紅葉狩りで有名な町、|盛城《さかき》町。
この街では毎年10月になると、四季神祭という紅葉に願いを篭めて神様に願うお祭りが行われている。
そして、この町に住む|愛坂守《あいさかまもる》はとある朝学校で転校生として里帰りしてきた|仙宮寺沙季
《せんぐうじさき》と7年ぶりに再会することになる。
2人は7年前、ある約束をしており、沙季はその約束を果たす為に帰って来たと言うが、守はその約束を忘れてしまっていた。
そんな、守に沙季は今週の四季神祭の日までに約束を思い出すように促す。
Scarlet seasonsの改良版です。
物語の流れなどが一部変わっておりますが、さほど変化はありません。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-05 21:56:37
30404文字
会話率:59%
西洋では神様を見ることは良いことの前触れであるという捉え方がある。一方で、日本では見えてはいけない物という考えがある。
それは日本の神様が妖怪に近い存在であり、人が安易に触れてはいけない存在だからだ。
もともと目に見えない存在である
が故に、日本人は祭事において鏡やお面を付けることで、神様を見てきた。
見えない神様なのだから、我々は想像するしかなかった。だから必ずしも彼らが人の姿をしているとは限らない。悪者か良い者かすら会ってみないと分からない。
そもそも、神様と妖怪・怪異を分けたのは人間なのだ。両者は人知を超えた行いをし、人が通常見ることはできないという共通点がありながら、扱いはまるで真逆である。
もし、そんな神様が、家に住み着いたらどうか。きっと楽しいに違いない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-04 20:12:12
3982文字
会話率:5%
無数に広がる世界を管理する世界『ティラ・ミコノス』
そこには様々な世界の神様が集まり、神々は願いを叶えることで信仰心を集め、自分の存在を維持し、成長させていた。
そんな世界で、信仰心を集めもせずニート生活を送っていたリンは、元人間であるツ
ムギに残り三ヶ月で自分を維持するだけの信仰心が足りなくなってしまうことを知らされる。果たしてリンは無事に信仰心を集めることができるのか!?
□□□
雑談して、遊んでくれて、相談にも乗ってくれる、友達みたいな神様がいたらいいなと思って書きました。今のところはショートストーリーをいくつも重ねていくような形で連載していこうと思っています(作者が非常に飽き性なので笑)。
未だ一度も定期的に更新することが出来てない作者ですので、超不定期更新になるかと思います! それでも良いという方、ちょこっと覗いてみようかなという方、ぜひぜひお楽しみください~
(他の作品より取っ掛りやすいので、ぐーたらしながら更新する可能性は高いです)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-21 19:00:00
14934文字
会話率:64%
太平洋戦争末期、八百万の神様であった童神は東京大空襲の戦火で故郷と友を焼かれ、敵討ちとして神の座を捨てて妖怪となり、『鈴木源一』と名を変えて、日本軍に志願した。当時、八百万の神自身が神の座を捨て、日本兵として志願するなど、軍上層部にとっても
驚愕な出来事であった。だが、戦況が厳しくなり、本土攻撃を始めた連合艦隊に対し、軍上層部は最後の切り札として源一の志願を受け入れ、連合軍と戦わせた。しかし、虚しく終戦が訪れると、故郷を燃やされて行き場を失った源一はインドネシアのとある孤島に逃れ、そこで傭兵稼業と賞金稼ぎをしながら暮らすようになる。しかし、軍隊で大人の遊びを覚えてしまった源一は夜遊びにハマり、かつての神とは思えぬ堕落した生活をし続ける。
たまには気分転換に別の作品を作りたいと思って執筆しました。タイトルは全く思いつかなかったのでとりあえず、後ほどまともなタイトルを決めます。
激動の世界を生きるミリタリーファンタジー折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-13 17:22:33
10446文字
会話率:55%
両親を事故で亡くした小次郎は、中学卒業を機に、かつて祖父母の暮らしていた家に移り住む事にした。
自然の多い田舎町。そこで、小次郎は神秘的な美少女と出会う。
そこで初めて、自分の特異性を知らされ、様々な騒動を経験しながら、慌ただしくも愉
快な学園生活が始まるのだ。
神、妖怪、そして同級生。
青春の中で絡み合う人間模様。
様々な経験を積みながら、少年は青年への階段を登る。
苦悩。葛藤。喜びと悲しみ。そして、恋が少年を大人へと導くのだ。
神と人の青春が始まる···。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-05 08:50:04
32082文字
会話率:51%
通り魔から同級生を助け死んでしまった主人公。
神様の暇つぶしで、異世界へ転生することに。
『最強の鬼』の力を手にし、主人公は異世界で何を成すのか·····。
最終更新:2021-05-26 20:54:01
7965文字
会話率:47%
~命など取るに足らなぬ~
~救いは精神が欲する~
この世には、人知れずに存在する闇の生き物がいる。
闇の生き物は人を喰らい、誰にも知られず大都市の片隅で暗闇に溶け込み身を潜めていた。
この闇の生き物は傀儡を飼っている。
捕食対
象である人間を知るために、もしくは人間を『喰らう』ために。
傀儡は人間。
名はニーチェ。
闇の生き物が唯一、食欲が湧かない人間。
ニーチェの体には嘗て生前はうら若き乙女だった悪魔憑きが憑いている。
悪魔憑きは、人に取り憑く魂のこと。
そして不思議な事に、或いは奇跡的に二つの魂は仲良く共存していた。
「私たちは一心同体よ」
互いにそう言い合う仲であった。
或る日、喧騒たる繁華街でニーチェはエクソシストと遭遇してしまう。
仲の良い悪魔憑きを除霊されまいとしてニーチェはエクソシストに立ち向かう。
激闘の末、エクソシストを倒し知ったのは、神への信仰の復活を目論む殺戮計画だった。
計画を阻止しようと決心し、ニーチェは自信に取り憑く悪魔憑きと共に動き出す。
しかし、ニーチェの前に立ち塞がる超人化した自称悪魔たち。
そして、現れる謎の老婆。
老婆の口から悪魔憑きが知る者の声が聞こえてきた時。
ニーチェに取り憑く悪魔憑きが老婆にさらわれた。
――助けて! ニーチェ! 助けて!――
さらわれた悪魔憑きを取り返すためにニーチェは我が身が傷つこうとも、自称悪魔たちに戦い挑む。
エブリスタで書いた小説を再構築してダークファンタジーとして書きました。
エブリスタとは違うオリジナルストーリーです。
尚、現在エブリスタに掲載していた作品はすべて非公開とさせて頂いています。
更に現在「ノベルアップ+」に先行連載中です。
https://novelup.plus/story/280186486折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-09 08:00:00
364576文字
会話率:21%
台湾語学留学初日から家族ぐるみで世話をしてくれた親友、林旭海が突然亡くなった。
林美鈴は、彼の想いと家族の希望に応えるため、古くから伝わる死者との婚儀の儀式「冥婚」を行い——。
親友の魂の消滅を阻止すべく、美鈴は神から与えられたミッションに
挑む。
※この作品はエブリスタにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-02 21:00:00
91555文字
会話率:47%
「神隠しの山」と異名のついた山で少年三人は出会う。
主人公仁が広樹という自殺願望の少年を助けることで物語は始まる。
その山には人ではない、イヤ、人かもしれない何かが存在している。その噂を検証しようと撮影に現れた三人目の少年栄太は山ではや
ってはいけない規律を犯してしまっていた。
それにより、封印されていたものが姿を現す。
果たして広樹の自殺願望は消えるのか?
仁は、誰の味方になるのか?仁は一体何者なのか?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-30 18:13:34
42669文字
会話率:56%
ヒノモトに住まう、神様の血が入った一族『土御門《つちみかど》』
魔物や妖怪の脅威から救い続ける彼らは、ヒノモトで一番の誇り高い一族である。
その中でもより一層強い力を持ち、麒麟の血を濃くひく先祖返りとして生まれた『晴彰《はるあき》』は
――しかし落ちこぼれていた。
いわく、妖魔王に負けて下僕にされた。
(いや、俺が式神にしたんだけど)
いわく、人の神経を逆撫でする天才。
(わざとですがなにか?)
いわく、双子の弟の『秋澄《あきずみ》』に全ての仕事を押し付ける。
(あ、それ同一人物です)
――いわく、全てが落ちこぼれていた彼に、とうとう国外追放が命じられる。
(自由になれるでしょ? やったね! 本望だよ!)
しかし。
「お前にはひとつ仕事をしてもらう。実はローザニア王国の者達から、我らの陰陽術を『東洋魔法』として学園で教えられないかと要請が来ておる。しかし我らは日々妖怪・魔物退治で多忙ゆえ、貴様が行くのが適任ということになった」
「え、追放してくれないの!?」
「は?」
「……どうしたのですか父上? もしや、なにか幻聴でも聴こえているのでは!? ああ、なんということだ! お年を召して、頭だけじゃなくて耳も悪くされてしまったのですね!」
「貴様そういうところだぞ!?」
嫌われる『晴彰』を演じ、その裏で双子の弟としての姿を使い分けながら彼は学園にしぶしぶ訪問し、教師になる。
「よーし、ここでも嫌われて追放してもらおうじゃないか!」
これは、嫌われている性格の悪い陰陽師がある日のうっかりを境に、生徒達に囲まれた最強の陰陽師と呼ばれるようになる物語……の書き出し的なもの。
こんな話誰か書いてくれません???折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-05 19:57:06
4497文字
会話率:33%
玻璃の伽藍堂へようこそ。初めてのお客様ですね。
お名前を教えてください。ああ、本当の名前でなくて結構です。さて、何をお望みでしょうか。配達、お預かり、それともほかの事でしょうか?
この身では随分住みづらくなった現世ですが、この玻璃屋では様々
なご要望にお応えいたします。
お代はあなたの力をほんの少しだけ頂ければ結構です。利益なんていりません。私もあなたと同じ、この生きづらい現世を生きる仲間なのですから。
さて、改めましてお客様。今日は一体どんな依頼をお持ちいただいたのですか?
妖怪、神様専門の万屋「玻璃の伽藍堂」でアルバイトをする人間、三月が日々の依頼をこなしていくお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-14 11:28:16
16615文字
会話率:41%
「過去の抹茶に会いたいなぁ」
ひいらぎのその一言から私まいまいと、あるて、ひいらぎは250年前の過去に行く事になる。
抹茶と言うのは私の恋人ハムレットと共にあるて、ひいらぎの住む精霊世界で250年暮らしていた。
それは抹茶は肉体的ダメージ
が大きく、ハムレットはドラキュラのかけた人狼の呪いで精神と魂のダメージが大きく損傷していて人間界では生きていけない身体になってしまっていた為だ。
ハムレットはある日俺(ハムレット)と抹茶の魂を融合させて人間界に戻れる様に提案する。
しかし、それはハムレットの消失…自らを犠牲にした提案だったのである。
あるてはその申し出を受け法力によって二人を融合し、抹茶は恋人レナの待つ250年前の過去へと帰っていった。
抹茶、ハムレットを精霊世界に連れて来た方法はあるての虚術、それを250年経ってから解いた為、時空の歪みは完全に閉じ切らずに微かに残っていた。
今回の旅はこの歪みを再び広げ、過去世界に抹茶に会いに行くと言う物だが、先見の目を持つ猫神様が既に予言していたのだ。
猫神様はひいらぎに過去世界に行く事になったら共に行く者達を連れてくる様にと前々から言っていたのだ。
今回の物語はそこから始まる。
過去世界で待ち受ける3人の運命はいかに!?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-04 13:00:00
126596文字
会話率:49%
「え〜!!!なんかやばい本見つけた!!!」
黒宮燐は至って普通の中学2年生である。
ただ一つ普通と違う所は、実家の小さな神社で現巫女として一人神社を守っていることだけ。
そんな燐はある日、神社の蔵から割と本気でやばい本を見付け
てしまう。その本の中には死者の魂を呼び出す方法も書いてあった。
…なので当然の様に試した。
死んだ母に会いたかったし、中学2年生なんて好奇心に負けてしょうがない生き物だ。
「…成功した、けど…一緒に出てきたこれって何なの…?」
母の召喚には成功した燐だが、一緒に黒くてほわほわしている小さな小さな霊も召喚してしまう。
その霊を例の普通にやばい本で調べると、
__なんと日本最大の怨霊ということが判明した。
「エッどうしようお母さん」
日本が危ないかもだけど、お母さんがいれば多分大丈夫!あの世に行ったり神様と肉体言語でお話したり!四肢がもげても戦え!燐ちゃん!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-31 23:00:00
1199文字
会話率:50%
人ならざる存在が住まう、崑崙山。神仙、妖怪、神獣瑞獣凶獣などと呼ばれる存在が蔓延る山に、一人の少年が足を踏み入れた。黄昏の赤く染まる空の下で少年が出会ったのは、蒼い髪に金眼の女性であった。
・・・・・・
津国の貴族の次男坊・羽夕斗(う
せきと)は、追われていた。仲間と逸れ川に落ち、流れ着いたところを流れの薬師・蒼月(そうげつ)に助けられる。目指すは四神・朱雀が住まう地、泉州国水都市。水都市で開催される神前試合に出場し、何としてでも四神・朱雀に会うことが夕斗の目的である。夕斗は人ならざる存在の力がどうしても必要だった。
・・・・・
気が付いたら、異世界の女神様に「面白そうだから」と神霊の肉体に人間の魂をブチ込まれていた時の心境を述べよ。
答え「諸々言いたいことはある。でも!だからって!これはないと思うんだ!!」
・・・・・
なんちゃって中華ファンタジー世界×転生ヒロイン()×神様仙人様妖怪様に巻き込まれる人間模様のエトセトラ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-24 00:08:07
21462文字
会話率:38%
神奈備の地、大城山。
狩りに出かけた薬師の青年は、ある日山でひとりの女神と出会う。
前世の約束を果たすため、朝廷に従わぬ神に弓引く者からすべてを守るため ――青年は立ち上がり、戦うことを決意する。
これは、山神に奉じられた少女と心優しき
青年の物語。
※毎日16時に更新中折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-20 16:00:00
106537文字
会話率:55%
和国小学校の君賀洋はとっても好奇心旺盛。いろいろなことに首を突っ込んでいきます。彼は、ある日思い立って、新しいクラブ活動を立ち上げることを決めました。
お友達の大村咲は優しくて明るい子。洋の暴走を止めようと奔走し、振り回される健気な子で
す。今回も洋君の思い付きに巻き込まれてしまうようです。
自分の住む世界のいろいろな未知に挑戦しようとする子どもたち。日丸司先生は今日もこめかみを抑えて彼らの思い付きに付き合います。
この物語には、あらゆるファンタジー要素が詰め込まれています。当たり前のように魔法少女やら妖怪やら魔物やらが出てきます。神様も身近に存在します。さらに、文明水準は現代日本がベースです。当然のように自動車も走りますし、飛行機も飛んでます。それなのに貴族、一般、異民といった身分が存在します。……ただし、人としての権利は3つとも平等です。ついでに言うと、政治形態が完全な民主主義ではありません。世界観の暴力を楽しみたい方に読んでいただければと思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-18 00:07:48
84587文字
会話率:53%
① 主人公唯は小学校2年生。
ある日の朝、唯は目の上に腫物ができていることに気づく。いつも明るい唯であったが、唯一苦手なもの。お医者さんだ。大の医者嫌いの唯は医者に行かないと言い出し、家族を困らせる。
② そんな唯を優しく見守るおばあちゃ
んがいた。おばあちゃんは泣きじゃくって押し入れに入り込む唯にそっと、井戸神様のおまじないを教える。井戸神さまが腫物を治してくれるというのだ。それを聞いた唯は張り切って、近くの神社の井戸におまじないをしに出かける。
③ おまじないを受けた井戸神様は、すぐにも腫物を治してあげたかったが、力が弱まっていた。そこへめかり婆さんが通りかかる。災い神めかり婆さんは。もとは福の神。めかり婆さんにハンコの力を借り、井戸神様は唯の腫物を治しに行く。寝相の悪い唯に悪戦苦闘しながら、井戸神様は唯の額にハンコを押し唯の腫物を治す。
④ 唯とおばあさんはお礼に井戸神様に好物のぼた餅をこしらえて持っていく。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-13 17:23:37
3667文字
会話率:58%
お社の神様がいきなり居なくなりました。
探してもどこにもいません。
主の居ないお社は、どんどん穢れが溜まろうとします。
それを追い返す二匹の眷属の白狐。
ある日、とんでもない怨霊の塊が、お社の主になろうと現れました。
懸命に戦う二匹の狐です
が、だんだん力が弱まり、ただの狐になりかけた、その時に社の主が戻りました。
主は、これから起こる世界の狂いに対応するべく、出雲に出向いたのでした。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-27 00:30:44
4456文字
会話率:27%
現代日本の某所に存在するとある神社。
そこには妖怪たちが住み着いており、悪さをしていたーーーなんてことはなく、TSケモ耳尻尾付き転生娘たちが宮司や巫女たちに追い出されないように、雑用などをこなしながら暮らしているだけです。
最終更新:2020-12-24 00:23:17
7419文字
会話率:46%
流行り病の起きた時には『こんこんさま』が現れる。
この辺りでは、昔からそんな言い伝えがあった。
今みたいな時には、こんこんさまは張り切ってこんこんしてるんじゃないかな。
そんな風に思っていた地元の女子高生・天塚樹季(あまつか いつき)は買
い出しに来ていたスーパーの駐車場で、膝を抱えていたこんこんさまに遭遇する。
「咳の病に呼ばれ目覚めたのに咳してる人がいません。暇なんです」
期間限定な、現代に生きる人外たちの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-14 07:04:20
71796文字
会話率:44%