転生者に身体を乗っ取られてしまったミラルタ王太子
メインヒロイン狙いの転生者のせいで相思相愛の公爵令嬢ティレスタにつらい思いをさせてしまう日々
そして相思相愛の公爵令嬢ティレスタを断罪する卒業パーティーの当日に転生者からこの後どんな結末
が待っているのかをヘラヘラと笑いながら伝えられた事で王太子の折れかかっていた心に火が灯る
悪役令嬢に祭り上げられると判っていても、ティレスタもまた王太子との幼き日からの絆を信じ卒業パーティーへと赴くのだった折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-26 17:14:16
6108文字
会話率:70%
リアルな夢だと思って過去を懐かしむ純輝だが、自分が事故に遭ってしまったことを思い出す。
そしてこれが夢ではなく、リアルな走馬灯だということに気づく。
一方で、死神の懐中時計を入手した優奈は、純輝を救うために何度もタイムリープを繰り返す
。
しかし、大切な記憶を失うことになる。
そして、リアルな走馬灯を体験している純輝と、記憶を失ってタイムリープする優奈の運命が交錯し……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-25 20:10:00
152192文字
会話率:55%
悶々と悩みつつも、生きることを捨てられない一般人の回想録です。
最終更新:2024-10-25 15:19:10
3283文字
会話率:0%
とある世界では奴隷制度を組み込むことによって経済をより楽に回すと言う政策が全世界で実行されていて、それが採決された後にアリエルと呼ばれる様々な能力を有する人類が現れ、より技術が進歩して人々が豊かに過ごし始めて何十年もたった後にとある青年が奴
隷解放を志す組織によって事故に巻き込まれ、家族や友人を失った後とある部隊に入るところから始まるお話___折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-23 21:53:07
508文字
会話率:69%
連載中の『仄暗い灯が迷子の二人を包むまで』に登場する神様や民話や逸話について、好き勝手に解説しています。作者の個人的な感想など多く含みますので、参考にはしないでください。面白おかしく読んで「そんなんだな~」と思う程度でお願いします。一話完結
型なので、どの話から読んでも「へぇ」で終われると思います。掲載は不定期です。
【R18】 仄暗い灯が迷子の二人を包むまで https://novel18.syosetu.com/n0232iy/ #narou #narouN0232IY
ムーンライトノベルス掲載作品です。R18です。ご注意ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-23 11:00:00
32530文字
会話率:1%
ネットの求人広告からバイトの面接に行った大学四年生の瀬田直桜は後悔した。これは怪異に関わる仕事だ。そういう類は避けて生きてきたのに。バディを探しているという化野護にはその場で告白まがいのことを言われる始末。鬼の末裔のくせに邪魅に憑かれている
化野が気になって、清祓だけならと引き受けるが、化野の上司の藤埜清人に押し切られ結局バディを組む羽目になる。直桜は体内に神を宿す惟神として三カ月だけ化野とバディを組んで怨霊の浄化の仕事をすることになった。化野の中にある魂魄が化野を苦しめている。それなのに化野自身は魂魄を離そうとしない。その現状に直桜は苛々を募らせる。仕事の関係で化野と同棲することになり、化野と、腹に抱える魂魄を余計に意識するようになる。そんな時、大学の同級生・枉津楓にも動きがあり……。(R18描写を含む改定前のお話は『ムーンライトノベルズBL』『fujossy』で公開しています)(Rを飛ばしただけの改定前のお話はカクヨムにて連載中)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-01 12:00:00
167744文字
会話率:39%
ある日、後世に『大転移事件』と呼ばれる異変が発生し、日本のある所にいた人が消えた。その数一万人を超える。
その人たちが一体どこに行ったのかは、誰も知らない。
唯一分かるのは、その人たちはあの異変で別々の世界に飛ばされたこと。
魔法が存在する世界に来たのに、普通の人はそれを使えない――
人類の文明が見えない原始世界、そこで法律や道徳の縛りから解き放された人たち――
そんな世界にいて、それでも帰還の炎を心の中に灯す数人――
日本に産まれた悠樹と萌花、そして中国出身の千里。彼らは同じ望みや目的を持つ人たちを率いて、何が待っているかも分からない旅に出る。
未知なる世界、未知なる敵、未知なる未来。
これはその勇気ある人たちが、帰還の道のりで出会ったいろんな人と、いろんな種族と、いろんな世界と交差する多彩な物語の記録。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-23 09:30:17
203687文字
会話率:48%
太古の昔、アビスと呼ばれる怪物たちが人類を襲った。だがそれに対抗するように、人類は異能と呼ばれる力を身に着け、絶滅することなく今日まで文明を発展させ栄えていた。
それでも人類の存亡を賭けた戦いは未だ終わることなく、アビスと戦う戦力として異能
の強さが大きな影響力を持つ。
そんな中、異能を持たないにも関わらず、アビスを討伐する男が居た。
彼は異能を持たないことから差別され迫害されてきたものの、倒したアビスの数と救った人命の数は屈指。
異能無くしてアビスに立ち向かう武器は、とある大切な人との約束と、己の力のみ!
小さくとも不屈な主人公のストーリーをお楽しみください
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-23 01:43:38
11373文字
会話率:45%
準大手電機メーカに勤務する大友純(おおとも・じゅん)は、ある夜ささくれた気分で怪しげなネオンを灯すマッサージ店に入る。
艶やかな碧いチャイナ服の似合う長身、美形の店員芝山美香(しばやま・みか)とそこで出会い、彼女の纏う不思議な個性に惹かれ
ていく。
いわゆるマッサージ・耳かき系癒し小説を目指しながら、少しアダルトなテイスト。
そんな作品に成長していけばいいなぁと、そんな風に漠然と考えています。
それにしてもあらすじほど難しいものはないと思います。だってエンディングなんてまるで浮かんできてないし。いまのところ。
描いてみたいのはサラリーマンの憂いと束の間の快楽。そして恋愛とも好意とも違う異性への興味。
まあ、よろしくお願いします。 ヤナギ
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-22 09:26:32
88270文字
会話率:30%
昔の記憶、走馬灯。そこから目を覚ますと、目の前は絶望だった。迫り来るケルベロス、動かない身体、諦める心。そんな彼が最後に放った言葉は「生きたい」という願いだった。その時、願いを叶えるかのように、頭に声が鳴り響く。『望みを確認。能力を覚醒させ
ます』
最弱が覚醒を果たした時、血統配合、そして能力が全ての世界で、あらゆるものがひっくり返る!
さあ、最弱よ。今こそ世界に最強を思い知らせろ!
この作品は、カクヨムにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-21 21:00:00
38892文字
会話率:45%
彼に出会ったのは雨の降る夜。
だから、彼に付けた名前はヨル。
彼に出会ったのは街灯が灯る夜。
向かいから歩いてくる彼にヨルを重ねたのは、夢の始まりだったのかもしれない。
これは猫によって繋がれた、私と彼の物語。
最終更新:2024-10-21 21:00:00
93628文字
会話率:31%
家でくつろいでいた少女『まと』は、気がつくと人気のない森の中に佇んでいた。
靴も羽織るものもない、携帯はあるが電波は通じない。が、『アユム』と名乗る謎の人物と電話越しに言葉を交わす。
そして森を抜けた先、まとが行き着いた場所はおぞましい姿を
した化け物が蔓延る世界だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-20 13:43:35
28794文字
会話率:39%
お使いを任された帰り、エヴァンは偶然にも重傷の男を発見し助けた。
彼の名前はハオランといい、次第にふたりは親しくなる。しかし、彼らは誰にも言えない秘密を互いに抱えていた。
※ムーンライトにも投稿しています。
最終更新:2020-08-01 14:25:28
61319文字
会話率:44%
眉目秀麗で、誰もが見惚れる素敵な騎士さま。そんな彼と婚約したメアリーは幸せ者だった。
しかし彼には既に心に決めた女性がいて、それを内緒で婚約破棄するように言われる。
耐えきれなくなったメアリーはその場から逃げ出してしまった。挙句、最悪なこと
に魔王と名乗る男に拉致られてしまう。
──とても懐かしい感覚を覚えた時、彼女は全てを思い出す。
本編を無事に終えることができました!ありがとうございます!今後は蛇足編をあげたりあげなかったりします。
※本作品はpixivにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-25 09:11:55
65009文字
会話率:39%
一見女子にしか見えない銀髪の美少年、月代灯夜。見た目通りに女の子のような趣味を持ち、アニメや漫画で活躍する魔法少女に憧れる彼は、風の精霊しるふとの出会いをきっかけに、平穏な日常の裏で暗躍する妖(あやかし)と、それを退治する魔法少女が実在する
ことを知ってしまう。妖に襲われた友達を救うためしるふと契約し、自身も魔法少女へと変身した灯夜は、雷を操る名家出身の先輩魔法少女、四方院樹希と協力して妖に立ち向かうことに。魔法少女になってしまった事で、大きく変わる彼の人生。妖に対抗する術者たちによって設立された全寮制の女子校、天海神楽学園への入学。男子であることを隠しての女子寮生活と、そして新たな魔法少女たちとの出会い。様々な経験を経て、灯夜はその秘められた才能を開花させていく。遅効性チート男の娘伝奇異能バトル、ここに開幕!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-19 20:55:34
709665文字
会話率:38%
これは近未来、人類の未来と希望を担うはずであった火星を舞台にしたSF大河小説。
それは混迷の時代、我らの新たな版図への入植事業が開始されて百有余年を経てもなお赤い惑星の大地は荒れ地のまま放置され、数多の人々はその衛星軌道上に軌道要塞(
オービットフォートレス)なる巨大な宇宙都市群を築き、命と文明の灯を繋いでいた。
悠久の新天地が人々を拒むのは何故か?
ある事件をきっかけに母なる地球と隔絶された軌道要塞群は離合集散を繰り返し群雄割拠して戦乱の時代を迎えた。
人々は求めた。この乱を収め火星を統べる英傑を。
そして一人の風雲児が名乗りを上げた。これこそが“火星のジャンヌダルク”と呼ばれた女傑ルナン・クレール。
一介の宇宙海軍中尉でしかなかった彼女が時代の荒波にもまれ、仲間たちと共に如何にして英傑への階を駆け上がるのか?
風雲児を待つ運命は勝利の栄光か、はたまた敗残の果てに火炙りとなるのか?
これは風雲急を告げる紅の惑星の覇権を廻る女傑たちの物語である。
ルナン・クレールの戦いが今始まる!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-19 14:48:58
89227文字
会話率:22%
貧乏子爵の跡取りであるラスティは、後見人である叔父家族によって、財産を食いつぶされて、暴力を受け、と酷い日々を送っていた。そんなある日、十年に一度開催される皇帝主催の舞踏会で、ラスティが貴族の中に発現した皇族であることが発覚する。皇族となっ
ても、ラスティは成人までは子爵家で生活することとなるも、教育係りとして派遣されたハイムントによって、立派になっていく話の予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-18 21:00:00
2090255文字
会話率:53%
台風が接近している頃に、近所のお友達からメッセージが届きました。子猫五匹が河原に捨てられていて、散歩している人たちがエサをあげているけど、台風が直撃したら、子猫、どうなるのかな? という感じのメッセージ。
最初は、その人たちがどうにかするで
しょう、と傍観していた私ですが、なんと、近所のお友達は保護しようと見に行っていました。
近所のお友達はわからなかったけど、私はその場所、毎年、冬に見に行っている、冬の観光地なんです。仕方なく、行ってみれば、ちっさい子猫がいました。
毎日が子猫の世話に振り回されていながら、新しい飼い主をどうやって探そうか、考え中。いい方法がありましたら、ぜひ教えてほしい!! もしくは、子猫の家族になります!! という方がいると、ぜひぜひ嬉しいのですが、無理でしょうね。
何か良い知恵がありましたら、教えてください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-09 06:00:00
11543文字
会話率:4%
生まれ育った王都を兄弟喧嘩で追い出されたロイドは、帝国中を旅してまわっていた。その途中、誘拐途中の男爵令嬢サリーを気まぐれに助けた。そのせいで、サリーの取り巻く何かにロイドは巻き込まれていくこととなる。
最終更新:2024-06-25 21:00:00
497450文字
会話率:53%
隣国との戦争に勝利を収めたハイルフォード王国。
しかし、その戦勝の宴に沸く人々を尻目に、魔術師セレトの心は晴れなかった。
王国に蔓延する、身分差だけではない差別によって、自身の働きが正当に評価されず、末席に追いやられている現状への不満。
そして、自身と犬猿の仲である女性騎士団長リリアーナが、その戦功を讃えられ国を挙げて祝福されている事実への怒り。
そんなセレトに、ある大貴族が接触し、セレトに政敵であるリリアーナの排除、即ち暗殺の依頼を持ちかける。
周辺国との小競り合いが続く中、この度の戦いの勝利による束の間の平和の中で動き出した、王国内で渦巻く様々な陰謀。
その一端に巻き込まれたセレトは、その中で生き残りの道を模索しながら、同時に自身の出世のため戦い続けることを決意するのであった。
2020年10月 5日 第27章掲載
2020年10月13日 幕間27掲載
2020年10月18日 第28章掲載
2020年10月20日 幕間28掲載
2020年10月28日 第29章掲載
2020年11月10日 幕間29掲載
2020年11月18日 第30章掲載
2020年11月26日 幕間30掲載
2020年12月 9日 第31章掲載
2020年12月16日 幕間31掲載
2020年12月30日 第32章掲載
2021年 1月 5日 幕間32掲載
2021年 1月12日 第33章掲載
2021年 1月19日 幕間33掲載
2021年 1月29日 第34章掲載
2021年 2月 9日 幕間34掲載
2021年 2月18日 第35章掲載
2021年 2月22日 幕間35掲載
2021年 3月 2日 第36章掲載
2021年 3月 7日 幕間36掲載
2020年 5月31日 幕間8 の誤字指摘箇所を修正しました。ご指摘を下さった方、ありがとうございました。
2020年 5月31日 新規レビューを頂きました。感想にご返信する形でお礼の言葉を記載をさせて頂きましたが、こちらでも重ねて感謝の意を示させていただきます。ありがとうございます。
2020年 6月21日 あらすじの誤字を修正いたしました。ご指摘ありがとうございます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-17 00:20:19
720420文字
会話率:25%
佐々木は、過去、自分の親、兄弟を強盗に目の前で殺された男である。
事件からすでに13年が経ち、普通の生活を送れるようになった今でも、あの時の犯人の顔を、空気を思い出し恐怖に震えることがある。
犯人の目、圧倒的な暴力、そして醸し出されていた恐
ろしい殺気。
それは、今でも彼を蝕んでいるのである。
そんなある日、犯人の男が捕まったという情報が入る。
事件後も逃げ回り、他にも空き巣や強盗等、小さい犯罪を繰り返していた男は、些細な事で、あっけなく捕まった。
そのことを知った佐々木は、自身の伝手を使い犯人である男との情報を集める。
そして、そこには、かつての暴力、殺気を微塵も感じさせない、哀れな中年の男が実像が存在するだけであった。
牢の中で理不尽な扱いを受け、周りに薄ら笑いを浮かべながら卑屈に媚び諂う男の情報が集まっていく中で、佐々木は自身の中の虚像が砕け、トラウマが昇華されていくことを実感する。
しかし同時に、それは佐々木の中に新しい感情を生み出していくこととなった。
犯罪被害者、遺族である佐々木の目から見る犯人の実像と、感情の変遷の流れ。
それは、彼の中でどのように昇華され、折り合いをつけていくのか。
そして、佐々木が最後に出した回答とは。
・2019年 9月11日 序章投稿
・2019年 9月11日 第二章投稿
・2019年 9月18日 第三章投稿
・2019年 9月18日 第四章投稿
・2019年 9月25日 第五章投稿
・2019年10月 8日 第六章投稿
・2019年10月30日 第七章投稿
・2019年11月 6日 第八章投稿
・2019年11月27日 第九章投稿
※2019年11月 6日 一部、話の矛盾箇所等の訂正折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-11-27 01:47:42
34074文字
会話率:21%
懐かしい街の、とある喫茶店。
この場所で、彼女と再び出会った自分は、彼女に10年前に「あの場所」であった話を振られる。
「あの場所」、閉鎖された廃病院、「中森病院」。
10年前当時、そして今でも残り続けている廃病院。
それは、あの日、彼ら
が肝試しに行ったとされる場所。
そして、彼らが行方不明になる前に行ったとされる場所。
あの日、彼らに何があったのかを知りたがる彼女に、自分は、自身があの場所で体験したことを話すことにした。
廃病院という廃墟に訪れ、そしていなくなった5人の学生達。
彼らは、何故いなくなったのか。
そして廃墟という空間に、何が潜んでいたのか。
一人、別行動をしてた自分が見た、あの日、そこで起こったこと。
それは、廃病院という空間の中に潜む、「何か」との邂逅であった。
そしてあの日の出来事は、まだ終わっておらず、今でも続いているのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-08 23:11:07
9629文字
会話率:19%
俺は屋上から飛び降りた。いつからか始まった、凄惨たるイジメの被害者だったから。
天国でゆっくり休もう。そう思って飛び降りたのだが──
気がつくと、雨降る森の中。
そう、俺は捨てられた赤子に転生した。そしてとあるお爺さんに拾われるの
だった。
──数年後
自由に動けるようになった俺に対して、お爺さんは『指導』を行うようになる。
指導といっても『教える』のではない。
おじいさんが直接、魔法や格闘術を駆使して俺を『ボコボコにする』だけの時間だ。
それは過酷で、辛くて、もしかしたらイジメられていた頃の方が楽だったかもと思ってしまうくらい。
だけど、俺は強くなりたかった。
イジメられて、それに負けて自殺した自分を変えたかった。だから死にたくなっても踏ん張った。
俺は次第に、拾ってくれたおじいさんのことを『師匠』と呼ぶようになり、厳しい指導に喰らいつけるようになっていく。
「このおいぼれに負けるようじゃあ、外の世界では生きてゆけんぞ?」
師匠は俺をボコした後、倒れている俺に向かっていつもそう言った。
この言葉ももう、何度聞いたか分からない。
──更に数年後
師匠は死んだ。
寿命だった。
結局俺は、師匠が生きているうちに、師匠に勝つことができなかった。
「このおいぼれに負けるようじゃあ、外の世界では生きてゆけんぞ?」
師匠は死ぬ直前にも、この言葉を吐いた。
しかし、最後に一言だけ付け加えて。
「──外の世界には、ワシより強い奴がうじゃうじゃいる。どれ、ワシが居なくなっても、お前はまだまだ強くなれるぞ」
俺はその言葉を聞いて、外の世界へ出る決意を固めた。
※この作品はカクヨムとアルファポリスにも掲載しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-16 23:02:31
116305文字
会話率:34%
容姿端麗、スポーツ万能、学校一の美少女である塩瀬さん。
そんな彼女の唯一の欠点は『忘れっぽい』こと。
友達の名前から、消しゴムまで、とにかく色々な事を忘れてしまう。
だけど、塩瀬さんは──「あっ! 佐藤くんだ!」
……なぜか、僕の名前
は忘れない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-09 21:01:21
73082文字
会話率:36%
夢が現実であればよかったのに、と男は思った。
キーワード:
最終更新:2024-10-15 23:01:42
935文字
会話率:18%
弋灯哉は、悩んでいた。それは、就職先が決まらないこと。
毎日届く「ご応募ありがとうございました」メール。ある日、振り絞った勇気で人助けをして、駆け込んだ先でトラックに轢かれてしまった。
目を覚ますとどうやらそこは別の世界!さらにはそれが異世
界体験なんてもので!そんなのを商売にする不思議な会社に、あれよあれよとそこに就職することに……!!
たくさんの人に囲まれて、巻き込まれて、それでも何とかしなくちゃならない。それが仕事だから!
こんなお仕事、あなたならどうですか?
*他サイトとの重複投稿作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-14 18:00:00
63908文字
会話率:63%
春先、ウチは高校生になりました。大人の仲間入りよん。
でもごめんね婆ちゃん、“なぎなた”はしないかも。思い出したくない過去があるから。
そんな日の帰り道、いきつけの神社で出会った不思議なガキ。貴女は私を何処へ運ぶの……ってえ? 日本にとん
でもない災いが振りかかろうとしているですって? 大変。
これはとある少女達が紡ぐ、絶望と希望の物語である。泥濘から這い上がれ。
基準:A
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-13 17:57:34
321898文字
会話率:25%
解説しよう! これは不幸にも悪の組織に捕獲された一人の少女が、その組織の総統の副官として悪の組織に身も心も捧げた物語である!
1話短め。1000字~2000字程度。
諸事情により不定期投稿となりますので、気長にお付き合い下さい。
同
じく、諸事情により感想等の返信は、あまりできないかもしれませんのでご容赦下さい。(何らかで対応したいとは思いますので、意見を頂けると助かります。わがままですみません)
なお、この物語はフィクションです。登場する人物・団体名・商品名等は架空の物です。
全体を通して残酷な表現があります。苦手な方はご注意下さい。
同じく全体を通して「寸止めエロ」や「微エロ」的表現があるかもしれませんので苦手な方はご注意下さい。
☆が灯ると心が温かくなります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-13 06:00:00
23057文字
会話率:53%