この世界にはトーラという魔女がいる。その魔女は記憶と過去を司る魔女として、世界を揺るがす恐ろしい魔女とされていた。
リディアスはその魔女を狩る。
そして、リディアスの傭兵として働いていたキラとトーラを持つ魔女とされるワカバが出会い、再び世界
が動き出すのだ。
これは、とても儚く消えゆく運命の『人の記憶』の物語。
彼らが何を望み、何を覚えておきたいと思うのか、それだけが正義。
☆ハッピーエンドとは言えないかもしれませんが、バッドエンドとも言えません。
☆十年前に書いたものを一からすべて書き直しています。
本筋は変わらないので完結は保障できますが、書きながら更新しますので不定期更新です。
☆『あの薔薇が咲き乱れる頃には』をお読みの方へ
『あの薔薇』の時代よりも昔、百年前のお話になります。一部にラルーは登場しますが、その他の登場人物は出てきません。ラルーがかつて仕えた『ワカバ』の物語となります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-25 11:04:06
150459文字
会話率:16%
夏休み前に同級生男子のパシリになってしまった鈴木いろ葉は登校拒否寸前。
親や友達の期待に応えたい気持ちはあるけれど、そこまでの実力もないし、どうすれば良いのかも分からない。
この世界がとてもつまらない。友達もいないし、勉強も楽しくない。
そ
んなある日突然いろ葉の元にワカバという変な魔女が現われる。
ワカバには何か目的があるようだが、いろ葉はワカバに惹かれていくようになっていく。常識は知らないし、変な術は使うし、その上身の危険も感じるワカバなのに……。
「トーラ」にまつわる全ての謎が詰まった解答編。
※一部いじめの描写があります。
※このお話だけでも読めると思いますが、「Ephemeral note~少女が世界を手にするまで」で残されていた謎の解答編になります。でも、本文の内容として前作とのつながりはほとんどありません。
名前だけ登場する人物がおりますが、そんな人もいるんだなくらいで流して頂ければ、支障なく読めると思います(「夢を見る世界」において全く活躍しない人たちなので)。
全部で12万文字くらいです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-29 06:07:04
155101文字
会話率:24%
《2019.7全面改稿しております。なお、本筋は以前と変わりません》
【第一章】全ての願いを叶えることのできる力。そんな力を持つ魔女が存在する。人々は魔女を畏怖し、魔女を欲し、魔女狩りを行う。魔女狩りを成功させた過去を持つ国リディアスは
今もその栄光にしがみつき、正義の名の下、今も魔女を狩ることでその力を示そうとする。しかし、捕えていた魔女が逃げたことで時が動き出す。リディアスは高額報奨金をかけて魔女を捕えようと必死になっていた。
そのリディアスの首都ゴルザムに住むキラは特にジャックと呼ばれる便利屋として、ジャックの頂点とも謳われるキングの暗殺に向かっていた。しかし、キング邸にはキングの姿は見えず、代わりに渦中の魔女ワカバに出会った。
【第二章】
魔女の恐ろしさをひしひしと実感するキラがとった行動は、魔女信仰の篤いディアトーラへ向かうことだった。しかし、それでも未来は変えられない。魔女は言う。
「あなたの望みを忘れないこと」
キラが望む未来とは?魔女の望む未来とは? それぞれが望む過去を描くための物語。
【蛇足部分】
2019年7月に書き加えた「おまけ」というようなもの。『キラがキラになった日』 『シルクの願い』 会話文『遊園地にて1・2』『語らせてみたらみんなが語りすぎた件』
令和元年だけの特別収録としておきます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-07-06 07:30:37
238254文字
会話率:37%
邪悪なる存在に立ち向かう者たちのお話です。
最終更新:2023-10-07 16:28:26
9490文字
会話率:44%
西暦2030年、世界各所で、人を飲み込む謎の光の柱が現れた。飲まれた者たちは、当時行方不明。
様々な説が提唱された。
宇宙人説
テロリスト説
未知災害説
バイオ兵器説
実際は違った。彼らは、それぞれ異なる異世界へ赴いていた
のだ。その日を革切りに、光の柱はどんどん人を飲み込む。
20年後、帰還したものによって、世界は新たな国際組織を迎える。
WAKABA INTERNATIONAL BANK FOR PEOPLE WHO WAS GIFTED折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-21 00:00:46
10101文字
会話率:59%
――いつからだろう。誰も救えなくなったのは。
ふと己の両手を見下ろせば、そこにあるのは濁った肌色と空気だけだった。
彼女は神を救いたかった――その涙をやめさせたかった。
彼は彼女を救いたかった――その瞳をやめさせたかった。
少女は
少年を救いたくて――少年も少女を救いたかった。
されど神は祈る。ただただ祈るだけ。悲し気に涙を流し、飽きたように瞳を曇らせていた。
全ては、自分のために……。
ある日のこと、少女は畑にあるミニマトマを摘まみ、一つ食べる。口の中で実が潰れて、細かい種が出てきて、それらをごくりと飲み込んだ。そしてふと、思うのだ。
呪われている物は少ない。けれど、呪われている人は多い。
この世は呪われていない物に溢れていて、呪われていない人はごく少数。
じゃあ――それなら――。
呪われた人たちを少しでも減らすには、どうすればいいのだろう、と。
「ねぇ、ワカバ、君じゃあ誰も救えない――君が誰かを救うなんて、それこそ夢物語みたいなものだよ」
本作品は呪いに幸あれ(短編)を膨らませたものです。短編は読まなくても支障ありません。
この作品はカクヨム、pixivにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-25 18:05:55
119891文字
会話率:35%
皇国の皇子として生まれた少年、ベルは、国を継ぐという運命に耐えられず。隙を見て皇城から逃げ出す。行くあても無くただ前へ進むだけだったベルは、嵐から命を救ってくれた少女に礼をしたいと申し出るのだが──
最終更新:2020-05-09 12:54:17
2485文字
会話率:43%
自分の居た街から約半日の距離にある「ワカバタウン」にようやくの思いで辿り着いた少女、フィリア。
彼女は大きな荷物を抱えて、新たな土地で新たな人生を歩もうとしていた。
最終更新:2020-02-02 15:52:08
15319文字
会話率:40%
マザーと共に暮らす12人の幸せな少女のお話。
トコノメリウムは永遠に幸せなのよ。
最終更新:2018-01-06 18:40:25
253文字
会話率:0%
メリーさんの電話を現代っぽく、作者の好み全開でアレンジしたもの。
1の別バージョンです。1を読んでからの方が楽しめると思いますが、読んでなくても大丈夫です。
(pixivにも掲載しています)
最終更新:2018-01-04 12:46:10
8992文字
会話率:57%
メリーさんの電話を現代っぽく。(pixivと重複投稿)
最終更新:2018-01-01 05:15:12
2467文字
会話率:39%
青色の目で人の心を読むことができるカイト、紫色の目で人の心と体の傷を癒すことができるスミレ、緑色の目で風と植物を操ることのできるワカバ、ピンク色の目で裏人格を呼び出すことのできるモモ。4人の主人公が普通の人間と同じ生活を送ることを夢見て助
け合うが、次々と襲いかかる困難……。
4人は人間になれるのか!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-10-16 19:00:00
1214文字
会話率:42%
若林日和(ワカバヤシ ヒヨリ)は、料理が少し得意な普通の女子中学生(15歳)。
変わった…珍しい所があるとしたら、飛芽島という島民で、先祖が海賊だったというぐらい。
買い物で訪れていた本土から、船で島に帰る途中で事件が!?
船が沈没して、
何者かによって海底へと引きずり込まれてしまった。
命からがらに浮上して海面へと顔を出すと――帆船上で兵士と海賊たちが斬り合いをしている異様な光景が!
そして息つく暇もなく異形な生物が襲いかかってくる!
あきらかに現実世界(地球)とは違う世界――そう、ここは異世界(ミッドガルニア)。
危機の所を助けてくれたのが、若き海賊の頭目―ヴァイル―。
元の世界に戻るための交換条件にと、料理をご馳走したのが切っ掛けで彼に気に入られて求婚を!?
※カクヨムでも投稿しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-07-18 14:05:17
125663文字
会話率:43%
ある朝、幼馴染のカズトが、まるで"魔法使い"のような姿になっていた。それを誰にも言えないワカバは、怪しげなサイトを見つけ、そこに相談してみようと決意する。その行為が、より大きな事件を巻き起こすとは知らずに・・。
最終更新:2015-06-14 15:18:45
17892文字
会話率:37%
ノワール王国第二王女『ワカバ』。
閉ざされた国で育った彼女は人一倍誰よりもこの国から出て、海の向こうの他大陸に行きたがっていた。
そんなある日、彼女は自らの運命を変えるとある少年と出会う。
一方その頃、世界はまたひとつ大きな変化期を迎えよう
としていた。
追記;タイトル変更しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-05-09 01:20:56
12838文字
会話率:43%
彼氏いない歴=年齢まっしぐらの、もう女として、人間として終わってるんじゃないのかというtazdevです。
モテなさすぎて脳みそがとうとう壊れてしまったのか、現在の恋のお相手は……島だったりします。
南半球、オーストラリア。
最小の州で、唯一
の島州である「タスマニア州」。
ここに足を踏み入れてしまって以来、タスマニアに首ったけ!!
気まぐれすぎる天気も、夏に雪が降るようなありえなさも、どこまでも続くような広い空も、夏でも泳げないくらいの冷たい海も、全てひっくるめて愛してる!!
特にタスマニア亜種のハリモグラや、夏鳥のアカハラワカバインコちゃんは可愛すぎて……あ、鼻血が……。
そんなアホな日本人が綴る、タスマニア生活のエッセイ集です。
※メインランド=オーストラリア大陸のこと。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-01-10 19:24:43
11273文字
会話率:1%