退屈な日常に不満をもちながら変えようとする努力もしていなかった普通の高校生・新城才琉はバスに乗って通学中、訳もわからない場所に突然転移させられた。
そこで行われるのは、才琉と同じように、異能力を与えられた十人で三日間生き残るだけのサバイバ
ルゲームだった。
三日間生き残れば「プレイヤー」の資格を得て現実でも異能が引き継がれ、加えて未知の報酬があるという。
報酬は生存者の数で増減するため、最悪、異能力バトルで殺し合う可能性もある。
協力者を作り、身を隠し、時には戦いに身を投じる。
他者の武具・防具を装備できる異能でどこまで戦えるのか?
誰も殺さなくてもいい勝利条件で、才琉はハッピーエンドを目指してサバイバルゲームでの勝利を目指す。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-09 22:00:00
17740文字
会話率:22%
魔法と科学が融合した時代。
生物の魂や幽霊を操ることができる唯一無二の職業『ネクロマンサー』は、子供たちもあこがれる職業ナンバーワンになっていた。
しかし、ネクロマンサーを認めない者達は、天使という魔術兵器を作り出し、ネクロマンサーを
襲撃。
ネクロマンサーたちもまた、死者の魂を利用した魔術兵器『コフィン』で天使に対抗していた。
◇
謎の施設で目を覚ましたボク、御園(みその)アマリは、『誰かのためにここに来た』以外の記憶を失っていた。
そして、ケモノの姿をしていた生存者と出会い、天使と戦いながら施設から脱出するために行動を開始した。
『誰かとの記憶』を思い出して、施設から脱出して、家に帰る。
ただ、それだけのために。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-28 20:00:00
16641文字
会話率:48%
エイルの父デニスが居るとされる場所には、生存者が沢山居た。
手厚い歓迎を受けた一行は案内人と共にデニスを探すが、中々見つけることができない。
そんな中、魔物の襲撃を受けてしまう。
魔物を討伐していると、やっとの事で見つけ出すことがで
きた。
討伐を終え、トレイシーの元へ帰るのであった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-26 20:03:03
234868文字
会話率:49%
《その音を聞けば死ぬ》
突如ラジオから怪音波が流れ始めた。その怪音波を聞いた人間は『脳が溶けて死ぬ』。生存者たちは電波の届かない富士の樹海を『楽園』と呼び、そこを目指して旅をしている。
最終更新:2022-08-25 08:00:00
9260文字
会話率:19%
2035年、世界中にある厄災が降り注いだ。
そして、人類のの99.999%が命を落とした。
なぜそのようなことが起こったのかって?
それは、ゲームだ...
"奴ら"はこの世界に突如として現れ、この世界を蹂躙した。
もちろん人類も抵抗した。
しかし、彼らには通常の兵器は通用しなかった。
そのため各国の軍隊は無力化された。
"奴ら"に対抗する方法が存在しなかったわけではない。
ただ、この世界にはそれができる力を持った人々が少なすぎた。
彼らが守ることができるのはせいぜい彼らの身の周りにいる家族、友人ぐらいだろう。
とにかく、これは滅びかけた世界で生を見いだそうとする生存者たちの物語だ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-22 23:34:01
21228文字
会話率:46%
ここはルナファリア公国にあるタルホ村。
最近村の側で盗賊や魔物が現れるため冒険者ギルドの依頼で警護にやってきた、若者で形成されたCランク冒険者パーティーの1人ユクト。
村の警護に就いた翌日、早速盗賊が現れたがユクトが率いる冒険者パーテ
ィーは見事に撃退することに成功する。
ユクト達のあまりの強さに逃亡を始める盗賊達。
よし! このまま盗賊達を殲滅させるぞ!
しかしこのユクトの選択が自身の運命を狂わせるとは誰もが思いもしなかった。
ユクトのパーティーは盗賊達を倒した時黒煙に気づき、慌てて元来た道を戻る。そして黒煙の元にあったのは焼け果てたかつてのタルホ村だった。
「どういうことだ⁉️ まさか俺達が盗賊達を退治している間に⋯⋯」
そう⋯⋯タルホ村はユクト達が離れている時に魔物の襲撃があり、焼け野はらへと変貌していた。ユクト達は生存者がいないか村の中を走り、叫び回るが誰からの返事もなかった。
冒険者ギルドから依頼されたのはタルホ村の警護⋯⋯盗賊や魔物の討伐ではない。血気盛んな若者故の過ちと言えばそれまでだが、目の前の滅びた村を見てとんでもないことをしてしまったと地面に膝を着く。
そしてユクト達パーティー一行は悲しみと後悔の念に駆られてるいる中、微かだが何かの音が気づく。
「これって⋯⋯」
ユクトを先頭に急ぎ駆け出し崩れた家の屋根をどかすとそこには3人の乳幼児が大きな声を出して泣いていた。
タルホ村にはもう誰もいない。このままなにもしなければこの子達は死んでしまう。
ユクトは3人の乳幼児を見て決断をする。
「この子達は俺が育てる」
これは15歳のユクトが3人の乳幼児を拾い育て、大きくなっても娘達から甘えられ、戸惑いながらも暮らしていく物語です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-24 22:57:41
267175文字
会話率:51%
二年前、孤島で起きた殺人事件。
生存者ゼロのその事件について、考察してくれと、そのスレは立てられた。
最終更新:2022-07-24 15:12:46
81711文字
会話率:8%
「総勢『21名』もの殺人鬼を、この監獄にある巨大な地下施設に集結させ! たった1人の生存者を決めるべく殺し合う! そんなデスゲーム──名付けて、『秘密の聖戦-アルカナバトル-』を行おうと思うのです!」
とある大量殺人事件を起こして監獄へ
と収容されていた死刑囚レザリックは、そのデスゲームとやらに巻き込まれてしまう。果たしてレザリックは一癖も二癖もある殺人鬼たちの殺し合いに勝ち抜き、生き残ることができるのか……?
***
この作品はアルファポリスにも投稿しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-08 07:00:00
51356文字
会話率:40%
これは、一見、韓国映画「イカ・ゲーム」のパクリのように思われるかもしれないが、似ているのは、「ゲーム名」だけで、全く、何の関係も無い事を最初に断っておく。
場所は、近未来の日本。
この時、日本には、80歳以上の高齢者が、二千万人を
超えて、社会保障費の増大、更に、日銀の政策金利引き上げに伴い、国家の公債費の莫大な増大が直面。
ここで、有志の国会議員らが、超過激政党を結成。
反対する野党議員らが、国会を爆破するが、全員、即、死刑。
実は、これは、超過激政党の自作自演だったが、後の、祭り。
やがて、超過激政党は、一人の女性総理を選び、これが独裁者となって、この日本に『80歳定命制』を生み出したのだ。
日本は、世界でも、最も独裁的な国になってしまった。
しかも、原発の使用済み各燃料から、プルトニウムを取り出し、国・大学等を上げて、わずか、1週間で、1万発の原爆を作成したと、宣言。
満80歳を迎えた高齢者は、黒紙が来れば、究極の選択をしなければならない。
つまり、「安楽死」を受け入れるか、「タコ・ゲーム」に参加するかである。
「タコ・ゲーム」とは、タコが空腹の時、自分の手足を喰って生き延びる事から、名付けられたゲーム名であって、極、簡単に言えば、無人島に送り込まれた10,000人の中から、どんな手段を使っても、生き延びたたった一人のみが、自然死を迎えられのだと言う……。
これは韓国映画「イカ・ゲーム」や、日本映画「バトルロワイヤル」のパクリと思われるだろうが、実は、根本的に違いがあるのだ。
決してパクりでは無い。断言する。
さて、物語は、松下洋介に黒紙が届いた事から、話は、進んでいく。
最後まで読まれた時に、読者の皆さんは、衝撃の結末に、驚かれるだろう。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-19 11:04:27
14998文字
会話率:14%
気が付いたら、千尋の谷を落ちていた。
辛うじて助かったけど、もう死にそう………。あ、走馬灯が………。
………アレ?前世の記憶が蘇った!?遠い未来のだけど!
物理法則?ナニソレ美味しいの?
美味しくなさそうだから無視して、ゲームのプ
ログラミングをしていたらしい未来の前世の記憶を利用して、魔力ゼロで返って珍しいとか言われるけど、プログラミングで魔法モドキを使って、自分を回復してみたけど………。
他に生存者?奴隷女性が1名。治してあげたら、行く当ても無いので旅人の俺について来たんだけど………。
ウホ、コピペも使える!
コレ等を利用して、魔法の覇者を目指そうと思います!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-18 14:00:00
59416文字
会話率:36%
森川誠一郎は都内にマンションを借りて大学生活を送る19歳の少年だったが、ある日のサークル帰りに突如起きた大規模なアウトブレイク、そして大量のゾンビから命からがら逃れ、何とか家に辿り着く。
しかし、わずか数日で外はゾンビだらけとなり、ベラ
ンダからライトを照らしたり、叫んでも生存者の返事はなかったことから、次第に世界で生き残ったのは自分だけなのでは?と疑い始める。
そんな中、ふとマンションに迷い込んだ同い年の生存者の美少女、来栖かなめを下心と寂しさから家に招き入れ、彼女と憎まれ口を叩き合いながらも生活していき、いつしか互いに依存しあう関係となっていく。
銃もなければ特殊能力もない2人は、引きこもってマンションの中を散策し、物資をかき集めるままごと暮らしを送りながら、救助を待つのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-06 23:57:18
149444文字
会話率:43%
ある日、ズーデハーフェンシュタット近くの岩場に、南の大陸”ダクシニー”からの漂着船が流れ着いた。
主人公【ユルゲン・クリーガー】たちは、その船から唯一の生存者を保護した。
一方、街の郊外では、現金輸送馬車の強奪事件が連続して発生して
いた。クリーガーは馬車の警護に任務に就くが、空間魔術を操る犯人によって負傷する。
さらに、漂着船の生存者の奪還に、大陸”ダクシニー”の強国・シンドゥ王国の戦艦がズーデハーフェンシュタットに迫る。
これらの危機に主人公は、どう対処するのか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-29 20:30:07
28417文字
会話率:40%
ある日、突如として世界中にゾンビが出現した。
蹂躙を恐れて人々が避難所に駆け込む中、倒木やら瓦礫やらで避難できなかった哀れな男が一人。
絶体絶命を覚悟した彼だったが、命を賭けた「ある作戦」が大成功して人類唯一の生存者となる。
果たして、彼が
行った作戦とは……?
しょーもないことで生き残ってしまった男の、人生を捧げた一発ギャグがここに記される!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-02 00:20:18
3584文字
会話率:16%
20××年×月××日突如として世界中のとある管理下の施設が一斉に爆発、全ての施設にあったカプセルから極悪なウイルスがまき散らされた、ウイルスに感染したものは2時間以内に死亡そして―ゾンビとして生まれ変わった。
ゾンビは常に肉に飢えており生
存者に襲い掛かる更にそのゾンビに嚙まれた者もゾンビにという悪循環もあり人類は次第に数を減らしていった
この物語はそんな世界で生きていく一人の研究者によって意識を保っているゾンビの少年少女と一人の少女的場鈴音の物語―ではない
実はこのウイルスの萬栄ゾンビのこのパンデミックには一人の人間の手で起こされた。その人物その名は天野孔明、本名蛍野六花という。
天野孔明はかつて日本の技術力を30年は進めたと言われている技術者でありそのカリスマ性や頭脳で人々を魅了していた。天野孔明の功績と言えば有名なところだと超能力の証明そして―不老不死の付与、どちらも世界を驚愕させた。しかも超能力に至っては小学生の頃に証明したのだから中には神の子と崇める人もいたぐらいだ。
さて、その天野孔明だが彼女も一応人間だ、もちろん学生生活を謳歌していた時期もある
この物語は「僕」から見た天野孔明になる前のまだ蛍野六花だった彼女とその周囲を取り囲むゆかいな仲間たちとの笑いあり異能あり襲撃あり殺意マシマシの異能学園青春ストーリーである折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-31 20:39:35
17464文字
会話率:77%
事件は平日の午後に起きた。走行中の電車内で、犯人の男は乗客を猟銃で次々に射殺。ガソリンを撒き、自らの頭を撃ち抜いて自殺した。新聞記者の速見は事件の起きた8号車で唯一生存した少女にインタビューをするため、病院に向かうが……
最終更新:2022-03-23 21:48:38
8331文字
会話率:45%
目覚めたら、見知らぬ場所にいた。どんな状況なのか、自分が何者であるのかさえわからない。鏡の前に立ってみると、そこには、柘榴石(ガーネット)のように赤い長いウェーブの髪に、長い睫毛に鮮やかな青の瞳。豊かに張った胸もとからくびれた腰、肉感的なお
尻に、すらりと伸びた長い手足……をした美しい女が映っていた。
名前は、緋宮蓮華(ひみやれんげ)というらしい。
前世と同じ世界ではないかと、錯覚しそうなほど よく似た世界。そんななかで、蓮華は自分が、前世で暮らしていたような、ふつうの社会……「表社会」ではなく、その裏で密かに存在する「アンダーグラウンド」と呼ばれる世界の住人であること。そして、(表社会の)秩序を脅かす存在から、表社会を守る“番犬”と呼ばれる組織こそが、(転生後の)新たな自分が、これから生きる場所であることを知る。
表社会の“番犬”と呼ばれる組織の職務は、主に、表社会を脅かすような犯罪行為に走る人間や組織を取り締まり、制圧すること。
アンダーグラウンドと呼ばれる世界には、表社会から流出してきた銃器などのほかに、表社会ではほぼ存在しないものとして扱われる、超能力のようなもの……“特殊能力”を持つ人間も多く存在し、その“能力”を、犯罪行為に悪用する個人や組織も後を絶たない。
それらと、通常の武器や戦闘技術、および“特殊能力”を駆使して対峙する(たたかう)、それが、表社会の“番犬”が請け負う具体的な仕事の内容だった。
新人研修を終えた蓮華は、初任務では、戦闘員の補助をする物品の輸送と管理役(ポーター)として配属される。
スムーズに終えられるだろうと予想されていた任務だったが、蓮華が所属した班(チーム)は、事前に調べた内容とは異なる構造を見つけてしまう。
突如、襲い掛かってきた大量の虫に現場はパニックと化す。罠に嵌められた班。非戦闘員として配属されたはずの蓮華も、自分が生き残るため、残された生存者を守るため、戦うことを決意する。
この作品(該当描写の有無だけでなくストーリーに変更を加えています)はムーンライトノベルズに載せているものを加筆修正しつつ転載しているものです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-11 07:39:35
20554文字
会話率:33%
※旧タイトル“地味女は美女戦闘員に転生”から、R18要素となる表現を除き、一部加筆修正を加えたR15版です。R18は同タイトルでムーンライトノベルズに投稿中です(時系列の描写や細部設定に微妙な差はあります)。
目覚めたら、見知らぬ場所にい
た。どんな状況なのか、自分が何者であるのかさえわからない。鏡の前に立ってみると、そこには、柘榴石(ガーネット)のように赤い長いウェーブの髪に、長い睫毛に鮮やかな青の瞳。豊かに張った胸もとからくびれた腰、肉感的なお尻に、すらりと伸びた長い手足……をした美しい女が映っていた。
名前は、緋宮蓮華(ひみやれんげ)というらしい。
前世と同じ世界ではないかと、錯覚しそうなほど よく似た世界。そんななかで、蓮華は自分が、前世で暮らしていたような、ふつうの社会……「表社会」ではなく、その裏で密かに存在する「アンダーグラウンド」と呼ばれる世界の住人であること。そして、(表社会の)秩序を脅かす存在から、表社会を守る“番犬”と呼ばれる組織こそが、(転生後の)新たな自分が、これから生きる場所であることを知る。
表社会の“番犬”と呼ばれる組織の職務は、主に、表社会を脅かすような犯罪行為に走る人間や組織を取り締まり、制圧すること。
アンダーグラウンドと呼ばれる世界には、表社会から流出してきた銃器などのほかに、表社会ではほぼ存在しないものとして扱われる、超能力のようなもの……“特殊能力”を持つ人間も多く存在し、その“能力”を、犯罪行為に悪用する個人や組織も後を絶たない。
それらと、通常の武器や戦闘技術、および“特殊能力”を駆使して対峙する(たたかう)、それが、表社会の“番犬”が請け負う具体的な仕事の内容だった。
新人研修を終えた蓮華は、初任務では、戦闘員の補助をする物品の輸送と管理役(ポーター)として配属された。
スムーズに終えられるだろうと予想されていた任務だったが、蓮華が所属した班(チーム)は、事前に調べた内容とは異なる構造を見つけてしまう。襲い掛かる大量の虫に現場はパニックと化した。
罠に嵌められた班。非戦闘員として配属されたはずの蓮華も、自分が生き残るため、残された生存者を守るため、戦うことを決意する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-30 07:12:16
16699文字
会話率:22%
ゾンビが蔓延る世界で藤原真斗(ふじわらまさと)は喋るリスと共に暮らしていた。
真斗は偶然にも畠山愛梨彩(はたけやまありさ)という生存者と出会い、彼女が暮らしているアジトへと向かうことになった。
アジトには木津山且(きづやまかつ)、新山
裕也(にいやまゆうや)という生存者も暮らしており、彼らと共に食料品を調達しに大型ショッピングモールへと向かうことにした。
しかし、その大型ショッピングモールにたくさんのゾンビが押し寄せてきた。
彼らは無事、生きて出られることができるのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-18 23:41:50
10035文字
会話率:42%
世界に犇めき合う国々が争う大戦争時代。人々は覇者たる帝国が開発し売り捌く魔導兵器とそれを用いて悪事を働く者共により、生活が脅かされていた。だが帝国は自身の慢心により見事討ち倒され、滅亡した。
後釜に座ったのは帝国から奪った魔導工学文明に
よる人類の発展と、圧倒的工業力により一代限りの栄華を窮めたプロセラム王国。
有り余る国力を蹂躙ではなく開拓と進化へと回し、等しく機会ある世界を目指した女王。彼女こそ大戦争時代に終止符を打ち、数々の救世を行った『平和の体現者』。
だが何者かにより女王は暗殺されてしまい、二代目の王は決まらず醜い権力争いが勃発。それに加えて、崩御の判明と同時期に未曾有の化け物達が世界各地より溢れ出した。
人は呑まれ、建屋は瓦礫へ。奇跡にも助かった生存者も、死期が近いか遠いかの違いしかなかった。
国土は元の荒れ果てた土地ばかりで、広がった文明も容易く喰らい尽くされた。一代で築き上げられたまほろばの栄華は、須く『女王』に宿った"無念"により、儚く散るのだった…
と、後世には斯く伝えられているが…真実は物語の中で貴方が見届けるといい。私は、いつでもCaffeで待っているから。それでは、楽しんでくれたまえ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-28 23:52:26
18614文字
会話率:50%
カウアンはトガル国の南端に馬を走らせていた。
数年前に海から侵攻してきたティング国の残党が村を荒らしているとの情報が入ったからだ。
トガル国各地に散っていた部隊を集めて残党を倒すことは出来たが、村は壊滅状態だった。
隊を撤退させたあと自
分も戻ろうとした時、ある家屋で細い声がする。生存者かと中に入ると、賊の刀身を受けたであろう男が息絶え絶えに訴えてきた。
曰く、娘を村の奥にある森の大木のうろへ隠したと。
「どうか娘だけは、どうかトキを……」
頷くカウアンに、男はわずかに笑みを浮かべ息を吐いた。
カウアンは踵を返して馬を走らせる。
ぽつりぽつりと顔に伝う雨をもろともせずに。
本作は長岡更紗さん主催
「小鳩さんブッ刺せ企画」に参加しています。
©️なななん2021
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-19 18:53:33
4619文字
会話率:60%
ゾンビ蔓延る世界となってから数年後、ワイズエッジホテルにて生存者コミュニティが形成されていた。
元軍属のロイドはかつて部下だったオートマトンのAT05G3と多数の仲間と共に安定した生活を送っていたが外から来た余所者の生存者が連れてきたゾ
ンビの群れに襲撃され仲間とちりじりになってしまう。
そしてようやく再開したAT05G3と元人間のロイドはひょんな事から仕方なく身体を共有する事に...
2人の精神に身体は一つ、コメディありシリアスありのゾンビサバイバル小説!
※この小説は不定期更新です。
※この小説にはTS要素が含まれます、苦手な方はご注意ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-07 02:29:38
177385文字
会話率:47%