歴史の研究をしていた湯川陽一郎は若くして心臓発作で亡くなった。
転生先で賢者の知識と財産を継承することになり、スライム研究に打ち込む。
研究資金を稼ぐためと、研究に必要な素材を集めるべく、農場、薬草園、養魚場、牧場、鉱山を営むことにした。
当然一人ですべてはできないので様々な種族の孤児を集めて研究グループを大きくしていく。
屋敷が位置する魔の森では仲間とともに魔物狩りをすることも。
魔物を牧場で飼育したり、仲間のパートナーとすべくテイムしたり。
かつて魔物の襲撃で失われたドワーフの大鉱山を奪還したり。
人族と魔族が暮らす大陸間に横たわる大洋上にある未開の諸島を開拓して港湾都市を建設し貿易業にも参入してみたり。
古代に高度な魔法文明が栄えたエルフの失われた王国の遺産を求めて南方の大陸を探検してみたり。
発見した魔法飛行船の設計図をもとに実際に飛行船を作ってみたり。
賢者が残した浮遊大陸にリゾートを作ってみたり。
天使族、精霊族、妖精族が守る世界樹の種をもらったり。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-28 04:00:00
220260文字
会話率:42%
八月のある日、宗次たちは秘密基地の建設に全力をかけていた。
が、一冊の雑誌をめぐって、宗次、夏希、猛、実は喧嘩をしてしまう。
その後、台風が直撃し仲直りする事も出来ず、家で缶詰となってしまった宗次に受難が訪れる。
そして、台風一過、実が行方
不明に。
山本大介アーカイブ作品。
登場人物
田中宗次・・・小学五年生。活発な少年、みんなのリーダー。
金崎夏希・・・クラスメイト。妙に冷めたところあり、が、熱い一面も。
江口猛・・・クラスメイト。衝動的に行動する。わんぱく。
井出実・・・クラスメイト。秀才だが、エキセントリックなところがある。
鹿島綾子・・・クラスメイト。言いたい事はズバリと言うが、何かと疎まれがちの早とちりや。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-26 09:00:00
23904文字
会話率:37%
異世界。現実の世界と並行する世界を信じた事はありますでしょうか。
主人公のけいちょは平和な毎日を仲間達と過ごしていました。しかし、この平和な毎日に何とも言えない違和感を感じていました。
何不都合無い生活、自分の家もあり家族や友人達も居
ます。なのに何故この生活に対して違和感を感じているのでしょうか。
けいちょが居る世界では、各地で謎の建物が建設されています。なんの為に建てられた物なのか、大人達に質問しても何かを隠しており、具体的な事は何一つ教えてくれません。
この建物の謎を解き明かし、広い世界に飛び出そう。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-23 19:49:46
10074文字
会話率:53%
突然の吸血鬼による世界侵攻は今までのせかいを崩壊させた。その中でも日本は激しい攻撃を受け国土は荒廃し人口も大きく減少した。生き残った者たちは地域にあった対吸血鬼要塞として建設された場所に集結し日本奪還を目指す。
最終更新:2024-07-18 22:01:56
2762文字
会話率:36%
……意識が戻ったわたしは、ロボット二体に抱えられてトラックの荷台に放り投げられた。2289年7月初め、一斉安楽死の死体処理が始まっていた。わたしは、咄嗟にトラックから飛び降りると、ロボットに見つからないように部屋へと戻った。
6月30日
の「最終日」。わたしは、残っていた何人かの知り合いと、別れの挨拶を交わした。家族は、選ばれて火星に移住した一人息子のオガワ・マモル以外は、すでに安楽死処置でこの世を去っていた。火星の息子に最後のメッセージを送ったその夜、わたし、ミヤマ・ヒカリはこの部屋で「享年28」の最期のときを迎えるはずだった。
生まれ育ったここネオ・トウキョウで、一斉安楽死処置の失敗例は、確率的におそらくわたし一人のはず。月に本部を置く国際連邦のマザーAIに知られたら、再び処置を施されるに違いない。どうしよう…
かつて老占い師に言われた、「会いたいと思う者のところへ向かうとよい」という言葉を思い出した。会いに行ける可能性のある唯一の人物は、自分が生まれる前に大陸で行方不明になった、祖父のミヤマ・マモル。彼の写真と、その裏に書かれた「30115」の数字を手掛かりに、わたしは大陸へ向かうことにした。
マリンビークルという小型船で、AIによる追跡が来ないうちにネオ・トウキョウを後にする。航海のお伴をするビークルを、わたしは「アルト」と呼ぶことにした。「30115」をもとに指定した「北緯30度、東経115度」の地点は「到達不能」。代わりに、最寄りのレフュージを目指して東シナ海を航行し、長江河口のネオ・シャンハイへ到着した。
第四次世界大戦後、寄るべき国を失い、核兵器、生物化学兵器で汚染された地上に残された約1億の民。彼らを収容すべく、国際連邦が建設した大型シェルターであるレフュージは、ネオ・トウキョウ、ネオ・シャンハイを含めて地球の30ヵ所に設置されていた。
レフュージの外には、国際連邦管轄外のAOR(Aliens Outside the Refuge)と呼ばれる居住民たちがいる。その大きなコミュニティーが、ネオ・シャンハイの対岸に存在することをアルトから聞かされ、わたしは長江を渡り、上海へ向かった……
※事情があって削除した長編を、少し再構成して、再び連載の形で公開します。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-18 20:10:00
87681文字
会話率:23%
中学生のクロは平凡な日々を送っていたが、突如異世界に転
生してしまう。彼の目標はモテること。異世界での冒険と成
長を通じて、彼はモテる力を手に入れ、さらなる目標として
無双を目指す。その後、王国の建設に成功するも、元の世界
に戻るこ
とを決意し、新たな始まりを迎える。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-18 17:10:13
1770文字
会話率:17%
緑蒼生(みどりあお)は『窓際研究室』を営むれっきとした経営者である。
と言っても建設的な事を何ひとつするでも無く、毎日を事務所でぶらぶらと過ごす事にのみ終始していた。
彼に与えられた仕事は『ただひたすらに妄想する事。』であった。
彼は
今日も仕事に励む? ため、事務所で世迷い事を考えながら、コーヒーを口にしていた。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-15 19:00:00
166559文字
会話率:21%
人類は滅亡しました。 終末系ダークファンタジー
人類は突如現れた奴等によって徐々にその数を減らしていった。人類の保護と奴等を殲滅するため天才科学者unknownによって建設された「方舟」、殲滅兵器「レイブン」の運用によりなんとか一部の人
類が生存することが出来たが・・・・折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-13 21:22:04
36953文字
会話率:41%
“十分に発達した科学技術は、魔法と見分けがつかない”
SFに触れたことがある人であれば、一度は聞いたことのあるフレーズだろう。
では、十分に発達していない科学技術が魔法と併存している世界であれば、人々はそれぞれをどう扱うのだろうか。
魔法
が科学と手を取り始めた頃、大陸中央で独立を果たした大公国。
新国家建設とともに育った少年はやがて軍人となり、参謀将校として大国との戦争に臨むことになる。
その隣には魔術士の姿があった。
銃弾と魔法が飛び交うファンタジー戦記!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-09 11:30:00
8697文字
会話率:13%
軌道エレベーター「あまはし」を建設中または運用中の社会での出来事を夢想しました。
キーワード:
最終更新:2024-06-30 16:03:06
12742文字
会話率:44%
我々が平和と繁栄を享受できるなら、我々以外の全ての人間が苦しんでいても構わない。
魔導文明世界の近代初期とはそういう時代だった。
この時代、大陸西方や大陸北方の各強国は周辺国との領土の削り合い、言うなれば、自分の家の庭先で延々と殺し合
い、奪い合うことに疲弊し辟易し嫌厭していた。苦労してモンスターを駆除して切り拓いた土地を台無しにし、汗水流して稼いだ国富を小便のように垂れ流し、限りある人口を使い潰すことに疲れ果てていた。
そこで、彼らの一部はもっと建設的かつ生産的な希望を求め、外洋へ踏み出した。
現代日本の教科書なら「大航海時代の到来」などとロマンティックに記しただろうが、その実態は悪辣極まりない。軍事力を背景にした強国による大侵略時代が到来したのだから。
列強の外洋進出は幾多の苦難と困難を乗り越えて成功し、彼らに大きな富と繁栄をもたらした(侵略される側には決して忘れぬ恨みと怒りをもたらした)。
そして、時が流れて大陸共通暦18世紀。
戦乱と革新の気配が強くなったこの時代に、ベルネシア王国の大公令嬢ヴィルミーナが前世覚醒を遂げた。
前世同様の野心と強欲と上昇志向が目覚めたヴィルミーナは、激動の時代をどう生きるのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-30 08:10:00
2320780文字
会話率:29%
23世紀、UGE・地球連合政府の指導の下、人類は急速に発展させた宇宙開発技術を用いて、「植民星」を次々と建設。今や人口500億を超えた地球人類は、史上最大の繁栄を築き上げた。中でも植民星の一つ、惑星《エデン》には豊富な資源と多様な生命が宿
り、数多くの人々が更なる富と幸福を求めてその星へと渡っていった。
《エデン》第13居住区・ニューアシヤ。この地に住む左手に《希望の痣》を持つ高校生・望月光は、登校中に耳の長い少女が空を飛んでいるのを目撃する。何気なくその模様を録画した光は、クラスメートの勧めで動画投稿サイトにその動画をアップロードする。だがそこには、UGEが直隠しにしてきたある"事実"を孕んでいた。
全人類を危機に陥れた犯罪者としてUGEに拘束される光。そして”ある秘密”を口にしたために、UGEの標的となるクラスメート。彼らを守りたいという光の想いが、左手の《希望の痣》を覚醒させる。やがてその能力により全人類から追われる身となった光たちの前に、原生生物”レリギオス”が姿を現す。
それは、"化け物"と呼ぶには、あまりに美しい姿をしていたーー
一人の少年と一体の"化け物"の出会いは、大勢の生命を巻き込んで、やがて世界の真実へと繋がっていく。
これは、《魔法》と《絆》と《革命》の物語。
※更新はマイペースで行います。気長にお待ちください。
※残虐な表現も描く予定です。描かないかもしれませんが(笑)。
※この作品は「カクヨム」さんでも掲載しております。内容に差異はありませんが、宜しければこちらも。
「カクヨム」さんでの小説ページ:https://kakuyomu.jp/works/1177354054883888687
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-26 18:46:45
498351文字
会話率:42%
太平洋に浮かぶ小島にゴキブリの帝国がある。宿敵人間との戦いの中で、超技術で人間になり、人間界でスパイ活動をする五木田ブリ蔵は、日本での研修の後ニューヨークに派遣される。
アメリカでは害虫駆除剤の日米共同研究が行われ、ミサイルXというゴキブ
リ殺虫剤が開発された。ブリ蔵は殺虫剤メーカーM社の最上から協力者のコールガール・美樹の助力を得て、マル秘の成分表を入手する。それを基に帝国で超技術を使いワクチンを製造し、全世界のゴキブリに配送システムを通じてワクチンを届け、効き目のないミサイルXは販売不能となる。その次開発されたX2も同じような運命を辿る。メーカー側にも帝国の存在がバレて、探査ロボットでの捜索が開始され、アメリカ南西部で巨大なゴキブリの巣が発見された。メーカー側はワクチン配送システムを破壊し、この巣を凍結しようと企てるが失敗に終わる。
M社は成分表を盗まれないために、支社長が広報部長の直木に命じ、個人名義の銀行のセイフティ・ボックスに保管させるが、ブリ蔵はまたも一計を案じて新開発のゴキブリ殺虫剤ミサイルXXXの成分表を奪い取り、古代ピラミッド建設の時代に火星人から授かり、様々な創意工夫を経て得た超技術のひとつ、配送システムを使い、全世界のゴキブリにワクチンを配送し、ミサイルXXXは販売中止に追い込まれ、M社は倒産する。
直木は一連の営業妨害はブリ蔵と美樹による犯行だと睨み、カリフォルニアに避難していたが、ニューヨークに戻った美樹を拉致し、ブリ蔵に決闘を挑む。スナイパーを雇いブリ蔵の命を狙った直木はスナイパーと共に絶命し、ブリ蔵は瀕死の重傷を負う。
三億年のサバイバルを今後も維持するため、帝国のゴーキー大帝が編み出したのが、予備の帝国建設に加え、あれほど忌み嫌って来た人間との間にゴキブリとのハイブリッド人間を産みだすことだった。
傷も癒えて一命を取り留めたブリ蔵も思い切ったことをしてみたいと、人間の女性・芳恵と結婚する。一年後二人の間に子供が生まれた。ハイブリッド人間の誕生だ。
ブリ蔵はニューヨークでの仮の姿として日本のF放送局のニューヨーク支局に勤務していたが、長期出張から支局長らが戻り、今後に備えてもう一人支局員を現地採用するとブリ蔵に話した。新しい支局員はあの倒産したM社の最上だった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-19 10:38:04
28181文字
会話率:48%
男の娘探偵ミエルと武闘派女子高生晶子の迷コンビ、今回はどんな事件に巻き込まれるのか。作者渾身の長編です。
江戸の昔から「忌み地」と囁かれてきた某所に大規模再開発の計画が持ち上がった。金の匂いに目ざとい新宿のママはミエルと晶子に現地調査を命
じるが、しかし目当ての物件は既に怪しい連中に占有されていた。彼らの正体はダイモンエステートなる不動産会社の一派だった。
歌舞伎町のデーモンこと大門啓介、自らも彼の地の出である彼は再開発に乗じて自社ビルの建設を目論んでいた。しかしその手法は狙ったターゲットを闇カジノに誘いこんで負債を負わせるという、その名の通りの悪魔の所業だった。
男の娘探偵ミエルのもう一つの顔はコスプレパブのコンパニオン。ある夜ミエルは店で緊縛師を名乗る青年高英夫と彼のパートナー亜梨砂が演じるSMまがいの緊縛ショーを目にする。息もぴったりの見事な演技だったがショーの合間に亜梨砂は自らの命を絶ってしまう。調査にやって来た東新宿署の相庵警部によると彼女の両親もまた自死しているらしい。そしてその背後には地上げ屋ダイモングループがいた。厳しい追い込みの犠牲になったパートナーとその家族、高英夫は仇を討たんと大門啓介に一矢報いる決意をするのだった。
一方、新宿のママは彼の地の再開発を仕切る伊集院グループの会長伊集院祥一から大門啓介の醜聞を暴いて欲しいとの依頼を請ける。さあ潜入調査ならばミエルの出番だ。しかし今回の潜入先は闇カジノ、それはあまりにも危険すぎる。次に一手に思いあぐねたママの下に旧知の間柄である緊縛師高英夫が「ミエルを貸して欲しい」と申し出る。渡りに船とはこのことだ、過去の不義理を盾にしてママは彼とともにミエルをダイモングループの闇カジノに潜入させることに成功した。
しかしこのミッションでミエルが扮するのはバニーガール、なんと緊縛ショーでの責められ役だった。
果たしてミエルは敵の裏の顔を暴くことができるのか。裏社会の陰謀渦巻くちょっとエッチな潜入アクション、今回もミエルと晶子の冒険をお楽しみください。
※本作はフィクションです。登場する地名、固有名詞はあくまでも創作ですことあらかじめご了解ください。
※前作もよろしくです。
メイド・イン・ドラッグ ~ 男の娘探偵ミエルの潜入大作戦!
https://ncode.syosetu.com/n3965ig/
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-31 22:10:00
169497文字
会話率:58%
※冒頭抜粋
ワタシには霊感があるらしい。「あるらしい」と、忌避感のある言い回しで、明文化を避けるのには訳がある。鏡越しに自分の姿を手取り足取り、他人と共有するような手軽さに欠ける霊という存在は、舌先三寸でいくらでも飾り立てることが出来る
からだ。つまり、真偽を叩き台に上げて舌鋒鋭く言い合うだけの徒労なる時間が待ち受けており、幼少期から今日に至るまで建設的な意見の交わし合いに発展したことが一度たりともなく、苦渋を飲んでばかりの経験から、自ら率先して霊の存在を発信することがなくなった。だからワタシは、怪談話の中心となる「霊」について悍ましげに語られた瞬間、さめざめとした眼差しを向けがちだ。
18時更新折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-24 18:00:00
14697文字
会話率:49%
『エレクトリカ』
その人類に与えられた異能力は脅威に抗う力ではなく、荒廃した世界に人が希望を見出す為の灯火だったのかもしれない…
突如、安寧を築いていた人類を絶望に落とした病の様な現象が蔓延する。
その引鉄は体の鉄化から始まる人類の
『ハイブリッド化』
徐々に体を蝕むように変異、変貌する恐怖を人の身に刻みながら、最後に自失した意識には理すら残さない
『ハイブリッド』
混合物と呼ばれ、人類の敵と認識されたその存在は、人も、街も、築き上げた文明すらも呑み込んでいったのだった
だが、壊れていく景色を見て立ち上がる人もいる
立ち向かい戦うことを決めた人、守るために一からまた築き上げる人
そして、0と1の間から生きるための修復作業、そのすべてを一手に背負った会社が生まれる
ハイブリッドを殲滅し、壊れた街の修復も行い、人の住む生活区を保護する仕事。
バトルコンストラクツ、略してバトコンと呼ばれる、その職種
そして、その中でも更に特別な力を持つ存在を人は『エレクトリカ』と呼ぶのだった
固有に所有する資格を有し、人々の期待を一身に背負う彼らは、今日も街の灯りをともし続ける為に働き続ける。
*書き直しです。月2~3回程度の更新になると思います。
あくまでサイエンスフィクションです。建設業の知識はそれなりにありますが、科学知識とかは全然ないんで注意して呼んでください。ご安全に折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-23 05:51:27
23403文字
会話率:53%
ある日を境に人が突如鉄化する現象を引き起こすと『混合物(ハイブリッド)』と呼ばれる人ならざる脅威を生んでしまった。
だがその日を境に生まれたのはハイブリッドだけではなかった。
ハイブリッドに対抗できる力『固有資格』を持つものが生まれ、人々
は彼らを『エレクトリカ』と名付けた。
そんな、変わり果てた人類、ハイブリッドがはびこる鉄と錆の匂いが漂う寂れた街を歩く男が一人
頭にはヘルメット 腰元には安全帯
EDSと書かれた作業着を羽織り
左腕には機械のような腕を装着した男
男はめんどくさそうに隔離された地域のゲートにIDカードを通す
『本日の担当エリアはG3-29区ハイブリッドの殲滅及びG3-29区の都市機能1パーセントの回復をお願いします。』
「はいよ、今日も一日ご安全に」
男はそう言い放つとタバコを薫せ、ゲートをくぐっていった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-02 09:53:34
167835文字
会話率:49%
俺は、浜田 智嗣(はまだともつぐ)32歳 家族は妻、夏帆との2人暮らし。パピヨンのクッキーと雑種猫のミャア達は俺の癒やしだ。
仕事は建設業の施工管理、残業が多いがその分の手当は十分貰っているし、土日は基本休めている。
今年、念願の新築分譲マ
ンションをローンではあるが購入して順風満帆な人生だと思っていた。
近所の理髪店オーナー兼店長の杉本 勝己は高校生からの親友だった。
そんな妻と親友が浮気をしていた。
俺は密会する二人にバイクで突撃して轢いた。
そして、バイクごと海に飛び込もうした時に、ライターの火から声を掛けられた。
「君、死ぬ気なの?それならその魂僕に預らせてくれないか?」
と。
そして俺はその火に誘われてこの世を去った。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-22 07:31:55
51893文字
会話率:54%
負け組として日々を生きている高校生がいた。彼はいつも笑顔を浮かべていて、それだけが自分の生き延びる術だと思っていた。
そんな彼の幼馴染の少女は財閥の一人娘であり、彼女の父親が建設を指揮したというオープン間近の美術館で街は盛り上がっている
が、主人公はどこか冷めた目でその騒動を見守っていた。
そんな時、偶然通りがかった住宅で、外傷を負った一人の少女と出会う。連れ出してほしいという願いをかなえる途中、二人はパトカーとすれ違う。
後日街で見かけた彼女は、自分は「殺人犯」だと告白する。
新人賞落選後、エブリスタにて投稿した作品。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-20 04:00:00
69505文字
会話率:39%
時は2040年代、突如“言霊”と呼ばれる異能力が日本で発見された。
言霊とは「日本人が授かった、声に出した内容が現実のものとなる」という能力である。
この力を有効活用しようとした人々は日夜“言霊”の研究に励み、日本国設立以来の技術革新を
実現した。
しかし、一部の人々の危険な言霊の悪用により、争いの火蓋が切って落とされ、日本各地で紛争が勃発した。
この「第一次言霊戦争」により日本全土が焦土と化した。文明の殆どは荒廃し、人口も約8千万人に減少。一度日本は衰亡の危機に陥ったが、言霊の恩恵により、復活の一途を辿る。そして、前の文明を越すほどの急発展を見せたのであった。
現在では、言霊の育成機関が過去の過ちを繰り返さぬよう、言霊の安全かつ建設的な使い方を教育している。
しかし、いつの時代でも言霊により災厄を振り撒こうとする者がいる。そして、それら凶悪な存在がもたらす理不尽に抗うような者もいた。
これは、言霊高専の学生である少年とその友人たちの奮闘を描いた、異能力ファンタジー&アクションバトルストーリーである。
※この物語はアマビエの案山子との共同制作となります。
同設定でアマビエの案山子が書いたスピンオフ作品もありますのでよければ下記のURLからそちらもご覧ください。
https://ncode.syosetu.com/n0783id/
※※ぶっちゃけ作者はアマビエの案山子が書いたスピンオフの方が好きです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-20 00:09:42
86464文字
会話率:70%
時は戦国時代、本州最北端の戦国大名「南部」を支えた八戸氏には、分家に「新田氏」があった。新田といっても「にった」ではなく「にいだ」である。歴史シミュレーションゲームにも出てこないようなマイナー武将であるため、知らない人も多いだろう。
青森県内でも有数の建設会社を一代で築き上げた男は、流行病によって命を落とし、気づいたら陸奥湾に面した「田名部館(現在のむつ市)」にて、新田氏の次男として生まれ変わっていた。
《知識はある。知恵もある。実現する方法も知っている。あとは己の意志のみ!》
目指すは戦国の覇者、そして世界に冠たる「グレート・ジパング」の実現!
「飢え無い、震え無い、怯え無い」の「三無」を旗印に、男は野望を燃え上がらせる。
これは、本州最北端の小さな国人衆に生まれ落ちた一人の男の、愛と野望のサクセス・ストーリーである。
※歴史考証はしていますが、戦国時代の奥州は不明点も多いため、適当な部分はご容赦ください。
※特産品開発などの内政場面も多数出てきます。戦国時代の技術的に可能な範囲で書いていますが、あまりツッコまないでいただけると幸いです。
※年号の後ろに西暦でも表示するようにしています。
※読み易いよう、名前には時折、フリガナを入れています。
※そのほか諸々、なにしろ初めての「歴史小説」なので、温かく読んでいただけると幸いです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-04 18:21:37
1013805文字
会話率:53%