これはある日異世界に飛ばされた妻子持ちの会社員が、自分の世界に帰るまでの話。
帰宅中、駅の改札を抜けたはずなのにそこは見知らぬ場所だった。混乱の中、男はたどり着いた町で再就職、大規模クエストの責任者となる。ドラゴニカの少女ドラミ、トウエイの
剣士ミヅキなど、様々なエクスを持つ冒険者たちを組織し、数十人~規模の人員が必要となる大規模クエストに挑む。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-12-30 21:28:51
108862文字
会話率:41%
中学三年生の美吉蓮治は「鋼のメンタル」とも呼べるほどの強い正義感溢れる少年。日々中学校に通い、友人たちと歓談に浸ったり、他愛も無いことで盛り上がったりと、ごく普通の生活を送っていた。
その彼が、大罪を犯した。元国会議員の男を殺した
のだ。
動機は――正義のため。
そして、殺害現場から逃走するうちに辿りついた駅の改札で、偶然出会ったのは、何と同級生の女子――石井陽子だった。
一方、その事件を捜査する刑事、鳥越俊一郎はこの事件の背景には十五年前の殺人事件が絡んでいるのではないかと踏む。過去と今を繋ぐ糸はどのようにして繋がっているのか。その過程において、鳥越は衝撃の事実を知ることになる。
人を殺した中学生と、その事件を捜査する刑事との「正義」を懸けた直接対決を描く、長編青春サスペンス。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-11-02 20:45:59
151814文字
会話率:49%
夏休みのある日、1人の少年が歩いていました。
駅に着いて切符を買って改札口に行こうとしたら
きゃーと声が聞こえたので振り向いてみると何と…
小説投稿サイト エブリスタでも連載中です。
http://estar.jp/.pc/_novel_v
iew?w=24332026折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-10-28 06:14:15
1192文字
会話率:16%
現代は,半分が黄色い曲がり角とおなじだ.架空の名探偵シャーロック・ホームズの格言に「それがいかに奇妙であっても,不可能を消去して最後に残ったものが真実だ」―― おおよそこういう意味のものがあり,そうならば,誤りを排除しつくした果てに残ったも
のを ひとは担いきらなければならず,事実ひとびとは,反輳《はんそう》と単複への切実な問いを,世界に自問として組みこみおえてしまっていた.始点とシルクハットで劈《つんざ》く多さを,混線により決まった〈目的地が宛て先に被さらず,私へのプレゼントになる〉こととして見ている.体系は墜ちた.隅で止まっているアド・バルーンの規格は,(立体性を柔らかく分与するときに混じっていた服飾規則で,感情的であったとの記録がある) イゼコピア瓶を守った 4 時間の夏の一貫性である.
各々にとって唯一の魔法を行使しなければならない段階で,世界は立ちつくす.守るべき赤々と燃えつづける一画にせよ,反輳《はんそう》と単複 …….隣人が通りすがりに寄こした紙には,上部に「計画派クロリカが電装したアイス・クリームについて - 涙篇」とゴシック体で銘打たれており,あとは,パラペットと見覚えの無い縞模様を流れるまっ黒な (それでいておいしそうに艷やかな) 林檎を,その黒色の色素でデッサンするための空白になっている.白い影を散りたたせ,今にも羽ばたきそうな気配を湛えている街へ,ひとびとが歩いてゆく.逆に,街から歩いて出てくるひとびとに関しては,彼らの横顔の 傾斜の無い青空を売っている様が,改札印のモチーフになったこともあるが,古い屋上を漂泊している掃き跡にせよ,街ぐるみで夕焼けを一致させてからの話だ.
そうした煮つまった中,ほかには無い思念にとり憑かれている男がいた ―― 第 9 リオロメタ下級工場に勤めるギーゼラである.物音ひとつしない真夜中,彼は,いつのまにか寝落ちするその瞬間まで,キッと耳を欹《そばだ》て複数の無音を一心に聴き込む.「答えだ …… それだけが問題だ」この暗く木霊《こだま》する呟きに押しだされ,ギーゼラの答えを求める遠征が始まった.ある種パラノイックな行動原理に基づく彼の動きは,いったいなにに結実するのか.この極限世界を鮮烈に切りさくような答えを果たして手に入れられるのか.ギーゼラの逃れようの無い破滅への道のりとその後を描《えが》いた,抽象的冒険譚.折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-09-09 22:10:26
33124文字
会話率:83%
腐れ縁。お互い地元の中学、そして高校も一緒に通った。高校は地元では「名門」と呼ばれていた。名門とは聞こえがいいが、実情は一世紀を超える歴史だけが誇りとなってしまった、片田舎の伝統校だった。どちらも胸の内に秘めたる恋人に想いを伝えることもな
いまま3年が過ぎた。当然、出会いを迎えることのないまま、それぞれの「恋人」と別れの時を迎えた。高校を出て半年足らず。携帯に宮本からの着信があった。雑多すぎる人とモノが織りなす埃っぽい湿気がむわりと絡みつく都心の改札口。あれだけ力強かった宮本が、なぜか小さく見えた。「カラオケに、行こう。いや、行かせてくれ」。悲痛さすら込められた両眼に、俺はただ頷くしかなかった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-07-12 07:00:00
3580文字
会話率:3%
赤い糸が見えたなら友情関係、上下関係、夫婦関係等
さまざまな関係。それが人と人が繋がっている物。
例えるなら、始めてのクラスで知らない人と
席が隣になったとき、
「はじめまして、よろしく」と交わすだけで
二人お互い知り合い、すなわ
ち二人の仲は
赤い糸でむすばれる。
それは、さらに仲良くなれば糸は太くなるし、
それ以来、喧嘩をしたり話をしなかったり
縁を切った。こんなことがあれば、
糸はどんどん細くなり、少なくとも5日で消えて行く。
この世界は皆、赤い糸で繋がれているのだ。
たくさんの人と繋がれば繋がるほど糸は増えていく
そんな世界だ。
勿論その糸は、人の目で見えるものではない。
人の見えないところで、日々変化を繰り返すのだ。
いままでこの赤い糸はこの世界の噂、
いわば、都市伝説として全員の人類が知る物だった。
勿論、本気にする人はほぼいなく。
テレビでは童話アニメなどに出したり、
バラエティなどで取り上げるのもちまちま見るくらいだ。
そんな赤い糸を信じる人を
僕は今、始めてみた。
少し遅くなった高校の軽音楽部の帰り、
電車から降り、改札を出た先に
ふと気付いたら目の前に現れたのだ。
時間はもう23時を回った頃。
その少女はどこからやって来たのか、
2度と見たくなかった顔と重なった。
僕は一歩後ずさると
少女は笑ってこう言った。
「ねぇ、貴方は 赤い糸を信じる?」 と__折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-07-07 16:59:33
561文字
会話率:0%
春のある夜、改札口に風が吹いた。
そうすると、どこからか語りだす声が。
駅舎がが語る昔話。
最終更新:2016-05-06 18:02:32
875文字
会話率:56%
改札口を出たとき目に留まった風景。
最終更新:2016-04-14 09:23:07
487文字
会話率:0%
私は孝介と付き合いだして1年。今日は半年ぶりに会うつもりで、南改札で待ち合わせていた。
最終更新:2016-02-23 23:08:08
1384文字
会話率:63%
「ヒトとイルカは共存できると思う?」
少年はずっと疑問に思っていた。
ヒトとイルカは星を越えて共存できるのか否か。
イルカはヒトを産み、ヒトを憎み、ヒトを愛している。
ヒトはイルカから技術をもらい、イルカを尊び、イルカに疑問を持って
いる。
そんなヒトの疑問に対し、イルカは言った。
「約束しよう、キミの希むセカイを私が作ってみせるよ」
これは、自我と穢れの紡ぐ、バブルリングへの物語。
――僕らは、星に花を咲かせようとしていた――
カクヨム様にて執筆済みのものを全て公開しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-01-10 22:11:48
30541文字
会話率:23%
これは、たった9時間程度の聖夜の物語
最終更新:2016-01-04 19:53:07
592文字
会話率:9%
「僕たち、これからどうなるんだろう…」
冬休み、兄一郎と弟の拓郎は親戚の叔母に連れられて東京駅にやって来た。
夜23時発の夜行列車に乗って福岡の児童施設に向かうのであった。見送りの叔母と別れて改札を抜け、15番ホームに上がると、そこには夜霧
の中に浮かび上がる不気味な鉄の塊が横たわっていた。
一郎と拓郎、兄弟の不安を乗せて不思議な夜行列車の不思議な旅が始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-12-23 22:58:16
26952文字
会話率:60%
数十年ぶりの帰郷。新幹線と在来線を乗り継いで地元の駅に着き、閑散としたホームへ降りると、久しく忘れていた東北の寒さ。ふと線路を挟んだ向こう側の改札へと渡る階段へ目を向ければ、その手前に、眩しいほど白いペンキ塗りの扉が空間に切り取られたよう
にぽつねんと佇んでいた。そして思い出の生家を辿り、不思議な守人との出会いを経て返された。“かつて、わたしは――”。
※約4万字。
※全8話自サイト「虚-URO-」にて完結済。
※サイトよりそのままコピペしているので、ルビが飛び出ています。修正はめんどくさいのでしていません。
※感想・レビューお待ちしてます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-11-20 17:00:00
42244文字
会話率:46%
私は彼の腕にふと手を伸ばす
最終更新:2015-07-09 22:20:25
696文字
会話率:43%
男は今日を生きていた。両親が電車の事故で亡くなって一ヶ月が経つ。決して身なりの良くない彼は、今日も改札を抜けホームに佇んでいた。そんな毎日がこれからも暫く続くと思い込んでいた夜の事だった
最終更新:2015-07-07 00:00:00
2097文字
会話率:0%
ジョギングが
いつのまにか目的を失い
徘徊することになった私。
とある駅に辿りつき
ここなら生きて家に帰ることが出来る
とばかりに改札口へ向かいましたところ……
最終更新:2015-06-10 05:00:00
1343文字
会話率:15%
いつも駅へ向かい、会社へ行く。そんな日常を繰り返す。そんなとある朝、改札で見たのは叫ぶ変人だった。物凄いダッシュをしている。思わずジッと見入ってしまった私は疲れているのだろうか。
最終更新:2015-04-30 10:00:00
590文字
会話率:27%
以前pixivに投稿したものを、加筆訂正しております。
「まもなく5番ホームから電車が発車します。
乗り遅れのないよう、ご注意願います。」
最終更新:2015-04-23 00:03:48
1203文字
会話率:11%
男らしさとは?ダンディズムとは?
キーワード:
最終更新:2015-04-19 22:31:49
1496文字
会話率:0%
※本作品は加筆編集の上、長編『異世界駅舎の喫茶店』として再投稿いたしました。
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異世界の地で駅長代理を務めることになったタクミ。1日3本の長距離列車が発着するこの駅の駅務業務をしつつ、連れのニャーチとともにも駅舎の待合室の一角
で喫茶店も営業している。 忙しい毎日の夕食は、喫茶店の営業で残った食材を使ったまかないご飯。今日は残ったブラウンシチューで何を作ろうか…そう考えながら、本日最後の到着便の改札準備にとりかかった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-03-18 22:37:35
10542文字
会話率:54%