乗り移っていた。
この世界には、魔力で動く人型兵器『魔晶機人』とその上位機『魔晶機神』が存在し、操縦できる『操者』がの大半が貴族で、彼らが世界を支配し、支える存在となっていることを知るケンジ。
「とはいえ、私は最下級の郷士だ。魔晶機人を使って領地を開発し、プチリッチに生きていくんだ」
軍人時代からお上に関わるとろくなことにならないと思っていたケンジは、田舎領地の主としてほどほど豊かに暮らしていこうとするも、前世のエースパイロットとしての腕前と、膨大な魔力のおかげで徐々に注目されていくように。
果たしてケンジ……エルネストは、平穏な田舎貴族暮らしを手に入れることができるのだろうか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-19 19:00:00
457794文字
会話率:39%
独身社畜のアラフィフサラリーマンである俺は、これでもう何周目であろうか?
今日も就寝前に大好きなロボットアニメ『絶対無敵ロボ アポロンカイザー』のBDを鑑賞していた。
このロボットアニメは、残念ながら世間ではあまり人気が出なかったものの、俺
は可能な限りのグッズを集め、設定や資料を読み漁り、コミケで同人誌を出すほど愛していた。
ゆえに俺は胸を張って言える。
世界で一番『絶対無敵ロボ アポロンカイザー』詳しい人物であろうと。
そんな俺であったが、出勤の途中、突如地面に出現した穴に落ちてしまい、別の世界で落馬して倒れていた少年と頭をぶつけ、なんとその体が入れ替わってしまった。
こうして異世界の貴族の嫡男と入れ替わってしまった俺だが、なんとか異世界での生活に慣れ、13歳で教会からスキルを授かった。
だがそのスキルのせいで、廃嫡、領地を追放されることに。
だがこの俺、ダストン・バルサークはまったく落ち込んでいなかった。
なぜなら、自分のスキルが『絶対無敵ロボ アポロンカイザー』であったからだ。
「このスキルを極めたら、絶対無敵ロボ アポロンカイザーに乗れるかもしれない!」
根拠もないのにそう思った俺は、異世界で絶対無敵ロボ アポロンカイザーを極めるために、異世界で奮闘を始めるのであった。
「カモォーーーン! アポロンカイザーーー!」
剣と魔法とスキルの異世界で、好きなスーパーロボットを極めんとする、元アラフィフ独身である俺の第二の人生が始まる。
※この作品は、カクヨムでも連載されています 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-05 19:00:00
413446文字
会話率:41%
独身社畜のアラフィフサラリーマンである俺は、これでもう何周目であろうか?
今日も就寝前に大好きなロボットアニメ『絶対無敵ロボ アポロンカイザー』のBDを鑑賞していた。
このロボットアニメは、残念ながら世間ではあまり人気が出なかったものの、俺
は可能な限りのグッズを集め、設定や資料を読み漁り、コミケで同人誌を出すほど愛していた。
ゆえに俺は胸を張って言える。
世界で一番『絶対無敵ロボ アポロンカイザー』詳しい人物であろうと。
そんな俺であったが、出勤の途中、突如地面に出現した穴に落ちてしまい、別の世界で落馬して倒れていた少年と頭をぶつけ、なんとその体が入れ替わってしまった。
こうして異世界の貴族の嫡男と入れ替わってしまった俺だが、なんとか異世界での生活に慣れ、13歳で教会からスキルを授かった。
だがそのスキルのせいで、廃嫡、領地を追放されることに。
だがこの俺、ダストン・バルサークはまったく落ち込んでいなかった。
なぜなら、自分のスキルが『絶対無敵ロボ アポロンカイザー』であったからだ。
「このスキルを極めたら、絶対無敵ロボ アポロンカイザーに乗れるかもしれない!」
根拠もないのにそう思った俺は、異世界で絶対無敵ロボ アポロンカイザーを極めるために、異世界で奮闘を始めるのであった。
「カモォーーーン! アポロンカイザーーー!」
剣と魔法とスキルの異世界で、好きなスーパーロボットを極めんとする、元アラフィフ独身である俺の第二の人生が始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-30 14:07:52
7877文字
会話率:36%
貴族の子として生まれたヴァンは2歳になった時、不意に自分が転生者であることを思い出した。
様々な部分で幼児とは思えない行動を見せ、一時期は神童と噂されるヴァン。
しかし、8歳で行う魔術適性鑑定の儀にて、役立たずと揶揄される生産系魔術の適性が
あるという結果が出てしまい、ヴァンは侯爵家を追い出されることになってしまった。
追いやられた先の村では様々な苦難が訪れるが、ヴァンはそれでも村の発展と防衛を続け、やがて名も無き村は巨大都市へと変化していく。
でも、ドラゴンの襲来はもう嫌です。
ギャグ多めで進行したいと思います。
タイトル、変更しました!
戦わない最強の生産職 〜辺境の村要塞化計画〜
↓
お気楽領主の楽しい領地防衛 〜生産系魔術で名もなき村を最強の城塞都市に〜
よろしくお願いします!
異世界転移転生での日間ランキング1位!
異世界転移転生での週間ランキング1位!
異世界転移転生での月間ランキング1位!
異世界転移転生での四半期ランキング1位!
異世界転移転生での年間ランキング3位!
総合日間ランキング2位!
総合週間ランキング3位!
総合月間ランキング2位!
総合四半期ランキング1位!
総合年間ランキング4位!
総合累計ランキング54位!
本当にありがとうございます!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-19 19:00:00
917269文字
会話率:44%
弱小王国の末っ子王子ネオンは、12歳の誕生日、王族が授かるスキルを授からなかった。
そのまま罰として、世界を代表する三つの超大国に囲まれた「捨てられ飛び地」の領主を命じられ、追放されてしまう。
すると、そのショックで前世――日本で神器を発掘
する考古学者だったこと――を思い出した。
ネオンは追放を良い機会と考え、慕ってくれるメイドと飛び地に向かう。
飛び地は荒れ果て、人もおらず、その日暮らしもままならない。
ネオンはメイドとのんびり暮らすために開拓を決心した瞬間、『神器生成』というスキルを発現した。
父親と兄たちはネオンの誕生日を正確に覚えておらず、この日が真の誕生日だったのだ。
『神器生成』を使ってみると、枯れ葉からエリクサーを生成したり、単なる石から古龍も貫く剣を生成したり、ゴミから神話級の魔道具を作るチートスキルだった。
超大国からの難民団を領民に迎え、目立たないように開拓するが世界最強の領地にしてしまう。
それだけで目立ってしまうのに、さらにもう一つ。
実は、難民団は超大国のスパイ集団だった(互いに、スパイ同士だとは気づいていない)。
ライバル国を探る拠点の製作が目的だったが、ネオンを見て方向転換。
自国に引き入れようと裏で画策し、彼が何かするたび本国に報告する。
結果、ネオンは自分の知らないところで、超大国が注目する重要人物となってしまうのであった。
一方、国王と兄たち。
ネオンの活躍のせいで、自分たちの利権が侵害されて逆恨み。
王国に伝わる秘術で魔神を召喚して飛び地を襲撃させ、確実な破滅への道をたどるのであった。
※他サイトでも掲載中でございます折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-19 18:10:00
232630文字
会話率:34%
王国の宮廷庭師として働いていたジュリエットは、ある日突然婚約破棄される。
さらには、義妹に婚約者と仕事を奪われた挙句、恐ろしいと噂の魔王の人柱に命じられた。
転送魔法で荒れ果てた魔王領に追放されたジュリエット。
食べられるかと思いきや、出
会って即「邪魔だから、解放」と言われる。
だが、城の前に育つ枯れそうな木がかわいそうで、(元)宮廷庭師の実力で復活させたところ、魔王から庭師に命じられる。
ジュリエットは魔王城の庭師として、第二の人生を歩み始めた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-22 20:10:00
17025文字
会話率:30%
降ってわいたデカ女ブームの恩恵にあずかれない、デカ女の茜(身長2m)。
高校二年生の彼女はある日の放課後、親友の女友達とともに異世界に聖女召喚されてしまう。
目覚めるとそこは巨大な大陸を支配する帝国で、百人の皇子による”帝位継承権争い”の真
っ只中だった。
茜を聖女召喚したのは、イケメンショタの第百皇子であるマルコ。
マルコから事情を聞く茜。
”帝位継承権争い”では”神聖軍器”という、20m級の巨大メカが使われているらしいが、マルコの領地は貧乏なため作れない。
そこで、聖女召喚に一縷の望みを懸けたとのこと。
茜はチートスキル【巨大化】で大きくなり、敵皇子の”神聖軍器”と戦ってほしいと頼まれる。
茜は困惑するものの、親友は現皇帝たちに聖女召喚されており、次期皇帝に贈られる景品となっていると聞く。
マルコの領民に対する優しい思いも聞いた茜は、”神聖軍器”と戦うことを決意する。
親友を助けるため、そしてマルコを助けるため、巨大メカと生身で戦う日々を送る――!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-05 18:00:00
8569文字
会話率:33%
「俺から愛されることを期待するな。
お前とはただの契約結婚だ」
旦那様は私に冷たく告げました。
そんなことはわかっています。
私は自由と引き換えに3年間だけの冷酷領主の妻を演じなければいけない。
元々私は男爵家で父、義母、義妹の家族たちか
ら使用人のように虐げられて、自分の初恋の男性も義妹に奪われた。
もう愛なんていらない。
贅沢は許されない貴族の領地妻なんて普通の令嬢は無理でも私はできます。
私には家事スキルがあります!
寂れた領地を豊かにして、かならず自由を手に入れてみせます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-19 18:02:00
55617文字
会話率:35%