美味しい料理にはひと手間が必要です。
最終更新:2023-09-17 15:25:23
249文字
会話率:15%
日本で殺されたはずの少年は、死ぬ前に「次は自由に楽しく暮らせる人生がいいな…」と願いながら命を落とした。
そして次に目を覚ますと……そこは見知らぬ家のベッドで、少年は5歳になっていた、しかし少年には日本での記憶があった。
そこで少年が目
にしたのは…剣を腰に差す男性と、手から火を出し調理をする女性だった。
男性は自分は父だと言いと女性は自分は母だと言った。
この2人には全く見覚えがない。
2人は少年の事を見ると口を揃えてこう言った。
「「おはよう、ルージュ!」」
………いや、誰?
どうやら少年は異世界に記憶を持ったまま転生したらしい。
少年は…ルージュは誓う、この世界では、楽しく、自由に生きると。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-01 00:00:00
89290文字
会話率:46%
いかにしてメスティン折は誕生したか
アウトドアをやる人ならメスティンを知っている人は多いと思います。
そうして米のこびりつきを防ぐ炊飯方法…メスティン折を使った炊飯もかなりメジャーになりました。
実はあれを考案したのは私だったりします。
「メスティン折」という言葉も私が考えました。
開発というか、今の状態になるまでの経緯を記録として残しておいた方がいいかなと思い文章にしてみました。
エッセイのひとつでもいいかなと思ったんですが、記録としては独立したひとつの話にしておいた方がいいだろうと思った次第です。
※この話はカクヨムにも掲載しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-30 08:18:25
1517文字
会話率:0%
四十三歳のおじさんが異世界転生して、チートで俺TUEEEEしてブイブイ言わす話。
ではなく、本気で町中華を再現していくお話。
秦国隆はラインハルト・フォン・アインスベルグに転生して
如何に町中華を作るのか?米は?醤油は?牡蠣油は?
材料も調
理器具もない、中世ヨーロッパ風の異世界で果たしてできるのだろうか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-27 04:56:27
7938文字
会話率:6%
冒険者の持ち込み食材の調理を
長年していたら端材が討伐証明だった件
金だけ欲しいのに
レベルUPが止まらない・・・
討伐証明?!爪 牙 角
骨は漢方薬?
幻獣の角 牙?!エトセトラ
【ヤバすぎる冒険者の固定客】に巻き込まれ
コックの主人ま
でも冒険に繰り出される!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-17 07:00:00
27183文字
会話率:36%
家庭科の調理実習やってきたのは、うさぎ!?
優しい灰色うさぎが織りなす、ハートフルヒューマンコメディ、ここに参上!
最終更新:2023-08-12 00:16:14
3328文字
会話率:12%
ばら積み貨物船「明星丸」の二等航海士・奈良橋茜と、一等機関士・北原茉子。
司厨(船の調理担当者)がいない「明星丸」で、ふたりは今日も〈船ごはん〉作りに励みます!
※カクヨムにも掲載しています
最終更新:2023-07-31 08:01:23
6471文字
会話率:40%
都会にあるなんてことない弁当屋で、母の手伝いをする少女、犬崎 真昼。
彼女は道路に飛び出した犬を助けようとして車にはねられ……
気が付くとそこは異世界だった!?
そこは王都から、食べ物に関して厳しい迫害を受ける人々が暮らす世界。
作る器材
も、調味料も、まとまった食べ物もない。
ならば、自分の力で人々のために腕を振るおう!
これは、犬の力と鉄を生み出す力、双方を得た、異世界で名をヒルダと変えた少女の、異世界での奮闘記である。
〜9月20日更新〜
第49部分の一部文章を修正しました。
登場人物紹介にコーン、ザラを追加し、用語集に雪月花を追加しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-30 19:12:17
234412文字
会話率:56%
現代日本で車に轢かれて死んだ男は、黒銀の吸血鬼として異世界に渡った。
周りにいるのは無数の魔族。魔族四天王吸血公爵の息子として寄生転生した【ミケラルド】。
いきなり奴隷を食事と称され、父の部下からハーフエルフの【ナタリー】を献上され、血を吸
うはめに。
ミケラルドはなんとかナタリーを助けるも、大きな陰謀が動き出す。
魔族の土地から離れ、ナタリーを人界に送り届けるため、ミケラルドは立ち上がる。
ミケラルドと出会う人間の食事を調理できるリザードマンの【ジェイル】。
魔族からも恐れられる水龍リバイアタンの【リィたん】。
人界に向かう中、判明したミケラルドの意外な能力は、なんと【魔王】と同じ能力だった。
足掻き、しかし快活に生きるおっさんの成長物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-22 17:07:52
2053443文字
会話率:49%
革命派のベトナム青年タトタインが、フランス秘密警察の拷問吏の手に落ちたもの の、九死に一生を得、ホテル地下洗い場のセネガル青年に匿われる。そこは、世界 最高の総料理長エスコフィエが君臨するカールトンホテルだった。やがて、英国は独 軍に宣戦布
告、調理場スタッフが戦場に大量に駆り出される中、腕を見込まれたタト タインは非ヨーロッパ系調理チームを率い、世界の王族を招いての重要なパーティー を成功させるが——。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-16 10:17:15
4551文字
会話率:35%
レストランで調理師をしている太田由加里(36歳)に差出人不明の手紙が送られてきた。
送り主は、16年前から現在まで、由加里の部屋にカメラを仕掛け、スマートホンを盗聴する等して、行動を監視していたというのだ。
由加里のアパートの間取りや
生活振り。買い物に行く店や好きなミュージシャン。職場や友人についても、正確に把握されている。
彼の目的は、16年前、当時20歳だった由加里に心を傷つけられた復讐だという。
その為に由加里を監視し、交際する男性が出来ると、その相手から由加里が傷つけられる様に仕向けてきたというのだ。
由加里が今までに付き合った男の名前、知り合った場所、交際に発展する経過も観察し、二人の遣り取りから得た情報を操作して、相手に誤解させ、捨てられる様にしてきたことが、順を追って書かれている。
彼の正体は、16年前に由加里がアルバイトしていたハンバーガーショップにいた店員で、須賀健二という男だった。
当時32歳だった須賀は、由加里に愛を告白したものの全く相手にされず。由加里から冷たく「消えて」と言われたのだ。
言われた通り須賀は由加里の前から姿を消し、由加里のことを監視し、復讐の工作を行っていた。
だが一方で須賀は、由加里が恋愛にときめいたり、悲しんだりする姿を見るうちに、いつしか由加里の運命を見守る神様の様な気持ちになっていったという。
そのうちに須賀は、由加里の職場でアルバイトをしている由加里よりずっと年輩の村永規弘という男が、由加里に思いを寄せていることに気付いた。
村永は由加里に対する思いを口に出さず、十歳も年下の由加里の部下であることに徹している。イケメンでもなく、金持ちでもなく、仕事もあまり出来ない。でも誠実に由加里を愛している。
そんな村永を見るうちに、須賀はかつての自分を重ねる様になり、もし村永の思いが由加里に受け入れられるのなら、自分の復讐は諦めてもいいとまで思うようになった。
だがそこには、やはり須賀の心が大きく裏切られる残酷な仕打ちが待ち受けていたのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-06 01:35:06
60202文字
会話率:0%
姉崎都は、アパートの隣人みこの異世界召喚に巻き込まれて異世界へ転移した。
転移した世界は、自分の子供を救いたい魔王が作り出した世界観の乙女ゲームの世界。招かれざる客の都は城外に放置されるが、城下街でバルドゥルと出会う。そのバルドゥルこそ
が、魔王が救いたい相手だった。
バルドゥルの知識を借りながら魔物討伐をし、報奨金を稼ぐ都。その間にバルドゥルとも仲良くなった。人魔共存を目指す世界観の中で疑似恋人を演じることになり、バルドゥルへの気持ちが育っていく。
疑似恋人を終了させる時、バルドゥルはみこに囚われた。バルドゥルを助け出すため奮闘するも、力及ばずに都は投獄される。その後、みこと和解しバルドゥルを救い出すことにも成功。バルドゥルに科せられていた「呪い」を外した。
魔王念願のバルドゥル救出が叶い、元の世界から乙女ゲームの記憶を消すと言われた。それはゲームに関わったもの全て――プレイしたことも、異世界転移した都やみこのことも、人々の記憶から消されるということ。都は異世界に残ることを決めるが、最後に家族に会いに行った。
異世界でバルドゥルと暮らし始めた都。順調に子宝に恵まれ、幸せな日々を送っている。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-05 16:00:00
86358文字
会話率:51%
※「第6回ネット小説大賞」で二次選考通過、最終選考に残りました!
『身売りっ娘 俺がまとめて面倒見ますっ!』『異世界結婚相談所 』は一次選考同時通過です。応援、ありがとうございましたm(_ _)m。
時を遡ること三百年、阿東藩新町通り、
通称『食い物通り』には、美しい三姉妹が切り盛りする料理屋『前田美海店』が存在した。他では食べることのできない珍しい料理が次々とお品書きに追加されていき、後に『天女御膳屋』と称されるほど評判になったこの店の食材や調理法(レシピ)は、実は現代、平成の世から時空を超え、密かに運ばれ、伝えられたものだった――。
※当時としては珍しい食材の他、B級グルメも数多く登場する予定です。
※「身売りっ娘 俺がまとめて面倒見ますっ!」のスピンオフ作品ですが、本編を読んでいなくても大丈夫です。
※評価や感想を頂けますと大変励みになります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-26 14:42:13
62045文字
会話率:33%
ハンター&調理師による狩猟×グルメ×もふもふファンタジー!全8話。
物語の舞台は北の大地、良質なタンパク質を求めていざ————!!
「うおらぁぁアッ!!熊狩りじゃああああっ!!!!」
両親の離婚により北海道の都心、札幌から雪
深い田舎町——岩見沢市に引っ越して来た主人公、音霧みゆ莉はほとほと嫌気がさしていた。
どこを見ても雪雪雪、若者は少なく娯楽施設さえ碌に無い。
そんな時、みゆ莉は100年に一度の星の降る夜に大流星群へと願いをかける。
「お願いします、神様! どうかあたしに————」
冗談半分で星に願ったみゆ莉であったが、翌日目覚めると街並みはそのままに、みゆ莉以外の人間だけが姿を消していたのだった。
戸惑うみゆ莉の元に、自家用ジェットで家出中の平等院のばらが現れる。
推定滅びた世界で生き残る為、2人ぼっちのサバイバル生活が始まる————!
北海道にのみ生息するヒグマを扱った物語です。
◎登場人物
・音霧みゆ莉(おとぎりみゆり)
主人公。16歳。両親の離婚により、母親について札幌から祖父の住む岩見沢市に引っ越してきた。正装は中学生の頃のジャージ。お隣さんから拝借した猟銃を扱う。祖父が猟友会所属の猟師だった為、何となくの狩猟の知識は持ち合わせている。相棒はシベリアンハスキーのモモタロー。
星に願いをかけたせいで世界を滅ぼしてしまったかもしれない(?)
肩につかないくらいの茶色のボブカットにピンクのインナーカラー、桃色の瞳。口から覗く八重歯がチャームポイント。
活発的で物怖じしない性格。
・平等院のばら(びょうどういんのばら)
16歳。服装は白セーラー。東京の名門私立女子校に通う名家のお嬢様。弓道部の副部長。相棒(ペット)はコキンメフクロウのフゥちゃん。
腰までの黒髪にバイオレットの瞳。髪型はハーフアップで白いリボンをつけている。
クールだが意外と面倒見が良く、芯のある性格。左目下の泣きぼくろがチャームポイント。
プライベートジェットにて家出中、墜落しみゆ莉と出会った。共にジェット機に乗っていた友人兼メイドを探している。
ご感想やブックマーク、評価などいただけましたらやる気が出ます!
まだ出したいキャラが2人と動物が1匹いるので、そのうち続編を書くかもしれません。
その際にはまたお読みいただけると幸いです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-23 12:16:59
9996文字
会話率:46%
カクヨム様で開催されたコンテストで最終選考まで残った作品です。
狩猟免許&調理師免許保持者が書くちょっぴりリアルなハンターグルメライフ+もふもふ異世界ファンタジー!
雪深い山奥に住む、乙狩アリス(おとがりありす)は20歳の新米ハ
ンター。
ある日、先輩ハンターである宇佐美との猟の最中に、アリスははぐれてしまう。宇佐美の姿を求めて歩くうちに、足を踏み外したアリスは真っ逆さまに転がり落ちてしまった。
目が覚めると、そこは魔法やモンスターが蔓延る異世界であった——。
転移先の異世界では、モンスターによる被害が多発しているようで、元の世界に帰る方法を探しながら偶然出会ったイケメンの元で銃を片手に仕事を手伝うことに。
でも、氷の侯爵と呼ばれる彼はアリスだけには甘々でなんだか、恋の予感!?
恋に仕事に大忙し!なんでもアリの狩猟グルメファンタジー開幕!!
現代社会でも問題とされていることをテーマに書いてみました。空いた時間にさくさく読めると思います。
ブックマークや評価、ご感想などいただけますとやる気が出ます!よろしくお願いいたします!
◎簡単な用語解説
・散弾銃⋯⋯猟に使う銃のこと。大きく分けてスムーズボア銃(ライフリングなし)とハーフライフル銃(ライフリングあり)がある。
・ライフリング⋯⋯銃内部に施された螺旋状の溝。これがあることによって、命中率が格段に上がる。
・実包⋯⋯弾に爆薬を内臓していないもののこと。
・薬莢(やっきょう)⋯⋯弾や火薬を入れる入れ物のこと。
・安全装置⋯⋯引鉄が動かないようにおさえているもの。しかし、衝撃や振動で暴発してしまうこともあるので注意が必要。
※ 念のため自分の知識に誤りがないか確認してはおりますが、間違っていたら申し訳ございません。その際はご指摘いただけますと非常に助かります。
※また、本来なら猟銃を扱う時にはこまめに銃口内の確認が必要ですが、お話のテンポの都合上、そこはカットしております。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-14 13:06:53
56760文字
会話率:40%
超絶美女魔王の自慢料理って? 少女勇者のグルメなハルマゲドン❤
「美味しい」はそれだけで正義!
舞台はどこかの異世界や遠い宇宙の彼方、ではなくて地球。
科学によって現人類が「魔族」となり果て、魔導戦争によって文明が滅びた後、300
0年近くもの時を経た未来。
可憐な少女アスラは、神(?)によって新たに創造された、味覚を持たない「新しいヒト族」の一員であるはずが、なぜか美味しいものが大好き!
生まれながらに心に謎の声を宿す彼女は、自由を求め小国の公爵家を出奔。
はるか昔に失われた禁じられたレシピを探して世界各地の旧文明の遺跡を巡り、その「ついで」に、多くの凶悪な魔物を倒して、いつしか心ならずも皆に勇者と呼ばれるようになっていた。
このまま悠々とユル~い冒険を満喫するつもりだったのが、連れの戦士と賢者に押し切られて「しぶしぶ」と、ヒト族全体の宿敵である美しく強力な魔王を討伐に魔族の住む城塞都市に向かったところ、思いもよらず魔王から食事に招待され、あまりの不味さに彼女と戦い、その結果なんと真の最終戦争に巻き込まれるハメに……
取扱注意いろいろ:
・主人公は美少女です。でも、彼女自身の人格とは別に、心の中に別人格(オッサン?)が住み着いています。
・グルメ中心なのかバトル中心なのか? SFなのかファンタジーなのか? たぶん両方です。
美食や料理に関係するエピソードは、各話のタイトル後に ☆ が付いています。特に美食に関係が深かったり、実際に料理や食材が登場するエピソードは ☆☆ となっています。また、☆☆☆ となっている回は、ほとんど最初から最後まで調理や食事の描写、飯テロ(または飯マズテロ!)です。
って、ミシュラン年鑑かよ⁉
・シリアスなのかコメディなのか? たぶん両方です。
・遠い未来のお話です。でも、現代の料理・文化一般を再現、または「再現に失敗した」エピソードが頻出します。
・実在の宗教・団体・個人とは一切関係ありません。それっぽい名称が出て来ても、「ふーん、まあ、よくある名前だからね」でお願いします。特定の組織や誰かを批判したり揶揄とか、いえいえ決してそんなことは…… おや、誰か来たようだ!
* 本編に掲載されたイラスト、写真などは、全てロイヤリティーフリー素材、または使用に関して作成者の同意を得たものです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-15 12:38:18
109869文字
会話率:26%
転生の神によって選ばれたある1人の男、その神によって異世界に飛ばされ、特技調理で無双する。
その男、最強?かもしれない
最終更新:2023-06-14 20:39:33
413982文字
会話率:55%
目が覚めると、体育館のような広い部屋に閉じ込められていた主人公コウキ。その空間には自分の他にも何十人と集められているようだが、なぜか男は自分だけ。それ以外は全員若い女性だった。
そしてその理由は、唯一の出入口らしき扉に書かれてある文章により
、戦慄と共に解明する。
『セックスしないと出られない部屋』
最高かよ!?と半分ニヤけながら思った自分を、次の瞬間には呪い殺したくなる。
なぜならそんな大見出しには、下記の恐ろしいルールがあったからだ。
『・なお、出られるのは最初にセックスした二名のみである』
『・最初ににセックスした二名以外の者は死ぬ』
最高どころじゃない。
ここは絶望のデスゲーム会場だった。
最初は俺のことをケダモノであるかのように糾弾する女性陣。ルールの熟知と共に、次第に狼狽し、焦燥の果てに、俺に無理やりセックスを迫りくる。だが抜け駆けしようものなら、他の女性たちは暴力でもって制裁する……。最終的には殴り勝った者がセックスをする権利があると言わんばかりの大乱闘が始まった。
……地獄絵図だ。
そんな彼女らを止めようとした俺にまで拳を振り上げるものだから……。
俺は、その時ばかり鬼となった。
つまるところ、暴力は、暴力でしか解決し得ないということ……。
暴力という手段を用いたならば、女が男に勝てる道理はない。辛い選択だが、皆に冷静になってもらうには、それしかなかった。
空手でインターハイに出場したなんて子もいたが、あくまでそれは女性の中で強かったというだけ。彼女は俺みたいな運動なんてしたことないような男にすら勝てない現実に、打ちのめされていた。
幸か不幸か、ルールに制限時間は設けられていない。地下倉庫には豊富な食料も調理場もあり、当分は全員でここでの生活を続けても生きていけるようではあった。
他の解決策があるかもしれない。誰かが助けに来てくれるかもしれない。
そんな希望を胸に、40人の共同生活が始まった。
――かに思えた。
絶望は、容赦なく襲い掛かる。
『ゲームの時間です。みなさん、心の準備は良いですか? ――ただいまより、殺し合いをしてもらいます』折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-14 17:10:15
66731文字
会話率:28%
二年前まで王女の騎士だったヴォルドは、ある不祥事がきっかけで騎士の位を失った。
王都を離れ、傭兵として魔物討伐隊に身を寄せ、戦いに明け暮れていたある日。
かつて忠誠を誓った王女の噂を聞く。
「毒を盛られたせいで、まともに食事が摂れなく
なってしまったらしいぜ」
「なんだと」
「……知り合いの話だと、食べること自体が、怖くなっちまったらしい」
心配になったヴォルドは、王女に会いにいくことを決意する。
※別サイト、別名義で、1年前に書いた短編小説です。
※調理は適当です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-27 12:00:00
8972文字
会話率:47%
コーヒーと昭和の雰囲気香る小さな喫茶店。
穏やかな音楽、それに添うような調理の音。
お昼のピーク時を少し越えた辺り。
来訪を告げるドアベルが爽やかな音色を響かせる。
「おお、懐かしい音だぁ。ふふっ、変わってないなぁこの店」
最終更新:2023-04-28 10:00:00
3764文字
会話率:86%
久々に老夫婦が営む小料理屋に来た。
通い始めた辺りで休業したから心惜しく思っていたのだ。
店内は変わらず落ち着いた雰囲気。
木のカウンターのこの手触りがまた良いんだ。
しかし、リフォームをしてたってわけではなさそうだ。
それに、調理場に立つ
のはお婆さんのみ。
お爺さんは具合が悪いのか?それで休業?
いや、久々に来たんだ今は料理を堪能しよう。
それにその推測があっていたとしたら、触れないほうがいいだろう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-08 11:00:00
930文字
会話率:10%
狂気とは、正常でなければ分からないものである。
亜人の味は、どんな味?
未知への探究を行った男が、その見聞をまとめた本を章別に起こし、亜人の捕らえ方、調理方法、そして味について解説していく。
異世界カニバリズム作品。
最終更新:2023-04-24 00:21:04
41118文字
会話率:1%