京都アニメーション放火事件をモチーフに、犯人の視点から創作者としての苦悩を描いたもの。
第14回書き出し祭り投稿作品(2-18)
内気な小学生だった赤羽根晴樹は、読書感想文を褒められたことを機に創作活動を始める。
しかし、初めて書き上げた
作品はクラスメートに捨てられてしまった。
傷心の春樹は、神戸アニメーションの作品に慰められ、二度と誰にも見せないことを誓い創作を続ける。
中学生になった春樹は、オタクとしてクラスでひっそりと生きていたが、あるときクラスのアイドルに持っていたラノベについて話しかけられ、滔々とその魅力について語る。放課後、不良に呼び出されて袋叩きにされるが、不良に春樹の制裁を頼んだのはクラスのアイドルだった。
高校は、不登校の子供が行く通信制の高校になった。小学生のときから書きためていた小説は50万字を超えていた。将来に見通しがつかない春樹は、小説投稿サイトからのデビューを目指し書きためた小説を投稿する。初めてついた感想は「小学生の作文以下」の一言であり、春樹は心の平衡を失う。そんな春樹の心を救ったのは、やはり神戸アニメーションの作品だった。
高校を卒業し、春樹は父に決めてもらった職場を1日も行かずに辞め、精神科に通院するようになる。そんな折「神戸アニメーション大賞」を発見し、奇跡的に短編を仕上げて投稿する。己のバラ色の未来を妄想する春樹だったが、きちんと仕事を探そうとしない春樹を父は咎め、仕事をしないなら家を出て行けと通告する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-05 13:39:36
32624文字
会話率:27%
1994年の年初め。神戸市に住む少女、優子と妹の小春。小春の友達が連れてきたのは、奇妙な少年だった。「君たちには、もうすぐ選択の時が来る」彼女たちが震災で被災したのはその直後だった。
最終更新:2022-01-27 20:48:10
96194文字
会話率:50%
主人公の島田は定年後、出身地の神戸市に旅行をする。島田は、明石海峡大橋(パールブリッジ)の下の舞子公園で、半世紀前に恋人と二人で相合い傘を刻んだ松の木を探していたという老婦人に出会うが、それが半世紀前の恋人だった。があるはずの高校一年生の時
の恋人に出会う。半世紀前を思い出しながら、思い出の地を二人で散歩する、黄昏ラブロマンス。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-06 05:35:05
4124文字
会話率:77%
これは、筆者自身の過去を遡り、綴ったものだ。
故に、フィクションではない。
今現在、日本で理不尽に、そして無差別に散りばめられているこの境遇を経験しているのは、貴方の大切な恋人や親友かもしれない。
いつかこの小説を機に、少しでも多くの人間が
この問題に関心を持ってくれることを願う。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-28 01:47:55
717文字
会話率:13%
主人公、新宮領志朗(しんぐうりょうしろう)職業「魔法使い(ただし見習い)」。
舞台は異人館で有名な神戸北野。
彼は『聖花草三十六種』を収集するためにこの地に降り立った。
しかし時間の経つのは早く実は二年もこの地に住んでいた。
ちなみに縁あ
って知り合った大家さんから小さなお店を借り暮らしている。
そこで民間療法薬を扱う『魔法使いの仮屋』という店を営んでいた。
そんな二年間続いたスローライフだった。
しかし彼は聖花草を採りに入った再度山(ふたたびさん)の森で、見知らぬ男子メルを拾ったことで大きく変わり始める。
メルはある種の才能があるが勝手な奴。
もちろん好き放題に主人公を翻弄した。
でもなぜか新宮領には気になる存在となっていく。
新宮領の生活はメルの出現により一変し、なぜか彼らに惹かれるように周りに個性的な面々が集まってくるのだった
魔法使い見習いと謎の男子メルとの話が始まる!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-27 10:00:00
12224文字
会話率:30%
【不定期更新】
※この物語はコミックス『医學生 神戸朔太郎の解剖カルテ』(全2巻 連載終了)の作者による公式(非公式)小説です。
コミックスを読了しておりますと、より一層お楽しみいただけます。(コミックス内のネタバレも多少含まれます)
全ての始まりは一年前に遡る。
明治二十四年、本郷警察署 警部、天野 丞はある事件がきっかけで帝国大学医科大学へ解剖を依頼、其処で『屍体を愛する』神戸 朔太郎という帝大生と出会った。
屍体は動かない、喋らない、痛がらない。
神戸が抱いていた死者への歪んだ愛情は、形を変え、互いの『秘密』を共有する天野へと向けられた。
天野もまた、自身の『秘密』と向き合う覚悟を決めていた。
その深憂の中には、かつて傷を癒し、殺すと告げて去ったあの男の姿もあった。
生を奪う者、死を与えられた者。それらを救おうとする者。
明治を舞台に、帝都に潜む怪事件に「法医學」で挑む少年・神戸朔太郎の物語が再び幕を開ける。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-22 07:07:06
38916文字
会話率:46%
神戸の高台にあるスパーランドの露天の岩風呂で足の指を揉みしだいていた松森氏は、右足の指の股が五つあることに気が付く。目で見ている限り指は5本で間は4つ、だが、両手の感触だけで確かめると、やはり五番目の間がある。驚いた氏は、かねてより友人か
ら聞いていた垂水の町の神経科医のもとを訪ねる。診察した医者は、第五の股の存在を追認するや、正直に困惑し、率直に見放してしまう。迎えに来た細君が松森氏を慰める。
翌朝、依然として症状の治まらない氏は、やつれた自分の顔を確めようと鏡を覗いて恐怖に襲われる。鏡の中の自分の瞳に、見たこともない異星のような風景が映っているではないか。さらに確かめようと身を乗り出した時、何か人間でない顔のような物が一瞬現れて瞳の中からこちらを覗き、どこかへ消えて行った。松森氏は身の破滅を直感し、昨夜、自分に起きた異変を調べるうちに迷い込んだひとつのネット広告に一縷の希望を見出す。そこには「応用位相幾何クリニック」とあり、胡乱な文言が並んでいた。松森氏は覚悟を決めて、細君の寝顔を胸に刻み込むと、ひとり七月の町へ出て行く。
重複投稿サイト:カクヨム,novel days,エブリスタ
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-07 19:59:02
11786文字
会話率:42%
愛信教というインチキ宗教の勧誘に悩まされるサラリーマン、峯崎武。ある日、峯崎の喝によって、勧誘に来ていた女、神戸雪は来なくなるが…。奇妙な短編…
最終更新:2021-09-01 14:47:33
2330文字
会話率:60%
朱音と啓介の、世にも奇妙なお話編、第三弾です。
横浜から神戸に向かう豪華客船を楽しんでいた二人だが、啓介がかくれんぼ大会に参加することになり、朱音は部屋に戻った。そして気づいたら、船から乗客や乗務員が消えていて………
最終更新:2021-08-25 12:00:00
7193文字
会話率:43%
2096年の大阪。大阪のあまりの暑さにIOC理事会は大阪オリンピックの競技種目の削減を協議している。日本人理事たちは何とか全種目の実施をするべくあの手この手の策を講ずるのだが、大阪と神戸の反目が事態の収拾を危ういものにさせている。果たして、
全種目の実施は実現できるのか!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-26 10:55:51
6671文字
会話率:60%
「テンプって知ってる?」
願いが叶うと噂の天国のプール、略して「テンプ」らしい。
願いが叶うとか、興味ないけど、
「テンプ」はある青年の夏の思い出に、ある独身女性のささやかな幸せに、ひとびとの出会いを祝福する場所となる。
それぞれの主観から
描かれる夏のささやかな青春ストーリー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-25 19:22:15
14042文字
会話率:50%
とある国を構成する2大地域の一つを網羅する鉄道会社 神応鉄道 通称神鉄(神戸電鉄とは一切関係ない。)
この会社の主要幹線を使っての旅にご招待。
あ、途中で作者作品共通の素っ頓狂集団お気に入りの場所が出てきます。
最終更新:2021-07-13 14:56:26
38616文字
会話率:39%
20XX年10月15日、警察庁国際課野村秀樹警部は、水野課長よりパリへの出張を要請され、翌日パリへ飛んだ。パリのブローニュの森で、日本人のヤクザ組織の一員らしい人間の銃殺死体が発見され、インターポール経由、日本の捜査官の派遣を要請されたから
である。被害者は岡田省二(31歳)。岡田は神戸猿山組で麻薬販売の成績が悪いため、海外への拡販が考えられ、白羽の矢が当てられ、パリへ派遣されたのであった。然し安い卸値などもあり、現地の麻薬カルテルから目をつけられた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-12 00:00:00
14966文字
会話率:51%
『異世界に 転移したのに 一般人』(作・名無しの田舎もん)
古い文献によると、200年前。
人間と魔族の戦争は勇者アイゼルが魔王エイムを倒して終結した。
時は流れ、200年ぶりの魔王復活を予見し異世界を牛耳る教会が召喚術を行った
。
召喚の際、時空の歪みに巻き込まれた現実世界の「カッペ」こと神戸泰水(かんべやすみ)は異世界へ転移される。
聖女から「魔王エイムが復活した。あなたは勇者候補である」と知らされるカッペは浮かれるが、
結局勇者にはなれず終い。
備わった能力も凡人で……与えられたクラスは『平民』
金はねぇ! 名誉もねぇ! 有ったら便利なスキルもねぇ!
異世界田舎っぺ平民の【戦わない】異世界冒険ファンタジーが始まる!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-08 17:16:12
13212文字
会話率:26%
反少年3あらすじ
神戸でのドタバタな夏休みを終え、二学期を迎えたヨシオ。
その始業式の日に、クラスメイトのカバトンことカバタトシオが学校に来ていない事に気づく。
そのカバトンの家にプリントを持って行くよう担任のモモエ先生に頼まれたヨシオは
、
学校を終えるとさっそくカバトンの家へと向かう。
するとその通学路の途中で、カバトンが大変な事になっていた!
今回はヨシオを取り囲む愉快な仲間達が登場する短編集です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-13 14:00:00
73419文字
会話率:40%
反少年2あらすじ
主人公は大阪に住む小学六年生のキタヤマヨシオ。
彼はひょんな事で知り合った女性のレイコと文通をしており、
彼女の清純で大人な人柄に憧れ、
自分もレイコに見合った男になるべく、
今の少年である自分を捨て、
大人の自分になる
事を決意し、
これを『反少年主義』と名付け、日々の生活を送っていた。
そんな中ヨシオの通う庵地(あんち)小学校で様々な事件が起こり、
ヨシオは少年探偵よろしく、
見事に(?)それらの事件を解決!
更に大人の男に成長できた事を実感したヨシオは、
晴れて憧れの文通相手であるレイコさんと会う事に。
ちなみにレイコという名前はペンネームで、本名はカスミ。しかも大人の女性だと思っていた
カスミさんはヨシオの思い違いで、何とカスミは九歳の小学三年生だった!
と、ここまでが第一幕のお話。
第二幕は夏休みに入り、
カスミが住む神戸の家に遊びに行きます。
そこでも新たな事件が起こり、そこにヨシオは巻き込まれていく。
果たして反少年主義を掲げるヨシオは、その事件を解決する事ができるのか?
ヨシオの新たな試練が幕を開ける!
※ちなみに第一幕ははるか昔に椎家が書籍として出版したのですが、今は絶版となっているので
どこにも売ってません。かといってあの結構なテキスト量(原稿用紙五百枚以上)の文章を
パソコンに打ち込んでサイトにアップするのも大変なので、あらすじに簡単にまとめさせて
いただきました。ゴメンナサイ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-25 15:00:00
89385文字
会話率:38%
悪夢に誘われた少年よ、汝はその世界で何を見る。
大神 宏(おおがみ ひろ)はポリバケツの中で隠れていた。
その理由は女性が殺害されるところを目撃し、その殺害した筋肉隆々の大男から逃げていたからだ。
大男から命からがら逃げることができ、
ポリバケツから出ると、宙に浮かぶ白い手袋が宏を招いていた。
宏はその手袋について行くと、手袋はいなくなり、いつの間にか神社の拝殿の前で立っていた。
拝殿で手を合わせ、自分の願いを願おうとした瞬間。細身で長身の漆黒の肌をした男が彼の隣にいた。
彼はブギーマンと名乗り、宏にこう言う。逃げていては何も出来ず、そのまま殺されますよと。
しかし、宏は逃げるしかないのだと言った。
ブギーマンは最後に人差し指を上げ、彼にこう言った。
「望む力があるのにですか?」
宏はその指の方向を見て驚愕する。
空は深い青に覆われて、太陽は深紅色に輝いていた。
彼は自分のいる世界ではないどこかにいることを理解した。
物語はここから始まる。
【小説家なろうランキング】
日間ランキング アクション文芸 最高10位
週間ランキング アクション文芸 最高25位
月間ランキング アクション文芸 最高40位
【追記】
面白かったら感想・ブックマークをお願い致します。
またページ下部から『ポイント評価』ができます。
もし、評価を頂けましたら、それが執筆活動の励みになりますので、宜しければお願い申し上げます。
これからも応援のほど宜しくお願い申し上げます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-28 16:26:01
124536文字
会話率:41%
その夜の月はブルームーンと呼ばれ 芸香 ルウ の亡くなった母のスズが好んでいた。月に詳しいわけではないが 幼い頃 ベランダからよく一緒に月見をした。一番心に残っている思い出だ。ルウはブルームーンの日に生まれたという。
主人公芸 香ルウ
京
都在住 1975年8月22日生 美男子で容姿端麗 具有族
芸術工科大卒でクリエイター志望
2人目の主人公芸香リン ルウの甥
東京在住 1989年5月21日生 ルウと同じ美形具有族
叔父と父が疎遠なため ルウとは殆ど会っていない。
青い月: 多くは火山の噴火、もしくは隕石の落下時に発生するガスや塵などの影響によって、かなり稀でいつ起こるか予測できないものの、月が青く見えることがあるとされている
Blue Moon は、二分二至(春分・夏至・秋分・冬至)で区切られた季節の中に4回満月があるときに、その3つ目をブルームーンと呼んだ
※Wikipedia 出典
1995年1月 神戸に滞在し地震の被害にあい転換期となる。セレンに対する恩義は忘れないルウ。大学時代から京都に住んでいる。勤務先は大阪。
この物語は 根源に仙士の術使いの能力保持のために一子相伝を守った芸香家の叔父が後継のルウに託すところから始まる。後半2人目の主人公 そのルウの甥である芸香リンのメンターとなり徐々に託していく物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-19 14:00:00
55056文字
会話率:34%
実家の神戸から離れて一人暮らしをしている白上はフリーランスになったばかりの写真家。しかし、仕事がうまく回らず、生活費を払うのも苦しくなり母・ゆかりに頼る始末。白上は気力のない毎日を送る。ある日同じアパートの未祐が病気であることを知る。隣の民
家に住む桜とも交流して、他人でもある未祐に差し入れを持っていくなど、看病を試みる。しかし、ある日突然未祐はいなくなる。オーナー曰く、入院したとのこと。見舞いに行く白上であったが、未祐は眠っており話もできずに帰ってくる。写真のPRの派遣の仕事で行っていた中古車屋から、新しく入荷した中古車が盗まれたせいで給料が払えないと連絡がくる。白鷺の営むバーでやけ酒をする白上は白鷺とも喧嘩して、記憶も朧げな状態で、いつの間にやら桜の家で眠っていた。その後、二人は交流をかわし身体の関係を持つ。
ある日、未祐の兄・誠が未祐の部屋から家具などを引っ越しのために軽トラックで持ち出しにくる。駆けつけた白上と桜は誠を誘って三人で食事に出掛ける。途中、盗まれた光吉の中古車を目撃し、光吉自身が使用するのを目撃して追ってみるも途中でやめ、白鷺のバーに入店する。白鷺に住み込みで働かせて欲しいと頼む白上。誠のもとに未祐の病気が治ったとの連絡が入る。誠と別れて桜と二人きりになった白上は桜に彼氏がいることを伝えられる。二カ月後、白鷺のバーで働く白上のもとに神戸から訪れるゆかり。夫に浮気されたという。白上は笑いながら、未祐らしき後ろ姿を発見する。しかし、それでは未祐ではなかった。白上は夢ではないかと頬をつねる。
折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2021-04-16 19:04:16
17339文字
会話率:57%
神戸の尾形理容室2代目アオイと東京からきたヤマトの物語。通い続ける理容室で交わす会話は、ゆっくりと心を通わせていく。
最終更新:2021-04-11 12:14:22
10599文字
会話率:15%
男子学生がキャンパスですてきな女子と出会い、悲喜こもごもの体験を通して生きていくお話。
この作品は、エブリスタ、note、はてなブログにも掲載しています。
最終更新:2021-03-25 20:00:00
35322文字
会話率:33%