殆ど知る者は居ないが、人類は一度滅びかけた事がある。
西暦で言えば2000年頃、世界各地で「世界を滅ぼす為の仕掛け」が起動し始めたのだ。「天使」とか「聖霊」とか名付けられたその超自然現象群は、人間が想像した通りの神話・伝説に準えて、黙示録や
らラグナロクやらアンゴルモアの大王の体で、世界の終末劇を演出し始めたのだった。
ところが世界中何処を探してもそんな惨劇の痕跡は残っていない。何故なら「星田翔五」と言う一人の青年が世界を救ったからだ。 詳しい経緯は割愛するが、此の物語はそれから約15年後のフランスで幕を開ける。
主人公の名前は葛葉毅、幼少より人並みはずれた頭脳と身体能力を発揮し、周囲からは超人と揶揄されて育った彼は、体操のオリンピック候補を期待されていた大学院時代に、とある組織からスカウトされる。 正式名称を持たず「世界統一政府」とか「委員会」とか呼ばれるその組織こそが「世界を滅ぼす仕掛け」の再来を阻止する為に世界中の国家がエリートを集結し、自国の利益を度外視して結成した超国家人類防衛軍だった。
某年8月末、葛葉は「聖霊」に対抗する為に人工的に作られた「人造聖霊」=ミリアム(コードネーム)を補佐する為にフランスの基地に配属される事となる。
時を同じくして、別の「聖霊」の力を持った一人の男がフランスを訪れる。 此の男の目的は「世界統一政府」が隠蔽している「神の領域をも侵す力」を手に入れて、世界の歪みを正す事だった。
パリの街をグチャグチャにぶっ壊しながら、「聖霊」と「人間」の戦いが再び始まろうとしていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-08-28 07:00:00
138885文字
会話率:48%
※SS速報VIPさんとの重複投稿でございます。あらかじめご了承下さい。多少の修正を加えて投稿しています。
――
神山龍一。
どこにでもいる会社勤めの二十代、男。
就活という名の戦場をなんとか生き抜いた彼は見事就職を果たし、至
って平凡な日々を送っていた……が。
龍一は仕事を辞めた。
ようやくの所でクリアしても次々と沸いてくる業務の数々……。
激務で心をすり減らした彼は、堪えきれずに退職し帰省したのだった。
帰省してからは見事なまでの穀潰しと成り果てた龍一。
職業安定所からの帰り道で彼はふと思い出す。
丘陵地のてっぺんに佇む大きくて不気味な洋館。
それは中学時代の龍一が仲間と共に肝試しで訪れ、しかし怖気づいて中には入れなかった洋館。
幼い頃の想い出が蘇り、感傷的な気分や冒険心が湧き上がって、やがてそれらに駆り立てられた彼は一人きりで洋館に潜入する……。
廃墟と思われた洋館。しかしそこで現れたのは、白みがかった綺麗な銀髪、淡い朱色の瞳を持った美女だった……。
神山龍一、無職。
謎の美女との出会いにより、彼は摩訶不思議な世界へ誘われてゆく……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-08-13 01:59:38
114977文字
会話率:38%
※SS速報VIPさんにて投稿したものです。
――
土門(つちかど)和間。彼は亡き父の様な強い男になりたかった。
幼くして父真土(まさと)を亡くした和間。
それが引き金となり、それからは死んだような日々を送っていた彼
は、高校進学をきっかけに思い切って地元を飛び出す決心をする。
星天(せいてん)市五行町に存在する大宙(おおそら)学園へ進学することになった彼は母親や祖父母の勧めで進学先の近くに屋敷を構え土門家と縁故のあった木ノ下家へ居候することになってしまう。
名家として名を馳せた木ノ下家。
そこで迎えてくれたのは同じ学校へ通うことになる娘の千春と彼女の祖父、春雄。
そうして慣れない環境ながら高校生活をスタートさせた和間だが、ある休みの日に春雄から「ついて来て欲しい」と呼び出される。
疑問に思いながらもついて行くと、そこは学園内にある謎の施設だった。
――そこで和間に告げられたのは父と父の死にまつわる驚愕の真実。
降りかかった真実を受け入れられない和間。
更にそこで父の形見を春雄から託される。
――それは五角形にかたどられた謎のペンダント。
友人を作り、それなりに楽しい生活が送れれば良いと考えていた和間。
しかし父の形見を受け取ったことで運命の歯車が回り始める。
――これは五つの鍵を守る物語。
ペンダントに秘められた力と、それを狙う「怪異」が和間を襲う。
逃れられない運命の中、彼はやがて己の道を知ることとなる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-04-28 05:31:06
46918文字
会話率:35%
彼女の名前は颯爽桜。
科学の申し子のような桜は、その生まれ持った天才的頭脳をフル活用し、
灰色の日常に包まれていた南石高校の校舎に風穴を開けるのであった(物理的な意味で)。
これは桜と、幼馴染で専用ツッコミ役の梶原達樹の二人を中心に繰り
広げられる物語である。ただし時々タイムマシンが爆発したり全裸が空を飛んだり豆鉄砲で銃撃戦がくり広げられたりすることがあるので要注意。
なおこの物語はフィクションなので、実在する団体・人物・自然現象・科学的根拠とはあまり関係がございません。
ゆえに科学的におかしな描写がなされていてもスルー推奨です。
・第1回講談社ラノベ文庫新人賞 第3次審査通過の同名作品の改稿作となります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-04-27 00:00:00
122773文字
会話率:42%
津乃峰 修は趣味である釣りの帰り、意味もわからないまま1台のパトカーに
停められた。
警官の質問に戸惑う津乃峰はついに逃げようとするがあっけなく捕まり連行される。
「光文? 光文ってなんだよ?そんな年号しらないぞ」
知らない年号、知って
るようで決定的に違うこの場所、この世界。
戸惑う津乃峰と定年間近の警官と刑事、そして新人の女性警官、痴漢男が
見えない謎に挑む。
勢いで書いてしまったため作者自身でもよく分からない部分が多々ありますけど
なんとか妄想しつつ考えていきたいと思うます(`・ω・´)ゞ
後、タグなどは追加していくかも?です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-04-12 23:19:40
12272文字
会話率:36%
タイム・トラベルはありふれた自然現象なのかもしれない。ループものをそういえば書いていたのでこちらでも公開します。
Medium.comの日本語:ショートショートにて「混線」および「混線2」として重複投稿しています。
最終更新:2015-04-05 14:42:28
2640文字
会話率:89%
亜人、魔法、魔物。
そんなものが当たり前にある世界へと引きずり込まれた榊原大輝。
ただ一つ違ったのは、召還ではなく、自然現象に巻き込まれたことによる天災であったこと。
そんな勇者ではない俺の異世界傭兵記。
最終更新:2014-11-28 07:07:23
16105文字
会話率:20%
妄想なのか?いつのまにか居付いた自称「魔少女なゆら」と「超不自然現象吸引体質」の七夕川彦丸(たながわひこまる)との異次元スレ違いラブコメディ。
オンラインゲーム「まじか☆らんど」の呪文で召喚されたなゆらは彦丸に取り憑いていた。その仲を引き離
そうとする超お嬢様的存在の二階堂沙耶華とその執事ダモン。それに個性豊かなゲーム研究部のメンバー隠れイケメンティーチャーや仲間たちが繰り広げる、全地球を巻き込んだ感動の巨編!(になるといいなあ~)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-11-21 23:00:00
84363文字
会話率:73%
──世界の基準点を死守せよ──
自然現象を支配する『超能力』を持つ世界第五位の超能力者・十神カナエ。カナエはある任務の途中で、ごくごく普通の地味な兄・十神明芳の命を死の淵から救い出す。それを境に明芳は、能力を壊す能力を手に入れた。自然を支
配する破天荒な天才少女と、能力を破壊する奇抜な少年と『もう一つの世界』をもとに、周りを固める個性的でかなり変質的な仲間達が織り成す。非日常的学園バトルストーリー!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-11-18 23:16:50
10821文字
会話率:36%
少年は人生に物足りなさを感じていた。
しかし、少年は一つの自然現象と出会った。
最終更新:2014-08-26 14:34:45
1604文字
会話率:8%
人間は理屈では動かないが、現実は規則で動く。
人間も自然現象の一部である以上、精神分析、脳波、鼓動、脈動などの外的な動によって一般化されてしまったかつての神秘、それを飲み込んだ理屈で動く。
ならば文化はその時どのような規則に従って流れるのか
。
折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2014-07-14 19:22:50
485文字
会話率:0%
自然現象が人に及ぼすものについて。
キーワード:
最終更新:2014-04-28 20:31:29
3338文字
会話率:0%
地震のエネルギーを、ビックマッ○で何個分か計算してみました(^◇^)┛
最終更新:2013-12-16 22:35:00
1457文字
会話率:0%
人間が住む嵐ヶ丘。怪人が住む槍ノ峰。その間にある自然地帯。
嵐ヶ丘に住む自称「トレジャーハンター」宝島凛は今日も、未来の億万長者を目指して宝探しに明け暮れていた。
彼女の今回の目的は万能燃料ネルジー−−凛は砂漠で穴を掘ってそれを探して
いたのだが、突然彼女をいや嵐ヶ丘まで襲った強烈な風によって、凛の苦労は水の泡と鳴ってしまった。
今回の烈風はどうやら事故でも自然現象でもなくとある人間による者だと知った。
何よりもただ働きを嫌う凛は、激昂し、単身槍ノ峰へと乗り込むのであった。
槍ノ峰に到着した凛の目に飛び込んで来たのは、風が吹きすさぶ学校であった。そして、からからとなる大きな大きなかざぐるまであった。
何はともあれと凛はやったやつを懲らしめると息を巻いて向かうのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-11-11 01:22:56
4887文字
会話率:15%
突然起こった自然現象、『人間テトリス』。どこにでもいる平凡な青年――片山響は、ある日のこと、奇妙な格好をした三人の人間とともに、『無価値の世界』へと転移することになる。片山響はその個性あふれる三人と協力をして異世界を転移しながら、なんとか
元の世界へと戻ろうと努力する。しかし、やがて響は、行動をともにしている三人が自分と同じ世界の住人であることに気付き――。奇妙な世界を旅してみたい人に贈るファンタジー小説。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-06-26 16:20:35
48517文字
会話率:30%
異世界ファンタジーです。
万物の構成要素・結聖。操ることで生物や自然現象の操作が可能となる。応用に〝記憶を抱いた結聖〟を抽出し、破壊する〝忘却術〟がある。
忘却屋のクリスはある日、不審な死を遂げた少女の記憶の忘却を依頼される。その日から始ま
る不可解な事件や地下組織の接触。封じ込めるつもりだった過去の罪が全ての鍵を握っていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-04-19 23:31:18
100619文字
会話率:34%
その強風で桜は一瞬のうちに散ってしまった。
完璧体質だが性格に難ありの双子の兄妹李央と茉央、そんな彼らに唯々諾々と付き合う毎日を送る日森楓斗の三人は中学入学を間近に控えていた。そんな春のある日、花見の帰りにて突如超絶自然現象の強風が吹き、周
りの時間が止まってしまうという不可思議事態に三人は放り出されてしまった。
桜並木を彷徨うなか、失くした『相棒』の姿を追いかける李央。そんな李央を追いかける妹の茉央と友達の楓斗。そして、彼らは気付けば他人の精神世界『スパイラル』に足を踏み入れていた。しかし、この世界は彼らにとって波乱に満ちた世界への扉に過ぎなかった。
希望と絶望を繰り返しながらも、彼らは立ち上がり涙の数だけ強くなる。そこに痛みが伴うことさえも厭わないと思える程に。
異世界での様々な邂逅と試練を通して成長する少年少女を描く長編ファンタジー。
→サイト:http://nanos.jp/yz031/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-03-05 22:18:20
17960文字
会話率:37%
この世に存在するオカルトと呼ばれるモノたち。悪魔、霊、超自然現象・・・・・・。それらを狩る者たちがいる。彼ら6人は、今日も世界のどこか、暗闇の中で蠢いている。彼らのことをある者はこう呼んだ。「デッドリーシックス」と。
最終更新:2012-12-28 11:19:10
44513文字
会話率:33%
「妖?もちろんいるさ。」だってここは、神の国──日本だぜ。山本羅門|《やまもとらもん》は、幼いころからアヤカシが見える。親友で幼馴染の神野志郎|《かみのしろう》も、それを感じることができる。二人にとって、それは身近な、いつもどおりの“自然現
象”のはずだった。「今もずっと続いているぞ…裏ですらない闇の世界で、天下統一の戦国時代は。」表の世界が存続するかは、覇者の統治にかかっている!?「時代錯誤すぎんだろ!戦争ダメ、絶対!!」「妖に法律は当てはまりませんあしからず。」文明の築かれた現代を、戦火が再び呑み込もうとする──。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-11-27 18:00:00
11932文字
会話率:33%
魔法という技術が存在する世界。
自らの力で自然現象を起こすことが当たり前の世の中、
魔法を起こせない人のために作られた魔道具というものがあった。
その中には無理に魔法を扱えるようにするとても危険なものがいくつか存在していた。
その道具
が土地柄魔法とは疎遠な場所である極東地区に存在するという情報が入り、
魔道具を管理する団体から一人の少女が送り込まれた。
少女の名はアイラ。
銀髪の少女は学園生活を送りながら、
その魔道具の回収の任務に就いた。
現場ではその魔道具は「悩みを消す道具」と噂され、
アイラは道具を回収すると同時に、
その数だけの苦悩と直面する…。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-09-03 14:25:56
38967文字
会話率:27%
古来より伝承されてきた人ならざる存在。人々はそれらの存在を神、悪魔、妖怪、聖霊など様々な表現を用いて呼称し、畏怖と畏敬の念を込めて伝承してきた。日本でも九十九神、八百万の神として各地で様々な神が祀られている。ところが人類の科学の躍進による自
然現象の解明や資本主義社会による物質信仰への切り替わりにより、これら民間信仰は息を潜めていくしかなかった。そして、この国に居たであろう神々の存在はいつしか息を潜め、徐々に人々の心からも薄れ消えていった。しかし、それらの存在は人々の知覚できぬ領域に一所に集まり、そこに存在していた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-04-14 14:17:27
13174文字
会話率:15%