「妖?もちろんいるさ。」だってここは、神の国──日本だぜ。山本羅門|《やまもとらもん》は、幼いころからアヤカシが見える。親友で幼馴染の神野志郎|《かみのしろう》も、それを感じることができる。二人にとって、それは身近な、いつもどおりの“自然現
象”のはずだった。「今もずっと続いているぞ…裏ですらない闇の世界で、天下統一の戦国時代は。」表の世界が存続するかは、覇者の統治にかかっている!?「時代錯誤すぎんだろ!戦争ダメ、絶対!!」「妖に法律は当てはまりませんあしからず。」文明の築かれた現代を、戦火が再び呑み込もうとする──。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-11-27 18:00:00
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会話率:33%