あるときを境に、ウグルと呼ばれる人を喰らう不死の化けものが世界に現れた。そのようなことはつゆと知らずに洞窟にこもって本を読んでいたら、かれこれ千年もたっていた不老不死の少女。本が破れてしまったため、退屈を紛らわす新しい本を求めて町を目指す。
その道中でとても元気な山賊さんと出会い、彼らによって土に埋められたり、町についたらついたで、かつて大切だった人の面影を色濃くもつ子孫の旅に首根っこを掴まれて無理やり同行させられる。はたして少女に洞窟のときのような平穏は訪れるのだろうか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-30 19:00:00
156330文字
会話率:31%
悲劇は突如として起こるものである。
某国が行っていた「ウィルスの真の可能性」に関する実験が失敗し起きた「ジェネレーション・パルス現象」。
この現象は電子機器に多大な影響をもたらし、世界を混乱に陥れたが、わずか半年ほどで収まった。
し
かし、数年後、突如として「ヴァイル」という機械型の化けものが出現したのである。
後の研究によって彼らは人を喰らう際、小規模の「ジェネレーション・パルス現象」を引き起こすことが判明した。
「ヴァイル」と「ジェネレーション・パルス」には一体どのような関連があるのか。
そして、人類は「ヴァイル」を滅ぼすことができるのか。
全てはヴァイルに対抗する組織「プレデター」にかかっている!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-21 19:58:41
540966文字
会話率:18%
ワケアリの品を安く仕入れているせいで、様々な怪事件に自ずと巻き込まれている骨董品屋の灯屋(あかしや)。
その店主である倫太郎の元で主人公の結葵(ゆき)は『ワケアリ』で働くことになったのだが、やはりというかなんというか、奇々怪々な事件に巻き
込まれてゆくのだった……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-16 07:00:00
5148文字
会話率:36%
「きみは、この山小屋で一生を終えるんだ。あのバケモノは人目に触れるにはあまりに、醜いから」
ーー沙羅は、十年前に突然姿を消した〝兄さま〟との約束を守り続け、生まれてから15年間、他人と関わらず山奥で引きこもっていた。しかし兄さまと再会する
ため、16のとき約束を破り山を出て、東京でにっぽんいちの爆モテアイドルを目指すのだが、兄さまには衝撃の事実がーー。
これは15年間の山籠り生活で少々トチ狂った沙羅がお嬢さま言葉を操りつつ、人間に愛されたいというシンプルな欲望をエグめにギラつかせてくる、そんなお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-16 12:11:43
38540文字
会話率:50%
「あの夏が来るまで、僕は愚かで、臆病で、傲慢だった。
だから僕は、大切な友人を失ったんだーー」
幼い頃から、ソレが見える寮制の高校生、八重野瑞透(やえのみずき)16歳。
20歳まで生きられぬと言われながら、瑞透はずっとソレと対峙してき
た。
ソレーー凝った闇の塊のようなナニカ。
瑞透の生活の隙間にいつのまにか忍び込み、瑞透の命を脅かしてきたナニカ。
ソレから逃れたくて、瑞透は休みになるたび実家にある北関東の田舎に帰る。
唯一、田舎にある本家の土蔵だけが瑞透の安息の地だからだ。
そして、そこには瑞透を守ってくれる"人ならざるもの"もいる。
でもその年は、いつもつるんでいる友人たちを連れて帰省した。
林間学校の手伝いをしながら、友人たちと過ごす実家での夏休み。
お山の神社で出会った、一人の女性。
そして起きる。
いつもと違う夏だった。
いつもと違う、感情が、芽生えた。
ーー僕はいつ、死んでもいいと思っていたのに。
『狐の声がきこえる』の舞台で紡がれる続編?いやスピンオフ?いや新作です。
今度は、男子高校生が主人公のアオハル(?)的現代ファンタジーです。
※この作品は「エブリスタ」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-03-31 00:41:22
59936文字
会話率:31%
修学旅行の帰りの高速バスで寝ていた高校生木島優馬たちを突然女神を名乗るギャルみたいなしゃべり方の女がやってきた。
そしてなかば強制でゲームに参加させられてしまう。
そんな大事なシーンでねていて全くわけのわからない優馬と、能力に目覚めなかった
高崎春香はクラスメイト達において行かれてしまう。
ピンチの時に出で来る謎の力に助けられながらもとの世界を目指しながら旅をする。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-01-04 16:56:43
4280文字
会話率:29%
一人の女がいた。
女はとても美しく、言い寄ってくる男が後を絶たなかった。
しかし彼女には、一つの大きな秘密があった――。
※神崎はやてを含む、4人の作者によるリレー小説です。
最終更新:2016-08-13 00:47:22
6154文字
会話率:64%
ある人間がふと思ったんです。
「化けもの」とは・・・
最終更新:2015-04-08 18:32:09
341文字
会話率:9%
「いい加減に諦めろ!」
「この化けものが!」
自分と違うものに情け容赦の無い声。
人間を殺したくない鬼は、その人間に追いかけられ追い詰められて、心身ともに深手を負ったまま濁流に飲み込まれる。
「人間だったら良かったのに――」
数日後、人の姿で発見された彼は、全ての記憶を失っていた。
恋愛要素有の和風ファンタジーです。
12/08/03…第一部完結しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-08-03 18:04:06
59376文字
会話率:37%