下校途中で彼女と出会った。
彼女はうずくまり必死に何かを探しているようだった。
それが彼女との初めての出会いだった。
冬の童話2021 参加作品 ……ではありません。
最終更新:2021-01-17 03:00:00
744文字
会話率:22%
いつも雪をかぶっている高い山の中腹で、父親とヤギを飼っている若者が始めたさがしものの旅。困ったことに本人も何を探しているのかよくわかっていません。「知らないことをもっと知りたい」と思っていたようで、世界を半周くらいして見つけたのは、自分とい
うものだったのかもしれません。
彼の旅はきっと、自分探し、自分の人生探しの旅だったのでしょう。
ー対象年齢 小学校中高学年
* 冬の童話2021参加作品です。
** ネパール国をベースにして書いていますが、史実ではありません。ヒマラヤ山脈にある架空の国の話と思っていただけると嬉しいです。フィクションです。
*** このロックダウンを支えてくれているグルカ部隊と退役後も警備員として働く知人に感謝を込めて。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-12 19:06:27
6520文字
会話率:34%
お社の神様がいきなり居なくなりました。
探してもどこにもいません。
主の居ないお社は、どんどん穢れが溜まろうとします。
それを追い返す二匹の眷属の白狐。
ある日、とんでもない怨霊の塊が、お社の主になろうと現れました。
懸命に戦う二匹の狐です
が、だんだん力が弱まり、ただの狐になりかけた、その時に社の主が戻りました。
主は、これから起こる世界の狂いに対応するべく、出雲に出向いたのでした。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-27 00:30:44
4456文字
会話率:27%
秋の終わりのリスさんは大忙し。
冬に食べるドングリをたくさん拾って隠します。
それはたくさん、たくさん。
それらの大半は、冬の厳しさを過ごす動物たちの美味しいご飯になります。
隠した場所は、いくつか探し出せても、春になれば春の御馳走がありま
す。
そして、リスさんは首をかしげるのです。
あれ?なにを探していたんだっけ?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-26 02:49:33
3093文字
会話率:9%
家に帰れない子供が、アーケードのある商店街を歩いている。
片方の靴はなくした。どうしても見つからない。
周りはクリスマスで浮かれている。
隠れるように横道に入った。
ネコがやってきて温めてくれた。
少女は言った。
靴はもういらない。もふもふ
の毛皮が良いわ。
すると少女は猫になった。
ネコになり、街の暗闇に消えて行った。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-25 01:15:00
1739文字
会話率:15%
お月さまは毎日地球の周りをくるくる回っています。それは地球の衛星だから。だけど、本当は…………。
内容は少し大きいお子様向け(小学校3年生以上くらいかな)になっていると思います。月については色々と調べさせて頂きましたが、完全な創作ですの
で実際の地球と月の歴史と比べると異質な部分もたくさんあります。
冬の童話2021「さがしもの」参加作。楽しんで下されば幸いです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-20 12:40:08
2212文字
会話率:34%
ねずみのトマの仕事場は月です。
今夜も飛行船で向かいます。
最終更新:2020-10-01 22:40:09
389文字
会話率:22%