広大なウィルダリアの大地に、とある男女が倒れていた。倒れていた男女は魔力が皆無。魔法も見たことがなかった。そう。彼らはウィルダリアとは異なる世界から来た〈異世界人〉だった――
ふたりは故郷に帰ることができるのだろうか。
ふたりは生き
抜くことができるのだろうか。
ふたりは何を思うのだろうか。
ふたりは何者なのだろうか。
※普通に最初から読んでいただければ良いですが、どの章から読んでもらっても構いません。多分。(重大な支障はないはず)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-27 16:29:33
162874文字
会話率:60%
※こちらの外伝作品ですが、読んでいなくても支障はありません。
「邪聖剣チェーンソー ~シリアルキラーが異世界行ったら、他に人間族が居なかった話」
https://ncode.syosetu.com/n0207hn/
※ただし「エルシィの
感想」と銘打たれたエピソードについては、本編読了を推奨します。
※「エルシィの感想」は読み飛ばしても、今作の理解に支障はありません。
(あらすじ)
全10層のダンジョンに投獄され、攻略を余儀なくされたレイ・シマヤ。
本編では語られなかった、懲役一週間ちょっとのエピソード。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-27 06:12:24
82811文字
会話率:11%
悲しき思いをしていた皇帝のもとに一通の手紙が届いた。
その手紙はたまたま、でも運命的に皇帝のもとへと届いた手紙。
二人が手紙を通して結ばれる物語。
手紙で皇帝の運命が変わった。
この物語には具体的な名前は登場しません。
登場人物達は仮名
か地位の名前で呼ばれます。
※『名も無き二人の手紙は運命を創る』の【ネームレス】サイドのストーリーです。
どちらから読んでも支障はありませんが、【名無し】サイドから読むのをおすすめします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-12 18:37:52
4825文字
会話率:12%
銀髪の魔術剣士イルギネスは二十四歳。一年近く前に弟を病で亡くしてから、両親や周りに心配をかけまいと明るく振る舞う一方、自らの内に抱える苦しみをどうすることも出来ずに、気づけば夜の街に繰り出しては酒を煽り、時には行きずりの出会いに身を投げ出し
て、職務にも支障が出るほど自堕落になりかけていた。そんなある日、手入れを怠り、ボロボロになった剣を、さすがにこれ以上放置するわけにもいかず、気乗りしないまま武器屋に持ち込む。そこで出会った店主の娘に、剣の状態をひどく責められ──
『風は遠き地に』本編より、約二年前のイルギネスが、恋人・ディアと出会った頃の、ちょっと心が温まる番外短編。
※本編を読んでなくても全然問題ありません^-^折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-15 13:36:13
7405文字
会話率:47%
天使は今日も仕事——死確者(=死が確定した者)の未練を死ぬまでに無くすこと——をしに、現世へ向かう。
今回の死確者は、老人ホームに身を置く老婆。頑固で偏屈で口が悪く、誰しもが距離を置くような人間だ。
なかなかに癖のある人物であり、手を焼く天
使であった。
会話すらままならなかった死確者であったが、ある事をきっかけに不思議と心を開き始める。
しかし、運命は悪戯に、彼女の置いてきた過去を連れてきたのであった……
これは、少しズレた天使とある老婆の物語——
※本作は、番外編です。そのため……
⑴本編である『天使と〇〇』とはコンセプトが異なり、天使の持つ特性や制約を活かした独自の物語となっています。
⑵物語独自の用語・設定は、進行上支障にならぬ程度にしか説明をしておりません。詳しいことは、『天使と〇〇』(:https://kakuyomu.jp/works/1177354054883408046)の「天使と女」編(特に、第2話〜第4話)に書いています。
本作を気に入った方は、本編も是非。
※この他にも番外編(『天使とヒーロー』:https://ncode.syosetu.com/n2202ef/、
『天使と刑事』:https://ncode.syosetu.com/n6253fh/)があります。気に入った方は、そちらも是非。
この作品は「カクヨム」でも、掲載をしています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-13 00:05:33
32763文字
会話率:54%
【なろう日間推理部門、最高1位!】
億万長者が造った人工島、金戸島-かねとじま-。別名“グラニスラ”——何もかも揃った魅力溢れる島。
だが真の姿は、あり得ぬことが当たり前に起こる、訳アリ過ぎる島だ。
大小様々な事件と個性溢れる人間達-ヤツ
ら-が結びつく時、予想外が起きる……
一人称複数視点で紡がれる、何でもありな痛快ジャズロック群像劇、ここに開幕
今日も、“島だけ”の日常が始まる——
【ストーリー概要】
・EP1〜脱獄シザードール〜
囚人脱獄事件が発生。捜索するも一向に見つからず、警察はある人へ依頼を仰ぐ。
一方、会社をクビになった男は、ボランティアでトラブルシューターの、便利屋に助けを求める。
そんな中、ハサミを持った兎の着ぐるみに追われる“シザードール騒動”など、様々な事件が起きていた……
・EP2〜屑籠ジャンピング〜
ある女子高生は更衣室で盗撮カメラを発見。犯人を捕まえるため、協力を仰ぐ。
一方、便利屋に舞い込む依頼。それは自殺を図り昏睡状態となっている息子のため、イジメの証拠を集めて欲しいとのこと。引き受けたものの、気がかりな事があった。
そんな中、島では“連続ゴミ箱爆破事件”を始め、様々な事件が起きていた……
・EP3〜籠城ショーケース〜
大型ショッピングモール“アイトドス”のプレオープン日。選ばれた人のみが足を運ぶ中、武装グループによる籠城事件が発生。人質解放と引き換えに脱出用ヘリを要求する。
ある者は脱出を試み、ある者は事件解決に奔走し、ある者は真実のために動き、ある者はエレベーターに閉じ込められていた。
それぞれが絡み合った時、事態は思わぬ方向へ動き出す……
・EP4〜逃走ハンティング〜
探偵はテレビの密着取材を受ける中、依頼人から家出青年の捜索を頼まれる。
一方、旧友と再会した便利屋は、成り行きである企業を調べることに。
また一方、賞金稼ぎスマホゲームに熱中する御室と槇嶋は、予想外な人物と出くわす。
大事故に大金、ヤクザにカラーギャング。様々な要素が全てが重なる時、予想外の真実が姿を現す……
※サブEP(=小数表記&三人称の場合あり)は、未読でも以降のメインEP(=整数表記&一人称のみ)に支障はありません。が、メインEPを面白くする仕掛けがあることも。ご了承を。
※更新は不定期です。
この作品は「カクヨム」でも、掲載をしています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-23 08:07:36
549562文字
会話率:51%
大学生の歩実-あゆみ-と慶太-けいた-は、帰り道、電車に揺られていた。
降りる駅に刻々と近づく中、二人は取り留めのない話に花を咲かせる。
当たり前にある日常の、けれど幸せなひとときを過ごしていた。
窓の外で夕陽が沈みゆく中、歩美は少し違和感
を覚えていた……
これは、出会いと別れの物語。
※本作は、様々な“アイ”の物語を集めた〈iシリーズ〉の4作目です。シリーズとはいえ、それぞれの話に繋がりはありませんので、どの作品から読んで頂いても支障はありません。よろしければ是非。
1作目:『BiTTER』(https://ncode.syosetu.com/n9966eh/)
2作目:『SPRiNG』(https://ncode.syosetu.com/n8022ev/)
3作目:『DiNNER』(https://ncode.syosetu.com/n3750fb/)
この作品は「カクヨム」でも、掲載をしています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-12 00:05:41
4500文字
会話率:53%
ニュー・アクアラインを走行中だった立川夢希は、突然光に包まれた。
眩しさに閉じた目を開いた夢希が、眼下に見た大地は、《ブルゥンディ・ベル》と呼ばれる異世界だった。
その大地へと落ちる空で、《戦花》と呼ばれる、人の形をした大きなそれを出現させ
た夢希は、この世界で起こっている戦争に巻き込まれていく。
運命的な出逢いを経て、自らの意志で戦うことを選んだ夢希は、その戦いの果てに、何を見るのか――。
――という、自分が最初に書き上げた作品『命のおとは、愛のうた』の舞台である《三角大陸》の設定を広げた、ある意味では前日譚とも言える作品です(拙作『速いは煌めきの乙女たち』とも関連がありますが、どちらも読んでいなくても本作には支障は無い……はずです)。
色々考えている内に、「あ、これ、“某聖戦士”っぽいな?」と思ってしまったので、「逆に、“そっち”に思いっきり寄せてみようか」などと考えて書いちゃいました。……逆にね?
そんな軽い動機の割に難産となりましたが、分かる人には「っぽいね」と楽しんでいただければ嬉しいですし、分からない人にも分からないなりに楽しんでもらえたら幸いです。
「全然なっとらん!」と言うお叱りの声なども含めて、率直な感想をいただけますと、とても嬉しいですし、感想とは言わずとも評価を残していただけるだけでも、とても有り難いので、手間に感じなければ、よろしくお願いいたします。
なお、開催期間中だったので『第十回 ネット小説大賞』に応募しておりますが……。
サンライズ様におかれましては、寛大な心で笑って許していただけますと、幸いに存じます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-03 19:00:00
86210文字
会話率:44%
夏休み前に同級生男子のパシリになってしまった鈴木いろ葉は登校拒否寸前。
親や友達の期待に応えたい気持ちはあるけれど、そこまでの実力もないし、どうすれば良いのかも分からない。
この世界がとてもつまらない。友達もいないし、勉強も楽しくない。
そ
んなある日突然いろ葉の元にワカバという変な魔女が現われる。
ワカバには何か目的があるようだが、いろ葉はワカバに惹かれていくようになっていく。常識は知らないし、変な術は使うし、その上身の危険も感じるワカバなのに……。
「トーラ」にまつわる全ての謎が詰まった解答編。
※一部いじめの描写があります。
※このお話だけでも読めると思いますが、「Ephemeral note~少女が世界を手にするまで」で残されていた謎の解答編になります。でも、本文の内容として前作とのつながりはほとんどありません。
名前だけ登場する人物がおりますが、そんな人もいるんだなくらいで流して頂ければ、支障なく読めると思います(「夢を見る世界」において全く活躍しない人たちなので)。
全部で12万文字くらいです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-29 06:07:04
155101文字
会話率:24%
【※無自覚系ざまぁになりそうでならない展開です】
【あらすじ】
代々王家の護衛騎士を務めているリアクール伯爵家の三女セリアネスは、13歳の頃に婚約した第二王子ライナスに護衛兼補佐官として仕えている。しかし、内勤公務を嫌うライナスは、仕事に飽
きるとすぐにセリアネスの容姿の気に入らない部分を一つずつ挙げて、憂さ晴らしの様に絡んでいた。自身の容姿がライナスに不快感を与え、更にそれが原因で公務に支障が出てしまっている状況に悩んでいたセルネリアは、王太子妃オフェリアとその妹シャノンに相談をする。するとその助言から、自分なりのある名案とも言える打開策を思い付いたので、早速実行してみる事にした。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-08 11:45:52
13978文字
会話率:44%
ボイスドラマ用台本「サガンパーV」の閑話を集めています。本編である『ボイスドラマ用台本「サガンパーV」』の本筋ではない物語や、ボイスドラマのキャストさんや関係者の方へ書いた物が多く、読まなくても特に支障はありません。
※以下は本編『ボイス
ドラマ用台本「サガンパーV」』のあらすじより…。
令和元年8月、あの涙雨から私の生きる道が決まった。
佐賀県を舞台にオリジナルのキャンピングカーブランドを立ち上げていく若き女性起業家の物語。
令和元年 8 月 28 日…。 その日を決して、忘れることはないだろう…。
「雨…」滝のような降る雨…。道だった場所が激流の川となって、みんなを襲った。
後に令和元年の佐賀豪雨と呼ばれる激甚災害…。そして、その中心部にいる私…。
私が住む会社の社員寮があたり一面が凄い勢いで茶色い水に覆われていく、1 歩歩くことさえ困難な強い水の抵抗…。
足元から上昇してゆく泥水。助けを誰かの呼ぶ声と、どこからか聞こえる飼い犬達の悲痛に吠え続ける声…。1 人では逃げることもできない大災害。 空を飛ぶヘリコプターの音、救助船のエンジン音。 これが私の最初の被災体験…。
※このボイスドラマ用の台本です。ノベル形式と違い台詞と簡単な状況説明のみで構成されています。第1期を現在、ボイスドラマ化中です。ボイスドラマをアップするごとに更新いたします。
この台本に関しては「小説家になろう」、「カクヨム」、「アルファポリス」にも掲載しております。 ボイスドラマの方は作品の公式サイト「サガンパー」とYoutube(サガンパー公式チャンネル)にて公開しています。R15は作品内に豪雨被災による悲惨なシーンがある為、運営様のボーダー分からないので、念のため、R15にしていますが、被災などの描写以外は特にひっかかる様な部分はありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-24 20:18:03
2463文字
会話率:84%
ボイスドラマ用台本「おとぎ前線」の閑話を集めています。本編である『ボイスドラマ用台本「おとぎ前線」』の本筋ではない物語や、ボイスドラマのキャストさんや関係者の方へ書いた物が多く、読まなくても特に支障はありません。
※以下は本編『ボイスドラ
マ用台本「おとぎ前線」』のあらすじより…。
[おとぎ前線の世界~プロローグ~]
佐賀県鹿島市にある祐徳稲荷神社。その参道にある祐徳稲荷門前商店街に不思議なお店があります。
お店の名前は「前線 Cafe」。 実はこのお店には凄い秘密があるんです。
お店の中には「おとぎ前線」という、遥か昔から天界や魔界、はたまた異世界と呼ばれている不思議な世界と私たちが住む現実の世界のはざまが存在しているのです。
現実世界での、おとぎの世界の住人達は、普段は色んな姿をしています。代表的なものの中にはご神体とよばれるもの、ご神木、石碑、石像、はたまたお人形から地面に転がっている石ころなど千差万別、様々な形で私たちの身近なところに存在しています。 “八百万の神”、”物には魂が宿る”という言葉の起源にもなっているほどです。
その不思議な世界と現実世界、2つの世界が交じり合う境界線は世界中の各地に存在しています。私たちが神話や伝承などのという場所。条件は様々ですが、不思議な世界の住人達は、その重なり合う時間だけ、現実世界で本来の姿で活動することができるのです。
この物語は、偶然、その世界中にある「おとぎ前線」の1つがある小さなお店「前線カフェ」での日々を描いた物語です。そんな もし、運よく、「前線カフェ」前を通る機会があれば、そっとお店の中を覗いてみてください。 おとぎの世界の住人がおしゃべりしているかも知れません♪
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-24 14:08:50
8826文字
会話率:95%
アリサは遠い異国へ奉公に出ることになった。その途中ある国の重鎮となった親戚のおばさんにどうやらきな臭い事情があると知らされる。平凡な戦闘訓練しか受けたことないアリサはその句の国家機密に触れる。
旧作暁の星とともにの十数年後という設定ですが、
読まなくても支障はないかもしれません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-08 22:17:48
26716文字
会話率:33%
『三國志』の時代にタイムスリップしてしまった清水弥子(シミズ ミコ)は、賊に絡まれていた美男子を助けるため、落ちていた錆刀を振り降ろす。
彼女はその時はじめて、人を助ける為に・・・・・・人を殺した。
幸か不幸か、助太刀した相手はあの
有名な武将で。帰る道が分からない今、この世界に慣れるためにも彼について行く事にした弥子だが、其のことをきっかけにして平和な国で育ったはずの彼女を変えていく。
戦禍で身も心も傷付いた彼女に、彼らは寄り添い、戦を終わらせるため共闘する。
諸葛亮孔明の働きにより、献帝の目前にて三国間の長きに渡る闘いが調停された。
その最中『過去』へタイムスリップしたと思っていた彼女に『異世界の三國志』へトリップしていたという事実が明かされる。
彼女をこの世界に呼び寄せた者は、何を思って異世界へ引き寄せたのか。
争いが終結したはずの世界。黒い雲が全土に忍び寄り『物語ノ真実』を彼らは目にするのだった――・・・・・・。
※三国志を知らなくても読めるライトな異世界恋愛ファンタジーです。
※幕間は読まずとも本編に支障ありません。人物を掘り下げた小話です。
※残酷な描写や非人道的な物事もございますが、全てフィクションです。
※当小説はカクヨム、アルファポリスにも投稿しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-06 21:18:30
2111文字
会話率:40%
オカルト研究部、夏休みの合宿。
その先である火徒潟町で不可解な事件が起こる。
巻き込まれる部員たち。
この作品は第2部となります。
第1部を読まなくても支障はあまりないと思いますが、読んだ方が分かりやすいと思います。
第1部「おんりょう
めもりー ~死人達の記憶と刀の少女~」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-27 12:17:42
46077文字
会話率:38%
むかしむかし。
ある村に住む豊太郎という男は、常日頃、長い息を吐くことがあった。
赤子のころから「おぎゃあ、おぎゃあ、ふううう……おぎゃあ、おぎゃあ、ふううう……」という様子だ。
それ以外、彼が生活に支障をきたす様子は見られなかったのだ
が……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-09 22:00:00
2908文字
会話率:0%
中堅シューズメーカーに勤める、敏腕秘書の杉浦紗那(すぎうらさな)。
黒髪ロングのストレートヘアをハーフアップにし、真っ黒で隙の無いスカートスーツの、完璧業務最優先のスーパー秘書。
普段から落ち着いている紗那のクールな視線に高揚を隠せなくなっ
た社長の福士成彰(ふくしなりあき)が、遂にトンデモ告白!
「お前が好きだから、仕方なく付き合ってやる」
そんな告白の仕方、ある?
「お・こ・と・わ・り」(笑顔)
「まずはデートだ。食事へ行こう! 俺はステーキが好きだ。でも、一番好きなのはそのドSなお前の瞳だ」
人の話を聞け!
「キ・モ・い・で・す」(笑顔)
「そんな暴言吐くと、俺に嫌われちゃうぞ?」
「ご・じ・ゆ・う・に」(笑顔)
「紗那っ。あぁー、その冷たい眼差し、たまらんっ。好きだ! 仕方がないから俺がお前と付き合ってやる。有難く思え」
「社長、書類に早くハンコ押してください」(笑顔)
「ハンコが欲しけりゃ、俺と付き合え」
「では、本日付で退社させていただきます」(笑顔)
「Oh,NO!」
断っても、断っても、折れないメンタル。それどころか喜び勇むなんて、まさにドM。
頭のネジが数本行方不明の天然ボケでドMの割に、口調は俺様社長に付きまとわれ、彼女の苦悩の日々は、残念ながらどこまでも続いていきそうな予感。
成彰は、長身・ルックス良し・仕事は大変優秀のコスパ最良花丸男に認定されているから、次から次へと女性が寄ってくる!
新商品開発締切を目前に、取引先社長ご令嬢との縁談が成彰に舞い込んだ為に、成彰が『紗那と付き合っている』と宣言!
自身にも見合い話のとばっちりを受けた紗那も、話を合わせてしまう。
業務に支障がきたさないよう、利害関係が一致した当面の間だけ恋人になって欲しいと頼まれ、社運を賭けた新商品開発に全精力を注ぐ紗那は、やむなく成彰の恋人役を引き受けるハメになり・・・・?
「私に指一本でも触れたら、即・刻・退・社、しますから!」
「指一本触れないという事については約束する。だからその冷ややかで恐ろしい目で俺を見つめ続けてくれ!」
「この変態っ」
果たして紗那は、成彰の包囲網から逃げ切れるのか、それとも捕らえられてしまうのか?
さあ、どうする!?
ラブコメ大魔神さぶれが贈る、超絶愉快な大人ラブコメ。
とくとご賞味あれ☆彡折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-07 18:00:00
109251文字
会話率:40%
ベルーナ伯爵は、迷宮で多くの魔石を獲得し、妖魔から領土を守り、特産品作りすら担っていた魔術師のマリウスを追放した。
娘を嫁がせるとまで約束していたにも関わらずだ。
名門貴族との縁組が整い、名門貴族からの支援も受けられるようになって、マ
リウスは最早用済みだと判断したからだ。
だが、ベルーナ伯爵家にとってマリウスの存在は、伯爵が思っているよりも大きくなっていた。
マリウスを失った伯爵家は、思いもよらぬ苦境に追い込まれる事になるのだった。
注釈)
この小説は、いわゆる追放ものの中で、特に「ざまぁ」部分に特化した作品にしたつもりです。
その為、追放ものとしては歪な構成になっていると思います。
具体的には、追放された魔術師のその後に関しては、必要最低限しか書いていません。
そして、物語の前半は、魔術師がひたすら虐げられ追放させるだけの話。
後半は、魔術師を虐げた者達がひたすら悲惨な目にあうだけの話になっています。
どちらの描写も、割ときつめで書いたつもりです。読むと気分が悪くなるかもしれません。ご注意ください。
暴力描写や残酷な表現を含みます。その対象が婦女子になる事もあります。
この作品は、先に投稿している「剣魔神の記」と世界観を共有しています。
しかし、ストーリー的には全く関わっていない独立した作品にしています。「剣魔神の記」未読でも支障なく読んでいただけます。
そして既に完結済みで、9月4日・5日の2日間で最終話まで投稿する予定です。
この作品は『アルファポリス』にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-05 20:00:00
51681文字
会話率:18%
ピザデリバリー中に光に包まれ、気付けば見知らぬ森の中に居た。
魔物に襲われ生命的ピンチなところを未来版くノ一みたいな恰好の美少女が助けてくれた。その上、迷子な俺を保護してくれると言う。ありがたい!ビバ人情!
それはそうと、異世界(仮定)に来
てしまった(推測)俺だが、神からのコンタクトもなければステータスも見られない。魔法の類も使えず(日常生活に支障あり)、戦いのセンス皆無。
あるのはデリバリー用のバイクとピザを注文する能力だけ(注文毎口座の残高が減る)。
魔物が跋扈する世界で一体どうやって生きて行けばいいんだ、異世界神!
一度出るところに出て話し合おう。そして落としどころを見つけよう。
つまり何が言いたいかと言うと、一度でいいから呼びかけに答えてくれ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-04 08:02:40
6772文字
会話率:38%
セーリー王国に住む、魔法学を極めし博士が住んでいた。
性悪、毒舌な印象最悪の彼だが、魔法の腕は世界一。
しかも亡命した森妖精(エルフ)族の王国の生き残り。
そんな彼が他国に行っては王国の魔法学の繁栄に支障をきたすと考え、ある時、陛下直々に
命を受けて送られてきた従者がやって来る。
「ま、どーせほっといてもすぐに家に大人しく帰るだろ」
そう思って好き勝手にあらゆる事件に首を突っ込んでいき、なんやかんや言いながらも従者と一緒に解決していく。
ーーーしかし、従者は知らなかった。
博士が男装していて、「彼」ではなく「彼女」だということを。
※不定期に更新していきます。気長に待ってくださると嬉しいです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-29 00:00:00
15592文字
会話率:40%
農民の娘、ラウナのステータスには奇妙なところがあった。
産まれたときから低レベルで固定。
表示が狂った【偽装】と【鑑定】。
不思議に思っていたものの、生活には支障がなく、日常を過ごしていた。
だが、15才のある日、村が魔族に襲われる。
冒険者で姉のユティアは、妹のラウナを逃がし、命を落とす。
ラウナの【偽装】が【認識災害】へと変化したのは、そのときのことだった。
ラウナは魔族の正体が外の世界からの転移者であることと、姉の蘇生の可能性を知る。
姉の蘇生を決意したラウナは、転移者と敵対することになる。
※カクヨムでも掲載しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-24 18:11:04
12656文字
会話率:30%
1945年、太平洋戦争末期、大日本帝国陸軍初のジェット戦闘機、通称・・・火龍が図面まで完成されていた。
終戦により、完成されなかったと歴史にはあるが、実際は試作機が1機だけ制作されていたのだ。
その試作機は、極秘裏に九州まで運ばれていた。
知覧飛行場が運用に支障をきたすようになり、急遽、補助飛行場を設立、万世飛行場と呼ばれ、その補助飛行場は、後に幻の特攻基地と呼ばれる。
その基地のナンバーワンエースパイロットと呼ばれた、雨傘完爾大尉の操縦により、本日、試作機 火龍 のテスト飛行が開始される。
テスト終了後、海軍から、B-29の撃墜応援を要請された万世飛行場、迎撃範囲に試作機火龍が飛んでいた為、護衛機の屠龍3機と一緒に撃墜命令を下すことになる。
試作機 火龍 と、屠龍3機、対 B-29艦隊が7機、
大空での空戦の結果は・・・?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-18 15:00:00
6590文字
会話率:1%
就職氷河期、何とか入れてもらえた会社に働いて3年目を迎えた留依奈は周囲との価値観の違いから精神的に疲弊してしまう。仕事にも支障をきたすようになり、見かねた上司から中途社員面接の手伝いを命じられる。面接当日、待合室で会ったのは眼光鋭い強面の男
性で--折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-16 18:17:20
1204文字
会話率:67%