この夏、俺は早い休暇をとった。
夏のホラー2013参加作品です。
最終更新:2013-08-06 21:40:00
5111文字
会話率:39%
俺の名前は佐藤弘。
最も日本で多い苗字『佐藤』に、名前も日本人男性で最も多いという『ヒロシ』という名前をもつごくごく平凡で普通の男性。誰もが一度は会った事のあるそんな名前の人物ではないだろうか?
体型も中肉中背、顔もイケメンではな
いものの不細工でもない、コレといった特徴もない顔で、電車に乗ったら一車両に二・三人はいるであろうありきたりな顔立ちをしている。
平凡ゆえに、平凡な人生を歩んでいけそうなのだが、俺は平凡過ぎるゆえに普通じゃない状況に陥っていた。
【夏のホラー2013】参加作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-08-06 21:00:00
3705文字
会話率:22%
予告文章のとおりです。
最終更新:2013-08-06 20:42:04
11540文字
会話率:42%
「あ。明音はこっくりさんってやったことある?」
その一声で、明音と彩夏は小さいころにはやっていた「こっくりさん」をやった。だが、2人はちゃんと終わらせずに、十円玉から指を離してしまった。何も起きないと思っていた。それなのに。
2人が体験した
恐怖。全ての電気が消え、暗闇の中で何が起こったのか。何が現れたのか。それは、ゆっくりとペタペタと足音を立てながら2人に近づいてきた。明音は段々怖くなり、寒気を感じだ。一体目の前にいる人物は、誰なのか。何故、こんなにも恐怖を感じ、背筋がゾクゾクするのか。闇から現れた人物は……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-08-06 20:16:34
5357文字
会話率:56%
とあるDVD店で購入した「衝動メモリ」なる産物。半信半疑でパソコンに繋いでみると、アンケート問題を解いただけで、本当に催眠術にかかったかのように、規定の衝動に包まれる。恋愛衝動、破壊衝動、社会的貢献衝動。数々のテーマに対し、俺は退屈な日々
を脱出した。そんな中、パソコンのデータの中に、購入していないはずのメモリが入っている。そこには・・・殺人衝動と書いてあって?悩んだ末に、手を出した。すると俺の生活は崩壊を始める。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-08-06 20:02:18
3208文字
会話率:45%
禁止映像というフェイク心霊ドキュメンタリーを見ていた私は本物の心霊を見つけた事でその霊につけ狙われることになる。
最終更新:2013-08-06 20:00:00
12704文字
会話率:27%
一年前、○県出身の大学生が失踪した。
年齢性別は19歳男性。大学の長期休講を利用し、同県□郡△村へ小旅行に向かう予定を立てていたらしい。旅行へ向かうために家を出る姿が、両親の見た彼の最後の姿だった。
△村では彼らしき人物の目撃情報が多
数あり、彼が予定通りに村に到着していたことがわかる。また村の民宿で部屋も借りており、彼の名前が宿帳に残されていた。村での最後の目撃情報は、村の水源地へと向かう彼の姿であり、それ以降に彼を見かけたという情報は無い。
捜索の結果、最後に向かったらしき水源地にて、片手でも持てる程度の小さな手記が発見された。
その手記は両親からの情報で彼が趣味で書いていた手記と同一の物であることが確認されている。
内容は△村に肝試し程度の感覚で訪れたことが書かれており、また失踪直前に彼は随分と混乱していたことが読み取れ、到底正常とは言えない事柄が多数書き綴られている。
その後、彼の村での捜索は捜査開始から一年をもって終了することとなった。野生の獣に襲われた可能性があるものの、彼の行方は未だに掴めていない。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-08-06 19:57:11
12418文字
会話率:0%
夏のホラー2013参加作品。
とある男が、自分の経験した昔話を語ってくれます。皆様もどうぞ耳を傾けてみてください。
最終更新:2013-08-06 19:28:56
6724文字
会話率:0%
地震で目を覚ましたランカは、いつも通りの日々を過ごす。
度重なる地震、癒えない空腹感と渇き。全ての真実を知る時、ランカは自らの役目を思い出すが……。
最初から結末が決まっている話。自サイトアップ済み。
最終更新:2013-08-06 19:09:52
7804文字
会話率:21%
とある一社の倒産が、多くの人間を狂わせた。
最終更新:2013-08-06 19:05:09
14974文字
会話率:29%
夏のホラー2013
川原に行ったらカッパが居た。
相撲をとれと言われた。
そんな話。
最終更新:2013-08-06 18:47:22
5764文字
会話率:46%
怪獣の夢と、どこか居心地の悪い家と。
最終更新:2013-08-06 18:31:46
9639文字
会話率:31%
第七作 怪奇現象に遭遇する話
最終更新:2013-08-06 18:13:23
8603文字
会話率:35%
調子の悪い天気に見舞われた今日。
私はクラスメイトから『剥ぎ取りさん』についての、わらべ歌を聞いた。
――歯車回らぬ雨日夜。唐草模様の着物着た、大柄男が傘差して、穴を埋めよと人探す
――傘を廻して、人探す。穴開いた傘を埋めるべく。人探
す。顔探す
――剥ぎ取りさん。剥ぎ取りさん。人の顔見て、ほくそ笑む
――人の顔剥ぎ、嘲笑う
妙にそれが耳にこべりついて離れないまま、私は帰宅し。
その日の夕方。私は『剥ぎ取りさん』に遭遇する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-08-06 18:06:31
5622文字
会話率:18%
太陽が息を潜める頃。昼と夜の狭間。黄昏に会った、その少女はだあれ?
最終更新:2013-08-06 18:00:00
11079文字
会話率:42%
あの時私があの洋館に入ってなかったら…。
15歳になったばかりの夏、私は本当の恐怖というものを思い知った。
“メリーさんの洋館”ではないかという疑いがある洋館を見に行くと今まであった鎖などが切られて入れるように…
そしてその洋館で出会ったメ
アリーという人物…。
メアリーの意味深な言葉の中に隠された謎とは!?
謎の怪奇現象や恐怖の数々!!
自分に残された少ない時間の中、無事に私は乗り切りさらに生き残ることができるのだろうか!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-08-06 16:57:43
22470文字
会話率:57%
あの日、幽霊たちは姿を消した。2010年1台の救急車は原因不明の病に倒れた1人の少女が搬送した。だが救急車は突風により横転して崖に転落した。救急隊員と1人の少女は誰にも発見されることなく崖下の森林の中で絶命した。そして2013年8月6日。群
馬大学3年生の鴨池健司とその幼馴染の松本吉江は多くの幽霊が彷徨っているという都市伝説が広まっている森林に肝試し感覚でやってきた。森林を歩いていると迷子という一人の少女に出会った。肝試しを中断して少女を森の入口まで送り届けることにした2人だったが、怨念が彼らの魂を狙っていた。明らかになる3年前の交通事故の真相。はたして彼らは無事に森林を脱出できるのか。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-08-06 16:20:49
3360文字
会話率:34%
携帯電話の留守電に残された、謎のメッセージ
※『MiRACREA』にも掲載しています。
最終更新:2013-08-06 16:00:00
5016文字
会話率:17%
空地の中で、寂しそうに揺れている白い風船がありました。
それは、花のように草の中で揺れていました。
ゆぅらり、ゆぅらり、佇んでいました。
……気がつけば白い風船の周囲に、赤い風船が一つ、また一つと増えていました。
最終更新:2013-08-06 15:25:04
3150文字
会話率:8%
それじゃあ――いただきます。
昔々、ある所に四人家族がいました。
お父さん、お母さん、お兄ちゃん、妹の四人家族でした。
ひょんなことで、お父さんとお母さんがいなくなってしまいました。
お兄ちゃんと妹は、それでも慎ましやかに生活し
ています。
例えば、私のお兄ちゃんは壊れている。
外見はそうと分からないように。人間として最低限の機能だけ有して、盛大に木っ端みじんに壊れている。壊したのは私じゃないけれど、少しだけ思う所はある。
例えば、私の兄貴は変態だ。
毎朝のように妹になにかしようとして、変態的に『ありがとうございます!』とお礼を言って、私に毎朝のようにちゅーをして、上機嫌に学校に向かう。
例えば、私のお兄様は夢を見る。
まるで自分が生きているような、儚い夢を見ている。
お兄ちゃんは壊れた夢を見る。
そして……私は、とても満たされた、泡沫の夢を見ている。
もっとも、その夢は私たちにだけ優しい夢で。
あなたにとっては――最悪の悪夢でしかないんだろうけど。
※夏のホラー企画2013参加小説になります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-08-06 15:21:13
8258文字
会話率:43%