彼は常に仮面を被っている。ゆえに『仮面探偵』と呼ばれている。
彼が仮面を被っているのは、強面という言葉では生ぬるすぎるほどの形相を隠すためである。鬼の形相、悪魔、魔王――彼の素顔を見た者は様々な表現をする。
そんな彼は、探偵として極め
て優秀である。探偵社ギルド最優秀探偵賞にも選ばれたことがあることから、その優秀さがよくわかるだろう。
久しぶりに休暇が取れたので、彼は旅館へと出かけた。しかし、職業探偵の宿命というべきか、探偵に吸い寄せられるように事件が発生する――。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-19 20:04:07
2319文字
会話率:44%
中堅シューズメーカーに勤める、敏腕秘書の杉浦紗那(すぎうらさな)。
黒髪ロングのストレートヘアをハーフアップにし、真っ黒で隙の無いスカートスーツの、完璧業務最優先のスーパー秘書。
普段から落ち着いている紗那のクールな視線に高揚を隠せなくなっ
た社長の福士成彰(ふくしなりあき)が、遂にトンデモ告白!
「お前が好きだから、仕方なく付き合ってやる」
そんな告白の仕方、ある?
「お・こ・と・わ・り」(笑顔)
「まずはデートだ。食事へ行こう! 俺はステーキが好きだ。でも、一番好きなのはそのドSなお前の瞳だ」
人の話を聞け!
「キ・モ・い・で・す」(笑顔)
「そんな暴言吐くと、俺に嫌われちゃうぞ?」
「ご・じ・ゆ・う・に」(笑顔)
「紗那っ。あぁー、その冷たい眼差し、たまらんっ。好きだ! 仕方がないから俺がお前と付き合ってやる。有難く思え」
「社長、書類に早くハンコ押してください」(笑顔)
「ハンコが欲しけりゃ、俺と付き合え」
「では、本日付で退社させていただきます」(笑顔)
「Oh,NO!」
断っても、断っても、折れないメンタル。それどころか喜び勇むなんて、まさにドM。
頭のネジが数本行方不明の天然ボケでドMの割に、口調は俺様社長に付きまとわれ、彼女の苦悩の日々は、残念ながらどこまでも続いていきそうな予感。
成彰は、長身・ルックス良し・仕事は大変優秀のコスパ最良花丸男に認定されているから、次から次へと女性が寄ってくる!
新商品開発締切を目前に、取引先社長ご令嬢との縁談が成彰に舞い込んだ為に、成彰が『紗那と付き合っている』と宣言!
自身にも見合い話のとばっちりを受けた紗那も、話を合わせてしまう。
業務に支障がきたさないよう、利害関係が一致した当面の間だけ恋人になって欲しいと頼まれ、社運を賭けた新商品開発に全精力を注ぐ紗那は、やむなく成彰の恋人役を引き受けるハメになり・・・・?
「私に指一本でも触れたら、即・刻・退・社、しますから!」
「指一本触れないという事については約束する。だからその冷ややかで恐ろしい目で俺を見つめ続けてくれ!」
「この変態っ」
果たして紗那は、成彰の包囲網から逃げ切れるのか、それとも捕らえられてしまうのか?
さあ、どうする!?
ラブコメ大魔神さぶれが贈る、超絶愉快な大人ラブコメ。
とくとご賞味あれ☆彡折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-07 18:00:00
109251文字
会話率:40%
――魔王が|流星《ほし》を降らせた。
その日、その時……人類が詰み、敗北が決定した瞬間だった。
世界最強の軍事国家の大軍も、世界最高の魔法王国の究極呪文も、世界最大の宗教国家の至上法術も魔王を滅ぼせず。
最速の剣聖の刃も、最狂の
賢者の最大呪文も、最優の聖女の神聖術も魔王には届かず。
そんな絶望に抗うべく異界から喚んだ勇者さえも、魔王は止められなかった。
ただただ世界に絶望し、最愛のヒトを奪った世界に破壊のみを齎さんと魔王が放ったその究極呪文は十三の流星を生み出した――否、落とした。
夜になると明るく地上を照らす、至高神の象徴であった十三の月を自らの場所まで引きずり落としたのだ。
中心の至高月に先んじて、その眷属たる十二の流星が大地に触れた時点で……もはや地上に文明というモノは残されてはいなかった。
生き残った人々はただ絶望し、ゆっくりと迫る最期の星を見上げては自らの終わりを指折り数えるしかない。
――どうして自分達はこんな目に遭っているのか?
……その疑問に答えてくれる神は、もう居ない。
ただ生き残った人々はしきりにこう口にする――〝勇者が逃げたせいだ〟と。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-28 21:05:26
9037文字
会話率:50%
県大会優秀賞常連組の映画部部員・上田かおるが大会に出す作品のクランクアップを前に、急な声帯炎になってしまった、と部員たちから泣きつかれたA氏。
未成年には副作用のある治療薬はつかえず、やむを得ず今ある素材への「声の替え玉」によるアフレコ
で映画を完成させることにしたA氏たちだったが、この作品が大会最優秀賞をとり、ローカル放送で紹介されることになったのがきっかけで新たな騒動が起こって……!?
人情家の高校生・A氏こと中村瑛志の繰り広げる愉快な人間模様第二弾、目が離せない!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-31 17:00:00
54607文字
会話率:58%
科学技術の進歩により、人類は銀河系内各地へと生存圏を拡大した。人類は銀河系内を宇宙船で縦横無尽に駆け巡り、その航宙技術は日進月歩で発展した。
いや、日進月歩で発展できる程度の未熟な技術であったといえる。
結果として銀河中では多数の事故が発生
しており、その調査とフィードバックは人類全体にとって最優先課題の一つであった。
銀河系内における最大の国家連合組織である銀河連合はSAIB(航宙事故調査局)を設立し、銀河系内で日夜発生する航宙事故を調査し、改善案や航宙規則の改正を提言した。
これはSAIBに所属するある主任調査官による事故報告書である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-28 08:00:00
46071文字
会話率:53%
名家の嫡男に生まれたが、母の死後冷遇されてきた少年、倖月蓮二。
父が後妻を娶った後。後妻や親族から虐待のような嫌がらせをされることになる。
そして後妻が義弟を産んだ後は、跡目争いを恐れた親族により誓約書を書かされた上で追放されてしまう
。
幼いながらも跡目争いはただの口実に過ぎず。実際ただの厄介払いに過ぎないことは理解していた。 名家である以上、家名を守ることが最優先であるため。納得は出来ないが、理解だけは出来ていた。
祖父母の家に引き取られ後。子供がいなかった母の兄夫婦の養子になることが決まり。
ようやく普通の生活が出来ると思っていたが、その願いは叶わなかった。
お互いに金輪際関わらないと約束したのに、倖月家は一方的に約束を破り何が気に食わないのか執拗な嫌がらせを行っくる。
連中の嫌がらせに対して「無力な自分が粋がったところで何もできない。下手なことをすれば、周囲に迷惑をかけるだけだ」と自分に言い聞かせ。実力を隠し、生きていくことを決意する。
自分たちの都合で人を振り回し、弄んだ倖月家に対し。いつか報復する日が来ることを願って。
そして、追放されてから20年以上の時が過ぎた。
現実の憤りを仮想世界にぶつけ。ジャンルを問わず様々なゲームに手を出した結果。知らぬ間にゲーム界隈で悪喰ゲーマーと呼ばれるようになった男、志波蓮二。
あれだけ執拗な嫌がらせも、就職してからは鳴りを潜め。穏やかな日常を過ごしていた。
しかし、自宅にダンジョンが出来たことで。そんな日常はあっけなく終わりを告げることになる。
ダンジョン出現に伴い、自分を大切に育ててくれた養母が原因不明の病に罹る。
養母を救えるのは高難易度ダンジョンから入手できる。超レアアイテムしかないと知った蓮二は、母を救うために不可能を承知で高難易度ダンジョンに挑む。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-05 15:00:00
1448171文字
会話率:27%
最優と呼ばれた男が最愛の娘のスキルとなりながら冒険していく物語
最終更新:2021-05-23 17:03:34
490文字
会話率:0%
数々の不幸に合い生を諦めた青年は自らの手で命を絶った・・・はずが、望まぬ転生を果たす。
異世界、理解できない言葉、現実ではありえないはずの魔法
「僕に・・・また生きろってのかよ・・・」しかしときに優しく、ときに残酷な日常は、青年を変えていく
最終更新:2021-05-01 03:42:42
359文字
会話率:0%
裏切られた勇者と魔王が人族と魔族達に復讐する、最優先の目標は勇者パーティの七英雄と魔王軍幹部の魔界七将達
最終更新:2021-04-22 16:36:36
11010文字
会話率:79%
今日も今日とてリンセは婚約者にデートをすっぽかされた。別に珍しいことではない。彼は妹を溺愛して、何事にも病弱で可憐な妹を最優先にするのだ。
格上の侯爵家との婚約をこちらから破棄するのは難しい。だが、このまま婚約を続けるのも将来結婚する
のも無理だ。婚約者にとってだけは『病弱で可憐な、天使のような妹』と暮らすのは絶対に無理だ。
だから、リンセは最終兵器侯爵家長女に助けを求めたのだった。
流行りっぽい悲劇のヒロインぶりたい妹とそれを溺愛する兄婚約者ネタを書いてみました。そしたら、そこに最強の姉降臨。
『アルファポリス』『小説家になろう』『Pixiv』に重複投稿。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-07 18:00:00
13339文字
会話率:29%
大きな映画賞の最優秀主演男優が、あるカミングアウトをするというか…。
最終更新:2021-04-01 22:19:34
1595文字
会話率:0%
※この作品はパイロット版になります
書き続けるかどうかは皆さんの反応で決めようと思ってます。
最年少宇宙飛行士の夜見(よみ)は渡航先で事故に遭い、緊急脱出ポッドで地球に帰還する。
すると、地球では恋愛が禁止されているという不思議な習慣が
始まっていた。
登場人物
主人公 夜見(よみ)
最年少宇宙飛行士として18の時に渡航。しかし渡航先でトラブルに合い、西暦で言う四十年の後に地球に帰ってくる。すると、地球では恋愛禁止というまるで異世界な世界になっていた。
犯罪予備軍というレッテルが貼られ、ダージリンに監視される。
準主人公 ダージリン
恋愛阻止特務調査委員
男女が恋愛をしないように見張る調査委員の中でも犯罪者を扱う特務に就いている。
とても淡白な思考の持ち主で、恋愛阻止を冷徹に行う。その実績も相まって特務調査委員となる。実は最強の犯罪者の遺伝子を持つ怪物。
ダージリンの上司 イム
愛のない家族第一子世代にして、最優秀人物。実は世界政府の実験により産み出された最強遺伝子を受け継ぐもの。
ペッパー博士
恋愛爆発が世界中に起こるように仕向けた張本人。リア充爆発しろという言葉を真に受け、世界を混沌に陥れた。本人は恋愛したことがない。
恋愛を復活させようとする博士 リル
彼女は恋愛こそが人類を救う最後の切り札だと考える
世界中に発情恋フェロモンをパラ巻き、強制的に恋愛を起こそうとしている
過去に好きだった相手が恋愛爆発により死んでいる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-28 12:41:39
3758文字
会話率:33%
私の下着・・
吸収を最優先
最終更新:2021-02-21 21:52:13
386文字
会話率:0%
突如、直前の記憶が消滅し、未知の大地に放り出された魔王、ダラス=マルジェネスと勇者、ケルト=リヴァリエス。500年という悠久の時を生きた百戦錬磨の魔王と、2000年に一人とされた鬼才の剣術を持つ最優の勇者とが、協力して謎の解明に努め、故郷に
戻るために一層努力する。などいったような夢物語が当然実現されるはずもなく、互いに非協力、敵対関係と最悪な関係が構築されてしまった。現地の情報を獲得しようにも、幾度も繰り返される意見の食い違いや交戦。記憶を取り戻し、犬猿の仲である魔王と勇者は、故郷に戻れる日が来るのだろうか。未知の大地での最悪な旅が今始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-06 19:27:14
7005文字
会話率:38%
あらすじなんてあるやらないやら
キーワード:
最終更新:2021-01-13 13:20:05
757文字
会話率:9%
【タイトル変えました】
俺の名前は小鳥遊 翔(たかなし かける)。中学時代まではバカ正直といってもいいくらいにはバレーボールに打ちこんでいて、中学の大会では最優秀選手賞もとったことがある。
それまではかなり楽しくやっていたのだけれど
も、ある『事件』に巻き込まれたことで俺の青春は終わりを迎えたと思った。
それから心機一転。地元からは大きく離れて高校には知り合いも誰1人もいないような高校に入って陰キャとしての生活を始めた。
そんな陰キャとしての新たな日常は1年しか続かなかった。
中学時代の後輩、琴乃葉 琴葉(ことのは ことは)が俺の通う高校に入学してきた。
そうすると俺が1年で築き上げてきた日常も崩れ去っていって……
ブックマークや評価をしていただくと投稿の励みになりますので、楽しんでいただけたらよろしくお願いします!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-27 12:00:00
109197文字
会話率:36%
聖歴一八五七年、世の中は七王国時代となっていた。
どこの国が大きくなるでもなく、互いに互いを牽制し合う、小康状態といった様子を呈していた。
一〇歳になると、ステータス(主に身体・精神・魔法力)と固有能力が、教会で発布され、その能力が高いも
のは半ば強制的に騎士になることになっていた。
能力とステータスは、教会で発布される時に誓う誓いの『思いの強さ』と『純度』が大きく関わるものだったが、これについては仕組みが発見されておらず、世界七不思議の一つとされていた。
ここで重要なのは、仮に、思いの強さや純度が強くても、必要でない能力は付与されないことだった。(例えば、美味しいものを作って皆を笑顔にしてみせると誓った少年は、能力“料理上手”が出現して、ステータスは、あまり上がらない。)
そのため、自国の戦力を上げようと、スキルを発現する前の子どもたちに対する騎士のポジティブキャンペーンにどの国も力を入れていた。
そして、その国の一つ、カンブレラ王国で百年に一人と言われる能力『全知全能』がユリウス少年に発現する。
しかし、当の本人は文献にも書かれていない能力を発現したことに戸惑いを覚える。何故なら彼が願ったのは、幼馴染と一緒にいることと幼馴染を護ること、それだけだったからだ。
そして、能力の高さは、周りの嫉妬を生みだし、幼馴染の少女ヴィクトリアまでをも巻き込む事態となる。
連れ去られたヴィクトリアを救うために、王族のことを色々と探るユリウスは、やがて、世界の真実を知ることとなる。
教会と七王国時代、能力、ステータスの秘密とは?権謀術数が渦巻く中、少年は、重大な選択を迫られる。
*魔法はありの設定です。
*
3日に一回くらいのペースでの投稿になると思いますがよろしくお願いします。(書き溜めは、忙しくなった時のためにとっておきたいので、よろしくお願いします)
*あらすじに書いた設定はすでに決まっているので安心してお読みください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-26 23:59:13
24255文字
会話率:30%
ロボットに情熱を持つ少年が、夏休みの自由研究で自作のロボットが最優賞を取ったが、その挨拶の内容を大きく変えられる。
体裁を整えられた言葉に、少年は意気消沈してロボットを作る夢までも手放そうとしていた。
その時に、腕と顔の一部分がサイボーグの
白衣の男に呼び止められた。
どう見ても怪しいが、その話した内容はもっと妖しかった。
男は自分で未来から来たという。
男との会話で、自分の拗ねてしまった心が解れていく。
男を空が飲み込んで何もない中、少年は夢を取り戻して家に足早に帰る。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-24 18:28:29
4154文字
会話率:20%
貴族に成り上がった最優の誉れ高き冒険者テラ。
本名テラ(=ディフェクトゥス)=プルートーンは転生者である。
これは、そんな冒険者テラの──────
──────まったく、ロマンチックにも程がある。
これじゃぁまるで、|地面《テ
ラ》から手を伸ばして、届かぬ|星《ステラ》を掴むようじゃないか。(1話)
「ステラ──────お星さまですか?」
「そう、星だ。綺麗だろ。希望とか願いとか目標とか、そういった意味を持つ。だから──────」
「だから──────だから君の名だ。
ステラ。星を見失った迷子の少女。どうか君がかけがえのない星を見つけられますように。そして、君も誰かの星になりますように」(2話)
──────そんな転生者のチート冒険者テラが名前を失った少女を助けて、ステラ、と仮の名前を贈って一緒に旅をする話である。
さて、突然だが、列車旅と銘打っても、列車が本質ではない事もある。
同じように、冒険譚と銘打っても、登場人物にとっては冒険の過程や冒険で手にしたモノよりも大切なモノがあるかもしれない。
本人にしか分からないハッピーエンドがあり、バットエンドがある。
めでたしめでたし、で終わって良いものか。
残念!ここで冒険は終わってしまった──────で終わって良いものか。
終点を決めるのは、まだ早い。
乗り継ぎ、乗り越し、乗り換えて行こう。
長いトンネル。先の見えない暗闇を抜けると、そこはきっと別世界──────もしかしたら異世界かもしれない。
知らない景色を楽しむ気持ちは、きっと異世界でも変わらないだろう。
※ リメイクしました。
見切り発車だった事で設定に無理が生じた事。私生活の大きな変化により、リメイク前の投稿スタイルに無理が生じた事が主な要因です。
リメイク前の作品を読んでいただいた方には、こちらも楽しんでいただけると幸いです。
※ タイトルを変更しました。
偉大なる先達と思いっきり被ってました。誠に申し訳ありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-21 20:00:00
61095文字
会話率:27%
政府の度重なる失策によりウイルスが蔓延したとある国では、ついに市民が政権奪取。ウイルス対策を最優先とするが、すでに医療は限界、特殊なトリアージに踏み切った…
最終更新:2020-12-02 20:27:11
2935文字
会話率:87%