遠い遠いどこかでいつかあったお話。
大小無数の国と国とに別れ、血で血を洗う戦の続く時代。
同じ国同士の人間が争い、海の向こうからやってきた異国の人間の思惑が絡み合い、妖怪を始めとした魑魅魍魎が跳梁跋扈し、およそ太平の世とは程遠い時代。
更には異界からの侵略者までもが姿を見せて、世界は混沌の坩堝と化して戦の終わりはまるで見えない有様だった。
誰もかれもが神仏に縋って平穏な世を願う中で、争いの続く世を憂い、憤っていたのは人間ばかりではなかった。
はるかな昔に異国からやってきた白い竜シュテルンもまた、末世と化した世界の騒がしさに苛立ちを募らせていた。
そうしてある日、シュテルンは名案を思い付いた。この世界の戦乱を鎮めて、平穏を取り戻す英雄を作り出せばいいと。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-07 21:47:24
62839文字
会話率:36%
パワハラの濡れ衣を着せられ退職に追い込まれた『私』が新しく仕事を探すためにハローワークへ。
無能な周囲、劣悪な環境に苛立ちながらなぜか紹介された『案件』は自分を殺す人間から逃げ切る事。
採用されればどんな要望も叶う仕事に付けるという。
しか
しどこの誰が自分を狙ってくるかは分からず……。
この作品はカクヨム(https://kakuyomu.jp/my/works/16816452218672981873/episodes/16816452218673099632)にも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-24 18:20:56
22796文字
会話率:15%
私はずっと絵を趣味で描いてきましたが、残念ながら才能がありませんでした。先日久しぶりに絵を描いたとき、絵を描く楽しさ、苛立ち、苦い思い、そして喜びを思い出したその気持ちを書いたエッセイです。
最終更新:2022-01-30 11:47:11
1612文字
会話率:0%
高校生・山梨永太は、ネット小説サイトに投稿した作品に評価が付かない事に苛立ち、学校のゴミ箱にネタノートを音高く放り込んだ。
それを拾った女子生徒・遠藤結に続きを懇願され、再び筆を取る事を決意するのだった。
最終更新:2022-01-28 07:06:08
34843文字
会話率:52%
公爵家令嬢ヴィリーアンは、自らの通う学園に、平民であるノマールが入学した事に苛立ちを感じていました。
そこでノマールと同じクラスの伯爵家令嬢キュアリィに、彼女をいびるよう指示を出しました。
しかしキュアリィは『いびる』の意味がよくわかってい
ない様子。
とにかく失敗や不手際を咎めるようにだけ言われたキュアリィは、彼女なりの方法でいびる事にしたのでした。
果たしてヴィリーアンの狙い通り、ノマールを追い出す事はできるのでしょうか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-03 07:13:31
35473文字
会話率:62%
高校生である「私」(新田)は英語の小テストのやり直しで教師に怒られ、苛立ちのまま学校指定のスリッパを蹴り上げてしまう。
そのスリッパは階段の向こう側へと飛んでいき、たまたまその場にいた野球部員の頭へと直撃してしまった。
カンカンに怒った
様子の相手に「私」はどうしようと焦る。すると、そこにクラスメートの城山が現れ……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-09 18:00:00
5714文字
会話率:23%
中学時代に元カノである、鮫島彩音(さめじまあやね)と喧嘩別れとした主人公、鷹山来夢(たかやまらいむ)。
しかし、バラバラになるはずだった高校で同級生として再会してしまう。
仲直りのチャンス到来かと思いきや、来夢に対する彩音の反応はとても冷
たく即解決とはいかなかった。
更に同級生から来夢に助けて欲しいと救難信号。彩音との時間が減ってしまう。
彩音も彩音でもう諦めてしまったのか、嫌いになったのかとヤキモキとしていた。
秀才同士のすれ違いは文化祭まで続いた。
文化祭を持前の連携で成功させた来夢と彩音。
来夢は打ち上げに参加したが彩音はしなかった。そういう集まりが苦手だったからである。
文化祭の帰り道に来夢の妹とバッタリと出くわした彩音は手伝いついでに一緒に帰ることに。
来夢の部屋の前まで来ると来夢への気持ちが彩音の中で膨れ上がった。
どうして? という疑問と、なんでもっと言い訳してこないのか。という苛立ちが沸き上がった彩音はエロ本を探そうと来夢の部屋に踏み込む。
しかしそこには大量の段ボールが積んであった。
そして妹から聞かされれることになった。
段ボールの中身と来夢が彩音との関係をどれほど真面目に考えていたのかを。
更に追い打ちをかけるように文化祭での来夢の動きを友人から聞かされた彩音は明らかな気持ちの変化を感じていた。
不安や疑問や苛立ち全てが、後悔へと変わり、最後には好意へと変わっていった。
喧嘩別れから始まるやり直してぇてぇラブコメディー!
同じ中学校出身という高校一年生からすれば特別な関係ともいえる二人が送るじれったくもてぇてぇ物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-09 00:00:00
248570文字
会話率:53%
「クリード。お前は俺たちのパーティの寄生虫なんだよ。とっとと失せろ」
迷宮都市でAランクパーティに所属していた【盗賊】のクリードは、個人戦力よりもパーティのためにと思い、探索・サポート系のスキルをコツコツと磨いてきた。だがパーティリーダー
のジェラルドから、モンスター討伐に貢献していないと言われ、役立たずの無能扱いされたクリードはパーティから追放されてしまう。
途方に暮れるクリード。そこに新進気鋭のBランクパーティから「是非ともうちにきてほしい」と誘いがかかる。美少女冒険者三人のパーティに加入することになったクリード。少女たちはその卓越した技術の数々に目を見張ることとなる。
「ジェラルドさん、だっけ? バカだよねその人たち。これほどの腕を持ったクリードさんを手放すなんて、ありえないよ」
クリードが加入したパーティが躍進を遂げる一方で、ジェラルドたちは思い通りに進まないダンジョン攻略に苛立ちを募らせていく。それが後に起こる一つの事件の引き金となることを、彼らは知らなかった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-01 18:02:17
26270文字
会話率:29%
主人公、深見惣太には長年連れ添った義妹、由紀がいる。
惣太のタイプど真ん中な、ショートカットがよく似合う活発な美少女だ。
そんな美少女と暮らすのはドキドキの連続なのだが、ある時惣太は自分と由紀が釣り合うわけがないと自覚し他に行こうとする。
だがそれを惣太のスマホに届いたメッセージで知った由紀は「今の連絡、誰?」となぜか苛立ち、何と、惣太の高校へ『転入』してきたのだった。
(なんでだよ!?)
これまでトラブル防止のため義妹がいるということを伏せて来た惣太はその判断に面食らう。
だが惣太の動揺を他所に、由紀という絶世の美少女を獲得したクラスは大いに沸き、全校生徒の注目の的となった由紀は、惣太と仲良くしている女子達に言うのだった。
「私の惣太から、離れて貰っても良いかな?」
ええええええええええええええ?
由紀の発言に皆は度肝を抜かれていた。
そんなお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-31 12:00:00
100869文字
会話率:43%
「貴様を国外追放とする!」
の一言で国を追われ、見知らぬ土地で生きることを定められる犯罪者達。
投獄するでもなく首を刎ねるでも無い。自分が生きてきた全てを捨て去り生きていくことを強いられるその刑は、過酷でありながらも命の尊さを知る新王の慈悲
なのだ――
「ってちょっと待て! 我が国に危険人物を捨てるな!」
隣国より気軽に下される『国外追放』だが、そのせいでいろんな意味で危険な人物が我が国に入ってくるからもう大変。
殺人鬼や麻薬の売人など可愛い方。国家転覆の火種になりかねない廃嫡された王族やら特殊な力を持った超人やら、何でもかんでもほいほい捨てる隣国の司法。
おかげで治安がどんどん悪くなっていくとある国の『法の番人』の苛立ちと愚痴が、周辺国家を巻き込んで『新王の慈悲』に立ち向かう武器となっていくのだった。
これは
「断固反対絶対規制、属国でもない他国への罪人国外追放を許すな!」
というとある司法関係者の怒りの声である……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-21 12:11:09
11624文字
会話率:36%
請負師として日々の糧を得て、知り合いがいない訳でもない、居場所がない訳でもないのだが風咲燕の日常は退屈に包まれていた。
どんな依頼を熟しても苛立ちが募る一方だった。
そんな日常は一枚のタロットカードと、正義を盲信する少女と邂逅した事により
一変した。
そして望まないままに世界の命運に巻き込まれていく。
-注意-
この作品は気紛れ気分屋な作者によって記されています。
文才、表現力、説明力、語彙力、設定の造り込み等等……不足している事が多すぎる為以下の要素が含まれます。
・意味が分かりにくい文章
・曖昧な設定
・ブレブレなキャラ
・いつまで続くかいつ更新されるか不明な気紛れ更新
・作者のサランラップメンタル
・作者は社畜の連勤術師
上記の要素が許容出来る方はお目汚しになりますが読んで頂けると幸いです折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-16 18:00:00
1107文字
会話率:7%
[実話]
就職するもすぐに仕事を辞めニートになった姉は仕事も探さずゴロゴロ過ごしていた。そんな姉にも彼氏ができ結婚のチャンスが舞い込んできた。ニート姉を筆頭に汚くも愛のある家族構成に苛立ちを覚える弟は姉からのある言葉きっかけに、婚約破
棄を計画する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-30 18:54:27
2520文字
会話率:45%
アメリカ・欧州・アジアなど、様々な国からの来訪者たちが、とある広大な植物園を短時間で見学するツアーに参加していた。はしゃぎ回るタイ人親子の無節操ぶりに苛立ちを隠せないアメリカ人夫妻は、お得意の家柄自慢、人種差別発言を次々と繰り出す。次第に
場の空気が重くなる中、日本からひとり参加した私は、知的なフランス美女に一目ぼれして声をかけることに。彼女は私になど魅力を感じていないようだが、簡単には諦めきれない私は、食い下がることにした。
このグループの参加者たちの最大の目的は、南米に生息する珍種の食虫植物を見ることであった。しかし、さすがは世界最大の植物園である。そこには、想像を超える生物が棲んでいたのだ。
2021年11月4日→11月15日折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-16 05:00:00
27076文字
会話率:66%
イキり散らすことを至上の喜びとするイキリストが集まるVR MMO『イキリスト・オンライン』。
裏切りイカはいつも通りイキリに勤んでいると、イキリ仲間のタカメケンコウソウが「気になる人間がリアルにいる」と相談を持ちかけてくる。
当初、タカメの
ガチムチの外見から同じガチムチだと想像していた裏切りイカは適当にスキンシップを提案する。
が、その後彼女がリアルで学校に登校すると、タカメに提案したスキンシップをそのまましてくる少女が現れ、裏切りイカは驚愕。
たまたまだと思って自らは宥めていたが意気揚々とタカメケンコウソウが今日出会った少女とあったことの出来事をそっくりそのまま報告してくる。
流石に本人ではないかと気になった裏切りイカは確かめるために「友だちになってくれないか」とアドバイスし、後日そっくりそのままいった場合は本人認定することにしたが、次の日学校に行くと少女は言いにこなかった。
杞憂かと思いタカメケンコウソウをゲームの方で待っていたがログインする時間帯になってもこなかったので、周りにPK集団に狩られて、落ち込んでいると言う噂を聞く。
本人確認が有耶無耶になった上、それを助長したように見えたPK集団に苛立ちが募り、彼らにイキリ散らす。
その後、タカメケンコウソウがログインして食中毒になっていることがわかり、完治した一週間後、裏切りイカは少女から「友だちになってください」とお願いされ、彼女と友達になる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-07 11:49:41
11731文字
会話率:24%
「ねぇ、どうして貴方は死を望むの?」
自殺願望の強いロキ勇者は、何度も遺体となってシスターの元へやってくる。
日々救えなかった冒険者たちの命を弔う彼女を余所に、連日のように遺体で届く死にたがりのロキ。
命を無駄にする彼に対
し、シスターの苛立ちは限界に達していた。
そして今日も自ら毒キノコを喰らい、命を落としたロキがシスターの元へ運ばれて来る。
死にたがり勇者が求める、本当の願いとは……?
【作者コメント】
これは何度も死を繰り返すロキ勇者と、それを嫌々ながらも蘇生するシスターの紡ぐ物語。
ほのぼの不穏ファンタジーと、ちょっぴりミステリーの開幕です。
どうぞごゆるりとお楽しみください。
(10話完結。毎日1〜2話投稿致します)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-30 11:55:17
37681文字
会話率:26%
王都から離れた地方で暮らしていた猫の獣人マグラは支部長自らの勧誘を受け、王立警護団第四支部に入団する。
入団初日、支部の詰所で甘い香りを放つエレノアと出会うが、同時に男の匂いをべったりと付けている彼女に苛立ちを覚えるマグラ。
後日、再会した
彼女にはやはり不要な匂いが纏わり付いている。心地よい彼女の香りを自分だけのものだと主張することを決意するが、全く意図は通じない。
そんなある日の出来事。
短編『痛みは教えてくれない』のマグラ(男性)視点です。
同一場面で会話を足したり引いたりしているので、先に上記短編(エレノア視点)をお読みいただいた方が流れがわかりやすいかと思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-07 19:00:00
17289文字
会話率:45%
とことん捻くれた性格の私がこの作品を読んで最初に抱いた感情は「苛立ち」でした。おそらく、多くの素直で無垢な読者の方々は、彼の綴る温かく慈愛に満ちた言葉から安らぎを受け取り、挫けそうな気持ちに火が灯り、心地の良い読後感に浸れるのではないかと
想像します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-21 21:30:18
1096文字
会話率:20%
第1皇子の召使いとして使えているサリィは、自分の身分も考えずに自堕落な生活を送るファルトに苛立ちながらも、心のどこかでその身分を超えた思いを募らせていた。ファルトが甘えてくることを拒みきれなかったのだ。
しかし、そんなもどかしい状況は、ファ
ルトの“お見合い”を境に一変する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-13 20:40:31
3754文字
会話率:46%
他に誰も居ない図書室で、机を叩く爪の音だけが響く。思い通りに進まない事への苛立ちだけが募り、残された期限から来る焦りが目を曇らせていく。
最終更新:2021-08-04 12:27:00
949文字
会話率:59%
ただその時に感じた苛立ちなどを適当に書いています。
特になにも考えずに書いているので文がおかしいですがご了承下さい。
最終更新:2021-08-02 00:27:03
804文字
会話率:0%
没落した男爵家の令嬢、シュカ・セラグラードには双子の姉がいる。
穏やかな性格と、誰もが振り返るほどの美貌を兼ね備えた姉と比べられ、シュカは“美女じゃない方・淑女じゃない方の令嬢”と蔑まれて育った。
ある日、困窮した実家を救うため、金貨と引
き換えに隣国へ嫁ぐことになったシュカ。
縁談の相手は既に11人の妃とその倍以上の子供がいる老宰相だが、どんな境遇でも懸命に生きていこうと政略結婚を受け入れた。
しかし、不運はまだ終わらない。
婚儀に向かう道中で盗賊に襲われ、お頭からとんでもない選択を迫られたのだ。
「俺のものになるか、奴隷市場の競売にかけられて変態共の慰み者になるか、好きな方を選べ」
無茶苦茶な提案を拒絶した結果、シュカは投獄されてしまう。
自由を奪われた檻の中での生活に、日ごと苛立ちを募らせるシュカだったが、
ある時、冷酷で残忍なお頭の不器用な愛情に気付いてしまい……。
人生を狂わせた盗賊への憎悪と、初めての恋。
揺れ動く想いに戸惑いながらも、シュカは脱出の好機を待つ――。
◇
檻の中で始まる、身代わりの花嫁と盗賊の恋のお話です。
最初はダークな雰囲気ですが、作者はハッピーエンドが大好きですのでご安心ください。
元々は短編として書いていたのですが、思いの外長くなったので分割して公開します。
一話ごとの文字数をやや少なめに設定しますので、隙間時間に気軽にお楽しみいただけると嬉しいです!
※R15・残虐な描写ありのキーワードは保険です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-03 22:20:24
84770文字
会話率:42%