幼い頃から空に対して深い興味を持っていた田辺は
中学生のある日、“星の家”と呼ばれる小規模な博物館へ出かける。
そこで出会ったのは大学教授をしている父親の生徒、工藤さんだった。
博物館でアルバイトとして働く彼女と共に覗きこんだ天体望遠鏡か
ら見えたのは
考えたことのないほど近く、そして大きな月。
=====
様々な人と出会い、特別な体験を経て成長していく「僕」を
大人になった「僕」はふと振り返る。
※以前エブリスタという小説投稿サイトで掲載していた作品を改修したものです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-26 15:05:13
17793文字
会話率:26%
日本はこの2120年に大きく変わってしまった。過去に日本は四度の小規模戦争に巻き込まれ日本の情勢は悪化していった。子供は満足に飯を食えず。老人は飢え死にをする。日本から【日本円】は消え、いまは配給制に代わっている。日本は他国からの攻撃に耐え
た。だが、憲法を昔の総理は変えようとせず、日本は戦いに受け身になりすぎてしまった。結果日本はすたれていった。
日本の主要武器は大きく変化していた。2080年までつづいた燃費の悪い火薬を使用した武器は大きく姿を変えた。
銃器は小型で扱いやすく、小回りの利く光線型に姿を変えていった。日本は数度の戦いを経て燃費の良い武器に変わっていった。日本は戦争を多く経験し、戦面での技術が大きく進化した。これは各国の主要武器を大きく上回るものだった。
日本は戦面では負けなしだったが、日本の小さな土地は変えられず、環境は悪くなる一方だった。他国に戦争をふっかけ攻めることは何度かあったが、そのどれもが《撤退》という形で終わっている。圧倒的な戦の技術があるにも関わらず
なぜ撤退という形をとるのか、市民は疑問にあふれていた。だが、アメリカから多くの資源を受け取っているため何とか食糧問題は解決している。根本的な問題を後回しにし・・・・。
市民の住居の形は大きく進化を遂げていった。小さな移動型シェルターに変わった。大きさは小さなテントほどの大きさだが。
日本は他国の《秘密兵器》に対抗すべく、秘密裏に実験が行われていった。それは異界からの技術を強奪し、戦に利用するの事。異界の小さなゲートが群馬のとある村の洞窟にて見つかったのだという。そこで日本は異界の技術である≪光エネルギー≫の技術を持ち帰ったのである。
そしてその技術を戦に応用し、太陽が〔銃弾〕になる画期的な武器が開発された。日本はこれで負けはないと確信した。だがこの日を境に日本は、世界は大きな進化を要求されるのであった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-20 12:00:00
409文字
会話率:63%
かつてそこには荒涼とした虚無が広がっていのだが、今は浪費された嘘が見渡す限りに敷き詰められ、所々に積み上がっているだけであった。
神様がまだいた頃には、時間が「過去・現在・未来」へと流れていた、過去を蓄積し現在を持続すれば然るべき未
来に神様が導いてくれていたからだ。
しかし神様が死んでしまい、時間が「過去・未来・現在」へと流れるようになった、過去と対話し未来を想い描き現在を創造していかなくてはならなくなったのだ。
虚無に打ち建てた様々な実存は、これまでに比較的小規模な崩壊をあちらこちらで繰り返し続けていて、今まさに来るべき大崩壊を予感させている。
嘘は必ずばれる、虚構は必然的に崩壊する。それを認識しているにもかかわらず、習慣に支配された現代社会は嘘を大量に生産し、嘘を大量に消費させ続けている。
予測、計画、実行とその変更という工程の変更の時期に至ったのだ。新しい予測の季節がきたのだ。
実存は実存しなかったのだ、実存は嘘っぱちだったのだ、神様も虚無も実存も最初から気が狂っていたのだ。そう考えてみればリアリズムの崩壊なども、ただ単に神様の嘘がばれただけだったのかもしれない。
終わりが始まりであることをもって、人はそれを幸せと呼ぶ。ならばその渦中にいる我々は苦悩にまみれた果報者であると言えよう。
新しい世界、それを成すことが出来るか、出来ないか。恐らく出来ないという声が大多数であろう、なぜなら習慣や悪癖からは簡単に逃れられないということを皆自覚しているからだ。
偉大な先人の言葉を借りて応えたい。「それでも地球は回っている」ドヤァァァ!!!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-30 22:39:09
97569文字
会話率:31%
数年前起きた父の浮気により家庭崩壊を引き起こした、これ以上家庭を崩さないために、人をよく観察する特技を覚えた快斗は、ある日の登校中、急な目眩とともに意識を失った。
「勇者候補を確保これより異世界解放戦線本部へと搬送します。」
これが、快
斗が意識をなくす前に最後に聞いた言葉だった。
能力名:身体能力強化・点
快斗の勇者としての生活が始まる。
異世界解放戦線。
突如として現在の世界と繋がった異世界、混乱の中、見知らぬ力を持つ異世界人との対立、小規模ないくつもの戦争により、地球の領土の多くを奪われてしまう。
2つの世界の対立はそれぞれの世界に大きな影響を与えかねないため、2つの世界は、選抜した数名による模擬戦争にて、決着をつけることとした。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-15 15:02:35
1941文字
会話率:39%
MMORPG『フェアリーラグナロク』において、絶対的かつ最強の強さを誇ったたった9人の小規模ギルド『龍の華』。
そのギルドマスターである千春は、ある日送られてきたメールに記載されたURLをクリックすると女神のもとへと転送されてしまう。
私の
創った世界に挑め。
その言葉と共に千春はゲーム内の力を手にし、異世界アラトリアスへと転生する――――
世界を丸ごと巻き込む『龍の華』の攻略劇
今、アラトリアスの歴史が変わる!
毎週日、水、金で投稿予定です
たまに変更があるかもしれません。ご了承ください折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-13 20:00:00
147018文字
会話率:38%
かつて勇者に討たれ、魔王を亡くした魔族たちは動く砦「迷える羊塞」の中で小規模な生活を余儀なくされていた。要塞の修繕を管理する青年魔族・ジンは、要塞のエンジンが故障したため、部品調達に下層部の商会におもむく。そこで出会ったのは壊れた魔法具を不
法に取り扱うバカでかい変態女であった。次期魔王を自称する彼女からエンジンパーツを買ったことをきっかけにジンはジャンク修理の魅力にとりつかれ、彼の修理した魔法具はやがて要塞の秘密に辿り着き!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-12 19:00:00
16048文字
会話率:54%
フレイン王国北部の地方城塞都市『ゲラール』に地下通路が見つかり、強大な災害級の魔獣が現れ町の存亡に係わる大事件となってしまう。
南部にある王都に知らせが届くと、国王グレゴリオス三世は王宮騎士団中最強と謳われる黒鳳騎士団に救援を命じた。
だが事件の発生からすでに1ヶ月が経とうとしていた……
その頃、ゲラールより南方の小規模な城塞都市『エルン』には冒険者ギルドでも稀有な才能を発揮するようになってきた2人の冒険者がいた。
第1章 2人の少女が冒険者になる物語
第2章 古代迷宮を護る魔獣の討伐
第3章 集まりつつある仲間
第4章 古代迷宮の探索
第5章 新たな装備とクラスチェンジ
第6章 強力な魔獣の出現
第7章 隣国への救援と世界の秘密
第8章 王都の騎士団と王侯貴族
第9章 諸侯の反乱と王の戦い
第10章 古代迷宮の踏破と災厄の迷宮の探索
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-10 12:00:00
1019014文字
会話率:42%
2315年。世界は小規模集団のギルドと、ギルドが集まって運営をする統一政府。連合ギルドによってまとまっていた。連合ギルドに勤め、連合ギルドへの加盟の手続きをする人事部のマシューは、部下のルーナとともにある村へと赴く。そこで巻き込まれる、と
てつもない事件と出会いを皮切りに、マシューの運命は....どうなるのだろうか。
異世界系未来ギルドストーリー。始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-30 17:31:12
87329文字
会話率:51%
佐藤次郎は、ふと意識を取り戻すとスライムに転生していた。実にありがちなのでその点には動揺はなかったが、自分を殺した某国の姫には復讐を誓うジロー。
お供の良心回…じゃなくてコオロギの妖精っぽいアレと人里目指して旅に出るのでした。
さて彼は生
き延びることができるか! TUNE IN TO THE NEXT. 感想が出回れば、(作者の)リスクが上がる!
…みたいな感じの話です。
ひどいあらすじなんであとで書き換えます。(汗)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-06 07:00:00
9950文字
会話率:30%
俺の名前はコウ・ユージン。
フリーの宇宙傭兵をしている、21歳のノーマルな独身男だ。
つい先日、日課の小規模な宇宙海賊退治をこなした俺は、たまたま良い戦利品(レアメタルなど)が大量に手に入った。その売却益もあって、ついに念願だった最
新鋭の多目的小型宇宙船(NAKADA社製-N791-Asuka)を手に入れた。
色々な準備を済ませた俺は、意気揚々と初出航に乗り出したのが今日だったのだが。
頼れる相棒、最新鋭の宇宙船とAI『飛鳥』のサポートと共に、俺達はいざ宇宙へと飛び立ち順調に宇宙航行を楽しんでいた筈だった。
――予期せぬ航行トラブルにより、俺は未知の惑星へと緊急不時着すると、そこはまだ未発達な文明レベルの世界。
所謂『剣と魔法の世界』(ファンタジー)だったのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-30 18:47:07
16815文字
会話率:57%
ひょんなことから小規模航空会社が統合に巻き込まれなかった。そんな会社だが、大手と対抗する事無く、何とか生き残ろうとする。
※注意
●この小説はフィクションです。しかし、史実を基とする為、実在する・した企業・人名が出る可能性があります。不
愉快になる方がいるかもしれませんが、寛大な心で見てください。
●読みづらい・更新が遅いなどがあるかもしれません。その為、感想を書く際もその点を考慮してくれれば幸いです。
●「ハーメルン」にも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-23 08:00:00
19929文字
会話率:0%
人物紹介
・野爪龍牙 高校二年生
学校帰りに死んでしまい、異世界に転移した
・ウィルム・エミール
村1番の美少女でメラシキオンの小規模魔法騎士団に所属している
・セフロ
エミールと一緒にいる妖精
リュウガの剣術や魔法の師匠も
している折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-12 14:40:37
2024文字
会話率:0%
日本に上陸した非常に強い感染力を持つウイルスの拡大が影響し、僕たちの卒業式は卒業生と教職員のみで行われる小規模での実施を余儀なくされた。
卒業生代表、佐藤恵(さとうめぐみ)は卒業式前最後の登校日の放課後、どうしようもないこの事態に嘆き
泣きじゃくったが、僕らにはどうしようもない問題だ。
「卒業式って舞台で……卒業生代表って立場で……私、立派になったんだよって。もう心配いらないよって……。堂々と笑顔を見せてあげたかった……」
彼女の願いが叶うことはない。ただの高校生である僕たちは、あまりに無力だ。それでも——彼女は決して諦めなかった。送辞が読まれなくたって、僕らの卒業を心から祝う気持ちは確かにそこにあるから——彼女は壇上に立って、答辞を読み始めた。
「送辞もないのに答辞かよ」——そんな言葉を背に受けながら。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-04 21:00:00
13272文字
会話率:79%
特級脱法エリアの小規模武闘派組織、【花通りの仁馬會】の若頭・鈴間恭平は敵対勢力の追走中に奇妙な“門”によって知らぬ空間に運ばれる。
ひと悶着ありつつ行きついた先はゴブリン・エルフ・龍人・魔人なんでもござれのゴリゴリのファンタジー世界。転‘異
’門で得た力とヤクザの流儀をフル活用して恭平は異世界の「シマ」の拡大を狙う。
「さて、まずは組長と合流しねえとな…」
異世界だろうがなんだろうがヤクザは舐められたらおしまいだそうです折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-04 14:36:46
4674文字
会話率:30%
行きつけのスープカレー屋のシェフが、異世界に行ってしまったと知らされた私は、
シェフを連れ戻すため異世界に突入する。
そこで見たものは、足、足、足。
異世界人たちはどうやら人間の足に執着するらしい。
おいしいスープカレーを食べるため、フロ
アのササダ君も巻き込んで
異世界探検(小規模)が始まった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-23 23:25:28
33563文字
会話率:43%
科学者や魔法使いたちが集まり、未踏の地の開拓や討伐など様々な任務を請け負うギルドがこの世界には無数に存在している。
ジョシュア・エンデュミオンは父親を謀殺した相手を探すために「ステイン」という小規模な魔術ギルドに所属していた。
様々な
任務をこなすうちにやがて彼は父親の死の真相を、そして世界の裏側で暗躍する巨大な陰謀に気づき始める。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-02 19:25:00
18064文字
会話率:42%
田舎の卓球部を舞台にしたおもしろい話。
舞台は富山の県立高校・漁湊高等学校。地区内でも屈指の進学校―とはいえ、全国的には特別偏差値が高いわけでもない“進学校の最底辺”と呼ばれている。
大学受験だけではなく部活動においても同様で、目立った
成績を残している部活はいなかった。
中でも卓球部は部員数が少ない小規模な部活でだったが、それでもトラブルのない和やかな日常を楽しんでいた。
しかし一年生部員・村椿了の入部により、少しづつ部の歯車は狂って行く。
彼は熱血漢でありながら人目を見て話すことも満足に出来ないシャイな性格の少年。
非常識で悪辣な言動や思想を好むが、根っこは誰よりも常識的で優しい感性の持ち主で。
大のスポーツ好きでありながら余りにも恵まれていない運動能力。
人目を気にする繊細な性分にも関わらず人の気持ちや場の空気を一切読み取れない鈍感さ。
痩せっぽちな小さい体躯の中で相反する性質をいくつも併せ持ってしまった人格破綻者だった。
精一杯の間違った努力で部内をかきまわす村椿のせいで人間関係はどんどん悪くなってゆき、幽霊部員も増えてゆく。
しかし村椿が自らの失敗でおかしくなった卓球部を立て直そうと奮起する中で部員達もそれぞれ成長し、メンバーの間で新たな絆が生まれる。
次第に放送部やコンピューター部、応援部やダンス同好会の面々を巻き込みながら卓球部は揺れ動く。
そして彼らは、遠い昔に漁湊高校の野球部が成し遂げたという伝説の偉業【蜃気楼旋風】を高校卓球界に巻き起こす――。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-20 15:29:57
70026文字
会話率:44%
苦手な電車に乗った清は、しんどそうだと、自分と正反対の青年に声をかけられる。
最終更新:2020-01-10 18:00:00
8508文字
会話率:32%
VRMMORPG『Infinity of The Life』。世界で十億人ものユーザー数を誇るそのゲームには、とある一つの伝説が存在した。
重課金者しか入団を認められない『Infinity of The Life』最強のギルドが二百人以
上で攻略したゲーム最難関ダンジョン。その最下層のボスを倒し、ダンジョンを最初にクリアした者達が刻まれる石碑に彼らの名前が刻まれることはなかった。なぜなら・・・、そこにはすでに別のプレイヤーの名前が刻まれていたのだから。
構成人数僅か三十三名の超小規模ギルド『Secret Garden』。
その名前はその日を境に世界中に知られることとなった・・・。
久々の新作投稿となりました。楽しんでいただけると嬉しいです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-22 19:38:37
16658文字
会話率:35%
消費税増税後に増大した煩雑な経理事務作業にブチ切れした中小企業の経理担当ダン女史他の面々は、思い切ってデモを企画。”(小規模事業者は)消費税は預からないぞ!”をフレーズに国税庁前に集まる。いつもとは違う会社員比率の多い休日のデモに戸惑った国
税庁長官ザガワは、とある判決のビラをまいて対抗しようとしたが…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-11 20:27:26
6962文字
会話率:66%