この世界には『ヒトモドキ』と呼ばれる化け物がいる。彼らは普段は人に化け、人間の世界を生きているものの、時に巨大な蛙のような姿で人々を殺す。
そんな彼らを結界術という力を使って殺すために存在するのが、『オクリビト』であり、主人公アキラは
幼少期から幼なじみ達とオクリビトになるべく育っていた。
謎に包まれた『ヒトモドキ』という化け物をめぐる戦いの中で、彼らが見た現実とは、、、
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-14 18:09:50
6390文字
会話率:30%
文加のまちには、人ならざるものが棲んでいる――。
「今日ね、あたしくもの巣に引っかかっちゃったの」
娘が告げたこの言葉を発端に、幽霊が、鬼が、座敷童子が繋がっていく。それらは時にざらりと肌を撫で、人の胸に苦さを残す。北の山の谷間にある地
、文加に住む人たちと『不思議』が交錯する短編集。
※一部自サイト『R-g-a-O』からの転載、頒布終了した同人誌の再録です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-05-11 15:09:53
36513文字
会話率:50%
――――世は戦国。
戦が日常と化しつつあるこの世の中で、人々の怨嗟は当然のものとして溢れかえっている。
怨嗟は、――憎しみは、負の感情は、世に蔓延る魔物の大好物である。戦乱の世が続けば続く程、広まれば広まる程、魔物の存在も大きくなる。
人間の負の感情を喰らい、月に妖力を貯めて、月の光を浴びて、その力を増していく魔物。その中でも、月の影響が強く、人々に害を為すものを総称して、都鬼という。
月は、都鬼の化身。
逢魔ヶ刻に姿を現し、暁には姿を消す、人ならざるもの。
忌むべきそれらを認視し、滅する力を持つ者が、在る。緋い瞳を持つ彼らは、都鬼を見るが故に、こう呼ばれる。
緋眼たる鬼姫、と。
――そんな感じの魔物退治なお話です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-03-14 19:46:22
6414文字
会話率:13%
西暦2035年、日本。相も変わらず大人達は夜遅くまで働き、暗い顔で毎日を送っている。そして、これまた相も変わらず子供達は大人達とはまた違った悩みを抱えて生きている。これは、そんな時代に生きる少年少女が時に人と戦い、時に人ならざるものと戦いな
がら、笑ったり泣いたりして少しずつ成長していく。そんなお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-03-04 17:54:13
1033文字
会話率:20%
なんか、べつの意味で年齢制限が必要かなぁ。
心に傷がない人は、人ならざるものが見えないように。
お化けや幽霊、人ならざるものが見えるという、いわゆる霊感がある人というのは、すべからく心に傷を持っているという話。
キーワード:
最終更新:2019-02-22 08:02:08
1169文字
会話率:0%
最後の大戦で多くの人を殺し、いくつもの大陸を海に沈めたのは、唯一の戦勝国『オーネ』のつくった獣人雄型自律戦闘機『センキノ』と、獣人雌型自律戦闘機『センキト』。彼らは人と獣のしなやかで強い身体と、繊細で自由なる心を兼ね備えた生物兵
器なのであった。
しかし戦争が終わった今、人々から見れば『センキノセンキト』はもはやただの人殺し。殺処分の事実を知った彼らは、身勝手な人間たちに復讐の牙を剥く。
これは一人の少年が人ならざるものたちとともに織りなす戦争譚、そして平和を求めて起きてしまった最悪の戦争が紡ぐ悲哀譚_____
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-12 15:47:00
3390文字
会話率:53%
「お前ら人間はどんな生き物より怖がりじゃないか。なのになんで怪異にわざわざ首を突っ込むんだ?」
「……人間にはね、好奇心ってもんがあんのよ。それはどんなものよりも強く、恐ろしい」
都市伝説を集めるサイトの管理人、古藤愛花。彼女は人ならざる
ものたちが住む世界に接することのできる『境界潜航者』。
人々に語り継がれた噂話……都市伝説に依ってかたちを持って顕れた怪異たちを戻し、人と妖との境界線を引くために彼女は今日も行く。
彼女もまた、人々に語られる怪異となってしまったが故に。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-11-10 22:08:31
3003文字
会話率:25%
一つの湖、一つの島、一つの縦帆船しかない小さな箱庭のような世界のはなし。この世界は、宇宙に浮かぶ星の中にある。遠い昔に作られた宙に浮かぶ船。今となっては、それを知るのは、世界の管理を任された人の形をした人ならざるものたちだけ。
人々は小
さな箱の中、のんびりほのぼのと暮らしていた。
湖に浮かぶ縦帆船の船長は、狭い世界の数多の場所、数多の人々と出会う。彼は、知るかもしれない、うしなわれた幻想の海への道を。美しい母なる海にある『海境』(ウナサカ)の行方を。
悲願の達成を迎えた時、旅立つものたちは、はじめてみる海と、宙に浮かぶ故郷に、これから始まる長い旅路に思いをはせた。
そんな閉ざされた小さな世界のちょっとした謎と不思議と、何の変哲もないまったり淡々とした平凡で適当な、おかしな日常、意味不明系な話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-10-26 06:00:00
103298文字
会話率:44%
人は知る。
無知である事を恐るるが故に。
人ならざるものは知る。
この世に神など有り得ないという事を。
地球とよく似た、けれど交わることの無い別世界。
朝露に濡れる林の間、月に煌めく湖の水面、街を吹き抜ける北風の中。科学が発展し、魔法
などおとぎ話の神秘としてしか語られなくなった世界。
しかし、彼らは確かにそこにいる。
いつかまた表舞台へと上がる時を待っている。
これは、悲惨な運命を辿った少女が、諦めた世界を知る物語。
─────その、前日譚。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-09-05 21:16:42
7543文字
会話率:24%
「人ならざるものの街」略して「人街」にあるBAR「ラビット」を経営する兎の人外であるマスターを中心に、BARを訪れる客やアルバイトの人たちとの日常系物語(のつもり)
さて今日はどんな客が訪れるのやら
最終更新:2018-08-27 01:13:46
983文字
会話率:56%
雪山で死にかけていた母は、一族に伝わる伝承を頼りに、人ならざるものに子供を託す。月日は流れ、子供は病弱ながら成長し、薬屋で働く。ある一つの約束を守りながら。そして、もうすぐ十八になろうという時、運命は大きく動き始める。ヴァンパイアとタロット
をめぐる物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-08-18 12:00:00
508文字
会話率:17%
そこは神(幻獣)と人(人ならざるもの)が現界する世界。
一人の王と一人の幼い少女が世界を救う物語。
最終更新:2018-08-18 00:42:32
5125文字
会話率:52%
平凡な男子高校生の小宮には、昔から、困った性質があった。
それは、人の目には見えない、「人ならざるもの」にあてられてしまうこと。
しかし、小宮はある日、自分の在り方を変えるような劇的な出会いをする。
その相手は、「人ならざるもの」が見える美
しい少女、藤。
藤と一緒にいるうちに、それらの存在とうまく付き合えるようになっていった小宮だったが……?
という本編を持つ物語の番外編、みたいな気持ちで書きました。
全九話。一万字程度の短編です。よろしくお願いします!
(本編原案:トウコ)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-08-15 20:00:00
10538文字
会話率:36%
陰陽師の名家の生まれでありながら、力を持たない鱗都と人ならざるものを見ることが出来ないが、強力な力を持っている鈴のお話。
最終更新:2018-07-12 17:57:33
1775文字
会話率:47%
掃除屋それは表に出ない事象。
掃除屋それは人ならざるもの。
そのなかでも納得せずあがき続ける者達がいる。
硝煙の匂いと血の匂いの中で繰り広げられる
最低最悪のストーリー。
最終更新:2018-07-05 07:52:44
1951文字
会話率:53%
いつも通りの日常から突如として弾き出されてしまい、絶望にくれる少年。そんな少年が異世界の人ならざるもの達の手によって少しずつだが救われてゆく、そんな話。
主人公自身は弱くて貧弱です。ハーレムにはしたくない。(私怨)
具合悪かったために
書いてみた少し暗め(予定)のお話。素人なので暖かい目でもうやめとけって言ってあげてください!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-05-30 19:22:02
3629文字
会話率:25%
あまねく人が蔓延るこの世には、しかして人ならざるものたちが在るという。土地を護る主と、その配下たちは、人の目の届かぬ場所で日々を送る。
だが、そのどちらにも属することのできぬものがいた。名を紅築。人の理を外れ、主として土地を護る少女である。
最終更新:2018-05-26 21:00:00
58937文字
会話率:43%
19歳の柊木 悠真はひょんなことから、死者の世界オルタナと繋がってしまう。
肉体を持った死者、|生屍《ファントム》となった悠真はレイカらと共に自らの願いを叶え、荒廃した世界を変えるため唯一の希望である『マトリックス』を求め、闘う覚悟を決め
る。
生の柵から解放された人ならざるもの達は、闘いの先に何を感じ、何を求めるのか--
抗い、足掻け、ヒトであるために--
※各話タイトルの横に付している記号の意味
○:更新以降で変更の可能性あり
無印:確定、大幅な変更の可能性なし
表現、誤字脱字以外の変更がある場合はその都度どこかでアナウンスさせていただきます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-05-09 21:40:34
14713文字
会話率:32%
「あの夏が来るまで、僕は愚かで、臆病で、傲慢だった。
だから僕は、大切な友人を失ったんだーー」
幼い頃から、ソレが見える寮制の高校生、八重野瑞透(やえのみずき)16歳。
20歳まで生きられぬと言われながら、瑞透はずっとソレと対峙してき
た。
ソレーー凝った闇の塊のようなナニカ。
瑞透の生活の隙間にいつのまにか忍び込み、瑞透の命を脅かしてきたナニカ。
ソレから逃れたくて、瑞透は休みになるたび実家にある北関東の田舎に帰る。
唯一、田舎にある本家の土蔵だけが瑞透の安息の地だからだ。
そして、そこには瑞透を守ってくれる"人ならざるもの"もいる。
でもその年は、いつもつるんでいる友人たちを連れて帰省した。
林間学校の手伝いをしながら、友人たちと過ごす実家での夏休み。
お山の神社で出会った、一人の女性。
そして起きる。
いつもと違う夏だった。
いつもと違う、感情が、芽生えた。
ーー僕はいつ、死んでもいいと思っていたのに。
『狐の声がきこえる』の舞台で紡がれる続編?いやスピンオフ?いや新作です。
今度は、男子高校生が主人公のアオハル(?)的現代ファンタジーです。
※この作品は「エブリスタ」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-03-31 00:41:22
59936文字
会話率:31%
剛力の鬼、名を暁丸。鬼は恐れられる存在です。暁丸はそれに相応しい力を持ち、また頭抜けた戦働きもいたしてまいりました。しかしその心は本当に、人ならざるものと同じ怪物でしょうか?
最終更新:2018-03-09 12:07:37
1690文字
会話率:23%